「参加型・質的評価手法MSC入門研修」1月8日(会員・一般)

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレーム(PDM)のような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」のエピソードを集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。

人間の意識・行動変容など、想定外・質的変化の把握や分析ができ、学習や改善を促進する特徴があります。また、評価に参加するスタッフや受益者へのエンパワーメント効果があります。手法の詳細はこちらをご覧ください。参加型評価とは/most-significant-change/

※三位一体のMSC研修:MSCができるようになるのが目標

  • 入門:初心者向きにMSCの基本を体験→今回はコレ!
  • 中級Ⅰ:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習
  • 中級Ⅱ:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計

こんな方にお勧めします:
NGO/NPO、コンサルタント、教育・福祉、学術関係者など非営利活動に従事している、またモニタリング・評価や研究に携わっている方。今後予定している方。「説明責任」だけでなく「学習」目的の評価に興味のある方。国際協力だけでなく国内活動にも有効です。

開催概要

  • 日時:2022年1月8日(土曜)14:00-16:00(日本時間:ご要望に応え時間延長しました!)
  • 場所:Zoomを活用して、オンラインで行います。マイクとカメラのついたPCと安定したインターネット環境が必要です(スマホやタブレットでもアプリをダウンロードすれば参加できますが、PCをお勧めします)。配布資料は事前にEメールでPDFファイルをお送りします。
  • セミナーのねらい
    ・MSC手法の概略・目的・特徴などの知識を学ぶ。
    ・手法の中核3ステップのロールプレイによる体験。
    ・変化のエピソードの比較から、教訓を学ぶ練習。
    前回の入門研修(2021/8/14)の報告はこちらを、ご覧ください。
  • プログラム
    ・講義:MSCの概略・目的・特徴・事例紹介
    ・演習:「重大な変化を集める」ステップの体験
    ・演習:「最も重大な変化を選ぶ」ステップの体験
    ・発表、まとめと振り返り
  • 講師:田中 博
    一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。
  • 受講料:¥7,000-(税込み)
  • 申込方法:下記こくちーずプロでお申し込みください。申込後に届くメールに記載されている銀行口座に、期日までに受講料をお振込みいただくようお願いいたします。

    ・しめ切り:12/31(金曜)
    ・定員:14名(最少催行人数3名)
    ・個人情報は本講座と参加型評価の情報提供以外に使用しません。


本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人参加型評価センター

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)