常任理事会議事録(第244~249回)
前号以降に開催された常任理事会の議事録は以下の通りです。
第244回常任理事会
- 日時: 2024年1月27日(土)10:00ー13:10
- 方法:Zoomオンライン
- 出席者(50音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、木全、工藤、澤田、島津、杉田、関谷、星野、松本、山田
- 欠席者(50音順・敬称略):北村、島田
議題
(1)報告事項
(2)審議事項
1.春季・全国大会での託児支援についての方針案(山田会長)
山田会長より、現状として託児に関する明確なルールがないため、裾野の広い参加と大会ホスト校の運営のし易さのバランスを考慮して、(1)キッズルーム(保育士無)の設置、(2)事前申込制の託児サービス(3)託児サービス費用助成に関する提案がなされた。
これに対し、おもに以下の意見が出されたため、学会HP公開用のテキストと内部合意用のテキストを改訂し、継続審議することとなった。
- 利用者一人当たりのサポートに関する記述において、「利用者」は子どもの数ではなく、学会参加者であることを明記すべき
- 他の学会で実施していたが、コストが高いため実施を中止し、無料の休憩室を設けたほか、発表会場に子どもを連れてきてもいいことにした。
→託児所を廃止するのではなく、さまざまな選択肢を設ければ良いのではないか。
- 大会実行委員会の負担にならないよう事前予約制にするのが良い。
→無料のキッズルームについても開催1週間前ぐらいまでに知らせてもらったほうが大会ホスト校は助かる。他のサービスは参加申し込み時に予約制にすれば良いのでは。
- 学会HPには大まかな点を記載、詳細は大会HPに掲載すればいいのではないか。
2.令和6年能登半島地震被災者に対する会費免除措置に関して(総務委員会・関谷先生)
関谷総務委員長より、東日本大震災と同様、令和6年能登半島地震被災者に対する2024年度分の会費免除措置が提案され、承認された。
3.新入会者のリスト(総務委員会・関谷先生)
関谷総務委員長より、17名の新入会申請者(うち、減免申請者4名)及び3名の退会者について説明があり、承認された。
4.本学会のメーリングリストの受取者、使い方について(本部事務局・島津先生)
島津事務局次長より、本学会のメーリングリストの受取者及び使い方について説明がなされた。これに対しJASIDウェブサイトに11期の委員会があるため、ウェブサイトの更新に合わせて「地方展開委員会→社会共創委員会」に変更する点が承認され、委員会のMLをすべて@に統一すべきか否かについてその費用対効果に関する議論がなされたが、効率、効果の高い方法を事務局で検討し、継続審議することとなった。
5.障害を持つ会員への合理的配慮について:学会HP文案(合理的配慮WG・小國先生)
小國副会長より、学会HP↑に掲載したい文案について提案があり、承認された。大会実行委員会や事務局と今後調整しながら進めていく必要がある旨も共有された。
6.社会共創委員会
(1)「社会共創委員会」当面の実施プロジェクト案(社会共創委員会・木全先生)
木全社会共創委員長より、委員会としての今後の活動案として地方へのエクスカーション、国際開発・ビジネス講座(企業・学会の連携)、研究者と実務者とのマッチングの仕組み構築が、発信案としてフィールドワークやグローバルフェスタへの参加、2024年度春季大会への企画実施支援について報告がなされた。
(2)開発協力大綱改訂に関するシンポジウムの共催について(社会共創委員会・工藤先生)
工藤社会共創委員より、2024年2月24日実施予定の「開発協力大綱改訂-日本の市民社会による関与とそのインパクトを検討する」シンポジウムに対しての主催または共催の依頼に関し、すでに内容や登壇者が確定しているため、JASIDは「共催」としてお受けし、閉会挨拶もお受けしたい旨の提案がなされ、資金提供は行わない共催とする点が承認された。
他団体からの共催・後援依頼があった場合の今後の取り扱いに関しては、社会共創委員会で判断基準を明確化してスクリーニングをお願いし(国際機関などからの依頼であればグローバル連携委員会)、常任理事会で承認するプロセスとすることが承認された。
7.座長報告と大会論文集へのアクセス(広報委員会・狩野先生)
狩野広報委員長より、大会論文集に関して、大会前は大会申込者がアクセス可能、大会後は大会に参加していない者も含む学会員がアクセス可能である旨が報告された。また、座長報告に関しては、議論を教訓として残したいばあいは提出してもらい、業務スリム化のためには一律に提出してもらう必要性の有無について、議論がなされた。大会運営の他の課題とも関連することから継続審議となった。
学会HPのトップページに表示される内容は、ずっと同じではなく、その時々の主要な学会活動や重要事項に応じてリンクの適宜変更がなされる必要がある点が確認された。
8.大会組織委員会からの報告・相談・審議事項(大会組織委員会・松本先生)
松本大会組織委員長より、2024年全国大会はJICA研究所をホストとし、国際開発学会と人間の安全保障学会の共催を予定している旨が報告され、承認された。また、2024年春季大会の準備状況の報告とともに、大会運営の簡素化に向けた課題が定期され、審議がなされた。
- 「座長・コメンテーターの数を(実行委員会の負担を減らすために)3名→2名にする」点に関し、以下の意見が出されたが、次回常任理事会にて継続審議することとなった。今後のプロセスとして理事会承認が必要だが順調に承認が進めば2024年全国大会からの実施の可能性もある旨が共有された。
- 座長はプログラム委員会で決定し、コメンテーターはセッション発表者のあいだで互選してもらえばいいのでは。
→同じセッションで発表する人同士で専門性が似ている可能性も高いので、発表者同士でコメンテーターを担い、意見交換を促進することも有意義ではないか?
- 座長の負担を軽減するため、コメンテーターに大会後のセッション報告を担ってもらえればいいのでは。
→セッション報告は座長が行うのが自然。
- 過去の大会報告と重複した内容の報告を行なっているケースなど、恒常化すべきでない問題なども含め、大会全体の運営面で特筆すべき点を共有する場(報告)が必要ではないか。
→個別のセッションについて要約するというよりは、大きな視点での取りまとめとして、大会組織委員長または実行委員長が担当するというのは意義があるのではないか。
座長・コメンテーターに関すること以外に、以下の論点が挙げられた
- 「大会中の委員会主導のイベント及びブックトーク企画者については、申し込み締め切りまでのタイミングで大会組織委員会及び実行委員会に共有・相談してほしい」という点については、北村グローバル連携委員長及び島田学会誌編集委員長に確認することとなった。
- 「ポスター選考の情報を早めに共有してほしい」という点については、事前に小選考委員会と連携してスケジュールを調整してもらうこととなったが、今後の検討事項としてフラッシュトークが効果的である旨が賞選考委員長より共有された。
- 「理事会に関する本部事務局からの情報共有(本部事務局)」に関しては、事務局が前広に日程を決めて大会組織委員会に共有することとなった。
- 「大会参加費の支払いは発表申し込み者本人によるクレジット決済のみしか対応できない」点については、春季大会には間に合わないが要検討事項である旨が共有された。
- 「SMOOSYとConfitの非連動(本部事務局・総務委員会)」に関しては、SMOOSYに会費未払いの区分を作る(正会員、正会員※、学生会員、学生会員※)こととなり、「※」がついた会員の場合は参加もしくは投稿を受け付けず「会費を支払ってください」という案内が出るようにすることとなった。また、Confit上で退会参加費と未払いの会費を同時に払えるようにすることについては、作業が増加するだけでなく、銀行記録だけでは複数の費用の合算支払いの根拠を説明できないため、別々に、年会費は通常通りSMOOSY上で支払ってもらうこととなった。さらに、大会参加費を支払った後に、RP(Robot Payment社)から自動で送信される受領メールに、大会情報にアクセスするためのパスワードを入れることも可能である旨が共有された。
- 「学生ボランティアの参加費免除」に関しては、さまざまな観点から大会組織委員会で検討していただき個別対応することとなった。
9.国際開発学会支部・研究部会の設置と運営に関するルール整備について(山田会長)
次回常任理事会で審議することとなった。
10.人材育成委員会に関する報告(人材育成委員会・小山田先生)
小山田人材育成委員長より、国際開発論文コンテストの募集状況、若手部会との連携、JASID大会での企画報告について報告がなされた。
11.賞選考委員会に関する報告(賞選考委員会・澤田先生)
澤田賞選考委員長より、フラッシュトーク、学会賞受賞者への賞金に関する定款の改定(5月応募開始までに実施したい)、賞選考の基金(ADBIに資金提供をしてもらえないか打診したい)に関する報告がなされた。フラッシュトークは2024年全国大会からの実施を目指す、定款の改定については次回常任理事会で検討し、6月の理事会までに準備が間に合えば、理事会議題とし、2024年全国大会以降での実施を目指すこととなった。
(3)その他
関谷総務委員長より、会計ソフトFreee導入後の状況に関して、各委員会の口座セットを12期に引き継いで欲しい点、口座情報を集約するためにご連絡するのでご協力いただきたい点、ゆうちょダイレクトを通じてFreeeと連携すれば会計報告が簡素化できるため、お客様番号とパスワードの情報を提供してほしい点が報告された。
第245回常任理事会
- 日時: 2024年3月1日(金)~3月4日(月)
- 場所:メール審議
- 出席者(五十音順・敬称略):出席:小國、尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、杉田、関谷、星野、松本、山田
議題
(1) 審議事項
入退会者として11件の入会申請が承認された。
(2) 報告事項
なし
第246回常任理事会
-
- 日時: 2024年6月8日(土) 10:00-12:35
- 場所:ハイブリッド(東京大学駒場キャンパス及びzoom)
- 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、木全、工藤、島田、島津、杉田、関谷、星野、松本、山田
- 欠席者(五十音順・敬称略):北村、澤田
議題
(1)報告事項
1. 大会組織委員会より
(1)秋季全国大会の日程・会場について
2024年11月9日、10日に「ODA70周年記念イベント-不安定な時代のSDGsと人間の安全保障」というテーマの下、国際開発学会、人間の安全保障学会、JICA緒方貞子平和開発研究所、法政大学国際文化学部の共催で開催することが承認された。
また、オンラインセッションの導入、その場合の参加費等については人間の安全保障学会と今後相談予定であることが確認された。
(2)Atlas社とのConfit契約
秋季全国大会にてConfitを使用予定であり、2024年秋の全国大会からレギュラープランで3年間の契約を結ぶことが承認された。
(3)大会運営の改革について
大会運営の改革点(資格審査、内容審査、締切の延長、発表本数や発表時間、ポスター発表、座長・コメンテータ、FAQの作成、方針と権限)について審議がなされた。
具体的に、学生セッションの導入、セッション総数と1発表の時間とのバランス、査読の厳格性と幅広い参加のバランス、座長・コメンテータの確保に関する会員情報の管理方法などについて理事より意見が出されたが、大会組織委員会において今後議論して、論点整理し、懇談会のような形で改めて常任理事会を開催することとなった。
2. 2025年度支部・部会の募集と運営管理について
(企画運営委員会)
2025年度支部・部会の募集と運営管理について、メーリングリスト配信文案の内容と共に、支部・研究部会の情報は恒常的にウェブサイトに掲載することが承認された。
3. 学生せんかん幹事候補者リスト
(選挙管理委員会)
応募があった5名の学生に学生せんかん幹事として委嘱することが承認された。
4. 「国際開発論文コンテスト」の審査結果
(人材育成委員会)
「第4回国際開発論文コンテスト」への応募13論文のうち、最優秀賞は該当者なし、優秀賞に4論文を表彰することが承認された。
5. 新規入退会者について
(総務委員会)
新規入会申請者13名、退会希望者3名が承認された。
6. 能登半島地震被災者の会費免除申請3件について
(総務委員会)
申請があった3件が承認された。
7. 学会誌で宛名不明で戻ってくる会員の扱いについて
(事務局)
5月に学会誌を送付して宛名不明で戻ってきた会員については、6月分は送付しないことが承認された。
8. 賛助(会員)制度の規定改訂について(継続審議)
(山田会長)
規定の改訂について、前回常任理事会で出された税務上の観点からは、賛助会団体からの広告料、出店料を徴収することは収益とみなされることはない(税理士に確認済み)ことが報告され、具体的な点について議論がなされた。また、法務上の観点は今後検討し、9月の常任理事会で改めて 11月の総会での改革案の採択を目指すことが承認された。
(2)審議事項
1. 支出に関する理由書:若手による開発研究部会
(事務局)
研究部会の支出に関する事後報告があり、理由書を提出してもらったことが報告された。
2. 春季宇都宮大会(6/15(土))の昼休みに開催される理事会の出席状況
(事務局)
理事会の出席状況について報告された。
3. 「倫理的食農システムと農村発展」研究部会の研究会における非会員参加者からのクレーム対処について
(事務局・総務)
研究会に参加した非会員からのクレームについて報告がなされた。
4. 学会賞公募の開始について
(賞選考委員会)
賞選考委員会が学会賞の公募を開始した旨が報告された。
(3)その他
宿泊費
(事務局・総務)
次回以降の常任理事会に向けて、学会旅費規程(現在1人1泊12,000円)を改訂する予定である旨が報告された。
各委員会報告(記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)
社会共創委員会より
- 企業向けSDGs研修(9月5-6日)
- 高知における地域活性化×国際開発エクスカーション(9月14-16日)を実施予定である旨が報告された。
広報委員会より
学会ホームページの更新を終了した旨が報告された。
また、ホームページに運営に関し、専門家に委託することも検討したい旨が報告された。
グローバル連携委員会より
韓国国際開発学会(KAIDEC)夏季大会への派遣、北東アジア開発協力フォーラムの延期、『国際開発研究』英文号の刊行について書面にて報告された。
本部事務局
本部事務局長:星野晶成(名古屋大学)
- 日時: 2024年5月8日(水)~5月10日(金)
- 場所:メール審議
- 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、杉田、関谷、星野、松本、山田
議題
(1)報告事項
入退会者として27件の入会申請と8件の退会申請が承認された。
(2) 報告事項
なし
第249回常任理事会
-
- 日時: 2024年6月8日(土) 10:00-12:35
- 場所:ハイブリッド(東京大学駒場キャンパス及びzoom)
- 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、木全、工藤、島田、島津、杉田、関谷、星野、松本、山田
- 欠席者(五十音順・敬称略):北村、澤田
議題
(1)報告事項
1. 大会組織委員会より
(1)秋季全国大会の日程・会場について
2024年11月9日、10日に「ODA70周年記念イベント-不安定な時代のSDGsと人間の安全保障」というテーマの下、国際開発学会、人間の安全保障学会、JICA緒方貞子平和開発研究所、法政大学国際文化学部の共催で開催することが承認された。
また、オンラインセッションの導入、その場合の参加費等については人間の安全保障学会と今後相談予定であることが確認された。
(2)Atlas社とのConfit契約
秋季全国大会にてConfitを使用予定であり、2024年秋の全国大会からレギュラープランで3年間の契約を結ぶことが承認された。
(3)大会運営の改革について
大会運営の改革点(資格審査、内容審査、締切の延長、発表本数や発表時間、ポスター発表、座長・コメンテータ、FAQの作成、方針と権限)について審議がなされた。
具体的に、学生セッションの導入、セッション総数と1発表の時間とのバランス、査読の厳格性と幅広い参加のバランス、座長・コメンテータの確保に関する会員情報の管理方法などについて理事より意見が出されたが、大会組織委員会において今後議論して、論点整理し、懇談会のような形で改めて常任理事会を開催することとなった。
2. 2025年度支部・部会の募集と運営管理について
(企画運営委員会)
2025年度支部・部会の募集と運営管理について、メーリングリスト配信文案の内容と共に、支部・研究部会の情報は恒常的にウェブサイトに掲載することが承認された。
3. 学生せんかん幹事候補者リスト
(選挙管理委員会)
応募があった5名の学生に学生せんかん幹事として委嘱することが承認された。
4. 「国際開発論文コンテスト」の審査結果
(人材育成委員会)
「第4回国際開発論文コンテスト」への応募13論文のうち、最優秀賞は該当者なし、優秀賞に4論文を表彰することが承認された。
5. 新規入退会者について
(総務委員会)
新規入会申請者13名、退会希望者3名が承認された。
6. 能登半島地震被災者の会費免除申請3件について
(総務委員会)
申請があった3件が承認された。
7. 学会誌で宛名不明で戻ってくる会員の扱いについて
(事務局)
5月に学会誌を送付して宛名不明で戻ってきた会員については、6月分は送付しないことが承認された。
8. 賛助(会員)制度の規定改訂について(継続審議)
(山田会長)
規定の改訂について、前回常任理事会で出された税務上の観点からは、賛助会団体からの広告料、出店料を徴収することは収益とみなされることはない(税理士に確認済み)ことが報告され、具体的な点について議論がなされた。また、法務上の観点は今後検討し、9月の常任理事会で改めて 11月の総会での改革案の採択を目指すことが承認された。
(2)審議事項
1. 支出に関する理由書:若手による開発研究部会
(事務局)
研究部会の支出に関する事後報告があり、理由書を提出してもらったことが報告された。
2. 春季宇都宮大会(6/15(土))の昼休みに開催される理事会の出席状況
(事務局)
理事会の出席状況について報告された。
3. 「倫理的食農システムと農村発展」研究部会の研究会における非会員参加者からのクレーム対処について
(事務局・総務)
研究会に参加した非会員からのクレームについて報告がなされた。
4. 学会賞公募の開始について
(賞選考委員会)
賞選考委員会が学会賞の公募を開始した旨が報告された。
(3)その他
宿泊費
(事務局・総務)
次回以降の常任理事会に向けて、学会旅費規程(現在1人1泊12,000円)を改訂する予定である旨が報告された。
各委員会報告(記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)
社会共創委員会より
- 企業向けSDGs研修(9月5-6日)
- 高知における地域活性化×国際開発エクスカーション(9月14-16日)を実施予定である旨が報告された。
広報委員会より
学会ホームページの更新を終了した旨が報告された。
また、ホームページに運営に関し、専門家に委託することも検討したい旨が報告された。
グローバル連携委員会より
韓国国際開発学会(KAIDEC)夏季大会への派遣、北東アジア開発協力フォーラムの延期、『国際開発研究』英文号の刊行について書面にて報告された。
本部事務局
本部事務局長:星野晶成(名古屋大学)
- 日時: 2024年3月30日(土) 10:00-13:00
- 場所:Zoom オンライン
- 出席者(五十音順・敬称略):尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、関谷、星野、松本、山田
-
欠席者(五十音順・敬称略):小國、杉田
議題
(1) 審議事項
1.国際開発学会 選挙管理委員会幹事 学生会員から公募(文案)について
(選挙管理委員会)
選挙管理委員会幹事の学生会員からの公募(文案)が承認された。また、学生は現在、理事への被選挙権がないものの、学生代表理事などの形で同権利について検討する必要性がある点が議論された。
2.編集委員会委員の委嘱について
(学会誌編集委員会)
島田委員より、投稿論文査読の関係上、前・11期の委員であった桑島京子会員(青山学院大学)に2024年6月まで編集委員会委員を委嘱したい旨が提案され、承認された。
3.賛助会員制度の内容の具体化とルール整備について
(志賀理事・企画運営委員会)
山田会長より、定款5条に「賛助会員」についての規定があるが、具体的な内容が規定されていないため、整理・検討が必要である旨が説明され、志賀理事(前11期・事務局長)より要点について説明がなされ、様々な議論がなされた結果、以下の点が承認された。
また、今後のプロセスとして、賛助会員制度(あるいは賛助制度)の制度設定に伴い、定款および定款細則の改正案および内規案の策定を行う場合は、常任理事会、理事会、会員総会での議論及び承認が必要である点が確認された。
- 賛助「会員」という名称であることによって、団体と個人の区別が曖昧であることが提起され「賛助制度」への変更も提案されたが、制度上の課題などがあるため、「賛助会員」という名称を維持しつつ、その内容の明確化に向け引き続き議論する。
- 賛助会員になることの利点として、学会HP上に賛助会員リストやアイコンを掲示したり、無形ではあるが学会と関連団体との繋がりを確保するという点がある。
- 賛助会員となる団体とその団体に属する個人の立場は明確に区別する。賛助会員団体に所属する個人が、会員レートでの大会参加費の適用を受けたり、個人発表を申し込むことはできない。
4.国際開発学会 支部・研究部会の設置と運営に関するルール整備について
(企画運営委員会)
山田会長より、毎年6-7月に支部・研究部会の公募を行うため、支部・研究部会の設置と運営に関するルール整備(募集要件を明確にすること)が必要である旨が説明され、議論の結果、以下の点が承認された。また、研究部会の会員に対する広報の必要性についても確認された。
- 研究部会の中で、(1)研究レベルを深める役割の部会、(2)専門の研究者どうしでつながることができるプラットフォーム的な役割を果たす部会という2種類の部会を設定し、助成金の規模も部会の種類に応じたものにする。
- (1)の種類(研究目的)の部会については、従来通りの助成金を提供する一方、例えば学会での企画セッションや学会誌への掲載など、明確なアウトプットを求めるようにする。
- 支部・研究部会の資金使途を明確化する。特に、会員は大会参加のために研究部会の助成金から交通費を支給しない点など、使用できない事項について明確にする。
- 新規入会者が、興味のある部会の情報を得て、参加しやすい動線をつけるなど、特に新規会員が学会活動に参加しやすくなるような形態を検討する。
5.全国・春季大会時の子育て中の会員支援についての基本方針(案)
(企画運営委員会)
山田会長より、全国・春季大会時の子育て中の会員支援についての基本方針(案)が提案され、以下の点が承認された。
また、委員より、キッズルーム設置時の安全面での懸念(学会としての保険加入も含めた提案)などについて提起・議論され、これらの議論踏まえて恒常的な広報用の文言を確認し、学会HPに掲載する旨が承認された。
- 託児費用助成として、会員一人当たり(子どもの人数にかかわらず)の助成額は一大会 5,000 円を上限とし、申し込み順(Confit 上での申し込み日時)に、本助成サービスの一大会大会当たりの総額は 50,000 円までとする。
- 学会に参加しやすい環境づくりとして、特定の教室を子連れで自由に過ごせるキッズルームとして開放する。(ただし、これは大会実施校の環境次第)
6.昨年の総会での大橋会員の名誉会員の審議漏れについて
(事務局)
星野事務局長より、昨年の総会にて大橋正明会員の名誉会員の審議が漏れていため、同会員への次回会費請求はせず今年の総会で名誉会員の審議を行いたい、また、廣野良吉名誉会員から退会希望が出ているため、次回常任理事会・理事会で退会を認めることとしたい旨が提案され、承認された。
7.6月春大会における常任理事会・理事会の開催の有無について
(事務局)
星野事務局長より、6月の春季大会中の常任理事会・理事会開催の必要性の有無について提起され、大会当日(6月15日)のお昼休みに理事会のみを開催することを承認した。
8.HP上の12期常任理事の情報、最新の定款・定款細則の更新について
(事務局)
星野事務局長より、会員用サイト上の定款・定款細則や各委員会情報の更新を広報委員会と相談しながら実施する予定である旨が説明され、承認された。
9.新入会・退会者について
(総務委員会)
関谷総務委員長より、新規入会5名(うち学生会員3名)、退会希望者10名(3月29日付)、3カ月前までに入会承認したが会費納入がないため3名の入会却下(規定による)について説明され、承認された。
10.学会大会における口頭発表および大会論文集と論文投稿について (二重投稿に関する会員からの懸念)
(事務局)
星野事務局長より、会員から自身の二重投稿の懸念に関する問い合わせ・確認があったことから、学会として二重投稿に関する何らかのルールを設ける必要性の有無について提起がなされ、以下の点について承認された。
- 本学会内での大会論文集と学会誌への投稿論文については、発表を通じて論文の精度を高めて投稿論文につなげるというケールも多いと考えられるため、これを二重投稿と見做すのは研究活動の制限につながる可能性がある。
- 学会誌投稿の際には、倫理面でのチェックシートに記入してもらい投稿してもらっているため、今後も倫理面でのチェックは実施する。
- 本学会の学際的な性格から、学問分野によって基準が異なる本件に関して、学会として一律の基準を設定することはしない。学術的発表の倫理的責任は、それぞれの学問分野の基準に照らし、会員が担う。
(2) 報告事項
11.英文号のための国際ワークショップの開催等に関する報告
(グローバル連携委員会)
北村グローバル連携委員長より、昨年度の、学会誌英文号のための国際ワークショップ開催と学会誌特集号に継続して、今年度は、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学の協力を得て、3月上旬にマニラで国際ワークショップ開催し、学会誌英文号への掲載につなげたい旨、今後も会員に英語論文を投稿してもらうように呼び掛ける予定である旨が報告された。
12. 各委員会報告(上記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)
(大会組織委員会)
松本大会組織委員長より、今後予定されている大会概要について説明があり、今年6月に宇都宮大学にて開催する春季大会ではこれまで大会実行委員会が担っていた一部の業務を大会組織委員会に移行する準備中、今年11月にJICA研究所と共催で法政大学にて開催予定の秋季大会ではその業務を徐々に移行し、2025年の春季大会にて移行を完了させたい旨が報告された。また、6月の春季大会時のポスター発表表彰は懇親会時に実施することが報告された。
(グローバル連携委員会)
北村グローバル連携委員長より、今年度の海外派遣として、6月にKAIDEC夏季大会(ソウル大学)への2名の会員派遣、6月に北東アジア開発協力フォーラム(上海市)への2名の会員派遣を予定している旨が報告された。また、山田委員より、学会の国際交流活動と派遣者の貢献を会員に周知するため、派遣者の報告としてニュースレター等に掲載して頂きたい旨の提案がなされた。
(社会共創委員会)
木全社会共創委員長より、委員会の今後の予定として、今年夏に高知でエクスカーションの企画を検討中であり、6月の常任理事会・理事会で提案する予定、また、「研究×実践」の関連でコンサルタント等の実務者が途上国での現場の情報を研究者に共有し、情報・データの処理方法を学ぶという観点から勉強会を開催予定である旨が報告された。
(人材育成委員会)
小山田人材育成委員長より、国際開発論文コンテストの応募が3月24日で締切られ、6月末までに審査が終了予定、また、同コンテストの募集規定内容の見直しも実施中である旨が報告された。
(3)その他
13. 次回の常任理事会・理事会の予定
星野事務局長より、次回の常任理事会・理事会は以下を予定している旨が報告された。
- 6/8(土)10:00-12:00 第246回常任理事会(ハイブリッド開催)
- 6/8(土)13:00-15:00 第124回理事会(ハイブリッド開催)
場所:〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 東大駒場Ⅰキャンパス18号館4階 コラボレーションルーム4()
第248回常任理事会
- 日時: 2024年5月8日(水)~5月10日(金)
- 場所:メール審議
- 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、杉田、関谷、星野、松本、山田
議題
(1)報告事項
入退会者として27件の入会申請と8件の退会申請が承認された。
(2) 報告事項
なし
第249回常任理事会
-
- 日時: 2024年6月8日(土) 10:00-12:35
- 場所:ハイブリッド(東京大学駒場キャンパス及びzoom)
- 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、木全、工藤、島田、島津、杉田、関谷、星野、松本、山田
- 欠席者(五十音順・敬称略):北村、澤田
議題
(1)報告事項
1. 大会組織委員会より
(1)秋季全国大会の日程・会場について
2024年11月9日、10日に「ODA70周年記念イベント-不安定な時代のSDGsと人間の安全保障」というテーマの下、国際開発学会、人間の安全保障学会、JICA緒方貞子平和開発研究所、法政大学国際文化学部の共催で開催することが承認された。
また、オンラインセッションの導入、その場合の参加費等については人間の安全保障学会と今後相談予定であることが確認された。
(2)Atlas社とのConfit契約
秋季全国大会にてConfitを使用予定であり、2024年秋の全国大会からレギュラープランで3年間の契約を結ぶことが承認された。
(3)大会運営の改革について
大会運営の改革点(資格審査、内容審査、締切の延長、発表本数や発表時間、ポスター発表、座長・コメンテータ、FAQの作成、方針と権限)について審議がなされた。
具体的に、学生セッションの導入、セッション総数と1発表の時間とのバランス、査読の厳格性と幅広い参加のバランス、座長・コメンテータの確保に関する会員情報の管理方法などについて理事より意見が出されたが、大会組織委員会において今後議論して、論点整理し、懇談会のような形で改めて常任理事会を開催することとなった。
2. 2025年度支部・部会の募集と運営管理について
(企画運営委員会)
2025年度支部・部会の募集と運営管理について、メーリングリスト配信文案の内容と共に、支部・研究部会の情報は恒常的にウェブサイトに掲載することが承認された。
3. 学生せんかん幹事候補者リスト
(選挙管理委員会)
応募があった5名の学生に学生せんかん幹事として委嘱することが承認された。
4. 「国際開発論文コンテスト」の審査結果
(人材育成委員会)
「第4回国際開発論文コンテスト」への応募13論文のうち、最優秀賞は該当者なし、優秀賞に4論文を表彰することが承認された。
5. 新規入退会者について
(総務委員会)
新規入会申請者13名、退会希望者3名が承認された。
6. 能登半島地震被災者の会費免除申請3件について
(総務委員会)
申請があった3件が承認された。
7. 学会誌で宛名不明で戻ってくる会員の扱いについて
(事務局)
5月に学会誌を送付して宛名不明で戻ってきた会員については、6月分は送付しないことが承認された。
8. 賛助(会員)制度の規定改訂について(継続審議)
(山田会長)
規定の改訂について、前回常任理事会で出された税務上の観点からは、賛助会団体からの広告料、出店料を徴収することは収益とみなされることはない(税理士に確認済み)ことが報告され、具体的な点について議論がなされた。また、法務上の観点は今後検討し、9月の常任理事会で改めて 11月の総会での改革案の採択を目指すことが承認された。
(2)審議事項
1. 支出に関する理由書:若手による開発研究部会
(事務局)
研究部会の支出に関する事後報告があり、理由書を提出してもらったことが報告された。
2. 春季宇都宮大会(6/15(土))の昼休みに開催される理事会の出席状況
(事務局)
理事会の出席状況について報告された。
3. 「倫理的食農システムと農村発展」研究部会の研究会における非会員参加者からのクレーム対処について
(事務局・総務)
研究会に参加した非会員からのクレームについて報告がなされた。
4. 学会賞公募の開始について
(賞選考委員会)
賞選考委員会が学会賞の公募を開始した旨が報告された。
(3)その他
宿泊費
(事務局・総務)
次回以降の常任理事会に向けて、学会旅費規程(現在1人1泊12,000円)を改訂する予定である旨が報告された。
各委員会報告(記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)
社会共創委員会より
- 企業向けSDGs研修(9月5-6日)
- 高知における地域活性化×国際開発エクスカーション(9月14-16日)を実施予定である旨が報告された。
広報委員会より
学会ホームページの更新を終了した旨が報告された。
また、ホームページに運営に関し、専門家に委託することも検討したい旨が報告された。
グローバル連携委員会より
韓国国際開発学会(KAIDEC)夏季大会への派遣、北東アジア開発協力フォーラムの延期、『国際開発研究』英文号の刊行について書面にて報告された。
本部事務局
本部事務局長:星野晶成(名古屋大学)
- 日時: 2024年3月11日(月)~3月12日(火)
- 場所:メール審議
- 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、杉田、関谷、星野、松本、山田
議題
(1) 審議事項
入退会者として4件の入会申請(学生会員4名)と6件の退会申請が承認された。
(2) 報告事項
なし
第247回常任理事会
- 日時: 2024年3月30日(土) 10:00-13:00
- 場所:Zoom オンライン
- 出席者(五十音順・敬称略):尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、関谷、星野、松本、山田
-
欠席者(五十音順・敬称略):小國、杉田
議題
(1) 審議事項
1.国際開発学会 選挙管理委員会幹事 学生会員から公募(文案)について
(選挙管理委員会)
選挙管理委員会幹事の学生会員からの公募(文案)が承認された。また、学生は現在、理事への被選挙権がないものの、学生代表理事などの形で同権利について検討する必要性がある点が議論された。
2.編集委員会委員の委嘱について
(学会誌編集委員会)
島田委員より、投稿論文査読の関係上、前・11期の委員であった桑島京子会員(青山学院大学)に2024年6月まで編集委員会委員を委嘱したい旨が提案され、承認された。
3.賛助会員制度の内容の具体化とルール整備について
(志賀理事・企画運営委員会)
山田会長より、定款5条に「賛助会員」についての規定があるが、具体的な内容が規定されていないため、整理・検討が必要である旨が説明され、志賀理事(前11期・事務局長)より要点について説明がなされ、様々な議論がなされた結果、以下の点が承認された。
また、今後のプロセスとして、賛助会員制度(あるいは賛助制度)の制度設定に伴い、定款および定款細則の改正案および内規案の策定を行う場合は、常任理事会、理事会、会員総会での議論及び承認が必要である点が確認された。
- 賛助「会員」という名称であることによって、団体と個人の区別が曖昧であることが提起され「賛助制度」への変更も提案されたが、制度上の課題などがあるため、「賛助会員」という名称を維持しつつ、その内容の明確化に向け引き続き議論する。
- 賛助会員になることの利点として、学会HP上に賛助会員リストやアイコンを掲示したり、無形ではあるが学会と関連団体との繋がりを確保するという点がある。
- 賛助会員となる団体とその団体に属する個人の立場は明確に区別する。賛助会員団体に所属する個人が、会員レートでの大会参加費の適用を受けたり、個人発表を申し込むことはできない。
4.国際開発学会 支部・研究部会の設置と運営に関するルール整備について
(企画運営委員会)
山田会長より、毎年6-7月に支部・研究部会の公募を行うため、支部・研究部会の設置と運営に関するルール整備(募集要件を明確にすること)が必要である旨が説明され、議論の結果、以下の点が承認された。また、研究部会の会員に対する広報の必要性についても確認された。
- 研究部会の中で、(1)研究レベルを深める役割の部会、(2)専門の研究者どうしでつながることができるプラットフォーム的な役割を果たす部会という2種類の部会を設定し、助成金の規模も部会の種類に応じたものにする。
- (1)の種類(研究目的)の部会については、従来通りの助成金を提供する一方、例えば学会での企画セッションや学会誌への掲載など、明確なアウトプットを求めるようにする。
- 支部・研究部会の資金使途を明確化する。特に、会員は大会参加のために研究部会の助成金から交通費を支給しない点など、使用できない事項について明確にする。
- 新規入会者が、興味のある部会の情報を得て、参加しやすい動線をつけるなど、特に新規会員が学会活動に参加しやすくなるような形態を検討する。
5.全国・春季大会時の子育て中の会員支援についての基本方針(案)
(企画運営委員会)
山田会長より、全国・春季大会時の子育て中の会員支援についての基本方針(案)が提案され、以下の点が承認された。
また、委員より、キッズルーム設置時の安全面での懸念(学会としての保険加入も含めた提案)などについて提起・議論され、これらの議論踏まえて恒常的な広報用の文言を確認し、学会HPに掲載する旨が承認された。
- 託児費用助成として、会員一人当たり(子どもの人数にかかわらず)の助成額は一大会 5,000 円を上限とし、申し込み順(Confit 上での申し込み日時)に、本助成サービスの一大会大会当たりの総額は 50,000 円までとする。
- 学会に参加しやすい環境づくりとして、特定の教室を子連れで自由に過ごせるキッズルームとして開放する。(ただし、これは大会実施校の環境次第)
6.昨年の総会での大橋会員の名誉会員の審議漏れについて
(事務局)
星野事務局長より、昨年の総会にて大橋正明会員の名誉会員の審議が漏れていため、同会員への次回会費請求はせず今年の総会で名誉会員の審議を行いたい、また、廣野良吉名誉会員から退会希望が出ているため、次回常任理事会・理事会で退会を認めることとしたい旨が提案され、承認された。
7.6月春大会における常任理事会・理事会の開催の有無について
(事務局)
星野事務局長より、6月の春季大会中の常任理事会・理事会開催の必要性の有無について提起され、大会当日(6月15日)のお昼休みに理事会のみを開催することを承認した。
8.HP上の12期常任理事の情報、最新の定款・定款細則の更新について
(事務局)
星野事務局長より、会員用サイト上の定款・定款細則や各委員会情報の更新を広報委員会と相談しながら実施する予定である旨が説明され、承認された。
9.新入会・退会者について
(総務委員会)
関谷総務委員長より、新規入会5名(うち学生会員3名)、退会希望者10名(3月29日付)、3カ月前までに入会承認したが会費納入がないため3名の入会却下(規定による)について説明され、承認された。
10.学会大会における口頭発表および大会論文集と論文投稿について (二重投稿に関する会員からの懸念)
(事務局)
星野事務局長より、会員から自身の二重投稿の懸念に関する問い合わせ・確認があったことから、学会として二重投稿に関する何らかのルールを設ける必要性の有無について提起がなされ、以下の点について承認された。
- 本学会内での大会論文集と学会誌への投稿論文については、発表を通じて論文の精度を高めて投稿論文につなげるというケールも多いと考えられるため、これを二重投稿と見做すのは研究活動の制限につながる可能性がある。
- 学会誌投稿の際には、倫理面でのチェックシートに記入してもらい投稿してもらっているため、今後も倫理面でのチェックは実施する。
- 本学会の学際的な性格から、学問分野によって基準が異なる本件に関して、学会として一律の基準を設定することはしない。学術的発表の倫理的責任は、それぞれの学問分野の基準に照らし、会員が担う。
(2) 報告事項
11.英文号のための国際ワークショップの開催等に関する報告
(グローバル連携委員会)
北村グローバル連携委員長より、昨年度の、学会誌英文号のための国際ワークショップ開催と学会誌特集号に継続して、今年度は、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学の協力を得て、3月上旬にマニラで国際ワークショップ開催し、学会誌英文号への掲載につなげたい旨、今後も会員に英語論文を投稿してもらうように呼び掛ける予定である旨が報告された。
12. 各委員会報告(上記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)
(大会組織委員会)
松本大会組織委員長より、今後予定されている大会概要について説明があり、今年6月に宇都宮大学にて開催する春季大会ではこれまで大会実行委員会が担っていた一部の業務を大会組織委員会に移行する準備中、今年11月にJICA研究所と共催で法政大学にて開催予定の秋季大会ではその業務を徐々に移行し、2025年の春季大会にて移行を完了させたい旨が報告された。また、6月の春季大会時のポスター発表表彰は懇親会時に実施することが報告された。
(グローバル連携委員会)
北村グローバル連携委員長より、今年度の海外派遣として、6月にKAIDEC夏季大会(ソウル大学)への2名の会員派遣、6月に北東アジア開発協力フォーラム(上海市)への2名の会員派遣を予定している旨が報告された。また、山田委員より、学会の国際交流活動と派遣者の貢献を会員に周知するため、派遣者の報告としてニュースレター等に掲載して頂きたい旨の提案がなされた。
(社会共創委員会)
木全社会共創委員長より、委員会の今後の予定として、今年夏に高知でエクスカーションの企画を検討中であり、6月の常任理事会・理事会で提案する予定、また、「研究×実践」の関連でコンサルタント等の実務者が途上国での現場の情報を研究者に共有し、情報・データの処理方法を学ぶという観点から勉強会を開催予定である旨が報告された。
(人材育成委員会)
小山田人材育成委員長より、国際開発論文コンテストの応募が3月24日で締切られ、6月末までに審査が終了予定、また、同コンテストの募集規定内容の見直しも実施中である旨が報告された。
(3)その他
13. 次回の常任理事会・理事会の予定
星野事務局長より、次回の常任理事会・理事会は以下を予定している旨が報告された。
- 6/8(土)10:00-12:00 第246回常任理事会(ハイブリッド開催)
- 6/8(土)13:00-15:00 第124回理事会(ハイブリッド開催)
場所:〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 東大駒場Ⅰキャンパス18号館4階 コラボレーションルーム4()
第248回常任理事会
- 日時: 2024年5月8日(水)~5月10日(金)
- 場所:メール審議
- 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、北村、木全、工藤、澤田、島津、島田、杉田、関谷、星野、松本、山田
議題
(1)報告事項
入退会者として27件の入会申請と8件の退会申請が承認された。
(2) 報告事項
なし
第249回常任理事会
-
- 日時: 2024年6月8日(土) 10:00-12:35
- 場所:ハイブリッド(東京大学駒場キャンパス及びzoom)
- 出席者(五十音順・敬称略):小國、尾和、小山田、狩野、木全、工藤、島田、島津、杉田、関谷、星野、松本、山田
- 欠席者(五十音順・敬称略):北村、澤田
議題
(1)報告事項
1. 大会組織委員会より
(1)秋季全国大会の日程・会場について
2024年11月9日、10日に「ODA70周年記念イベント-不安定な時代のSDGsと人間の安全保障」というテーマの下、国際開発学会、人間の安全保障学会、JICA緒方貞子平和開発研究所、法政大学国際文化学部の共催で開催することが承認された。
また、オンラインセッションの導入、その場合の参加費等については人間の安全保障学会と今後相談予定であることが確認された。
(2)Atlas社とのConfit契約
秋季全国大会にてConfitを使用予定であり、2024年秋の全国大会からレギュラープランで3年間の契約を結ぶことが承認された。
(3)大会運営の改革について
大会運営の改革点(資格審査、内容審査、締切の延長、発表本数や発表時間、ポスター発表、座長・コメンテータ、FAQの作成、方針と権限)について審議がなされた。
具体的に、学生セッションの導入、セッション総数と1発表の時間とのバランス、査読の厳格性と幅広い参加のバランス、座長・コメンテータの確保に関する会員情報の管理方法などについて理事より意見が出されたが、大会組織委員会において今後議論して、論点整理し、懇談会のような形で改めて常任理事会を開催することとなった。
2. 2025年度支部・部会の募集と運営管理について
(企画運営委員会)
2025年度支部・部会の募集と運営管理について、メーリングリスト配信文案の内容と共に、支部・研究部会の情報は恒常的にウェブサイトに掲載することが承認された。
3. 学生せんかん幹事候補者リスト
(選挙管理委員会)
応募があった5名の学生に学生せんかん幹事として委嘱することが承認された。
4. 「国際開発論文コンテスト」の審査結果
(人材育成委員会)
「第4回国際開発論文コンテスト」への応募13論文のうち、最優秀賞は該当者なし、優秀賞に4論文を表彰することが承認された。
5. 新規入退会者について
(総務委員会)
新規入会申請者13名、退会希望者3名が承認された。
6. 能登半島地震被災者の会費免除申請3件について
(総務委員会)
申請があった3件が承認された。
7. 学会誌で宛名不明で戻ってくる会員の扱いについて
(事務局)
5月に学会誌を送付して宛名不明で戻ってきた会員については、6月分は送付しないことが承認された。
8. 賛助(会員)制度の規定改訂について(継続審議)
(山田会長)
規定の改訂について、前回常任理事会で出された税務上の観点からは、賛助会団体からの広告料、出店料を徴収することは収益とみなされることはない(税理士に確認済み)ことが報告され、具体的な点について議論がなされた。また、法務上の観点は今後検討し、9月の常任理事会で改めて 11月の総会での改革案の採択を目指すことが承認された。
(2)審議事項
1. 支出に関する理由書:若手による開発研究部会
(事務局)
研究部会の支出に関する事後報告があり、理由書を提出してもらったことが報告された。
2. 春季宇都宮大会(6/15(土))の昼休みに開催される理事会の出席状況
(事務局)
理事会の出席状況について報告された。
3. 「倫理的食農システムと農村発展」研究部会の研究会における非会員参加者からのクレーム対処について
(事務局・総務)
研究会に参加した非会員からのクレームについて報告がなされた。
4. 学会賞公募の開始について
(賞選考委員会)
賞選考委員会が学会賞の公募を開始した旨が報告された。
(3)その他
宿泊費
(事務局・総務)
次回以降の常任理事会に向けて、学会旅費規程(現在1人1泊12,000円)を改訂する予定である旨が報告された。
各委員会報告(記審議・議題で報告しなかった委員会を中心に)
社会共創委員会より
- 企業向けSDGs研修(9月5-6日)
- 高知における地域活性化×国際開発エクスカーション(9月14-16日)を実施予定である旨が報告された。
広報委員会より
学会ホームページの更新を終了した旨が報告された。
また、ホームページに運営に関し、専門家に委託することも検討したい旨が報告された。
グローバル連携委員会より
韓国国際開発学会(KAIDEC)夏季大会への派遣、北東アジア開発協力フォーラムの延期、『国際開発研究』英文号の刊行について書面にて報告された。
本部事務局
本部事務局長:星野晶成(名古屋大学)