新刊案内:北野収『私の中の少年を探しに―ある「農学者」が回想する昭和平成』

今般、農学者・開発学者としての回顧録的エッセイ集『私の中の少年を探しに―ある「農学者」が回想する昭和平成』を刊行しました。

  • 「今は喪失したけれども、かつて「あそこ」に確実にあった何か」
  • 「家族・親戚、交友関係と30~40年後の人間形成とのつながり」
  • 「多(他)文化、自然・生命への慈しみ」

この3つのモチーフを手がかりとして、様々な「時空」に見出される「少年」を探す旅として編み上げたものです。

収録作品の多くは、これまで雑誌、新聞、大学ウェブサイト、学内誌で発表してきた文章、授業内小話ネタが元になっています。

幼少時の異文化体験、自然とのふれあい、学生時代、官庁での経験、留学、調査フィールド、学者だった父の思い出…。

タイトルが示すように研究書ではありませんが、1人の研究者がどのような時代・環境・経験を経て、またどのような試行錯誤を経て、研究関心に辿り着き、それが変化していくか?そのような観点からお読みいただければ、本学会会員の方々にも、共感していただけるような「共体験」の書になると思います。

是非、お手にとっていただくか、所属先図書館または最寄りの公立図書館の蔵書の推薦を賜ることができれば幸いです。

書誌情報

  • 著者:北野収
  • 表紙画:北野慶
  • タイトル:『私の中の少年を探しに ある「農学者」が回想する昭和平成』
  • 発行:デザインエッグ株式会社
  • 発売日:2024年5月20日
  • ISBN:978-4815041472
  • 定価:2772円+税
  • ※オンデマンド自費出版のため、販売はアマゾンと楽天ブックスのみですが、一般書店・大学生協での取り寄せは可能です。

目次

プロローグ
遠い日の記憶
たべもの
いのち
国鉄があったころ
宮仕えのころ
留学
メキシコ
音楽
消えたもの、変わりゆくもの
あこがれ
まなび
父の思い出
私について
あとがき

裏表紙の文章から

平凡な人間の平凡な日々の中にも、少し角度を変えてみると、映画や小説の一場面のようにキラリと輝く一瞬があります。それが誰の人生であっても、人生は詩であり物語なのだ。口に出してはいわないけれども、心の隅でそう思っています。だとすれば、元官僚、大学教師・開発研究者で、自称「国際農学者」という皆さまとは無縁な存在である、私の「少年」探しの旅との共体験が、皆さまにとって、せわしない日々の生活の一服の清涼剤になるかもしれないと考えました。


本件にかんするお問い合わせ先

北野収(獨協大学)

  • shukitano1 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



教員公募:明治大学「都市情報論」、「音楽論」11月13日締切

明治大学情報コミュニケーション学部では、都市情報論の専任教員(専任准教授又は専任講師)と、音楽論の特任教員を公募しています。

詳細は、以下をご覧ください。応募締め切りは2024年11月13日17時です。

都市情報論

m/office/

音楽論

m/office/


本件にかんするお問い合わせ先

明治大学教務事務部
情報コミュニケーション学部事務室

  • infocom [at] p(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • FAX番号:03-3296-4351



第10回1F地域塾「1F廃炉と事故遺構の保存を考える」6月15日開催(会員・一般)

早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンターは、第10回1F 地域塾「1F廃炉と事故遺構の保存を考える」を、6月15日(土曜)13:00-18:00、ふたば未来学園・会場(福島県広野町)+オンライン(傍聴のみ)で開催します。

2022年7月、早稲田大学と福島県立ふたば未来学園中学・高等学校との協力協定に基づき、科学と政治と社会の協働による1F廃炉の先を考える「対話の場」=「学びの場」として1F地域塾を開設しました。

今回の第10回1F地域塾は、2024年度最初の1F 地域塾となります。改めて1F地域塾の原点を確認し、「社会のなかの廃炉」・「地域のなかの廃炉」の実現を目指し、1F廃炉の先の多様な選択肢を広く社会へ提案していきたいと考えています。

新年度にあたり、再度、1F地域塾への参加を広く呼びかけます。1F地域塾は、1F廃炉に関心があり、多様な関係者と対話をし、1F廃炉の先を共に考えたいという方であれば、世界のどなたでも大歓迎です。多くの皆さんの参加をお待ちしています。

開催概要

  • 日時:2024年6月15日(土曜)13:00-18:00
  • 方法:ふたば未来学園・会場(福島県広野町)+オンライン(傍聴のみ)
  • 会場:
  • 主催:早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター()

プログラム

総合司会:小磯匡大(1F地域塾・副塾頭、ふたば未来学園・教諭、楢葉町)

13:00-13:10:開会にあたって

13:10-13:40:話題提供
(1)事故遺構を考える
高橋洋充(1F地域塾・運営委員、福島東高校・教諭、浪江町)

(2)1F廃炉を考える
溝上伸也(1F地域塾・運営委員、東京電力・廃炉推進カンパニー・燃料デブリ取り出しプログラム部・部長)

13:40-14:50:座談会
司 会:小磯匡大(1F地域塾・副塾頭、ふたば未来学園・教諭、楢葉町)

  • ふたば未来学園・中高生 2 – 3名
  • 新妻竹彦(1F地域塾・運営委員、漁師・いわき市久之浜)
  • 正岡秀章(原子力規制委員会・原子力規制庁・東京電力福島第一原子力発電所事故対策室・企画調査官(審査担当)・上席安全審査官)
  • 井上 正(1F地域塾・副塾頭、電力中央研究所・名誉研究アドバイザー)
  • 高橋洋充(1F地域塾・運営委員、福島東高校・教諭、浪江町)
  • 溝上伸也(1F地域塾・運営委員、東京電力・廃炉推進カンパニー・燃料デブリ取り出しプログラム部・部長)

14:50-15:00:休憩

15:00-16:20:少人数グループによる「対話の場」
(会場参加者のみ)

16:20-16:30:休憩

16:30-17:50:全体会
司会:崎田裕子(1F地域塾・副塾頭、環境ジャーナリスト)

17:50-18:00:閉会挨拶
松岡俊二(1F地域塾・塾頭、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・教授)

申し込み方法

参加希望の方はお名前・所属、会場かオンラインかを書き、下記事務局メールアドレスまでメールにてお申込みください。


本件にかんするお問い合わせ先

早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター事務局

  • [at] 、charlottelin7 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



オンライン説明会『民間企業との連携により社会課題解決を目指す実践型ワークショップに参加しませんか?』5月28日開催(会員・一般)

コペルニク・ジャパンは、NPO/NGO、教育機関の皆様を対象としたワークショップを開催します。

このワークショップは、非営利団体が民間企業のパーパス(目的)やニーズを的確にとらえ、自団体のミッションに即し、かつ民間企業にも意義のある協働提案を策定できる実践的なスキルを習得する事を目的としています。

2024年9月より、全5回/受講料無料で開催するワークショップでは、提案書作成から個別相談、民間企業とのネットワークの機会も設ける予定です。

開催に先立ち、5月28日(火曜)19:00〜20:00にオンライン説明会を開催いたします。

ワークショップへの参加をご検討されるNGO/NPOの皆様及び教育機関の皆様、ぜひ奮ってご参加ください。

(本事業は独立行政法人国際協力機構(JICA)のNGO提案型支援事業からの助成を受けて開催します)

オンライン説明会概要:

  • 日時:2024年5月28日(火曜) 19:00~20:00
  • 場所:オンライン(お申し込み後Zoomリンクをお送りします。)
  • 主催:一般社団法人コペルニク・ジャパン
  • 参加費:無料
  • 対象者:民間企業との連携を通して社会課題解決を目指す非営利団体や大学関係者

お申し込み:

アジェンダ:

19:00-19:05 オープニング

19:05-19:25 コペルニクの紹介とプログラムの概要説明

19:25-19:45 パネルディスカッション
テーマ「NGOの活動のインパクトを拡大させる民間企業との連携とは」
登壇者: JICA東京 市民参加協力第二課 課長 加瀬 晴子様 /コペルニク共同創設者兼CEO 中村俊裕

19:45-20:00 質疑応答


本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人 コペルニク・ジャパン(担当:坪井)

  • ワークショップの詳細はこちらをご参照ください>> 
  • japan [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



【学会賞】2024年度『国際開発学会賞』作品公募のお知らせ

2024年度の学会賞の候補作品を公募します。

2022年1月1日から2024年6月30日までに公表された国際開発学会員の著作または学術論文が審査の対象となります。

学会賞、奨励賞、論文賞、賞選考委員会特別賞の4つの部門で審査が行われます。

応募作品の受付は、2024年5月12日(日曜)から2024年6月30日(日曜)まで(当日消印[または発送記録]有効)です。

応募は自薦、他薦を問いません。

対象となる本または論文各5部(本についてはオリジナル1部、残り4部はコピーでも可;論文については全てコピーでも可)を、下記の学会賞選考事務局宛に送付してください。

電子媒体がある場合にはあわせて提出して下さい。

応募の際には、応募用紙を記入の上添付してください。

応募用紙は学会Webサイト:学会賞のページからダウンロードできます。

学会賞の応募作品と、2023年1月1日から2024年12月31日までに『国際開発研究』に掲載された研究論文・研究ノート・調査研究報告を対象として、各賞に関わる審査を行います(当該の『国際開発研究』に掲載された研究論文等は自動的に審査対象になるので応募する必要はありません)。

なお、応募者は、2024年5月12日時点で学会員であり、かつ2024年6月30日時点で会費未納者でないことを要します。

受賞者には、原則として、当該年度の12月前後に開催される全国大会における授賞式や受賞者セッションに、参加することが求められます。

数多くの作品のご応募をお待ちしております。詳細については「国際開発学会賞選考内規」をご覧ください。

応募作品の送付先

国際開発学会賞選考委員会事務局
〒133-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学経済学 澤田康幸研究室気付


本件にかんするお問い合わせ先

賞選考委員会
委員長・澤田康幸(東京大学)

  • E-mail: sawadalab [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




第25回春季大会:早期参加申込[5月15日]締切【第9報】

国際開発学会第25回春季大会の早期参加申込〆切(5月15日)が、5日後に迫っています。

忘れずにご登録ください。

【リマインダー】大会事前参加登録について

事前参加登録期限(割引あり)は5月15日(水曜)となっています。

早めのご登録をお勧め致します。

懇親会などとあわせて出欠をご登録ください。

★大会参加登録:

大会プログラム(暫定版)を公開しました。タイムテーブルをオンライン(Confit)でご確認頂けます。

また、同日に開催するプレナリーへの参加方法についても、情報をまとめていますので、ご一読ください。

1. 大会プログラム(暫定版、Confit)について

大会HPからアクセスしてください。

★プログラム:

プログラムの作成には、セッションの決定、発表の割り当て、座長やコメンテーターとの折衝、会場確保など様々な調整が必要であり、基本的にセッションや日程変更のご要望には応じられません。ご理解頂ければ幸いです。

ポスターセッションは、受付開始が10:00で、11:45-12:45をコアタイムとして設定していますので、発表者の方々は、この時間には必ず会場で来場者からの質問等にご対応頂きます。なお、プログラムにはコアタイムが明記されていますが、プレナリーの開催時間17:15までは掲載をお願いいたします。ポスター優秀賞は19:00に開始する懇親会にて発表されますが、懇親会終了20:30を目途に必ず撤収をお願いします。

書籍販売を、休憩スペース(大学会館2階多目的ホール)で、9:00頃~17:00頃に行います。出版社により時間は異なります。是非お立ち寄りください。

会場図や発表の仕方等をまとめた簡易版大会プログラム(PDF)については、大会1~2週間ほど前を目途に公開する予定です。

2.プレナリーの参加方法について

6月15日(土曜)17:15から開催する大会プレナリー「地域発!国際協力と共創の実践―グローバル・グローカルな人材育成—」は、宇都宮大学国際学部との共催による公開イベントとなります。チラシを大会HPに近日中掲載しますので、内容をご確認下さい。

★プレナリー:

  • 本イベントは、対面のみで参加頂けます。
  • プレナリーは日本語で実施します。英語機械翻訳は別会場にて投影いたしますので、必要な方は別会場にてご視聴ください。

3. 懇親会について

  • 懇親会は、プレナリー終了15分後の19:00から行います。宇都宮名物の餃子の試食会もあります。
  • アフリカの音楽とダンスを、地元のグループであるジャンボいちかいさんに演奏・パフォーマンス頂きます。

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会第25回春季大会実行委員会
実行委員長:阪本 公美子(宇都宮大学)

  • 大会実行委員会メールアドレス:jasid2024spring [at] ([at] の部分を@に修正してご使用ください)



新刊案内:真崎克彦・藍澤淑雄 編『ポスト資本主義時代の地域主義―草の根の価値創造の実践』

ポスト資本主義時代の地域主義―草の根の価値創造の実践

国際開発学会の研究部会(『市場・国家との関わりから考える地域コミュニティ開発』、2019年~2022年)の成果集です。

国内外を問わず昨今、生活困窮や環境破壊、紛争や人権侵害が収まる気配を見せません。

その背景には、利潤追求を際限なく進める資本主義のグローバルな広まりがあります。

本書ではこうした事態にいかに応じれば良いのかの手がかりを探るべく、国内外の草の根の「地域主義」の諸実践を取り上げています。

可能性に満ちた地域リアリティと価値創造実践より、「ポスト資本主義」(資本主義とは異なる原理による体制への移行)時代の「地域主義」のあり方を探ります。

書誌情報

  • 著者:真崎克彦・藍澤淑雄 編
  • 出版社 ‏ : ‎明石書店
  • 価格:本体3,200円+税
  • 発売日 ‏ : ‎2024/05/10
  • 版型‏ : ‎A5
  • ページ数:296ページ
  • ISBN-13 ‏: ‎9784750357522

もくじ

【はじめに】

第1章 ポスト資本主義時代における地域主義  真崎 克彦
第2章 「公共」の再審と地域社会―「私」を開き「共」を通じて「公」と向き合う地域社会の実践に向けて― 中西 典子

【第一部 協同性に根差したローカル経済】

第3章 地域から掘り起こす新しい「豊かさ」―東日本大震災を経験した福島県二本松市の取り組みから― 斎藤 文彦
第4章 社会的連帯経済における互酬性の役割―パキスタンのイスラム金融マイクロファイナンス機関・アフワット― 高須 直子
第5章 加工業者・グループの発展とローカル経済の関わり―タンザニア・モロゴロ州における「混合粥の素」の生産― 加藤(山内) 珠比
第6章 地域と「共にある」コミュニティ経済振興―ブータン山村の乳業協同組合― 真崎 克彦

【第二部 ローカリゼーションとレジリエンス】

第7章 地域のしなやかさを高めるローカリゼーション―国内外のエコビレッジとトランジション運動― 平山 恵
第8章 さまよう地域、漂う地域―太平洋島嶼における地域主義の多層性と戦略的依存― 関根 久雄
第9章 「取り残された地域」にとっての持続可能な開発目標―インドネシア・西ティモールの事例― 堀江 正伸・森田 良成

【第三部 地域のつながりで育つ子ども】

第10章 地域主義の視点から見た子ども食堂―コロナ禍の青森県における事例からの考察― 平井 華代
第11章 子どもが紡ぐ社会的結束―ヨルダンの取り組みから― 松田 裕美

【第四部 地域と関わり合う教育】

第12章 持続可能な地域づくりへの大学のかかわり―茨木中山間地域における取り組みから― 秋吉 恵
第13章 地域の価値創造への大学のかかわり―館ヶ丘団地における取り組みから― 藍澤 淑雄

【おわりに】

第14章 あいだの開発学の可能性―秋田と南アフリカの起業家たちの学び合い― 工藤尚悟
第15章 地域主義の意義と可能性―課題を考察する― 藍澤 淑雄


本件にかんするお問い合わせ先

真崎克彦・藍澤淑雄

  • 真崎克彦:k_masaki425 [at]
  • 藍澤淑雄:y-aizawa [at]

(いずれも [at] の部分を@に修正してご使用ください)




開催案内「能登復興支援シンポジウム~能登の創造的復興に向けて〜」5月11日開催(会員・一般)

能登復興支援シンポジウム~能登の創造的復興に向けて〜

本イベントには地域や国のステークホルダーが参画し、能登半島地震からの持続可能でレジリエント(回復力のある)な復興について議論します。

災害の現状と課題、地域の強み、能登の里山里海の資源を生かした創造的な復興、地域のニーズや若者の声を政策に反映させるための協力関係について話し合います。

能登や三陸の自治体代表者、地域産業の担い手、教育関係者、ユース、専門家、石川県副知事、政府関係者が登壇します。

日本語、英語の同時通訳付きで実施いたします。

開催概要

  • 日時:2024年5月11日(土曜)
  • 方法:対面 & オンライン
  • 会場:国連大学本部ビル3Fウ・タント国際会議場
  • 言語:日本語、英語(同時通訳)

プログラム・申し込み方法

#overview


本件にかんするお問い合わせ先

UNU-IAS・富田揚子

  • tomita [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



オンライン「参加型・質的評価手法MSC入門研修」6月1日開催(会員・一般)

参加型・質的評価手法MSC入門研修(6/1@オンライン)のご案内〜生き生きと変化をとらえ、活動を改善・元気になる評価

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。

ログフレーム(ロジックモデル)のような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」のエピソードを集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。

人間の意識や行動変容など、想定外・数値化できない質的な変化の把握や分析ができ、組織学習や活動を改善する特徴があります。

また、評価に参加するスタッフや受益者へのエンパワーメント効果があります。

手法の詳細はこちらをご覧ください。
参加型評価とは/most-significant-change/

「量的な評価では測れないものがあるのではないか」「説明責任のための評価だけで良いのだろうか」「評価を通じて関係者が元気になることはできないのか」などを考えている方にピッタリです!

これまでに400人以上が受講した、人気の研修です。

開催概要

(1)日時

2024年6月1日(土曜)14:00-16:00

(2)場所

Zoomによるオンライン開催。

マイクとカメラのついたPCもしくはタブレット、安定したインターネット環境が必要です。

(3)こんな方にお勧めします

NGO/NPO、コンサルタント、教育・福祉、学術関係者など非営利活動に従事している、またモニタリング・評価や研究に携わっている方。今後予定している方。「説明責任」だけでなく「学習」目的の評価に興味のある方。国際協力だけでなく国内活動にも有効です。

(4)研修のねらい

  • MSC手法の概略・目的・特徴などの知識を学ぶ。
  • 手法の中核3ステップのロールプレイによる体験。
  • 変化のエピソードの比較から、教訓を学ぶ練習。
  • 前回オンライン入門研修(2023/6/10)の報告はこちらをご覧ください。

(5)プログラム

  • 講義:MSCの概略・目的・特徴・事例紹介
  • 演習:「重大な変化を集める」ステップの体験
  • 演習:「最も重大な変化を選ぶ」ステップの体験
  • 発表、まとめと振り返り

(6)講師

田中 博

一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。愛媛大学非常勤講師。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会、(公財)日本劇団協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。

(7)受講料

¥8,000 –

(8)申し込み

こくちーずプロでお申し込みください。

申込後に届くメールに記載されている銀行口座に、期日までに受講料をお振込みいただくようお願いいたします。

緊急連絡のため電話番号は必ずご記入下さい。

  • しめ切り:5月26日(土曜)
  • 定員:16名
  • 最少催行人数:4名

本件にかんするお問い合わせ先

主催:一般社団法人参加型評価センター

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
    個人情報は本講座と参加型評価センターの情報提供以外に使用しません。

※三位一体のMSC研修:MSC評価が自分で、できるようになるのが目標。
・入門:初心者向きにMSCの基本を体験→今回はコレ!
・中級Ⅰ:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習
・中級Ⅱ:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計
→3研修すべて受講した方に、修了証を発行することにしました!




法政大学オンライン公開講座「社会的連帯経済(SSE)の現在とその未来を考える」5月11日開催(会員・一般)

【連帯社会インスティテュート】オンライン公開講座(全5回)

法政大学大学院連帯社会インスティテュートでは、ILO駐日事務所、(一社)JCA、(公社)教育文化協会の後援により、2022・2023年度に引き続き、社会的連帯経済をテーマとする連続公開講座を開催するはこびとなりました。

今年度は、「社会的連帯経済をめぐる構想と挑戦―徹底“対論”」と題し、国内のSSE研究および実践において前線で活躍されている識者をお招きし、対論形式で5つのテーマをめぐって議論いただく構成になっています。

コロナ禍の影響を受け、ますます貧困や経済格差が拡大し、社会の分断が進む中、社会的課題を“つながり”で解決する社会的連帯経済(SSE)という概念が国際的に注目されています。SSEは、協同組合や共済組織を含む社会的経済(非営利・協同セクター)が中心となって経済のありかたを変え、持続可能な市民社会の構築を目指すグローカルな“連帯”運動です。

小規模のコミュニティ経済の担い手や自治体を含む政府セクターや民間営利セクターと協同組合とのパートナーシップが重視されるなかで、社会的連帯経済における協同組合の役割発揮への期待はこれまで以上に大きくなっていくと思われます。2022年度の国際労働機関ILO総会一般討議では「ディーセント・ワークと社会的連帯経済」が決議、さらに2023年4月18日には、国連総会においてSSEをテーマとする初の決議である「持続可能な開発のための社会的連帯経済の推進」が採択されました。

一方で、国内でのSSEへの認知は高くありません。3年目となる本講座は、SSEについて考え、国内での実践とネットワークを広げるため、世界におけるSSEの現在の姿と今後のわが国の方向性について学ぶ日本初のオムニバス講義です。

国際社会のなかでSDGsがどう受け止められ推進されているのか、SSEを抜きにしては考えられない時代へと入りつつあります。

積極的なご参加をよろしくお願いいたします。

開催概要

  • 講座名:「社会的連帯経済をめぐる構想と挑戦―徹底“対論”」
  • 日時:2024年5月11日、5月18日、6月1日、6月15日、7月13日(いずれも土曜日13:00より開催)
    ※事前申込制
  • オンライン公開講座「社会的連帯経済をめぐる構想と挑戦―徹底“対論”」
  • 開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
  • 対象:社会的連帯経済に興味・関心のある学生、研究者、実務家の皆様
  • 参加費:無料
  • 申込:法政大学公開講座 申込フォーム
  • 各回の定員は300名となっております。定員を超えるお申し込みがありました場合には、先着順とさせていただきます。

【第1回】鼎談:社会正義とSSEが拓く未来

5月11日(土)13:00〜16:40
白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)、田中夏子(長野県高齢協)、廣田裕之(法政大学)

【第2回】特別対談:3年目の公開講座とILO

5月18日(土曜)13:00〜16:40
高﨑真一(ILO駐日代表)、柳澤敏勝(明治大学)

【第3回】グローバルな連帯を構築する

6月1日(土曜)13:00〜16:40
岡野内正(法政大学)、上村雄彦(横浜市立大学)

【第4回】SSEとウェル・ビーイング

6月15日(土曜)13:00〜16:40
藤田雅美(国立国際医療研究センター)、仁科伸子(熊本学園大学)

【第5回】(最終回)就労支援とディーセント・ワーク

7月13日(土曜)13:00〜16:40
津富宏(立教大学)、西野ゆかり(日本フリーランスリーグ)


本件にかんするお問い合わせ先

法政大学大学院連帯社会インスティテュート
教授 伊丹謙太郎




神戸大学国際協力研究科ハイブリッドシンポジウム「Exploring the Global Refrom Scripts of Development Partners: Comparative Retrospective Analyses」5月9日開催(会員・一般)

このたび、神戸大学ではKIX EMAP Hub、コロンビア大学ティーチャーズカレッジ、ユネスコチェア(ジュネーヴ大学院大学)との共催でハイブリッドシンポジウム「Exploring the Global Refrom Scripts of Development Partners: Comparative Retrospective Analyses」を開催いたします。

開催概要

  • 日時:2024年5月9日(木曜)10:00~12:00(日本時間、UTC: +9:00)
  • 方法:ハイブリッド方式(オンライン参加は以下のリンクよりご登録ください)
  • 会場:神戸大学 六甲台第一キャンパス第五学舎(大学院国際協力研究科棟)1階大会議室またはオンライン
  • 言語:英語(アラビア語、ロシア語、クメール語同時通訳あり)

プログラム

開会挨拶:
小川啓一(神戸大学・教授)/Dr. Arushi Terway(NORRAG/KIX EMAP hub)

基調講演:
“The World Education Reform Database: Overview and first findings”
木島里江(トロント大学・助教授)/Dr. Patricia Bromley(スタンフォード大学・准教授)

“The global reform packages in education: Variations and changes over time”
Dr. Gita Steiner-Khamsi(コロンビア大学・教授)

オープンディスカッション
(司会:Dr. Arushi Terway)

パネルディスカッション
(司会:小川啓一):
山口しのぶ(国際連合大学サステイナビリティ高等研究所・所長)
黒田一雄(早稲田大学・教授)
Dr. Sam Sideth Dy(カンボジア教育青年スポーツ省・教育局次長)
Dr. Hamoud Al-Seyan(イエメン教育省・教育大臣アドバイザー)
Dr. Harry Patrinos(世界銀行・シニアアドバイザー)

オープンディスカッション
(司会:小川啓一)

参考


本件にかんするお問い合わせ先

神戸大学大学院国際協力研究科
小川啓一

  • ogawa35 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



開催案内「第42回プロフェッショナル統計分析ワークショップ」6月25・26・28日開催(会員・一般)

国際協力の事業では、社会的インパクト評価(あるいはインパクト評価)が必須となってきております。

国際開発センター(IDCJ)では以下のワークショップを開催することになりました。今回の使用言語は日本語です。

修了者には修了証書(講師サイン済)が交付されます。

過去40回で500人以上の方が修了されています。ぜひ受講をご検討ください。

↓前回4月の受講生アンケート結果。19名の方にご参加いただきました。↓

受講者の声1「本当に「たし算・ひき算・かけ算・わり算」だけで説明しきった。感心した。」
受講者の声2「論文を読めるようになったのがうれしくて、今は毎日読みまくっています。」

<今回の充実点>
●RCTを実現するランダム・アサインメント(無作為割付)の演習を新しく追加しました!!
●回帰分析の手計算の演習をさらに充実させました!!

開催概要

日時(事前研修)

2024年6月25日(火曜)9:30-12:30(自由参加)

日時

  • 2024年6月25日(火曜)13:30-17:30、
  • 2024年6月26日(水曜)9:30-17:30、
  • 2024年6月28日(金曜)9:30-17:30

(30分程度延長になる場合があります)

会場

3日間ともZoomで開催します。

講義はビデオ録画して受講者限定で公開しますので、見逃したコマや復習にご利用いただけます(受講生のみ、講義後1週間限定)。

主催

IDCJ評価部

定員

最大30名(最少開催人数10名)

参加条件

  • 足し算・引き算・掛け算・割り算ができること
  • エクセルを日常的に使用していること(数字の入力がスムーズにできること)
  • Windows用あるいはMac用のMicrosoft Excelが搭載されたPCを用意できること(Excelのバージョンは2010以上。(ただし、Excel Mobileは「分析ツール」の機能がないので不可です)
  • モニター(12インチ以上)を用意できること(講義を確実にご理解いただくため、エクセルを操作するパソコンの他にモニターをお持ちであることが必須です。モニターに講義画面を映し、パソコンでエクセルを操作していただきます。モニターではなくもう一台のパソコンでも代用可能です。スマホは不可です)

【参加費】

3日間:39,000円(税込)

開催決定後にご連絡するPeatixのサイトでお支払いください(カード可、コンビニ払い可)
(事前研修(自由参加)にもご参加いただけます)

申込締切

2024年6月10日(月曜)17時
(定員になり次第締め切りとさせていただきます)

プログラム

テキスト

日本在住の方には印刷して宅急便でお送りします。また事前にデータでお送りします。

講師

  • 佐々木亮・ウェスタンミシガン大学評価学博士
  • 高木桂一・スタンフォード大学社会学博士

お申し込み方法

サイトからボタンを(クリックするとGoogleフォームが開きます)より、必要事項(お名前、所属、電話番号、メールアドレス)を明記の上、お申し込み下さい。

基礎的技法からインパクト評価の技法までじっくり学ぶ統計分析テクニック~
(公式ウェブサイト)


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター(IDCJ) 評価部
主任研究員 佐々木亮

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-6718-5932
  • 住所:東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川12階 〒108-0075



【公募】選挙管理委員会・学生会員幹事

第12期の選挙管理委員会では、第11期に引き続き、学会理事の仕事および理事選挙の仕組みについての広報活動を担う「学生せんかん幹事」メンバー若干名を、学生会員から公募します。

「学会運営は敷居が高そう」と思っている学生の方が多いと思いますが、委員会の幹事となって、若者の発想で楽しく学会のことや選挙について広報の企画・発信をして下さる方を募集します。

メンバー間のDiversityに向けて、地方の学生、留学生の方も奮ってご応募下さい。

※参考
JASIDホームページ上の「選挙管理委員会」ページ。前期の「学生せんかん幹事」による動画等もこちらからご覧になれます。

学生せんかん幹事によるSNS(X)アカウント

募集ポジション

国際開発学会第12期 選挙管理委員会幹事

仕事の内容

国際開発学会における理事選挙の仕組みおよび理事の役割等の透明性を確保し、広く会員への周知度を上げるための広報の企画、発信。

任期

2024年6月~2026年5月(次回の理事選挙終了時期まで)

資格要件

  • 国際開発学会会員であり、2024年度中は学生会員であることが見込まれる方(それ以降は学生会員でなくなる見込みでも問題ありません)。
  • SNSや動画作成に強いことが望ましい。

募集人数

若干名。

募集期間

2024年5月1日(水曜)~5月31日(金曜)まで

報酬

  • 申し訳ありませんが、選挙管理委員会の他のメンバー同様で、ボランティアベースとなります。
  • 学会の運営について知見が得られ、理事インタビュー等を通じて学会内の人脈が広がります。
  • 委員会等で出張が必要になる場合の交通費や、広報資材作成の実費は支給します。

応募方法

メールに下記を記載し、「件名:国際開発学会 選挙管理委員会 応募」として送信してください。

  1. 氏名
  2. 所属先(大学・専攻)
  3. 学年
  4. 連絡先:メールアドレスと電話番号
  5. ひとこと(何でも)

メール送付先

日本福祉大学国際学部 小國和子

  • oguni [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

選考・委嘱

選挙管理委員会にて選考し、結果は6月中旬までにメールにてお知らせします。

常任理事会の承認を得て、会長より委嘱されます。

おおむね、6月の春季大会頃までにメンバーを確定し、その後に活動スタートを想定しています。


本件にかんするお問い合わせ先

JASID第12期選挙管理委員会

委員長
小國和子(大阪大学)

委員
池見 真由(札幌国際大学)
杉田 映理(大阪大学)
鍋島 孝子(北海道大学)

幹事 
Fanantenana Rianasoa Andriariniaina(大阪大学)




新刊案内:安部雅人 著『人新世における失われた世界の未来―米国社会の分断と中国社会の権威主義を中心に―』

国際開発学会(※社会的連帯経済研究部会所属)会員の安部雅人(Masato Abe,Ph.D.)と申します。

この度、『人新世における失われた世界の未来―米国社会の分断と中国社会の権威主義を中心に―』(三恵社)【本体2,500円+税10%】【ISBN : ‎978-4-86693-756-4】を上梓致しましたので、御紹介させて戴きます。

「人新世(Anthropocene)」という言葉は、東京大学大学院総合文化研究科・東京大学教養学部の斎藤幸平准教授が執筆された「人新世の『資本論』」により、今日、広く耳にするようになっております。

この「人新世(Anthropocene)」という言葉は、ギリシャ語の「人間の新たな時代」から由来したものであり、人類による地質への影響や生態系に与える影響を鑑み、地質時代における12,000年前の農耕革命が始まった時期から現代を含む区分です。

「人新世(Anthropocene)」の最も若い年代、特に第一次世界大戦後から今日に至る時期においては、人類の技術革新が飛躍的に進んだ時期でもあります。特に21世紀以降においては、グローバル化による世界的な社会経済の発展と共に地球環境の変動が劇的に増加することになり「人新世(Anthropocene)」における「Great Acceleration(大加速)」と呼ばれるようになりました。

この「人新世(Anthropocene)」における「Great Acceleration(大加速)」の特徴は、地球温暖化等の気候変動、大量絶滅による生物多様性の喪失、リサイクルが難しい化学物質の大量排出による生態系への影響、化石燃料の燃焼による汚染物質の増加等により、地球全体の生命体が絶滅を含む危機的状況に陥る等、多岐に渡っております。特に、その多くが人類の活動が原因とされております。

他方、「人新世(Anthropocene)」における「Great Acceleration(大加速)」の状況下において冷戦後の旧ソビエト連邦の崩壊により誕生したロシアは、その初期においてペレストロイカによる社会構造の変化および急激なグローバル化の波にうまく対応できず、国内の経済的な混乱、国力の低下といった「負の側面」に晒されていくことになります。

それに対して、中華人民共和国(以下、「中国」という。) は、国際世論の厳しい批判を受けながらも冷戦後に発生した「第二次天安門事件」を武力鎮圧により収束させた中国共産党中央軍事委員会主席 (1981年~1989年) 鄧小平(以下、「鄧小平」という。) の決断により「改革開放」路線の継続を進めていった結果、高い経済成長を遂げると共に「世界の工場」としての地位を揺るぎないものにしております。

実際、中国の台頭により、外交戦略・経済戦略・安全保障戦略・環境戦略等に係るパワー・バランスに変化が生じております。「国際政治経済の重心」が大西洋から太平洋に移行したことで、アジア太平洋地域は、世界の「国際政治経済の重心」となりつつあります。そして、その将来の行方は、世界的な関心の対象となっております。

経済的な側面からみると、2022年時点では、世界第1位の経済大国がアメリカ合衆国(以下、「米国」という。)であり、第2位が中国であり、そして、第3位が日本であります。こうした世界の最も巨大な三つの経済大国がアジア太平洋地域を取り囲んでいるところを軍事大国であるロシアが北から注視していることになります。それ故にアジア太平洋地域は、世界で最もダイナミックかつ世界で最も注目される重要な地域であると同時に、この地域では、領土問題や安全保障上の対立が溢れており、偶発的な軍事衝突が起こりうる緊張も数多くみられます。そのため、この地域における今後の動向が将来の世界秩序の行方を大きく左右するといっても過言では、ありません。

そこで本著書は、「人新世における失われた世界の未来」と題して、「人新世(Anthropocene)」における「Great Acceleration(大加速)」の状況下における米国社会の分断と中国社会の権威主義について分析し考察すると共に今後の米中両国を含む国際社会の外交戦略・経済戦略・安全保障戦略・環境戦略等の特徴について論じております。

なお、本著書は、次のとおり、序章を除く9章によって構成されております。

本著書において示されている各種事例が、国際開発をめぐる知的営みに関心を持つ皆様にとって、一本の新しい補助線になれば幸いです。

Amazonによる紹介:

もくじ

序章

第1章  米国社会におけるトランプ政権の登場と影響
第1節 はじめに 7
第2節 2020年米国大統領選挙の概況 9
第3節 トランプ政権の光と影 15
第4節 むすび 18

第2章  トランプ政権下における米中対立と安全保障戦略
第1節 はじめに 20
第2節 トランプ政権下における新たな安全保障戦略とマネジメント 21
第3節 安全保障と武器輸出の拡大 23
第4節 むすび 28

第3章  米国社会における差別問題と負のスパイラル
第1節 はじめに 29
第2節 米国社会と人種差別 30
第3節 むすび 35

第4章  中国における「社会主義現代化強国」の実現とエネルギー資源調達のリスク分散
第1節 はじめに 37
第2節 中国の「社会主義現代化強国」を実現する時代 37
第3節 脱炭素社会における米中戦略の相違 41
第4節 むすび 44

第5章  中国の「核心的利益」と「一帯一路」構想
第1節 はじめに 45
第2節 中国の国際的役割と対外援助政策 45
第3節 むすび 49

第6章  中国社会におけるウイグル人
第1節 はじめに 51
第2節 (仮称)特定地域における民族間の勢力均衡論(ドミノ式) 53
第3節 シルクロード世界とウイグル人 54
第4節 むすび 58

第7章  国立大学の法人化と門戸開放
第1節 はじめに 59
第2節 国立大学の改革と外国人留学生 59
第3節 日本における中国からの留学生 63
第4節 東北大学における外国人留学生 65
第5節 むすび 70

第8章  現代の「進撃の巨人」:中国の進路
第1節 はじめに 72
第2節 地域別人口動向と中国 72
第3節 中国経済力の拡大と先進国から新興国および発展途上国への経済力のシフト 75
第4節 人口減少と国力との関係 76
第5節 中国における「法治」と「党治」 81
第6節 むすび 82

終章  人新生における失われた世界の未来
第1節 アジア太平洋地域における「価値観の相違」 83
第2節 グローバル化と貧困 85
第3節 「改革開放」と中国の産業立国化 86
第4節 米国と中国における国内での経済的格差 86
第5節 米国のアフガニスタン撤退と中国の進出 88
第6節 欧米諸国および中国におけるロシア産天然ガスに対する輸入戦略の違い 91
第7節 平和のための戦略 94

あとがき
参考文献
索引


本件にかんするお問い合わせ先

(出版社) 株式会社 三恵社

  • 〒462-0056 愛知県名古屋市北区中丸町2-24-1
  • TEL 052-915-5211
  • FAX 052-915-5019
  • URL:

(著者)安部雅人(Masato Abe,Ph.D.)

  • kojokan2000 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください



「JICA事業評価年次報告書2023」発行のお知らせ

平素より、独立行政法人国際協力機構(JICA)事業へのご理解ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度、弊機構の2023年度の事業評価結果を取りまとめた「事業評価年次報告書2023」を以下のURLにて公開しましたので、ご案内申し上げます。

評価案件一覧(~17、及び~31掲載)は、案件毎の事業評価報告書にリンクしていますので、より簡易に詳細な評価内容をご覧頂くことが可能です。ぜひご高覧頂けますと幸いに存じます。


本件にかんするお問い合わせ先

独立行政法人国際協力機構
評価部 評価企画課 酒本・小山

  •  jicaev [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



参加募集「JICE Writers’ Workshop」5月17日締切(会員・一般)

広島大学 IDEC国際連携機構 教育開発国際協力研究センターでは、『Journal of International Cooperation in Education (JICE)』の27巻(2025年刊行予定)以降への投稿希望者向けに、ライターズ・ワークショップを開催します。

本ワークショップは2回で構成され、第1回では参加者に10分間でご自身の研究要旨を発表いただき、エディターや他の参加者からのフィードバックを受けます。

その後、参加者にはフルペーパーを作成し、第2回で発表していただきます。参加者(要旨審査あり)には、英文校閲支援(2回分)など掲載に向けた支援もあります。英文でご自身の研究成果を発表したいと考えている方は、ぜひご参加を検討下さい(締切り:2024年5月17日)。

第1回

  • 2024年6月4日(火曜)17:00-20:00
  • 2024年6月11日(火曜)9:00-12:00

 

第2回

2024年9月(発表者と調整)

詳細および登録

以下をご覧ください。


本件にかんするお問い合わせ先

広島大学(朝倉)

  • jice-au [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



開催案内「ベーシックインカム運動研究会」4月30日開催(会員・一般)

法政大学大原社会問題研究所の共同研究プロジェクトのベーシックインカム運動研究会のお知らせです。

ケイワンさんに、「できちゃったベーシックインカム」の代表例として、さまざまに言及されてきたイランについて、かなり突っ込んだお話をしていただきます。

ベーシックインカム運動研究会:第8回研究会

日時:

2024年4月30日(火曜)15時~17時

タイトル:

イランにおけるUBI制度の導入の社会的・政治的背景

報告者:

ケイワン・アブドリ(神奈川大学)

要旨:

イランは2010年の秋に補助金制度の抜本的な改革を行った。当時のマフムート・アフマディーネジャード大統領はこれを「経済手術」と呼び、全国民に一律で毎月一定額の資金を渡す「現金給付制度」を導入した。当時、外国ではイランが世界で初となるUBI制度の実施を開始という報道もあった。

アフマディーネジャード政権によるUBI導入の背景には1979年革命運動の社会的構成、その革命によって誕生したイスラーム共和国体制の社会的支持基盤、1980年代で8年間続いた対イラク戦争、その社会的支持層を引き留めるための価格補助制度の導入と拡充、この制度の非効率性とそれによる資源(特にエネルギー)の浪費と腐敗、政治エリート内部の権力競争の激化とバラマキ政策(経済ポピュリズム)の利用、財政問題の悪化、度々勃発する抗議社会運動、脆弱な行政能力など構造的要因や当時の政治および経済状況的要因が存在した。

前回の報告に引き続き、今回はUBI制度の導入と社会の様々な動き(投票行動、抗議行動やその他の集団行動)との関係性に着目し、政権(体制)側の制度導入の意図を紐解こうとする。

参加方法

参加申し込みの必要はありません。ZOOMで直接にご参加ください。

大原ベーシックインカム運動研究会
2024年4月30日 03:00 PM 大阪、札幌、東京
ミーティング ID   861 0597 3759
パスコード      679874
招待リンク


本件にかんするお問い合わせ先

岡野内正(法政大学)

  • otadashi [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



オンライン事前説明会「ブルネイへのジュニア大使」5月15日開催(会員・一般)

一般社団法人国際フレンドシップ協会(IFA)では、「ジュニア大使友情使節団:ブルネイ班」団員を募集しています。

ご知友等でご興味のおありの方に、是非、ご照会ください。

本事業は、国内外の公的機関のご支援をいただき、39年目となります。当初より、地方自治体で参加費を負担して本団に団員を派遣する形態があり、今回も新潟の自治体が数名、派遣予定ですが、他は一般公募のため、参加費全額が応募者負担となっております。

実施概要

  • 期間:2024年7月27日(土曜)~8月2日(金曜)7日間
  • 対象:小学5年生以上、高校2年生までの男女児童・生徒
  • 旅行代金:345,000円
  • 募集締切:2024年5月22日(水曜)

事前説明会

2024年5月15日(水曜)18:30~19:30 オンライン

説明会に参加できない方にはメール等でご質問にお答えします。

応募方法

当協会HPより参加申込フォームに記入

プログラムの特徴

  • 事前研修で、国際マナーとエチケット、海外渡航安全対策等を学びます。
  • 現地、在ブルネイ日本国大使館を表敬訪問(予定)します。
  • ホームステイは、本使節団の趣旨を良く理解した家庭なので初めての海外でも安心して参加できます。
  • 地元の学校を訪問し生徒たちと交流し、日本文化紹介をします。
  • 海外経験豊富なIFAの団長が引率するので、英語に自信のない人、海外が初めての人でも安心して国際交流ができます。
  • 英語をブラッシュアップして留学等を目指す人にも良い英会話の経験ができます。

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人国際フレンドシップ協会

  •  junior-ambassadors [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-3582-3021(平日 9:30~17:30 土日祝休み)



採用公募「立命館アジア太平洋大学:アメリカ経済論/世界経済とグローバル課題」6月5日締切

立命館アジア太平洋大学(アジア太平洋学部:グローバル経済)では助教相当(正職員‧正社員 – 任期あり – テニュアトラック以外 – 試用期間なし)の公募を開始いたしました。

ご関心のある方は下記の内容をご確認ください(応募期間は2024年06月05日まで[必着]です)。

業務内容

APUアジア太平洋学部では、グローバル経済分野の教員を募集いたします。

担当する科目の言語

英語‧日本語

担当科目について

学部科目の「アメリカ経済論J/E」と教養科目の「世界経済とグローバル課題J/E」を担当していただきます。

そのほか、教養科目の「経済学入門J/E」や学部科目の「グローバル経済分析J/E」「計量経済学J」「開発経済学J」「APSフィールドスタディJ/E」から複数科目を担当していただきます。

  • J/Eとは日本語と英語でそれぞれ講義を行うことを意味します。
  • 「アメリカ経済論」の対象は北米もしくは中南米です。
  • 「計量経済学J」または「開発経済学J」を担当できれば尚良。
  • 知識や経験を考慮して、上記科目以外にも担当して頂くことがあります。

選考

以下のサイトをご覧ください。

勤務開始

2025年4月1日


応募手続き・問い合わせ先

立命館アジア太平洋大学アカデミック‧オフィス
教員人事担当

  • frecruit [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください。メール件名は「APS(グローバル経済))」 としてください)
  • 電話番号:0977781122



「日本ネパール協会オンライン講演会」5月11日開催(会員・一般)

ネパール国ダヌシャ郡の教育事情~現地女子中学生と話して分かったこと~

開催概要

  • 日時:2024年5月11日(土曜)11:00~12:15
  • 方法:オンライン(ZOOM)
  • 参加費:無料
  • 主催:日本ネパール協会

講師

石田洋子
日本ネパール協会理事/広島大学副学長(ダイバーシティ担当)

申し込み方法

参加を希望される方は、

  1. ご氏名
  2. ご所属(会員の場合にはその旨)
  3. eメールアドレス

をご記入のうえ、件名に「講演会希望」とお書きになって下記アドレスにご送付
ください。

講演会開催の数日前に、接続リンク(URL)をホームページに掲載するとともに、ご連絡いただいたアドレスにお送りします。接続ソフトはZOOMを使用します。
ご参加をお待ちしております。


本件にかんするお問い合わせ先

日本ネパール協会事務局

  • jnsriji [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



2024春UNV公募セミナー「国連ボランティア募集(水と食糧の安全保障等)」4月24日開催

UNVでは日本政府の協力による「サブサハラ・アフリカ諸国における気候変動・干ばつ等による水・食料危機に対応する日本-UNVパートナーシップ」を通じ、主に水と食糧の安全保障、社会的・経済的復興、戦略的政策立案、機関間調整などの分野で10か月間国連ボランティアとして活動する日本人専門家を募集しています。

国連ボランティアの経験は、特定の専門分野や国連システムについて知見を深めスキルアップする貴重な機会であり、JPO制度応募においても職歴として見なされます。

国連や国際機関等の分野でキャリアに関心のある方のご参加・ご応募をお待ちしています。

開催概要

  • 日時:2024年4月24日(水曜)18:00-18:45(日本時間)
  • 対象:UNV参加を検討中の方、参加にご関心をお持ちの方(社会人・大学院生)
  • 登録締切:ウェビナーの実施前日まで
  • 参加用リンク:ウェビナー実施前にメールで送付
  • 登録方法:

プログラム

  1. UNVの事業及び募集されるUNVポジションの紹介(20分、UNV東京駐在事務所)
  2. JOCV枠UNV制度の紹介(5分、JICA青年海外協力隊事務局)
  3. 質疑応答(20分)

本件にかんするお問い合わせ先

国連ボランティア計画(UNV)東京駐在事務所

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



開催案内「国連放牧地と遊牧民の国際年2026年に向けた国際セミナー・ワークショップ」5月11・12日開催(会員・一般)

この度、二つの研究助成プロジェクトの共催で、2024年5月11日(土曜)・12日(日曜)に、法政大学市ヶ谷キャンパスにて、国連の「放牧地と遊牧民の国際年2026年(UN IYRP 2026)に向けて、オックスフォード大学からアリエル・アハーン講師とトロイ・スタンバーグ主任研究員をお招きして、国際セミナーとそのサイドイベントとなる国際ワークショップを開催致します。

2022年3月に開催された国連総会において、2026年を「放牧地と遊牧民の国際年」とすることが全会一致で宣言され、日本政府もこれに向けた動きを支持してきました。

同宣言は、地球の地表面積の半分以上は放牧地が占めており、かつ、急速な砂漠化に苦しんでいることを指摘しました。

また、放牧地と遊牧民は、現在各地域で緊急の課題に直面しており、SDGsの達成のためには、持続可能な放牧地と遊牧の実現に向けた取り組みを急速に拡大する必要があることが承認されました。

日本では国連IYRP2026の認知度は低く、SDGs達成のために遊牧民と放牧地が果たす重要な役割も十分に認識されていません。

同宣言では、遊牧は多様な生態系、文化、アイデンティティ、伝統的知識、自然と共存してきた歴史的経験と結びついた、ダイナミックで柔軟性に富んだ生業であると認められています。

したがってIYRP2026年に向けて、放牧地と遊牧に関連する研究分野による学術的な対話を促進することが期待されています。

本セミナーとワークショップでは英国の内陸アジア研究者と日本のアフリカ研究者(村橋勲、佐川徹、島田剛、阪本拓人・榎本珠良、目黒紀夫、橋本栄莉)がそれぞれ報告を行い対話します。

講演・質疑応答言語は英語です。フライヤー、プログラム、参加方法、アクセス等の詳細につきましては下記ウェブページをご参照下さい。

参加お申し込みの締め切りは2024年5月3日(金曜)です。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
*詳細は変更になる場合がありますので、随時ホームページをご参照ください。

国際セミナー案内ウェブページ

国際セミナー-国連「放牧地と遊牧民の国際年2026年/

国際ワークショップ案内ウェブページ

国際ワークショップ-国連放牧地と遊牧民の国際年2/


本件にかんするお問い合わせ先

科研費基盤研究(A)23H00031、JSPS国際共同研究プログラムJPJSJRP20211705

  • localizationtoafrica [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



関西支部「第174回研究会」4月20日開催(会員・一般)


関西支部では下記の研究会をハイブリットで開催します。

ご参加を希望される方は関西支部事務局までご連絡ください。

Zoomアドレスをご共有させていただきます。

第174回研究会

  • 日時:2024年4月20日(土曜)午後1時00分~午後3時00分まで
  • 方法:ハイブリッド(zoom)
  • 会場:神戸大学大学院国際協力研究科1階大会議室
  • 言語:英語

発表テーマ:

Climate Change and Vulnerability Assessment in Bangladesh

発表者:

Dr. Maksud Kamal, Vice Chancellor, University of Dhaka

申し込み方法

ご参加を希望される方は、関西支部事務局の下記メールアドレスまでご連絡ください。


本件にかんするお問い合わせ先

JASID関西支部事務局

  •   [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



参加者募集「レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材を活用したワークショップとPCMセミナー」4月27・28日開催(会員・一般)

レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材を活用したワークショップとPCMセミナー

「グローカルな仲間たち」では、国際協力(村落開発・貧困削減)と日本の地域づくり(地方創生・地域再生)との両方で活躍できる「グローカル」人財育成の研修を実施してきています。

国際協力の分野で世界で半世紀も使われているPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)を国内の地域おこしに応用して、ロジックモデルなど論理アプローチによる事業づくりの勉強会を実践してきました。

今回は、ロジック(論理性)のみならず、創造力・感覚(センス)を醸成するツールとして、おもちゃの「レゴ®」を活用したレゴ®シリアスプレイ®というものをつかいながら、PCMと融合させることにより、革新的なアイデアがでるかという実験的なセミナーを開催します。

開催概要

  • 日時:2024年4月27日(土曜)・28日(日曜)10:00~17:30
  • 会場:東京-両国(JR両国駅から徒歩5-6分)参加者に具体的な場所をお知らせします。
  • 参加費:一般 10,000円・学生1,000円(それぞれ一日だけの参加もできますが、その場合は一日6,000円・学生600円です)

プログラム

第1日目: レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材を活用したワークショップ

●日時: 4月27日(土)10:00~17:30
●内容: みんな遊んだことのあるレゴ®ブロックを使用して、アイデアを具現化していくレゴ®シリアスプレイ®を学びます。レゴをつかった創造力と協働をしながら、新しいアイデアが生まれ、目に見える具体的な形へと進化していくプロセスを体験します。テーマは「ユニバーサルスポーツ」。多様な人たちが交流できる未来をビジュアル化します。

第2日目: PCMセミナー

  • 日時:4月28日(日曜) 10:00~17:00
  • 内容:プロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM)の原則を学び、それをゲーム開発に応用します。ロジック(論理性)を活性させるロジカルフレームワーク、またの名をPDM(プロジェクト・デザイン・マトリックス)を活用して、それをGDM(ゲーム・デザイン・マトリックス)への進化させることで、誰もが楽しめるユニバーサルなゲームの創造に挑戦します。

講師

一日目: 毛利伸也(もうりしんや)

新規事業開発、起業支援、デザイン思考、ビジネスエスノグラフィーの専門家、中小企業診断士、LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター。

二日目: 三好崇弘(みよしたかひろ)

国際協力プロジェクト・マネジメント専門家、PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)

申し込み方法

以下のURLよりお申し込みください。


本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち 三好崇弘 

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



開催案内「アメリカの外国人労働研究会」4月26日開催(会員・一般)

この度、コロンビア大学で移民政策を専門とするNeeraji Kaushal教授をお招きし、アメリカの外国人労働をテーマに研究会を開催いたします。

人口減少が進む日本では、外国人労働はますます重要な課題となっています。

Kaushal教授に、昨今移民の流入が著しいアメリカの労働市場での外国人雇用についてご報告いただき、続可能なサプライチェーン研究所 佐藤寛氏より開発の視点から日本での外国人材の活躍に向けて講評をいただきます。

外国人労働について日米の視点から検討する機会として、ぜひご参加いただきたくご案内申し上げます。

開催概要

  • 日時:2024年4月26日(金曜)15:00―17:00
  • 方法:ハイブリッド
  • 会場:明治学院大学白金キャンパス本館9階92会議室(東京都港区白金台1-2-37、)
  • 定員:先着30名(会場)
  • 言語:英語・日本語* 逐次通訳がつきます。
  • 参加費:無料

プログラム

15:00―16:00 
研究発表

Foreign Workers in the U.S.: Facts and Challenges
(アメリカの外国人労働者:現状と課題)

Dr. Neeraji Kaushal,
Professor, Columbia University School of Social Work

16:00 ―16:30
講評

持続可能なサプライチェーン研究所
主任研究員 佐藤寛

16:30 ―17:00
質疑応答
(司会:明治学院大学 明石留美子)

申し込み方法

以下のURLからお申込みください。


本件にかんするお問い合わせ先

明治学院大学社会学部社会福祉学科
教授:明石留美子

  • akashi [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



発表者募集:日本評価学会「社会実験分科会-2024年度研究報告会」6月29日開催(会員・一般)

『エビデンスに基づく実践のグローバルトレンド』+自由論題3本

過去4年連続で実施しております社会実験分科会の研究報告会を今年度も実施致します。

昨年度は133名の参加申込があり88名が参加されました。

例年通り、「自由論題」(3枠)も設定して、定量分析・定量評価の実践報告および研究の発表の機会も設けております。

この機会に発表を希望される学会員の皆様はぜひお申込みください。

また分科会大会の参加希望者もお申込みください(Zoomでのご参加)。

開催主旨

今回の研究報告会は、エビデンスに基づく実践に関する最新のグローバルトレンドのいくつかを紹介して議論致します。

また、例年通りに自由論題セッションも開催して、幅広くエビデンスに基づく実践の研究成果をご発表いただく場と致します。

指定討論者も置き、成果は日本評価学会の本体にも提出される、正式な学会発表の場となります。

主催

日本評価学会-社会実験分科会

日時

2024年6月29日(土曜)10:00〜14:00(最大)

場所

リモート(Zoom)

研究報告者は大学会議室(早稲田大学を予定)に集合しての発表を前提としますがZoomでの発表もできます。

プログラム

10:00-10:10 
開催挨拶(田辺智子・社会実験分科会長)

10:10-12:20
『特集号に向けた概要の報告』

<このセッションの主旨>
学会誌「日本評価研究」, Vol.1の特集号の投稿予定の学術論文のアイディアを発表して議論します。

  • 田辺智子(早稲田大学)『EBPMにおける質的研究のエビデンス』
  • 正木朋也(北里大学)『変化の理論(Theory of Change)で考えるエビデンス: ミクロとマクロとその狭間』
  • 林庸平(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)『日本のEBPMはなぜ機能しないのか?日米の比較からの考察』
  • 森俊郎(名古屋大学)『教師のエビデンスリテラシーの育成に関する研究』
  • 佐々木亮(国際開発センター(IDCJ))『社会的インパクト評価とインパクト評価の関係と最近の動向」
  • さらにもう一名打診予定(仮)
    発表6本x20分(発表15分+質疑5分)

12:20-13:50
『自由論題』

<このセッションの主旨>
分科会員に限らず定量的な評価・分析に実践報告や研究報告を募集します。

分科会員が討論者としてつきます。学会本文に発表の実績を報告しますので、正式な学会報告として認められます。

最大3本x30分(発表20分+質疑10分)

  • 自由論題発表1『対人支援の評価におけるパラダイムシフトの提案』(仮)津富宏
  • 自由論題発表2『(未定)』
  • 自由論題発表3『(未定)』

13:50-14:00 
閉会挨拶(正木朋也・北里大学)

参加費用

前回に引き続き無料

参加申し込み方法

参加あるいはZoom視聴を希望される方は以下をクリックして必要事項を記載して6月24日(月曜)までにお申し込みください。

自由論題の発表申込

自由論題で発表を希望される方は以下をクリックしてMSワードフォームにご記入のうえ、ご提出ください。(期日:2024年5月末)

『自由論題の発表申し込みフォーム』


本件にかんするお問い合わせ先

日本評価学会-社会実験分科会
(事務担当:佐々木亮)

  • (a) (メールを出す場合には (a)を@に変えてください)

【日本評価学会-社会実験分科会および協力者(本大会運営チーム)】
田辺智子、森俊郎、正木朋也、津富宏、河野摂、佐々木亮

【社会実験分科会の設立主旨と活動実績】
日本評価学会の分科会のひとつである社会実験分科会(2001年設立)は、定量的な評価により政策決定のための判断材料を提供することを目的として活動しています。社会実験分科会では、日本における定量的評価の普及と発展に資するために本研究会を企画しました。また、志を同じくする研究者が集い情報交換することも目的としています。正式な設立趣旨は、このウェブサイトの一番下の脚注『社会実験分科会の設立趣旨(2001年設立趣旨設定、2021年9月改訂)』をご覧ください。

  • 2023年度の分科会大会のウェブサイト
  • 2022年度の分科会大会のウェブサイト
  • 2021年度の分科会大会のウェブサイト
  • 2020年度の分科会大会のウェブサイト



開催案内「2人の国際協力NGO創設者が志を語る!〜支援の現場から見えた平和への道筋〜」4月27日開催(会員・一般)

2人の国際協力NGO創設者が志を語る!〜支援の現場から見えた平和への道筋〜

23年間アジア・アフリカを中心に、 紛争の被害に遭われた方々の自立支援を行ってきた テラ・ルネッサンス創設者の鬼丸昌也と、17年にわたりスーダンで医療支援活動を行い、 戦渦を逃れ日本に帰国したロシナンテス理事長の川原尚行さんの2人が平和への想いや、活動から見る平和への道筋について対談します。

支援活動を通してどのように平和を目指していけるのか。

どうすれば諦めずに前に進むことができるのか。

ともに考え、また1歩前に進むための希望を分かち合う機会にしたく、多くの皆さまのご参加をお待ちしております!

開催概要

  • 日時:2024年4月27日(土曜)14:30-16:20(14:00開場)
  • 会場:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)4階 大会議室1(〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前1丁目3−49)
  • 参加費:無料
  • 主催:

こんな方に特におすすめ

  • 平和についてNGO創業者の考えを聞きたい
  • 平和の危機に辛い気持ちになり希望が持てない
  • 日本からできることを考えたい
  • 国際協力NGOの活動に関心がある

申し込み方法

以下のURLよりお申込みください。


本件にかんするお問い合わせ先

認定NPO法人テラ・ルネッサンス

  • event [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:075-741-8786



開催案内「国際移動とタイ、インドシナ女性生活史研究会」4月23日開催(会員・一般)

1980年代に来日し、日本で暮らす定住外国人女性の多くは、高齢化を迎えています。

彼女たちは、日本社会でどのような経験をし、高齢化に対処しているのでしょうか。

そして日本社会は彼女たちの脆弱性をどれだけ理解しているでしょうか。

この度、『在日タイ女性の高齢期と脆弱性――トランスナショナルな社会空間と埋め込まれたジェンダー規範』を出版された新倉久乃さんを発題者として、在日フィリピン女性の高齢化の課題を研究してこられた高畑幸さんをコメンテーターに迎えて、以下のように研究会を開催いたします。

ご関心のある方は、どうぞご参加ください。

開催概要

  • 日時:2024年4月23日(火曜)19時30分から21時
  • 方法:オンライン開催(ZOOM webinar) お申し込みいただいた方にURLを開催日前日までに送付いたします。
  • 主催:科研「定住外国人女性の生活史の研究―日本在住のタイとインドシナ出身者の事例から」(研究代表者:齋藤百合子)

プログラム

『在日タイ女性の高齢期と脆弱性――トランスナショナルな社会空間と埋め込まれたジェンダー規範』

  • 発題者:新倉久乃さん(和光大学)
  • コメンテーター :高畑幸さん(静岡県立大学)
  • 司会:齋藤百合子(大東文化大学)

申し込み方法

以下にお願いします。


本件にかんするお問い合わせ先

齋藤百合子

  • t102731 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



第25回春季大会:合理的配慮、感染症対策等、託児とキ ッズルーム、Prayer Roomの利用について【第7報】

本大会は、多くの方にご参加いただけるよう、障害をもつ方への情報保障や化学物質過敏症に配慮した環境、その他お申し出のある合理的配慮を可能な範囲でいたします。

発表者・参加者のみなさまには、多くの方がご参加できるよう、大会における合理的配慮へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

また当日の感染症対策等に関するお願いや、託児室の利用等についてまとめましたので、ご確認ください(以下の内容は、大会HPにも記載しています)。

1.合理的配慮

★大会発表における情報保障のお願い

本大会は、様々な障害をもつ会員の参加を前提に、発表者に情報保障への協力をお願いしています。

下記のリンクから、資料作成や当日の発表に関する留意点を確認のうえ、ご協力ください。

春季大会の参加にあたり、合理的配慮が必要な方は、大会実行委員会及びJASID合理的配慮ワーキンググループのメールアドレス(ページ下部参照)宛に、5月15日(水曜)までにお申し出ください。

追って、合理的配慮ワーキンググループの担当者より直接ご連絡を差し上げます。

  • 合理的配慮ワーキンググループHP(日本語)

2. 感染症対策、受動喫煙防止、化学物質過敏症対策など

本大会は一部のセッションを除いて対面開催です。大会実行委員会として、下記の感染対策等を実施します。安全・安心な大会の開催に向け、ご協力をお願いします。

• 参加者のみなさま

感染症対策として、来場前はご自身で検温など体調の異常がないか確認してください。

発熱(37.5度以上)あるいは体調不良がある場合は、感染症の陽性・陰性を問わず来場はお控えください。

宇都宮大学内は全面禁煙となっています。受動喫煙防止の観点からも喫煙はお控えください。また、化学物質過敏症対策のため、人工香料等はお控えください。

• 対面登壇者のみなさま

【発表者】

体調不良で来場できない場合等、欠席せざるを得ない事情が発生したときは、速やかに大会事務局とコメンテーター・座長にご一報ください。

但し、理由を問わず、来場できない場合は欠席となりますこと、ご了承ください。

オンライン発表への切り替えは出来ません。

また、ビデオ録画による発表も、その場での質疑応答ができないことから対応いたしません。

【コメンテーター】

体調不良で来場できない場合、大会事務局のメールアドレスをCCに入れた上で、座長にご相談ください。

事前にコメントを文書で用意しておられる場合は、座長宛にお送りください。

口頭コメントのみのご予定の場合は、代わりのコメントを座長にお願いするなど、セッション内での調整をお願いします。

【座長】

体調不良で来場できない場合、大会事務局のメールアドレスをCCに入れた上で、コメンテーターの方と連絡をとり司会・進行を兼ねていただくなど、セッション内での調整をお願いします。

• 会場での対応

感染症予防と化学物質過敏症対策のため、比較的広く換気がしやすく、化学物質の比較的少ない部屋を選び、開催校として準備をすすめています。

個人差もありますが、一定数いる化学物質過敏症の方も多少安心してご参加できると思います。

会場では、定期的な換気を行い、入り口に手指消毒剤を用意いたします。マスク着用は来場者の個々の判断に委ねます。

3.託児とキッズルームの利用について

6月15日(土曜)の託児とキッズルームについて、3つの利用方法をご案内します。

(1)  キャンパス内の保育園の利用

キャンパス内で、大会会場から徒歩5分以内にある「宇都宮大学まなびの森保育園」()を利用することができます。

対象は、0歳~小学6年生の児童になります。

利用料は年齢により5,000円から6,000円で、そのうち5,000円を学会から補助します*。

以下の利用案内で詳細を確認の上、5月15日(水曜)までにお申し込みください。

キャンパス内保育園の利用案内:

(2)キャンパス外の保育園の利用

キャンパス外の保育園をご利用される方は、学会から5,000円を上限に補助します*。

保育園の申し込みや連絡等は各自行っていただきます。

学会の補助をご希望の方は、以下のリンクから5月15日(水曜)までにお申し込みください。

ご利用の方は、お子様を預ける保育園にご自身で予約をして、当日保育園から領収書を受けとり、大会受付に提出し、上限5,000円の補助を受けるという流れになります。

キャンパス外保育園の利用補助の申し込み:

*上記の(1)と(2)のキャンパス内外の託児の補助は先着10人になります。

締め切りは5月15日(水曜)になりますが、早めにお申し込みください。

(3)キッズルーム(子連れ休憩場所)

大会会場である大学会館2階のお茶室をキッズルームとして開放します。

保育者はいませんが、利用者自らの管理責任の下で、お昼寝や授乳等に自由に利用できます。

お昼寝マットやおもちゃ等も含めて、各自でご準備いただく必要があります。

こちらは事前に申し込む必要はなく、当日ご自由にお使いいただけます。

4.Prayer Room(祈祷室)

Prayer Roomは大会会場である4号館1階にあります。

事前に申し込む必要はありませんが、男女共用の小部屋ですので、誰かが使用中の場合は使用できません。

大会受付で鍵を渡しますので、当日受付までお問い合わせください。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会第25回春季大会実行委員会
実行委員長:阪本 公美子(宇都宮大学)

  • 大会実行委員会メールアドレス:jasid2024spring [at]
  • 合理的配慮ワーキンググループメールアドレス:reasonable_accommodation [at]

(*いずれも、 [at] の部分を@に修正してご使用ください)




新刊案内 『レジリエンスは動詞である─アフリカ遊牧社会からの関係/脈絡論アプローチ』(京都大学学術出版会)

私ども科研費チームは、欧州大学院大学のグレタ・センプリチェ研究員、米国エモリー大学ピーター・D・リトル教授との共編著で、Reconsidering Resilience in African Pastoralism: Towards a Relational and Contextual Approachを昨年刊行しましたが、この度、同書の和訳版『レジリエンスは動詞である─アフリカ遊牧社会からの関係/脈絡論アプローチ』を京都大学学術出版会から刊行しました。

今日、「レジリエンス」は「SDGs」とともに、人新世の地球を救う鍵のように言われておりますが、外部からは脆弱でレジリエンス強化の対象と眼差され続けてきたアフリカ遊牧民の側から、揺らぐ生の脈絡に応じた日々のダイナミックな実践—すなわち動詞—こそがレジリエンスに他ならぬことを明らかにし、政策と実践の転換を促した国際共同研究の成果です。

本書のエピローグは、英国サセックス大学のイアン・スクーンズ教授が執筆しており、各章を評価しながら総括しています。ご高覧いただければ幸いです。

日本語版 『レジリエンスは動詞である─アフリカ遊牧社会からの関係/脈絡論アプローチ』(京都大学学術出版会)

英語版 Reconsidering Resilience in African Pastoralism: Towards a Relational and Contextual Approach (Trans Pacific Press)

(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)