受賞作品
これまでの学会賞受賞作品一覧
2023年
- 奨励賞:池田真也
『商人が絆す市場―インドネシアの流通革命に交わる伝統的な農産物流通』(京都大学学術出版会 2022) - 奨励賞:杉江あい
『カースト再考―バングラデシュのヒンドゥーとムスリム』(名古屋大学出版会 2023)
2022年
- 学会賞:牛久晴香
『かごバッグの村―ガーナの地場産業と世界とのつながり』昭和堂(2020年) - 奨励賞:阿部和美
『混迷するインドネシア・パプア分離独立運動―「平和の地」を求める戦いの行方』明石書店(2022年) - 特別賞:佐藤峰、佐柳信男、柳原透
Empowerment through Agency Enhancement: An Interdisciplinary Exploration, Palgrave Macmillan(2022)
2021年
- 奨励賞:岩原紘伊
『村落エコツーリズムを作る人々:バリの観光開発と生活をめぐる民族誌』風響社(2020年) - 特別賞:小山田英治
『開発と汚職:開発途上国の汚職・腐敗との戦いにおける新たな挑戦』明石書店(2019年)
2020年
- 学会賞:加治佐敬
『経済発展における共同体・国家・市場―アジア農村の近代化にみる役割の変化』日本評論社(2020年) - 奨励賞:谷口美代子
『平和構築を支援する―ミンダナオ紛争と和平への道』名古屋大学出版会(2020年) - 奨励賞:Taeko Takayanagi,
Informal Learning and Literacy among Maasai Women: Education, Emancipation and Empowerment, Routledge(2020) - 特別賞:萱島信子、黒田一雄(編)
『日本の国際教育協力―歴史と展望』東京大学出版会(2019年)
2019年
- 奨励賞:橋本憲幸
『教育と他者―非対称性の倫理に向けて―』春風社(2018年) - 特別賞:岡部恭宜編
『青年海外協力隊は何をもたらしたか―開発協力とグローバル人材育成50年の成果―』ミネルヴァ書房(2018年)
2018年
- 奨励賞:芦田明美
The Actual Effect on Enrollment of “Education for All”: Analysis Using Longitudinal Individual Data, Union Press(2018) - 奨励賞:内海悠二
「生徒の紛争経験を考慮した教育効果に対する学校要因の分析―東ティモールにおける紛争と全国学力試験を事例として―」『国際開発研究』第26巻第1号(2017年6月) - 特別賞:湖中真哉・太田至・孫暁剛編(執筆者:湖中真哉・内海成治・島田剛会員他)
『地域研究からみた人道支援―アフリカ遊牧民の現場から問い直す―』昭和堂(2018年)
2017年
- 奨励賞:林裕
『紛争下における地方の自己統治と平和構築―アフガニスタンの農村社会メカニズム―』ミネルヴァ書房(2017年) - 奨励賞:鈴木弥生
『バングラデシュ農村に見る外国援助と社会開発』日本評論社(2016年) - 特別賞:Shoko Yamada (ed.),
Post-Education-for-All and Sustainable Development Paradigm: Structural Changes with Diversifying Actors and Norms, Emerald(2016)
2016年
- 奨励賞:Kamal Lamichhane,
Disability, Education and Employment in Developing Countries: From Charity to Investment, Cambridge University Press, (2015) - 特別賞:北村友人
『国際教育開発の研究射程:「持続可能な社会」のための比較教育学の最前線』東信堂(2015年)
2015年
- 学会賞:箕曲在弘
『フェアトレードの人類学―ラオス南部ボーラヴェーン高原におけるコーヒー栽培農村の生活と協同組合』めこん(2014年)
2014年
- 奨励賞:真崎克彦
「『<対話>論的シティズンシップ』をブータン村落で考える―民主的な<対話>実現に向けて―」『国際開発研究』第22巻第1号(2013年)55-66ページ - 特別賞:北脇秀敏・池田誠・稲生信男・高林陽展編
『国際開発と環境:アジアの内発的発展のために』朝倉書店(2012年)
2013年
- 奨励賞:Jin Sato, Hiroaki Shiga, Takaaki Kobayashi and Hisahiro Kondoh,
“Emerging Donors from a Recipient Perspective: An Institutional Analysis of Foreign Aid in Cambodia“, World Development, Vol. 39, No. 12, pp. 2091-2104. - 奨励賞:佐藤裕
「グローバル化と慢性的貧困―開発社会学の視点から」『国際開発研究』第21巻第1/2号(2012年)31-44ページ - 特別賞:加藤篤史
『経済発展論』中央経済社(2012年)
2012年
- 奨励賞:山田肖子
「『住民参加』を決定づける社会要因―エチオピア国オロミア州における住民の教育関与の伝統と学校運営委員会」『国際開発研究』第20巻第2号(2011年)107-125ページ - 特別賞:加藤真紀
「学術論文の分析から見る途上国の研究活動」『国際開発研究』第20巻第1号(2011年)15-30ページ - 特別賞:宇田川光弘
「日本の『経験』とODAアプローチの再検討―主権の二重性の観点から 」『国際開発研究』第20巻第1号(2011年)1-14ページ
2011年
- 特別賞:森壮也編
『途上国障害者の貧困削減―かれらはどう生計を営んでいるのか』岩波書店(2010年)
2010年
- 奨励賞:中村雄祐
『生きるための読み書き―発展途上国のリテラシー問題』みすず書房(2009年) - 特別賞:大坪滋・木村宏恒・伊東早苗編
『国際開発学入門』勁草書房(2009年)
2008年
- 奨励賞:石井洋子
『開発フロンティアの民族誌―東アフリカ・灌漑計画の中に生きる人々』お茶の水書房(2007年)
2007年
- 学会賞:青山和佳
『貧困の民族誌: フィリピン・ダバオ市のサマの生活 』東京大学出版会(2006年) - 奨励賞:亀井伸孝
『アフリカのろう者と手話の歴史:A・J・フォスターの「王国」を訪ねて』明石書店(2006年)
2006年
- 学会賞:Hidefumi Imura and Miranda A. Schreurs eds.,
Environmental Policy in Japan, Edward Elgar, 2005. - 奨励賞:松山章子
「女性の教育が妊娠検診受診行動に与える影響―医療人類学的研究」『国際開発研究』第14巻第2号(2005年)15-31ページ
2005年
- 奨励賞:野上裕生
『開発経済学のアイディンティティ』アジア経済研究所(2003年) - 奨励賞:金子由芳
「法整備支援における『司法改革』再考―法の実施強化の見地から」『国際開発研究』第13巻第1号 (2004年)15-29ページ
2004年
- 学会賞:Fumihiko Saito,
Decentralization and Development Partnership: Lessons from Uganda, Springer,(2003) - 奨励賞:小國和子
『村落開発支援は誰のためか―インドネシアの参加型開発協力に見る理論と実践』明石書店 - 奨励賞:栗原充代・山形辰史
「開発戦略としてのPro-Poor Growth―貧困層の雇用創出―」『国際開発研究』第12巻第2号 (2003年)3-28ページ
2003年
- 学会賞:佐藤仁
『稀少資源のポリティクス: タイ農村にみる開発と環境のはざま』東京大学出版会(2002年) - 学会賞:佐藤寛編
『援助と社会関係資本: ソーシャルキャピタル論の可能性 』アジア経済研究所(2001年)
2002年
- 奨励賞:関根久雄
『開発と向き合う人々: ソロモン諸島における「開発」概念とリーダーシップ』東洋出版(2001年)