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会員発情報

第3回SRID懇談会「3D(Diplomacy, Development, and Defense)による国際協力の可能性」

今年度第3回目のSRID懇談会(Zoom開催・無料)には、JICAガバナンス・平和構築部平和構築副室長として、開発(Development)の現場で活躍されている山下望氏をお迎えします。

山下氏は、外務省(Diplomacy)と防衛省(Defense)に出向経験を持たれており、日本ではまだあまり馴染みの無い3Dについて、その実務経験者としての生の声をお聞きします。 政治経済学者のフランシス・フクヤマが冷戦の終結をもって「歴史が終焉した」と論じてから30年になりますが、世界は、複数の対テロ局地戦争を経験するものの、自由民主主義体制を中心とした秩序が続きました。

しかし、2017年、米政府が中国・ロシアを「戦略的競争者」と位置づけ、「国際社会は大国間競争に回帰している」との認識を示しており、再び「歴史」が動き始めたようです。この大国間競争下では、(コロナ禍も相まって)これまで日本が立脚してきた自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった価値観が挑戦を受けています。

そして、東シナ海、南シナ海、台湾海峡などの情勢は風雲急を告げており、日本の安全保障を取り巻く不確実性が高まっています。 日本の国益を実現するための国際協力の両輪は、非軍事のODAと、PKOや災害派遣等の自衛隊の海外展開能力と言われています。

しかし、世界に目を向けると、感染症対策を含む大規模災害対応、法執行等の法の支配の貫徹に向けた取組、テロ対策、サイバーセキュリティ対策、平和構築を含む国づくり支援などの国際協力の現場では、民生アクターと軍の役割分担の境界線がなくなってきています。つまり、3D(Diplomacy, Development, and Defense)の連携に向けた取組が進んできています。

本懇談会では、山下氏に、3Dそれぞれの実務に携わったことで見えてきた、外交と開発と防衛の一層の連携の可能性について、JICAでの現職を一旦離れた個人の立場で、考察頂きます。そして、大国間競争時代に日本の安全保障と国際協力を両立させる方策について、参加者と共に議論を進めていきます。

参加希望の方は下記URL申込書フォームにてお申し込みください。参加申込はSRID会員(有料会員)優先で受け付け、残る定員の枠内で先着順に非会員の申込を受け付けます。同一人からの複数回申込はお控え下さい。

  • 「申込書フォーム」https://forms.gle/5DUkPXGPU4sgWEDw8

概要

  • 日時:2021年9月21日(火曜)19:00~21:00 (10分前より入室可能) 19:00-20:10: 登壇者によるプレゼン 20:10-21:00: 質疑応答
  • 会場:Zoom (参加者にはZoomのURLをメールします)
  • 定員:100名
  • 参加費:無料
  • テーマ:3D(Diplomacy, Development, and Defense)による国際協力の可能性
  • 講師:山下望 氏
  • 講師略歴:独立行政法人国際協力機構(JICA)ガバナンス・平和構築部平和構築室副室長。神戸大学国際文化学部卒、タフツ大学フレッチャー法律外交大学院修了。2001年にJICA入構。これまで緊急援助、防災、PPP、鉄道、海上保安に関する技術協力及び円借款業務を担当。また、2009年から国際連合日本政府代表部一等書記官(出向)、2017年から防衛省防衛政策局国際政策課能力構築支援室先任部員(出向)をそれぞれ3年間務め、2020年10月から現職。

お問い合わせ先

  • SRID代表幹事:小林文彦(fkobayashi167 [a] gmail.com)※アットマーク部分を変更してご使用ください。

国際開発研究者協会(SRID: Society of Researchers for International Development)は、国際開発問題にたずさわり、あるいは研究において情熱を傾けている人が、相互の親睦をはかり、たがいに開発研究者として創造力あふれた活動をするために、励まし、協力し、啓発しあうことを目的として、1974年に設立された任意団体です。ホームページは http://www.sridonline.org です。

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  • 「入会のお誘い」https://www.sridonline.org/SRID_Flyer.pdf

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