『アフリカ・アジアにおけるものづくり』研究部会(2024年8月)

「アフリカ・アジアにおけるものづくり研究部会」活動報告

「アフリカ・アジアにおけるものづくり研究部会」の2024年6月末までの活動について以下に報告いたします。

今年度は川中薫さん(国際ファッション専門職大学)、久保田和之さん(神戸大学経済経営研究所)の2名をお招きし、ものづくり研究の「インド編」と称して、12月16日に研究会を開催しました。川中さんは「グローバルファッション産業のなかのインド・デリーのアパレル―縫製工ネットワークと状況適応的生産」をテーマとして報告を行いました。

川中さんは、デリーのアパレル製品輸出の背景には縫製工のネットワークの存在があることに着目し、長期の参与観察と聞き取り調査から、縫製工のネットワークに支えられた熟練形成や、縫製技術に関する学習の仕組みがあることを具体的事例とともに報告しました。報告後は、縫製工の移動やカーストによって細分化された分業に関しての質疑応答がなされました。

久保田さんは「現代インド・ムンバイーの革製品産業—スラム工房ネットワークを通じたイノベーション—」をテーマに報告を行いました。

ムンバイのダーラーヴィーにおいて革製品がどのように発展したのかという問いに対して、①多様な社会集団による工房ネットワークの存在、②高級品開発をも可能にするようなイノベーションの仕組み、③多様な社会集団を結びつける媒介者の存在、の3つの視座から報告を行いました。

報告後は、アフリカとの比較からスラムとインフォーマルの捉え方の違い、工房ネットワークの関係性の変化などについて質疑応答がなされました。

お二人の報告後は、特別コメンテーターとして、神戸大学経済経営研究所の佐藤隆広先生に2つの発表に対してコメントをいただきました。また、インドの産業全体の特徴および、カーストによって細分化された分業の仕組みについて参加者全体にご説明いただきました。

会員からは「ものづくり研究に関して多くの示唆を得ることができ、インド社会の複雑さを知った」「アフリカ、インド、東南アジアと地域を超えて研究者と議論する機会が少なかったので大変勉強になった」などの声が聞かれ有意義な研究会となりました。

開催要領

「アフリカ・アジアにおけるものづくり研究部会」第9回研究会

  • 開催日時:2023年12月16日(土曜)15:00~18:00
  • 実施方法・場所:Zoomとオンサイト(対面)のハイブリッド(オンサイトの会場は京都大学稲盛財団記念館3階 中会議室)

報告テーマ

「グローバルファッション産業のなかのインド・デリーのアパレルー縫製工ネットワークと状況適応的生産」
川中薫(国際ファッション専門職大学)

「現代インド・ムンバイーの革製品産業—スラム工房ネットワークを通じたイノベーション—」
久保田和之(神戸大学)

※ 特別コメンテーター:佐藤隆広(神戸大学)


『アフリカ・アジアにおけるものづくり』研究部会
副代表 井手上和代(明治学院大学)




『社会課題解決のための開発とイノベーション』研究部会(2024年8月)

2024年度活動報告書

研究部会活動概要

2024年度においては、本部会の3年度として、今まで2年間に、外部講師を招聘して実施した研究部会セミナーでのディスカッションを継続し、本テーマにかかる研究や最近の動向について研究部会メンバーで意見交換をしてきた。有志の研究部会メンバーによる本テーマに関連する研究における成果発表を、国際開発学会第34回全国大会、および国際開発学会第25回春季大会において実施した。また、引き続き外部講師を招聘してのリサーチセミナーを開催している。

2023年11月 国際開発学会第34回全国大会での研究部会メンバーによる研究発表

Maria Kristina G. Alinsunurin (University of the Philippines Los Baños) and Naoko Shinkai(Tsuda University)”The Nexus of Tourism and Environment: A Multidimensional Examination of Local Perceptions within Pagsanjan and Cavinti, Laguna”

2023年11月〜2024年1月

  • 3年目活動計画打ち合わせ
  • 国際開発学会春季大会における発表者募集

2024年2月〜2024年3月

  • 研究会の講師の選定、コーディネーション
  • 国際開発学会春季大会における発表者によるAbstract提出

2024年3月

研究会/オンラインリサーチセミナーおよびリサーチミーティング

  • Date & Time: Tuesday, March 19th, 2024 from 13:00 to 15:00. JST, GMT +9
  • Speaker: Professor Vella Atienza, Associate Professor, College of Public Affairs and Development (CPAf) University of the Philippines Los Baños (UPLB)
  • Title: Solid Waste Management in the Philippines: Challenges and Opportunities

リサーチミーティング

研究メンバーの今年度の研究計画、および意見交換

2024年4月〜2024年5月

研究メンバー報告論文を用意、大会実行委員会に提出
今年度のオープンリサーチセミナーを企画、講師選定、コーディネーション

2024年6月

国際開発学会第25回春季大会で研究部会メンバー研究発表
Octasiano Miguel Valerio Mendoza (Universitat Ramon Llull) “Shaping societal attitudes towards the impoverished: the role of aporophobia indicators”

2024年8月以下の2024年度オープンオンラインリサーチセミナーを開催予定

2024 Online Research seminar by “Innovation and Development for Solving Social Problems”, JASID

  • Date August 3rd, 2024
  • Time: 14:00-15:30 (GMT +9)
  • Speaker: Dr. Qianfei Shu, Associate Professor, College of Foreign Studies, Kansai Gaidai University
  • Title: Effect of Special Economic Zones on Innovation: Evidence from Chinese High and New Technology Firms in the Pearl River Delta”

Break 15:30-15:50 (GMT + 9)

Time:15:50 to 17:20 (GMT +9)

  • Speaker: Dr. Grace Gonzalez, Associate Professor, College of Foreign Studies, Kansai Gaidai University
  • Title: Public Economics and Mega-Events in Japan: The cases of Tokyo 2020-2021 and Osaka 2025

Facilitator: Naoko Shinkai, Professor, Tsuda University

Language: English


『社会課題解決のための開発とイノベーション』研究部会/Innovation and Development for Solving Social Problems
代表:新海尚子(津田塾大学)/Representative: Naoko Shinkai, Tsuda University




『社会的連帯経済』研究部会(2024年2月)

報告

3年目(2023年10月から2024年6月)今年度の予定と中間的報告

  • 引き続き、公開研究会を開催していく。
  • 関連する取り組みを行っている内外の他団体、他組織との連携や交流を深めていく。

1年目<終了>:

公開研究会として開催した。

2年目<終了>:

2022年12月研究大会にて、プレ企画として国際会合(ILO、連合の協力)を連合会館にて開催するとともに、研究大会では企画セッション(ラウンドテーブル)を開催した。

3年目<今年度>:

関連する取り組みを行っている内外の他団体、他組織との連携や交流によって、社会的連帯経済の新潮流を学会内とともに学会外へも発信していく予定。

社会的連帯経済(SSE)は、国際的な関心の高まりを受けて国内でも動きが活発化してきている。連携・協力としては、当初からソリダリダード・ジャパンや法政大学大学院・連帯社会インスティテュートなど関係団体との関係を強化してきた。

国内では、ほかに協同総合研究所、生協総合研究所、協同組合連携機構、日本協同組合学会などとの交流があり、国際的には国連の動きとりわけILOやUNRISDなどとの協力などによる展開もできつつある。年度にまたがった企画として、9月、10月は、国際動向に焦点を当てて公開研究会を行なった。

以下、前半は国際的動向をテーマに公開研究会(9月、10月)、その後は多分野にまたがったSSE展開として、他団体との連携、共催企画にて公開研究会に取り組んだ。

前半

公開研究会:9月25日(月曜)17時~19時 オンラインzoom

「社会的連帯経済(SSE)の国際的制度化と日本の課題」

前回9/5特別公開セミナーで「UNRISD(国連社会開発研究所)によるSSE(社会的連帯経済)関連の活動と最新情報」をテーマに、Ilcheong Yi さん(UNRISD)から大変有意義な報告をして頂いた。

世界的にSSEが認知され重要度が高まる中で、日本で認知度が低い点が指摘されたのだった。日本は、協同組合、NPO、社会開発活動が世界的にも活発であるにも関わらず、それらを統合する社会的連帯経済の視点が弱い理由は、何故なのだろうか?

この問題の背景を考察しつつ、「社会的連帯経済の国際的制度化と日本の課題」をテーマに栗本 昭(日本協同組合連携機構、JCA)氏より、長年のご活動と国際的ネットワークの経験から、課題克服のために何が必要で何をすべきについて、お話を伺った。

また協同組合と社会的連帯経済を長年研究してきた富沢賢治(一橋大学名誉教授)氏に、コメンテーターをお願いした。

<プログラム>

報告:「社会的連帯経済(SSE)の国際的制度化と日本の課題」栗本 昭 氏

  • コメント:富沢賢治(一橋大学名誉教授)氏からコメント、その後、全体討論・質疑を行った。
  • 司会進行:古沢広祐(SSE研究部会代表)

<報告者、コメンテーターの紹介、資料>

栗本昭(くりもと あきら)氏

日本協同組合連携機構(JCA)
(2015~2020年 法政大学大学院・連帯社会インスティテュート教授)
(2012年より国際協同組合同盟(ICA)アジア太平洋調査委員会委員長)

著書・論文・報告など:
  • 「持続可能な社会実現に貢献する協同組合」(栗本 昭、JAcom,2020)
  • 持続可能な社会実現に貢献する協同組合 栗本 昭・連帯社会研究交流センター特別参与
    「労働組合と協同組合の連携に関する世界の動向」:栗本 昭(2020)
  • 「協同組合の連帯経済へのアプローチ」(栗本 昭)2007年、西川 潤 編著『連帯経済 グローバリゼーションへの対案』第6章
富沢賢治(とみざわ けんじ)氏

一橋大学名誉教授、協同総合研究所副理事長。

詳細は「富沢賢治のホームページ」参照()
参考資料「社会的連帯経済とはなにか 協同組合運動の新理念」

公開研究会:10月23日17時~19時 (zoomオンライン開催)

報告テーマ:「 社会的企業/社会的投資とサステナブルな社会形成 ~ARUNの実践から 」
功能 聡子 氏(ARUN Seed代表理事、SSE研究部会メンバー)

YouTubeアーカイブ公開:

ARUN合同会社代表/特定非営利活動法人ARUN Seed代表理事/創設者、功能 聡子様から、社会的企業、社会的投資に関して、ARUNのご経験や、背景・現状・可能性についてご報告いただいた。

  • コメンテーター:佐藤 寛 氏(開発社会学舎主宰)
  • 司会:古沢広祐(SSE研究部会代表)

援助依存からの脱却へ、カンボジアの社会的企業に投資(2009)以来、ARUNは、「地球上のどこに生まれた人も、ひとりひとりの才能を発揮できる社会」の実現を目指して、人々のエンパワーメントと持続可能な社会の構築に取組んできた。 「ARUNの活動の二つの柱は、起業家の支援を通じて社会課題の解決を目指す社会的投資の実践と、社会的投資への理解を深め、起業家と支援者を繋ぎ、共に社会課題の解決に取り組んでいくコミュニティの形成。 お金はビジネスを進めたり応援したりするためのツール、「社会的投資」は、私たちが望む未来へ一票を投じること、社会に参加する新しい方法です。」(ARUNサイトより)
*ARUN合同会社/特定非営利活動法人ARUN Seed()

<後半、学会内の他の研究部会と合同ないし共催>

「倫理的食農システムと農村発展」研究部会

主催の研究会にメンバーの重なりから合同にて参加した。

  • 日時:2024年1月26日(金曜)午後3時~5時、zoom開催
  • 講師:花谷まゆ さん(コラコラ事務局・縁の下の力持ち係、農業者「花谷農園」)
  • テーマ:「さんごにやさしい八重山ローカル認証・コラコラ(coral collabo)」

「今治市の食農政策と地域形成の特徴」3月27日開催(会員・一般)zoom開催

  • 日時:2024年3月27日(水曜)午後1時半~3時半

「倫理的食農システムと農村発展」研究部会主催と「社会的連帯経済」研究部会の共催で開催。

2023年8月に実施した愛媛県今治市への視察をベースに、地域社会に根ざす食農政策について議論した。話題提供:池上甲一(近畿大学名誉教授)、視察ツアーに参加したメンバーから補足説明・コメント、議論した。

<後半、学会外の他団体と共催企画で公開回研究会を開催>

適正技術・公開フォーラム『 資本主義の〈先〉の世界 ― 理論と実践 』(共催協力)

  • 2024年3月9日(土曜) 14:00~16:30  (zoomオンライン開催)

報告1:『資本主義の〈その先〉へ-真の〈普遍性〉をめざして』

講師: 大澤真幸氏(社会学者)

報告2:『インドネシアにおける革新的協同組合の創設と運営 - 民主的かつ主流足りうる事業体創生の試み』

講師:田中直(適正技術フォーラム共同代表

みんなのSDGs・SSE研究部会/共催セミナー:「SDGs:農と食に見る社会的連帯経済」

  • 2024年3月26日(火曜)18:30 ~ 20:30  オンラインセミナー
  • 主催:適正技術フォーラム
  • 共催:国際開発学会・社会的連帯経済(SSE)研究部会

報告1:「世界と日本の食と農に関する政策の動向と社会的連帯経済」

古沢広祐氏(国学院大学客員教授、SSE研究部会代代表)

報告2:「生協が進める体験農園と都市における農的空間: 生活クラブ神奈川が運営するみんなの農園」

小口広太氏(千葉商科大学人間社会学部准教授、PARC)理事)

報告3:「ブラジルのフェイラリブレ(自由の市<いち>)と社会的連帯経済を推進する大陸間ネットワーク(RIPESS)」

田中滋氏(アジア太平洋資料センター理事・事務局長)
報告書「食と農に見る社会的連帯経済」

ILO主催の国際会議「Social and Solidarity Economy for Advancing the Sustainable Development Goals in Asia」

(実開催とオンラインア併用にて開催)にオンライン参加。

*プログラム詳細:
“Social and Solidarity Economy for Advancing the Sustainable Development Goals in Asia” in Bangkok, Thailand on June 18~19, 2024.

(内部会議)

6月28日、「SSE研究部会の活動総括の今後について」、研究部会のコアメンバーにて内部検討会議をおこなった。

国際的にSSEへの関心や国連やILOでの活動が活発化している中で、日本でのSSEへの関心と認識が弱い状況への懸念が共有された。現在進行形のSSE動向の中で、できればSDGsやサーキュラーエコノミーなどとの連携を図っていく新展開への期待もあるが、いちおう3年間の活動として総括することを確認した。

今後、9月末を目途に、コアメンバー各自からの総括と展望についての報告を行ない、総括報告書の作成を行うことを話し合った。


『社会的連帯経済』研究部会
代表:古沢広佑(JACSES代表理事、國學院大學客員教授)
副代表:楊殿閣(ソリダリダード・ジャパン)

研究部会HP(活動記録、一部アーカイブを公開)




『倫理的食農システムと農村発展』研究部会(2024年8月)

1. 研究部会概要

本研究部会は2021年度から活動している。目的は、いわゆるフェアトレードとエシカル消費を柱とする倫理的取引に基づく食農システム(これを倫理的食農システムとする)が生み出す農村発展の成果と課題を解明することにある。その参照枠組みとして、「食への権利」や「食料主権」、オーガニックや地産地消といった食料運動の観点も利用することとしている。理論的研究と実践からの学びとを二本の柱にしている。

代表者は池上甲一(近畿大学名誉教授)、副代表は牧田りえ(学習院大学教授)で、25人ほどが賛同者リストに名を連ねている。主な活動としてはオンラインによるオープン研究会(会員、一般)を行っている。副代表の牧田が研究代表者になっている科学研究費と合同で開催する場合もある。また、社会的連帯経済研究部会との共催研究会も行った。参加者は平均して15名程度である。

2. 活動実績

(1)秋季大会での企画セッションへの協力

秋季大会において、藤掛洋子会員が企画したセッション「プラネタリー・ヘルスの観点からパラグアイの農村開発を考える」に、研究部会として積極的に協力した。座長には本研究部会の代表・池上が座長を務めたほか、副代表の牧田りえ会員、賛同者の受田宏之会員コメンテーターを務めた。

(2)研究会

2024年度は、学会誌への特集企画を意図して、4年目の延長申請を行ったが、諸般の事情によりまだ十分動き出せていない。その代わりに、オンラインによる主催研究会を3回実施した。

第1回目は2023年10月7日(土曜)に開催した。報告者は一栁智子会員(立命館大学OIC総合研究機構 客員研究員)で、テーマは「ケニア農村地域における社会的企業の持続可能性の検討―フェアトレード組織 Meru Herbsの事例調査から」である。フェアトレードを標榜する社会的企業は、倫理的食農システムの中核を担うアクターであり、その意義と課題、克服条件について学ぶことができた。

第2回目は2024年1月26日(金曜)に開催した。報告者は非会員の花谷まゆ氏(コラコラ認証事務局、農業事業者)で、テーマは「さんごにやさしい八重山ローカル認証・コラコラ(coral collabo)」である。実践に基づく興味深い報告だった。とくに「倫理性」を担保するうえで一定の重要性を持つ認証を地元ベースで実践している点が参考になった。

第3回目は3月27日(水曜)に開催した。講師は池上で、前年度に実施した愛媛県今治市への視察ツアーの報告を社会的連帯経済研究部会との共催で行った。報告テーマは「今治市の食農政策と地域形成の特徴」。学校給食、地産地消、有機農業を中心とした食農政策に基づく地域形成の可能性と方向性について活発な議論が行われた。

(3)春季大会(宇都宮大学)での賛同者による口頭報告

  1. 牧田副代表が「北の倫理的消費主義に南の生産者はいかに対応するか:ネパールのコミュニティ森林利用者の事例より」を口頭発表した。
  2. 斎藤文彦会員が「持続可能性実現のためのローカル認証の可能性と限界性:沖縄・八重山諸島のコラコラ認証」を口頭発表した。

(4)その他

2024年1月26日(金曜)の研究会を踏まえて、3月16日~19日に牧田副代表と斎藤会が石垣島にて現地調査を実施した。


『倫理的食農システムと農村発展』研究部会
代表:池上甲一(近畿大学名誉教授)




【会員限定】常任理事会議事録(第244~249回)

常任理事会議事録(第244~249回)

前号以降に開催された常任理事会の議事録は以下の通りです。

第244回常任理事会

  • 日時: 2024年1月27日(土)10:00ー13:10
  • 方法:Zoomオンライン
  • 出席者(50音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、木全、工藤、澤田、島津、杉田、関谷、星野、松本、山田
  • 欠席者(50音順・敬称略):北村、島田

議題

(1)報告事項

(2)審議事項

1.春季・全国大会での託児支援についての方針案(山田会長)

山田会長より、現状として託児に関する明確なルールがないため、裾野の広い参加と大会ホスト校の運営のし易さのバランスを考慮して、(1)キッズルーム(保育士無)の設置、(2)事前申込制の託児サービス(3)託児サービス費用助成に関する提案がなされた。

これに対し、おもに以下の意見が出されたため、学会HP公開用のテキストと内部合意用のテキストを改訂し、継続審議することとなった。

  • 利用者一人当たりのサポートに関する記述において、「利用者」は子どもの数ではなく、学会参加者であることを明記すべき
  • 他の学会で実施していたが、コストが高いため実施を中止し、無料の休憩室を設けたほか、発表会場に子どもを連れてきてもいいことにした。
    →託児所を廃止するのではなく、さまざまな選択肢を設ければ良いのではないか。
  • 大会実行委員会の負担にならないよう事前予約制にするのが良い。
    →無料のキッズルームについても開催1週間前ぐらいまでに知らせてもらったほうが大会ホスト校は助かる。他のサービスは参加申し込み時に予約制にすれば良いのでは。
  • 学会HPには大まかな点を記載、詳細は大会HPに掲載すればいいのではないか。

2.令和6年能登半島地震被災者に対する会費免除措置に関して(総務委員会・関谷先生)

関谷総務委員長より、東日本大震災と同様、令和6年能登半島地震被災者に対する2024年度分の会費免除措置が提案され、承認された。

3.新入会者のリスト(総務委員会・関谷先生)

関谷総務委員長より、17名の新入会申請者(うち、減免申請者4名)及び3名の退会者について説明があり、承認された。

4.本学会のメーリングリストの受取者、使い方について(本部事務局・島津先生)

島津事務局次長より、本学会のメーリングリストの受取者及び使い方について説明がなされた。これに対しJASIDウェブサイトに11期の委員会があるため、ウェブサイトの更新に合わせて「地方展開委員会→社会共創委員会」に変更する点が承認され、委員会のMLをすべて@に統一すべきか否かについてその費用対効果に関する議論がなされたが、効率、効果の高い方法を事務局で検討し、継続審議することとなった。

5.障害を持つ会員への合理的配慮について:学会HP文案(合理的配慮WG・小國先生)

小國副会長より、学会HP↑に掲載したい文案について提案があり、承認された。大会実行委員会や事務局と今後調整しながら進めていく必要がある旨も共有された。

6.社会共創委員会

(1)「社会共創委員会」当面の実施プロジェクト案(社会共創委員会・木全先生)

木全社会共創委員長より、委員会としての今後の活動案として地方へのエクスカーション、国際開発・ビジネス講座(企業・学会の連携)、研究者と実務者とのマッチングの仕組み構築が、発信案としてフィールドワークやグローバルフェスタへの参加、2024年度春季大会への企画実施支援について報告がなされた。

(2)開発協力大綱改訂に関するシンポジウムの共催について(社会共創委員会・工藤先生)

工藤社会共創委員より、2024年2月24日実施予定の「開発協力大綱改訂-日本の市民社会による関与とそのインパクトを検討する」シンポジウムに対しての主催または共催の依頼に関し、すでに内容や登壇者が確定しているため、JASIDは「共催」としてお受けし、閉会挨拶もお受けしたい旨の提案がなされ、資金提供は行わない共催とする点が承認された。

他団体からの共催・後援依頼があった場合の今後の取り扱いに関しては、社会共創委員会で判断基準を明確化してスクリーニングをお願いし(国際機関などからの依頼であればグローバル連携委員会)、常任理事会で承認するプロセスとすることが承認された。

7.座長報告と大会論文集へのアクセス(広報委員会・狩野先生)

狩野広報委員長より、大会論文集に関して、大会前は大会申込者がアクセス可能、大会後は大会に参加していない者も含む学会員がアクセス可能である旨が報告された。また、座長報告に関しては、議論を教訓として残したいばあいは提出してもらい、業務スリム化のためには一律に提出してもらう必要性の有無について、議論がなされた。大会運営の他の課題とも関連することから継続審議となった。

学会HPのトップページに表示される内容は、ずっと同じではなく、その時々の主要な学会活動や重要事項に応じてリンクの適宜変更がなされる必要がある点が確認された。

8.大会組織委員会からの報告・相談・審議事項(大会組織委員会・松本先生)

松本大会組織委員長より、2024年全国大会はJICA研究所をホストとし、国際開発学会と人間の安全保障学会の共催を予定している旨が報告され、承認された。また、2024年春季大会の準備状況の報告とともに、大会運営の簡素化に向けた課題が定期され、審議がなされた。

  • 「座長・コメンテーターの数を(実行委員会の負担を減らすために)3名→2名にする」点に関し、以下の意見が出されたが、次回常任理事会にて継続審議することとなった。今後のプロセスとして理事会承認が必要だが順調に承認が進めば2024年全国大会からの実施の可能性もある旨が共有された。
  • 座長はプログラム委員会で決定し、コメンテーターはセッション発表者のあいだで互選してもらえばいいのでは。
    →同じセッションで発表する人同士で専門性が似ている可能性も高いので、発表者同士でコメンテーターを担い、意見交換を促進することも有意義ではないか?
  • 座長の負担を軽減するため、コメンテーターに大会後のセッション報告を担ってもらえればいいのでは。
    →セッション報告は座長が行うのが自然。
  • 過去の大会報告と重複した内容の報告を行なっているケースなど、恒常化すべきでない問題なども含め、大会全体の運営面で特筆すべき点を共有する場(報告)が必要ではないか。
    →個別のセッションについて要約するというよりは、大きな視点での取りまとめとして、大会組織委員長または実行委員長が担当するというのは意義があるのではないか。

座長・コメンテーターに関すること以外に、以下の論点が挙げられた

  • 「大会中の委員会主導のイベント及びブックトーク企画者については、申し込み締め切りまでのタイミングで大会組織委員会及び実行委員会に共有・相談してほしい」という点については、北村グローバル連携委員長及び島田学会誌編集委員長に確認することとなった。
  • 「ポスター選考の情報を早めに共有してほしい」という点については、事前に小選考委員会と連携してスケジュールを調整してもらうこととなったが、今後の検討事項としてフラッシュトークが効果的である旨が賞選考委員長より共有された。
  • 「理事会に関する本部事務局からの情報共有(本部事務局)」に関しては、事務局が前広に日程を決めて大会組織委員会に共有することとなった。
  • 「大会参加費の支払いは発表申し込み者本人によるクレジット決済のみしか対応できない」点については、春季大会には間に合わないが要検討事項である旨が共有された。
  • 「SMOOSYとConfitの非連動(本部事務局・総務委員会)」に関しては、SMOOSYに会費未払いの区分を作る(正会員、正会員※、学生会員、学生会員※)こととなり、「※」がついた会員の場合は参加もしくは投稿を受け付けず「会費を支払ってください」という案内が出るようにすることとなった。また、Confit上で退会参加費と未払いの会費を同時に払えるようにすることについては、作業が増加するだけでなく、銀行記録だけでは複数の費用の合算支払いの根拠を説明できないため、別々に、年会費は通常通りSMOOSY上で支払ってもらうこととなった。さらに、大会参加費を支払った後に、RP(Robot Payment社)から自動で送信される受領メールに、大会情報にアクセスするためのパスワードを入れることも可能である旨が共有された。
  • 「学生ボランティアの参加費免除」に関しては、さまざまな観点から大会組織委員会で検討していただき個別対応することとなった。

9.国際開発学会支部・研究部会の設置と運営に関するルール整備について(山田会長)

次回常任理事会で審議することとなった。

10.人材育成委員会に関する報告(人材育成委員会・小山田先生)

小山田人材育成委員長より、国際開発論文コンテストの募集状況、若手部会との連携、JASID大会での企画報告について報告がなされた。

11.賞選考委員会に関する報告(賞選考委員会・澤田先生)

澤田賞選考委員長より、フラッシュトーク、学会賞受賞者への賞金に関する定款の改定(5月応募開始までに実施したい)、賞選考の基金(ADBIに資金提供をしてもらえないか打診したい)に関する報告がなされた。フラッシュトークは2024年全国大会からの実施を目指す、定款の改定については次回常任理事会で検討し、6月の理事会までに準備が間に合えば、理事会議題とし、2024年全国大会以降での実施を目指すこととなった。

(3)その他

関谷総務委員長より、会計ソフトFreee導入後の状況に関して、各委員会の口座セットを12期に引き継いで欲しい点、口座情報を集約するためにご連絡するのでご協力いただきたい点、ゆうちょダイレクトを通じてFreeeと連携すれば会計報告が簡素化できるため、お客様番号とパスワードの情報を提供してほしい点が報告された。


第245回常任理事会

  • 日時: 2024年3月1日(金)~3月4日(月)
  • 場所:メール審議
  • 出席者(五十音順・敬称略):出席:小國、尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、杉田、関谷、星野、松本、山田

議題

(1) 審議事項

入退会者として11件の入会申請が承認された。

(2) 報告事項

なし


第246回常任理事会

    • 日時: 2024年6月8日(土) 10:00-12:35
    • 場所:ハイブリッド(東京大学駒場キャンパス及びzoom)
    • 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、木全、工藤、島田、島津、杉田、関谷、星野、松本、山田
    • 欠席者(五十音順・敬称略):北村、澤田

議題

(1)報告事項

1. 大会組織委員会より

(1)秋季全国大会の日程・会場について

2024年11月9日、10日に「ODA70周年記念イベント-不安定な時代のSDGsと人間の安全保障」というテーマの下、国際開発学会、人間の安全保障学会、JICA緒方貞子平和開発研究所、法政大学国際文化学部の共催で開催することが承認された。

また、オンラインセッションの導入、その場合の参加費等については人間の安全保障学会と今後相談予定であることが確認された。

(2)Atlas社とのConfit契約

秋季全国大会にてConfitを使用予定であり、2024年秋の全国大会からレギュラープランで3年間の契約を結ぶことが承認された。

(3)大会運営の改革について

大会運営の改革点(資格審査、内容審査、締切の延長、発表本数や発表時間、ポスター発表、座長・コメンテータ、FAQの作成、方針と権限)について審議がなされた。

具体的に、学生セッションの導入、セッション総数と1発表の時間とのバランス、査読の厳格性と幅広い参加のバランス、座長・コメンテータの確保に関する会員情報の管理方法などについて理事より意見が出されたが、大会組織委員会において今後議論して、論点整理し、懇談会のような形で改めて常任理事会を開催することとなった。

2. 2025年度支部・部会の募集と運営管理について

(企画運営委員会)

2025年度支部・部会の募集と運営管理について、メーリングリスト配信文案の内容と共に、支部・研究部会の情報は恒常的にウェブサイトに掲載することが承認された。

3. 学生せんかん幹事候補者リスト

(選挙管理委員会)

応募があった5名の学生に学生せんかん幹事として委嘱することが承認された。

4. 「国際開発論文コンテスト」の審査結果

(人材育成委員会)

「第4回国際開発論文コンテスト」への応募13論文のうち、最優秀賞は該当者なし、優秀賞に4論文を表彰することが承認された。

5. 新規入退会者について

(総務委員会)

新規入会申請者13名、退会希望者3名が承認された。

6. 能登半島地震被災者の会費免除申請3件について

(総務委員会)

申請があった3件が承認された。

7. 学会誌で宛名不明で戻ってくる会員の扱いについて

(事務局)

5月に学会誌を送付して宛名不明で戻ってきた会員については、6月分は送付しないことが承認された。

8. 賛助(会員)制度の規定改訂について(継続審議)

(山田会長)

規定の改訂について、前回常任理事会で出された税務上の観点からは、賛助会団体からの広告料、出店料を徴収することは収益とみなされることはない(税理士に確認済み)ことが報告され、具体的な点について議論がなされた。また、法務上の観点は今後検討し、9月の常任理事会で改めて 11月の総会での改革案の採択を目指すことが承認された。

(2)審議事項

1. 支出に関する理由書:若手による開発研究部会

(事務局)

研究部会の支出に関する事後報告があり、理由書を提出してもらったことが報告された。

2. 春季宇都宮大会(6/15(土))の昼休みに開催される理事会の出席状況

(事務局)

理事会の出席状況について報告された。

3. 「倫理的食農システムと農村発展」研究部会の研究会における非会員参加者からのクレーム対処について

(事務局・総務)

研究会に参加した非会員からのクレームについて報告がなされた。

4. 学会賞公募の開始について

(賞選考委員会)

賞選考委員会が学会賞の公募を開始した旨が報告された。

(3)その他

宿泊費

(事務局・総務)

次回以降の常任理事会に向けて、学会旅費規程(現在1人1泊12,000円)を改訂する予定である旨が報告された。

各委員会報告(記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)

社会共創委員会より
  1. 企業向けSDGs研修(9月5-6日)
  2. 高知における地域活性化×国際開発エクスカーション(9月14-16日)を実施予定である旨が報告された。
広報委員会より

学会ホームページの更新を終了した旨が報告された。

また、ホームページに運営に関し、専門家に委託することも検討したい旨が報告された。

グローバル連携委員会より

韓国国際開発学会(KAIDEC)夏季大会への派遣、北東アジア開発協力フォーラムの延期、『国際開発研究』英文号の刊行について書面にて報告された。


本部事務局
本部事務局長:星野晶成(名古屋大学)

  • 日時: 2024年5月8日(水)~5月10日(金)
  • 場所:メール審議
  • 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、杉田、関谷、星野、松本、山田

議題

(1)報告事項

入退会者として27件の入会申請と8件の退会申請が承認された。

(2) 報告事項

なし


第249回常任理事会

    • 日時: 2024年6月8日(土) 10:00-12:35
    • 場所:ハイブリッド(東京大学駒場キャンパス及びzoom)
    • 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、木全、工藤、島田、島津、杉田、関谷、星野、松本、山田
    • 欠席者(五十音順・敬称略):北村、澤田

議題

(1)報告事項

1. 大会組織委員会より

(1)秋季全国大会の日程・会場について

2024年11月9日、10日に「ODA70周年記念イベント-不安定な時代のSDGsと人間の安全保障」というテーマの下、国際開発学会、人間の安全保障学会、JICA緒方貞子平和開発研究所、法政大学国際文化学部の共催で開催することが承認された。

また、オンラインセッションの導入、その場合の参加費等については人間の安全保障学会と今後相談予定であることが確認された。

(2)Atlas社とのConfit契約

秋季全国大会にてConfitを使用予定であり、2024年秋の全国大会からレギュラープランで3年間の契約を結ぶことが承認された。

(3)大会運営の改革について

大会運営の改革点(資格審査、内容審査、締切の延長、発表本数や発表時間、ポスター発表、座長・コメンテータ、FAQの作成、方針と権限)について審議がなされた。

具体的に、学生セッションの導入、セッション総数と1発表の時間とのバランス、査読の厳格性と幅広い参加のバランス、座長・コメンテータの確保に関する会員情報の管理方法などについて理事より意見が出されたが、大会組織委員会において今後議論して、論点整理し、懇談会のような形で改めて常任理事会を開催することとなった。

2. 2025年度支部・部会の募集と運営管理について

(企画運営委員会)

2025年度支部・部会の募集と運営管理について、メーリングリスト配信文案の内容と共に、支部・研究部会の情報は恒常的にウェブサイトに掲載することが承認された。

3. 学生せんかん幹事候補者リスト

(選挙管理委員会)

応募があった5名の学生に学生せんかん幹事として委嘱することが承認された。

4. 「国際開発論文コンテスト」の審査結果

(人材育成委員会)

「第4回国際開発論文コンテスト」への応募13論文のうち、最優秀賞は該当者なし、優秀賞に4論文を表彰することが承認された。

5. 新規入退会者について

(総務委員会)

新規入会申請者13名、退会希望者3名が承認された。

6. 能登半島地震被災者の会費免除申請3件について

(総務委員会)

申請があった3件が承認された。

7. 学会誌で宛名不明で戻ってくる会員の扱いについて

(事務局)

5月に学会誌を送付して宛名不明で戻ってきた会員については、6月分は送付しないことが承認された。

8. 賛助(会員)制度の規定改訂について(継続審議)

(山田会長)

規定の改訂について、前回常任理事会で出された税務上の観点からは、賛助会団体からの広告料、出店料を徴収することは収益とみなされることはない(税理士に確認済み)ことが報告され、具体的な点について議論がなされた。また、法務上の観点は今後検討し、9月の常任理事会で改めて 11月の総会での改革案の採択を目指すことが承認された。

(2)審議事項

1. 支出に関する理由書:若手による開発研究部会

(事務局)

研究部会の支出に関する事後報告があり、理由書を提出してもらったことが報告された。

2. 春季宇都宮大会(6/15(土))の昼休みに開催される理事会の出席状況

(事務局)

理事会の出席状況について報告された。

3. 「倫理的食農システムと農村発展」研究部会の研究会における非会員参加者からのクレーム対処について

(事務局・総務)

研究会に参加した非会員からのクレームについて報告がなされた。

4. 学会賞公募の開始について

(賞選考委員会)

賞選考委員会が学会賞の公募を開始した旨が報告された。

(3)その他

宿泊費

(事務局・総務)

次回以降の常任理事会に向けて、学会旅費規程(現在1人1泊12,000円)を改訂する予定である旨が報告された。

各委員会報告(記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)

社会共創委員会より
  1. 企業向けSDGs研修(9月5-6日)
  2. 高知における地域活性化×国際開発エクスカーション(9月14-16日)を実施予定である旨が報告された。
広報委員会より

学会ホームページの更新を終了した旨が報告された。

また、ホームページに運営に関し、専門家に委託することも検討したい旨が報告された。

グローバル連携委員会より

韓国国際開発学会(KAIDEC)夏季大会への派遣、北東アジア開発協力フォーラムの延期、『国際開発研究』英文号の刊行について書面にて報告された。


本部事務局
本部事務局長:星野晶成(名古屋大学)

  • 日時: 2024年3月30日(土) 10:00-13:00
  • 場所:Zoom オンライン
  • 出席者(五十音順・敬称略):尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、関谷、星野、松本、山田
  • 欠席者(五十音順・敬称略):小國、杉田

議題

(1) 審議事項

1.国際開発学会 選挙管理委員会幹事 学生会員から公募(文案)について

(選挙管理委員会)

選挙管理委員会幹事の学生会員からの公募(文案)が承認された。また、学生は現在、理事への被選挙権がないものの、学生代表理事などの形で同権利について検討する必要性がある点が議論された。

2.編集委員会委員の委嘱について

(学会誌編集委員会)

島田委員より、投稿論文査読の関係上、前・11期の委員であった桑島京子会員(青山学院大学)に2024年6月まで編集委員会委員を委嘱したい旨が提案され、承認された。

3.賛助会員制度の内容の具体化とルール整備について

(志賀理事・企画運営委員会)

山田会長より、定款5条に「賛助会員」についての規定があるが、具体的な内容が規定されていないため、整理・検討が必要である旨が説明され、志賀理事(前11期・事務局長)より要点について説明がなされ、様々な議論がなされた結果、以下の点が承認された。

また、今後のプロセスとして、賛助会員制度(あるいは賛助制度)の制度設定に伴い、定款および定款細則の改正案および内規案の策定を行う場合は、常任理事会、理事会、会員総会での議論及び承認が必要である点が確認された。

  • 賛助「会員」という名称であることによって、団体と個人の区別が曖昧であることが提起され「賛助制度」への変更も提案されたが、制度上の課題などがあるため、「賛助会員」という名称を維持しつつ、その内容の明確化に向け引き続き議論する。
  • 賛助会員になることの利点として、学会HP上に賛助会員リストやアイコンを掲示したり、無形ではあるが学会と関連団体との繋がりを確保するという点がある。
  • 賛助会員となる団体とその団体に属する個人の立場は明確に区別する。賛助会員団体に所属する個人が、会員レートでの大会参加費の適用を受けたり、個人発表を申し込むことはできない。

4.国際開発学会 支部・研究部会の設置と運営に関するルール整備について

(企画運営委員会)

山田会長より、毎年6-7月に支部・研究部会の公募を行うため、支部・研究部会の設置と運営に関するルール整備(募集要件を明確にすること)が必要である旨が説明され、議論の結果、以下の点が承認された。また、研究部会の会員に対する広報の必要性についても確認された。

  • 研究部会の中で、(1)研究レベルを深める役割の部会、(2)専門の研究者どうしでつながることができるプラットフォーム的な役割を果たす部会という2種類の部会を設定し、助成金の規模も部会の種類に応じたものにする。
  • (1)の種類(研究目的)の部会については、従来通りの助成金を提供する一方、例えば学会での企画セッションや学会誌への掲載など、明確なアウトプットを求めるようにする。
  • 支部・研究部会の資金使途を明確化する。特に、会員は大会参加のために研究部会の助成金から交通費を支給しない点など、使用できない事項について明確にする。
  • 新規入会者が、興味のある部会の情報を得て、参加しやすい動線をつけるなど、特に新規会員が学会活動に参加しやすくなるような形態を検討する。

5.全国・春季大会時の子育て中の会員支援についての基本方針(案)

(企画運営委員会)

山田会長より、全国・春季大会時の子育て中の会員支援についての基本方針(案)が提案され、以下の点が承認された。

また、委員より、キッズルーム設置時の安全面での懸念(学会としての保険加入も含めた提案)などについて提起・議論され、これらの議論踏まえて恒常的な広報用の文言を確認し、学会HPに掲載する旨が承認された。

  • 託児費用助成として、会員一人当たり(子どもの人数にかかわらず)の助成額は一大会 5,000 円を上限とし、申し込み順(Confit 上での申し込み日時)に、本助成サービスの一大会大会当たりの総額は 50,000 円までとする。
  • 学会に参加しやすい環境づくりとして、特定の教室を子連れで自由に過ごせるキッズルームとして開放する。(ただし、これは大会実施校の環境次第)

6.昨年の総会での大橋会員の名誉会員の審議漏れについて

(事務局)

星野事務局長より、昨年の総会にて大橋正明会員の名誉会員の審議が漏れていため、同会員への次回会費請求はせず今年の総会で名誉会員の審議を行いたい、また、廣野良吉名誉会員から退会希望が出ているため、次回常任理事会・理事会で退会を認めることとしたい旨が提案され、承認された。

7.6月春大会における常任理事会・理事会の開催の有無について

(事務局)

星野事務局長より、6月の春季大会中の常任理事会・理事会開催の必要性の有無について提起され、大会当日(6月15日)のお昼休みに理事会のみを開催することを承認した。

8.HP上の12期常任理事の情報、最新の定款・定款細則の更新について

(事務局)

星野事務局長より、会員用サイト上の定款・定款細則や各委員会情報の更新を広報委員会と相談しながら実施する予定である旨が説明され、承認された。

9.新入会・退会者について

(総務委員会)

関谷総務委員長より、新規入会5名(うち学生会員3名)、退会希望者10名(3月29日付)、3カ月前までに入会承認したが会費納入がないため3名の入会却下(規定による)について説明され、承認された。

10.学会大会における口頭発表および大会論文集と論文投稿について (二重投稿に関する会員からの懸念)

(事務局)

星野事務局長より、会員から自身の二重投稿の懸念に関する問い合わせ・確認があったことから、学会として二重投稿に関する何らかのルールを設ける必要性の有無について提起がなされ、以下の点について承認された。

  • 本学会内での大会論文集と学会誌への投稿論文については、発表を通じて論文の精度を高めて投稿論文につなげるというケールも多いと考えられるため、これを二重投稿と見做すのは研究活動の制限につながる可能性がある。
  • 学会誌投稿の際には、倫理面でのチェックシートに記入してもらい投稿してもらっているため、今後も倫理面でのチェックは実施する。
  • 本学会の学際的な性格から、学問分野によって基準が異なる本件に関して、学会として一律の基準を設定することはしない。学術的発表の倫理的責任は、それぞれの学問分野の基準に照らし、会員が担う。

(2) 報告事項

11.英文号のための国際ワークショップの開催等に関する報告

(グローバル連携委員会)

北村グローバル連携委員長より、昨年度の、学会誌英文号のための国際ワークショップ開催と学会誌特集号に継続して、今年度は、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学の協力を得て、3月上旬にマニラで国際ワークショップ開催し、学会誌英文号への掲載につなげたい旨、今後も会員に英語論文を投稿してもらうように呼び掛ける予定である旨が報告された。

12. 各委員会報告(上記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)

(大会組織委員会)

松本大会組織委員長より、今後予定されている大会概要について説明があり、今年6月に宇都宮大学にて開催する春季大会ではこれまで大会実行委員会が担っていた一部の業務を大会組織委員会に移行する準備中、今年11月にJICA研究所と共催で法政大学にて開催予定の秋季大会ではその業務を徐々に移行し、2025年の春季大会にて移行を完了させたい旨が報告された。また、6月の春季大会時のポスター発表表彰は懇親会時に実施することが報告された。

(グローバル連携委員会)

北村グローバル連携委員長より、今年度の海外派遣として、6月にKAIDEC夏季大会(ソウル大学)への2名の会員派遣、6月に北東アジア開発協力フォーラム(上海市)への2名の会員派遣を予定している旨が報告された。また、山田委員より、学会の国際交流活動と派遣者の貢献を会員に周知するため、派遣者の報告としてニュースレター等に掲載して頂きたい旨の提案がなされた。

(社会共創委員会)

木全社会共創委員長より、委員会の今後の予定として、今年夏に高知でエクスカーションの企画を検討中であり、6月の常任理事会・理事会で提案する予定、また、「研究×実践」の関連でコンサルタント等の実務者が途上国での現場の情報を研究者に共有し、情報・データの処理方法を学ぶという観点から勉強会を開催予定である旨が報告された。

(人材育成委員会)

小山田人材育成委員長より、国際開発論文コンテストの応募が3月24日で締切られ、6月末までに審査が終了予定、また、同コンテストの募集規定内容の見直しも実施中である旨が報告された。

(3)その他

13. 次回の常任理事会・理事会の予定

星野事務局長より、次回の常任理事会・理事会は以下を予定している旨が報告された。

  • 6/8(土)10:00-12:00 第246回常任理事会(ハイブリッド開催)
  • 6/8(土)13:00-15:00 第124回理事会(ハイブリッド開催)

場所:〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 東大駒場Ⅰキャンパス18号館4階 コラボレーションルーム4()


第248回常任理事会

  • 日時: 2024年5月8日(水)~5月10日(金)
  • 場所:メール審議
  • 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、杉田、関谷、星野、松本、山田

議題

(1)報告事項

入退会者として27件の入会申請と8件の退会申請が承認された。

(2) 報告事項

なし


第249回常任理事会

    • 日時: 2024年6月8日(土) 10:00-12:35
    • 場所:ハイブリッド(東京大学駒場キャンパス及びzoom)
    • 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、木全、工藤、島田、島津、杉田、関谷、星野、松本、山田
    • 欠席者(五十音順・敬称略):北村、澤田

議題

(1)報告事項

1. 大会組織委員会より

(1)秋季全国大会の日程・会場について

2024年11月9日、10日に「ODA70周年記念イベント-不安定な時代のSDGsと人間の安全保障」というテーマの下、国際開発学会、人間の安全保障学会、JICA緒方貞子平和開発研究所、法政大学国際文化学部の共催で開催することが承認された。

また、オンラインセッションの導入、その場合の参加費等については人間の安全保障学会と今後相談予定であることが確認された。

(2)Atlas社とのConfit契約

秋季全国大会にてConfitを使用予定であり、2024年秋の全国大会からレギュラープランで3年間の契約を結ぶことが承認された。

(3)大会運営の改革について

大会運営の改革点(資格審査、内容審査、締切の延長、発表本数や発表時間、ポスター発表、座長・コメンテータ、FAQの作成、方針と権限)について審議がなされた。

具体的に、学生セッションの導入、セッション総数と1発表の時間とのバランス、査読の厳格性と幅広い参加のバランス、座長・コメンテータの確保に関する会員情報の管理方法などについて理事より意見が出されたが、大会組織委員会において今後議論して、論点整理し、懇談会のような形で改めて常任理事会を開催することとなった。

2. 2025年度支部・部会の募集と運営管理について

(企画運営委員会)

2025年度支部・部会の募集と運営管理について、メーリングリスト配信文案の内容と共に、支部・研究部会の情報は恒常的にウェブサイトに掲載することが承認された。

3. 学生せんかん幹事候補者リスト

(選挙管理委員会)

応募があった5名の学生に学生せんかん幹事として委嘱することが承認された。

4. 「国際開発論文コンテスト」の審査結果

(人材育成委員会)

「第4回国際開発論文コンテスト」への応募13論文のうち、最優秀賞は該当者なし、優秀賞に4論文を表彰することが承認された。

5. 新規入退会者について

(総務委員会)

新規入会申請者13名、退会希望者3名が承認された。

6. 能登半島地震被災者の会費免除申請3件について

(総務委員会)

申請があった3件が承認された。

7. 学会誌で宛名不明で戻ってくる会員の扱いについて

(事務局)

5月に学会誌を送付して宛名不明で戻ってきた会員については、6月分は送付しないことが承認された。

8. 賛助(会員)制度の規定改訂について(継続審議)

(山田会長)

規定の改訂について、前回常任理事会で出された税務上の観点からは、賛助会団体からの広告料、出店料を徴収することは収益とみなされることはない(税理士に確認済み)ことが報告され、具体的な点について議論がなされた。また、法務上の観点は今後検討し、9月の常任理事会で改めて 11月の総会での改革案の採択を目指すことが承認された。

(2)審議事項

1. 支出に関する理由書:若手による開発研究部会

(事務局)

研究部会の支出に関する事後報告があり、理由書を提出してもらったことが報告された。

2. 春季宇都宮大会(6/15(土))の昼休みに開催される理事会の出席状況

(事務局)

理事会の出席状況について報告された。

3. 「倫理的食農システムと農村発展」研究部会の研究会における非会員参加者からのクレーム対処について

(事務局・総務)

研究会に参加した非会員からのクレームについて報告がなされた。

4. 学会賞公募の開始について

(賞選考委員会)

賞選考委員会が学会賞の公募を開始した旨が報告された。

(3)その他

宿泊費

(事務局・総務)

次回以降の常任理事会に向けて、学会旅費規程(現在1人1泊12,000円)を改訂する予定である旨が報告された。

各委員会報告(記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)

社会共創委員会より
  1. 企業向けSDGs研修(9月5-6日)
  2. 高知における地域活性化×国際開発エクスカーション(9月14-16日)を実施予定である旨が報告された。
広報委員会より

学会ホームページの更新を終了した旨が報告された。

また、ホームページに運営に関し、専門家に委託することも検討したい旨が報告された。

グローバル連携委員会より

韓国国際開発学会(KAIDEC)夏季大会への派遣、北東アジア開発協力フォーラムの延期、『国際開発研究』英文号の刊行について書面にて報告された。


本部事務局
本部事務局長:星野晶成(名古屋大学)

  • 日時: 2024年3月11日(月)~3月12日(火)
  • 場所:メール審議
  • 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、杉田、関谷、星野、松本、山田

議題

(1) 審議事項

入退会者として4件の入会申請(学生会員4名)と6件の退会申請が承認された。

(2) 報告事項

なし


第247回常任理事会

  • 日時: 2024年3月30日(土) 10:00-13:00
  • 場所:Zoom オンライン
  • 出席者(五十音順・敬称略):尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、関谷、星野、松本、山田
  • 欠席者(五十音順・敬称略):小國、杉田

議題

(1) 審議事項

1.国際開発学会 選挙管理委員会幹事 学生会員から公募(文案)について

(選挙管理委員会)

選挙管理委員会幹事の学生会員からの公募(文案)が承認された。また、学生は現在、理事への被選挙権がないものの、学生代表理事などの形で同権利について検討する必要性がある点が議論された。

2.編集委員会委員の委嘱について

(学会誌編集委員会)

島田委員より、投稿論文査読の関係上、前・11期の委員であった桑島京子会員(青山学院大学)に2024年6月まで編集委員会委員を委嘱したい旨が提案され、承認された。

3.賛助会員制度の内容の具体化とルール整備について

(志賀理事・企画運営委員会)

山田会長より、定款5条に「賛助会員」についての規定があるが、具体的な内容が規定されていないため、整理・検討が必要である旨が説明され、志賀理事(前11期・事務局長)より要点について説明がなされ、様々な議論がなされた結果、以下の点が承認された。

また、今後のプロセスとして、賛助会員制度(あるいは賛助制度)の制度設定に伴い、定款および定款細則の改正案および内規案の策定を行う場合は、常任理事会、理事会、会員総会での議論及び承認が必要である点が確認された。

  • 賛助「会員」という名称であることによって、団体と個人の区別が曖昧であることが提起され「賛助制度」への変更も提案されたが、制度上の課題などがあるため、「賛助会員」という名称を維持しつつ、その内容の明確化に向け引き続き議論する。
  • 賛助会員になることの利点として、学会HP上に賛助会員リストやアイコンを掲示したり、無形ではあるが学会と関連団体との繋がりを確保するという点がある。
  • 賛助会員となる団体とその団体に属する個人の立場は明確に区別する。賛助会員団体に所属する個人が、会員レートでの大会参加費の適用を受けたり、個人発表を申し込むことはできない。

4.国際開発学会 支部・研究部会の設置と運営に関するルール整備について

(企画運営委員会)

山田会長より、毎年6-7月に支部・研究部会の公募を行うため、支部・研究部会の設置と運営に関するルール整備(募集要件を明確にすること)が必要である旨が説明され、議論の結果、以下の点が承認された。また、研究部会の会員に対する広報の必要性についても確認された。

  • 研究部会の中で、(1)研究レベルを深める役割の部会、(2)専門の研究者どうしでつながることができるプラットフォーム的な役割を果たす部会という2種類の部会を設定し、助成金の規模も部会の種類に応じたものにする。
  • (1)の種類(研究目的)の部会については、従来通りの助成金を提供する一方、例えば学会での企画セッションや学会誌への掲載など、明確なアウトプットを求めるようにする。
  • 支部・研究部会の資金使途を明確化する。特に、会員は大会参加のために研究部会の助成金から交通費を支給しない点など、使用できない事項について明確にする。
  • 新規入会者が、興味のある部会の情報を得て、参加しやすい動線をつけるなど、特に新規会員が学会活動に参加しやすくなるような形態を検討する。

5.全国・春季大会時の子育て中の会員支援についての基本方針(案)

(企画運営委員会)

山田会長より、全国・春季大会時の子育て中の会員支援についての基本方針(案)が提案され、以下の点が承認された。

また、委員より、キッズルーム設置時の安全面での懸念(学会としての保険加入も含めた提案)などについて提起・議論され、これらの議論踏まえて恒常的な広報用の文言を確認し、学会HPに掲載する旨が承認された。

  • 託児費用助成として、会員一人当たり(子どもの人数にかかわらず)の助成額は一大会 5,000 円を上限とし、申し込み順(Confit 上での申し込み日時)に、本助成サービスの一大会大会当たりの総額は 50,000 円までとする。
  • 学会に参加しやすい環境づくりとして、特定の教室を子連れで自由に過ごせるキッズルームとして開放する。(ただし、これは大会実施校の環境次第)

6.昨年の総会での大橋会員の名誉会員の審議漏れについて

(事務局)

星野事務局長より、昨年の総会にて大橋正明会員の名誉会員の審議が漏れていため、同会員への次回会費請求はせず今年の総会で名誉会員の審議を行いたい、また、廣野良吉名誉会員から退会希望が出ているため、次回常任理事会・理事会で退会を認めることとしたい旨が提案され、承認された。

7.6月春大会における常任理事会・理事会の開催の有無について

(事務局)

星野事務局長より、6月の春季大会中の常任理事会・理事会開催の必要性の有無について提起され、大会当日(6月15日)のお昼休みに理事会のみを開催することを承認した。

8.HP上の12期常任理事の情報、最新の定款・定款細則の更新について

(事務局)

星野事務局長より、会員用サイト上の定款・定款細則や各委員会情報の更新を広報委員会と相談しながら実施する予定である旨が説明され、承認された。

9.新入会・退会者について

(総務委員会)

関谷総務委員長より、新規入会5名(うち学生会員3名)、退会希望者10名(3月29日付)、3カ月前までに入会承認したが会費納入がないため3名の入会却下(規定による)について説明され、承認された。

10.学会大会における口頭発表および大会論文集と論文投稿について (二重投稿に関する会員からの懸念)

(事務局)

星野事務局長より、会員から自身の二重投稿の懸念に関する問い合わせ・確認があったことから、学会として二重投稿に関する何らかのルールを設ける必要性の有無について提起がなされ、以下の点について承認された。

  • 本学会内での大会論文集と学会誌への投稿論文については、発表を通じて論文の精度を高めて投稿論文につなげるというケールも多いと考えられるため、これを二重投稿と見做すのは研究活動の制限につながる可能性がある。
  • 学会誌投稿の際には、倫理面でのチェックシートに記入してもらい投稿してもらっているため、今後も倫理面でのチェックは実施する。
  • 本学会の学際的な性格から、学問分野によって基準が異なる本件に関して、学会として一律の基準を設定することはしない。学術的発表の倫理的責任は、それぞれの学問分野の基準に照らし、会員が担う。

(2) 報告事項

11.英文号のための国際ワークショップの開催等に関する報告

(グローバル連携委員会)

北村グローバル連携委員長より、昨年度の、学会誌英文号のための国際ワークショップ開催と学会誌特集号に継続して、今年度は、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学の協力を得て、3月上旬にマニラで国際ワークショップ開催し、学会誌英文号への掲載につなげたい旨、今後も会員に英語論文を投稿してもらうように呼び掛ける予定である旨が報告された。

12. 各委員会報告(上記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)

(大会組織委員会)

松本大会組織委員長より、今後予定されている大会概要について説明があり、今年6月に宇都宮大学にて開催する春季大会ではこれまで大会実行委員会が担っていた一部の業務を大会組織委員会に移行する準備中、今年11月にJICA研究所と共催で法政大学にて開催予定の秋季大会ではその業務を徐々に移行し、2025年の春季大会にて移行を完了させたい旨が報告された。また、6月の春季大会時のポスター発表表彰は懇親会時に実施することが報告された。

(グローバル連携委員会)

北村グローバル連携委員長より、今年度の海外派遣として、6月にKAIDEC夏季大会(ソウル大学)への2名の会員派遣、6月に北東アジア開発協力フォーラム(上海市)への2名の会員派遣を予定している旨が報告された。また、山田委員より、学会の国際交流活動と派遣者の貢献を会員に周知するため、派遣者の報告としてニュースレター等に掲載して頂きたい旨の提案がなされた。

(社会共創委員会)

木全社会共創委員長より、委員会の今後の予定として、今年夏に高知でエクスカーションの企画を検討中であり、6月の常任理事会・理事会で提案する予定、また、「研究×実践」の関連でコンサルタント等の実務者が途上国での現場の情報を研究者に共有し、情報・データの処理方法を学ぶという観点から勉強会を開催予定である旨が報告された。

(人材育成委員会)

小山田人材育成委員長より、国際開発論文コンテストの応募が3月24日で締切られ、6月末までに審査が終了予定、また、同コンテストの募集規定内容の見直しも実施中である旨が報告された。

(3)その他

13. 次回の常任理事会・理事会の予定

星野事務局長より、次回の常任理事会・理事会は以下を予定している旨が報告された。

  • 6/8(土)10:00-12:00 第246回常任理事会(ハイブリッド開催)
  • 6/8(土)13:00-15:00 第124回理事会(ハイブリッド開催)

場所:〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 東大駒場Ⅰキャンパス18号館4階 コラボレーションルーム4()


第248回常任理事会

  • 日時: 2024年5月8日(水)~5月10日(金)
  • 場所:メール審議
  • 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、杉田、関谷、星野、松本、山田

議題

(1)報告事項

入退会者として27件の入会申請と8件の退会申請が承認された。

(2) 報告事項

なし


第249回常任理事会

    • 日時: 2024年6月8日(土) 10:00-12:35
    • 場所:ハイブリッド(東京大学駒場キャンパス及びzoom)
    • 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、木全、工藤、島田、島津、杉田、関谷、星野、松本、山田
    • 欠席者(五十音順・敬称略):北村、澤田

議題

(1)報告事項

1. 大会組織委員会より

(1)秋季全国大会の日程・会場について

2024年11月9日、10日に「ODA70周年記念イベント-不安定な時代のSDGsと人間の安全保障」というテーマの下、国際開発学会、人間の安全保障学会、JICA緒方貞子平和開発研究所、法政大学国際文化学部の共催で開催することが承認された。

また、オンラインセッションの導入、その場合の参加費等については人間の安全保障学会と今後相談予定であることが確認された。

(2)Atlas社とのConfit契約

秋季全国大会にてConfitを使用予定であり、2024年秋の全国大会からレギュラープランで3年間の契約を結ぶことが承認された。

(3)大会運営の改革について

大会運営の改革点(資格審査、内容審査、締切の延長、発表本数や発表時間、ポスター発表、座長・コメンテータ、FAQの作成、方針と権限)について審議がなされた。

具体的に、学生セッションの導入、セッション総数と1発表の時間とのバランス、査読の厳格性と幅広い参加のバランス、座長・コメンテータの確保に関する会員情報の管理方法などについて理事より意見が出されたが、大会組織委員会において今後議論して、論点整理し、懇談会のような形で改めて常任理事会を開催することとなった。

2. 2025年度支部・部会の募集と運営管理について

(企画運営委員会)

2025年度支部・部会の募集と運営管理について、メーリングリスト配信文案の内容と共に、支部・研究部会の情報は恒常的にウェブサイトに掲載することが承認された。

3. 学生せんかん幹事候補者リスト

(選挙管理委員会)

応募があった5名の学生に学生せんかん幹事として委嘱することが承認された。

4. 「国際開発論文コンテスト」の審査結果

(人材育成委員会)

「第4回国際開発論文コンテスト」への応募13論文のうち、最優秀賞は該当者なし、優秀賞に4論文を表彰することが承認された。

5. 新規入退会者について

(総務委員会)

新規入会申請者13名、退会希望者3名が承認された。

6. 能登半島地震被災者の会費免除申請3件について

(総務委員会)

申請があった3件が承認された。

7. 学会誌で宛名不明で戻ってくる会員の扱いについて

(事務局)

5月に学会誌を送付して宛名不明で戻ってきた会員については、6月分は送付しないことが承認された。

8. 賛助(会員)制度の規定改訂について(継続審議)

(山田会長)

規定の改訂について、前回常任理事会で出された税務上の観点からは、賛助会団体からの広告料、出店料を徴収することは収益とみなされることはない(税理士に確認済み)ことが報告され、具体的な点について議論がなされた。また、法務上の観点は今後検討し、9月の常任理事会で改めて 11月の総会での改革案の採択を目指すことが承認された。

(2)審議事項

1. 支出に関する理由書:若手による開発研究部会

(事務局)

研究部会の支出に関する事後報告があり、理由書を提出してもらったことが報告された。

2. 春季宇都宮大会(6/15(土))の昼休みに開催される理事会の出席状況

(事務局)

理事会の出席状況について報告された。

3. 「倫理的食農システムと農村発展」研究部会の研究会における非会員参加者からのクレーム対処について

(事務局・総務)

研究会に参加した非会員からのクレームについて報告がなされた。

4. 学会賞公募の開始について

(賞選考委員会)

賞選考委員会が学会賞の公募を開始した旨が報告された。

(3)その他

宿泊費

(事務局・総務)

次回以降の常任理事会に向けて、学会旅費規程(現在1人1泊12,000円)を改訂する予定である旨が報告された。

各委員会報告(記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)

社会共創委員会より
  1. 企業向けSDGs研修(9月5-6日)
  2. 高知における地域活性化×国際開発エクスカーション(9月14-16日)を実施予定である旨が報告された。
広報委員会より

学会ホームページの更新を終了した旨が報告された。

また、ホームページに運営に関し、専門家に委託することも検討したい旨が報告された。

グローバル連携委員会より

韓国国際開発学会(KAIDEC)夏季大会への派遣、北東アジア開発協力フォーラムの延期、『国際開発研究』英文号の刊行について書面にて報告された。


本部事務局
本部事務局長:星野晶成(名古屋大学)




【会員限定】理事会議事録(第124・125回)

第124回理事会

  • 日時:2024年6月8日(土) 13:00-15:00
  • 方法:ハイブリッド(Zoom)
  • 場所:東京大学駒場キャンパス
  • 出席者(敬称略):池上、池見、伊東、梅村、小國、小山田、尾和、片柳、狩野、川口、北村、木全、工藤、黒田、樹神、坂上、佐野、島田、島津、関谷、高田、高橋、藤掛、星野、堀尾、松本、道中、峯、山形、山田、渡邉
  • 欠席者(敬称略):市橋、小川、佐藤寛、佐藤仁、澤田、澤村、志賀、杉田、初鹿野、藤山

議事

(1)報告事項

1. 大会組織委員会より(大会組織委員会・松本)

(1) 秋季全国大会の日程・場所について

2024年11月9日(土)および10日(日)に「―ODA70周年記念イベント―不安定な時代のSDGsと人間の安全保障(英訳:―Commemoration of the 70th Anniversary of ODA―SDGs and Human Security in Uncertain Times)」をテーマとして、秋季全国大会を開催することが承認された。

人間の安全保障学会(JAHSS)、JICA緒方貞子平和開発研究所、法政大学国際文化学部と合同開催であることが紹介され、大会会場については、両日ともに法政大学市ヶ谷キャンパスだが、9日午後に予定されているプレナリーセッション、会員総会、懇親会は、JICA緒方貞子平和開発研究所で開催されると説明があった。

人間の安全保障学会はConfitを使用していないため、参加費の支払いについてAtlas社と引き続き打ち合わせが必要である他、同学会では英語での報告者が多いことから、その対応についても検討を進めることが確認された。

(2) Atlas社とのConfit契約

Confitについて、Atlas社と3年間のレギュラープラン(上限600名: 超過時は25万円追加)の継続契約について承認された。

その際、Confitについて以下の四点の説明があった。

1)人間の安全保障学会はConfitを使用していないが、Atlas社はConfit契約がある学会とない学会の共催についても経験があるため相談しつつ進める、

2)Smoosyとの連携ができていないことによる問題は、会員区分を新たに追加して対応したことでかなり緩和された、

3)クレジット以外の支払い方法に対応していないという部分の不便さについては、学会の法人化などの課題もあるためいままで通りとし、クレジット以外の支払いが必要な場合は個別対応する、

4)参加費を支払い後に、懇親会費、エクスカーション参加費を追加で支払うことができる機能(価格:5万円)について、これまであまりニーズがないため導入はせず、必要がある場合のみ個別対応する。

(3) 秋季全国大会の主催者あいさつ
(峯陽一先生・JICA緒方貞子平和開発研究所)

峯陽一 研究所長(JICA緒方貞子平和開発研究所)が、秋季全国大会の主催者として挨拶をされた。プレナリーセッションでは、田中明彦 理事長(JICA)に、挨拶のみでなく講演をしていただく予定であると説明があった。

2. 学生せんかん幹事候補者リスト

(選挙管理委員会・小國)

応募があった5名の学生に、学生せんかん幹事として委嘱することが承認された。

3. 「国際開発論文コンテスト」の審査結果

(人材育成委員会・小山田)

「第4回国際開発論文コンテスト」への応募13論文を人材育成委員会6名で審査した結果、最優秀賞は該当者なし、優秀賞は4論文とすることが承認された。

(2)審議事項

1. 全国・春季大会時の子育て中の会員支援についての基本方針

(企画運営委員会)

子育て中の会員支援についての基本方針が常任理事会で審議・合意され、学会ウェブサイトへ常時掲載されている旨の報告があった。

2. 障害を持つ会員への合理的配慮について:学会HP

(企画運営委員会:合理的配慮WG)

障害を持つ会員への合理的配慮について学会ウェブサイトへ常設掲載するとともに、常時連絡・相談ができる体制を整えたとの報告があった。また、入会申請時に合理的配慮が必要か否かを申告していただき、必要だと回答した会員がいた場合にはリストに追加し、どのような配慮が必要であるかの聞き取りをしている旨の説明があった。

3. 今後の検討事項:賛助会員制度の内容の具体化とルール整備について

(本部事務局)

 これまで、賛助会員の権利、義務、役割、学会からの期待などが明確にされてこなかったため、現在、賛助会員制度の内容の具体化とルール整備について、常任理事会で審議中であると報告があった。また、税務上、法務上の観点からも検討する必要があるため、税理士などの専門家にも相談中であることが説明された。

4. 2025年度支部・部会の募集と運営管理について

(企画運営委員会・尾和)

支部・部会の定義、義務、申請要件について明文化し、学会ウェブサイトへ常時掲載することが報告された。また、支部・部会の申請書を、紙からGoogle formへ変更すること、募集期間は来週から7月15日までであることが報告された。

5. 学会賞公募の開始について

賞選考委員会が学会賞の公募を開始したことが報告された。

6. 会費未納者リスト

2年間分の会費が未納の会員について報告された。2024年10月以降、理事会の承認を持って退会処分になるため、お知り合いがいる場合には声かけをお願いしたいとの依頼があった。

7. 入退会者のリスト

第244~247回常任理事会で承認された、入会者77名、退会者30名について報告された。次回以降、入会者リストの合理的配慮の欄は、理事会資料には含まないこととなった。

8. 廣野良吉名誉会員の退会および総会での報告について

(本部事務局)

廣野名誉会員の退会および、次回会員総会での退会報告について報告された。

(3)その他

各委員会報告(上記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)-

大会組織委員会 (松本)

第12期から、大会組織委員会がプログラム案の作成、座長・コメンテーターの依頼、Confitの操作などのルーティーンワークを担っており、大会実行委員会には開催校でしかできないことを依頼していることが報告された。また、現在、常任理事会で審議中である大会運営の改革案について説明された。

「大会の負担を軽くする」という部分について、理事より、セッション後にニューズレターにコメントを執筆することを負担に感じる座長が多いという意見が出され、現在、大会組織委員会と広報委員会で審議中であることが報告された。

また、発表申込締切を延長しない場合、期日までに報告数が集まらなかったらどうするのか検討が必要であるとの指摘があった。加えて、地方大学で開催すると部屋数が足らないということも起きるため、持ち回りで開催するのではなく、大都市の会場を借りて実施するという案もあるという意見が出された。

松本大会組織委員長および山田会長より、学会として「大会」をどのように考えるのかという根本的な部分に関わることであるため、理事の皆さんにもお考えいただきたいと呼びかけがあった。

選挙管理委員会 (小國)

学生せんかん幹事からインタビューの申し込みがあった場合には、快くお引き受けいただきたいという依頼があった。

人材推薦WG(伊東)

人材推薦の要望に従って、WG委員内で適当な方を紹介できているとの報告があった。

グローバル連携委員会 (北村)

韓国国際開発学会(KAIDEC)夏季大会への派遣、北東アジア開発協力フォーラムの延期に伴う派遣者の再検討、『国際開発研究』英文号の刊行(2024年3月)について報告があった。また、特に若手研究者へ投稿を呼び掛けていただきたい旨の依頼があった。

学会誌編集委員会 (島田)

『国際開発研究』 33巻1号が7月中旬に刊行されるとの報告があった。

広報委員会 (狩野)

学会ウェブサイト内の情報が12期のものへアップデートされており、MLも平均一日一本のペースで送っているとの報告があった。加えて、今後の運用について、アルバイトのみで対応していくのは難しいため、他の持続的な運用方法を検討中であることが報告された。

社会共創委員会 (杉田・木全・工藤)

9月5~6日に「企業向けSDGs研修」を、9月14~16日に「高地における地域活性化×国際開発エクスカーション」を実施予定であることが報告された。また、7月に参加者を募集するため、広くご周知いただきたいとの依頼があった。

総務委員会(関谷)

現在の旅費規程について、現在の宿泊費(12,000円/泊)を、相場に適した金額に修正する必要性について説明があり、11月の理事会で新しい旅費規程を提案する予定であることが報告された。また、今年度よりFree会計を導入しているが、現在契約しているミニマムプランではもうすぐ対応しきれなくなってしまうので、一つ上のプランにアップグレードすることを検討している旨の報告があった。

本部事務局(星野)

今後の常任理事会・理事会の予定について、以下の通り報告があった。

  • 6/15 (土) 理事会(午後11時半)@宇都宮大学
  • 9/〇 (〇) 理事会(午後1時)(オンライン)
    → 9/14で予定されていたが、社会共創委員会のエクスカーションと重なるため再検討する。
  • 10/26 (土) 理事会(午後1時)@名古屋大学(ハイブリッド)


第125回理事会

  • 日時: 2024年6月15日(土) 11:40-12:30
  • 場所:宇都宮大学 峰キャンパス 大学会館2階 トークルームI
  • 出席者(敬称略):池見、小國、小山田、片柳、狩野、川口、木全、工藤、黒田、佐藤寛、佐野、澤村、
        志賀、島田、島津、杉田、関谷、高田、高橋、藤掛、藤山、松本、道中、山形、山田
  • 欠席者(敬称略): 池上、市橋、伊東、梅村、小川、尾和、北村、樹神、坂上、佐藤仁、澤田、初鹿野、
        星野、峯、渡邉

議事

(1)報告事項

なし

(2)審議事項

なし

(3)その他

1.第25回春季大会 大会実行委員会 挨拶

(阪本公美子 大会実行委員長)

阪本大会実行委員会より、現在までの参加人数について報告があった他、企画セッション、プレナリーセッション、およびエクスカーションの内容について説明があった。

2.第35回全国大会 大会関係者 挨拶

(関谷総務委員長)

国際開発学会と人間の安全保障学会の両方の学会員である関谷総務委員長より、次回大会のテーマ、日程、開催場所について説明があった。また、人間の安全保障学会の峯会長からのメッセージの紹介があった。

3.第26回春季大会について (松本大会組織委員長)

松本大会組織委員長より、第26回春季大会は北海道で実施予定であるとの報告があった。


本部事務局
本部事務局長:星野晶成(名古屋大学)




【会員限定】入退会員のお知らせと会員数動向(2024年8月)

第245回・常任理事会承認

正会員

中西知子(甲南女子大学)、丸山洋子、松本光(FoE Japan)、株田昌彦(宇都宮大学)、小泉智(特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン)

学生会員

久志哲大(杏林大学大学院)、絹川グリボスタン(東京大学新領域創成科学研究科)、丁利憲(龍谷大学)、平野雄太(京都大学)、石瀾濤(神戸大学)、崔元準(早稲田大学)


第246回・常任理事会承認

正会員

入会なし

学生会員

美和恭平(東京大学)、Touch Visal (Kobe University)、Million Bekele Muleta (Kobe University)、張宇頡(近畿大学)


第247回・常任理事会承認

正会員

戸堂康之(早稲田大学)、山口恵里佳

学生会員

西山裕介(日本福祉大学)、HUYNH HIEN(神戸大学)、松本康平(大阪公立大学大学院)


第248回・常任理事会承認

正会員

藤川理恵(秀明大学)、土田千愛(東京大学)、飯島淳(国際協力機構)、尾﨑嘉洋(個人事業主)、佐俣紀仁(武蔵野大学)、大仲千華(埼玉大学)、江場日菜子(JICA)、田中知子(神奈川歯科大学短期大学部)、宮田智代子(フリーランス)、Babagana Adamu(同志社大学)、西沢利郎(東京大学)、野本友愛(特定非営利団体栄養不良対策行動ネットワーク)、荒木康充(国際協力機構)

学生会員

橋本武龍(京都大学大学院)、矢代直輝(龍谷大学)、付若琳(大阪大学)、Feika Ansu James (Yokohama National University)、Kisamo Esther(Yokohama National University)、 Abdulla Abdulla(Yokohama National University)、Sowa Ibrahim Allen(Yokohama National University)、石本美依菜(専修大学大学院)、シャフィン エムディ— エフラト ジャハン ブイヤン(神戸大学)、楊懿之(名古屋大学大学院国際開発研究科)、渡部美代子(神戸大学大学院)、大河原陸人(神戸大学大学院)、田中裕大(立命館大学大学院)、真渕未彩(東洋大学大学院)


第249回・常任理事会承認

正会員

水永啓子(茨城大学)、NGUYEN YEN (Center for Higher Education Technology-Science Transfer-Research)、鏡味秀房(株式会社セールスフォース・ジャパン / 一般社団法人コペルニクジャパン)、田中知子(神奈川歯科大学)、Devkota Jeevanath(日本社会事業大学)、鈴木敦(株式会社リ・パブリック)、富樫マハバット(同志社大学)、平田幸男(至学館大学)小西 綾香(女子栄養大学)

学生会員

中川葵(神戸大学)、鈴木彩莉(名古屋大学)、淺野紗代(名古屋大学大学院)、根岸知世(富山大学)


退会者

吉川直人、大倉三和、浜野充、長谷川和奏、芦田華、長辻貴之、

坪井 ひろみ、笹尾 隆二郎、KHANAL Kishor Chandra、THAPA Manita、谷川夏菜子、松岡亜湖、LIU Yidi、望月和彦、森谷裕美子、原田怜

杉本貴史、杉浦里佳、田副花菜子、細野ゆり、二村英夫、羽谷沙織、鈴木麻衣、須山聡也

櫻田陽一、田中紗和子、CHEN Kexin


会員数

合計:1639名(2024年 7月 20日現在)

(内訳:正会員 1409名、名誉会員 6名、学生会員 224名)

*上記人数は初年度会費を未入金の新入会員を含まない。


住所など不明会員について

以下の会員は住所などが不明となっており、現在連絡が取れない会員の方々です。もし、ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご本人に本部事務局まで連絡するようお伝えください。よろしくお願い申し上げます(2024年7月20日現在。以下、敬称略)。

郵便物不達・住所不明(10名)

森本 佳月、中村 史、島部 惠子、工藤 正樹、辻本 温史、李 嘉悦、金 恩昊、KIM Seil、CHANSOMBUTH Soulivanh、松井 梓

*郵便物の送付を希望しない方は本部事務局までお知らせください(すべての情報は会員マイページまたはウェブサイト上でデータ公開しています)

メールアドレス不明(9名)

広田 秀樹、齋藤 哲也、宮本 寿美、近藤 清夫、加藤 恵実、中澤 芽衣、岡室 美恵子、宮澤 尚里、細井 義孝

*会員マイページの利用にはメールアドレスが必須となります(会費支払も会員マイページから決済可能です)。重要なお知らせも配信されますので、必ず受信できるメールアドレスの登録をお願いします。メール配信を希望しない方は、本部事務局まで文書でお知らせください。


本部事務局
事務局長:星野 晶成 (名古屋大学)