支部・研究部会は、学会員相互の研究水準の向上、情報共有、ネットワーキングの充実などを目的にした学会事業の一環です。
本学会では、年に2回、学術大会(春季大会と秋の全国大会)を開催し、学会員が口頭やポスターで発表し、他の学会員から直接コメントを得たり、交流する機会を提供しています。
しかし、この2回の大会だけでは、1600名以上いる会員が接点を深め、相互に刺激を与えあうには十分ではない可能性があります。
そこで、関心を共有する会員が主体的に提案するグループでの活動を支援するのが支部・部会への助成制度です。
申請要件
毎年、6~7月に会員メーリングリストにて次年度の支部・研究部会募集のご案内をします。
申請要件は下記の通りです。
- 代表者が15名の賛同者の名簿を提出
- 申請時に3年の活動期間の成果目標を明示(研究部会のみ)
- 年次会計報告・活動報告の義務の履行
代表者が15名の賛同者の名簿を提出
必ず事前に本人への承諾を得てください。
また、1会員につき1支部、2研究部会まで賛同者に入ることが可能です。
これを超える数の支部・研究部会に賛同した場合、その会員が関わるすべての支部・研究部会の賛同者から削除します。
研究部会は、申請時に3年の活動期間の成果目標を明示
支部・研究部会の設置は原則として学会年度ごとに認められます。
支部は、現在、期限を設けておりませんが、研究部会は3年を限度に継続的な活動を行うことが可能です。
年次会計報告・活動報告の義務の履行
支部、研究部会ともに年度ごとに会計報告・活動報告の提出が義務付けられます。
また、支部・研究部会は年に2回刊行される学会ニューズレターで活動報告をすることが義務付けられています(2月と8月を予定)。
年度当たりの予算申請額上限は20万円です。研究部会として認証を受けたいが、資金助成が不要の場合には、予算なしの申請も可能です。また、配分された予算の一部を執行せずに返納した場合でも、爾後の申請に影響はしません。
支部
普段の勤務地や居住地が近い会員の相互交流と地域社会との関わりを深めることを目的に、有識者を招いてのセミナーや会員同志の研究発表会、フィールドワークなどを行っています。現在、東海、関西、広島、横浜、京滋の5つの支部があり、それぞれの地域や会員の状況に合わせて活動を展開しています。
稼働中の支部リスト(2024年度)
2024.01.01
支部長:志賀裕朗(横浜国立大学)
国際開発学会横浜支部は、横浜を中心とするエリアにおける国際開発学会会員をはじめとする国際開発・協力分野の...
2024.01.01
支部長:梅村哲夫(名古屋大学)
本支部は東海地区(愛知、岐阜、三重等)における国際開発学会会員をはじめとする国際開発・協力...
2024.01.01
支部長:渡邉松男(立命館大学)
歴史的な背景から京都・滋賀地域には国際協力、開発問題に関する教育、研究を行う大学が集中しており、それら研究...
2024.01.01
支部長:小川啓一(神戸大学)
関西支部の設置目的
関西支部では、過去20年以上にわたり国際開発研究を専門とする研究者や国際援助の分野で活...
2024.01.01
支部長:市橋 勝(広島大学)
広島支部は、中国四国地域および九州地域の会員間やその他の地域を含む会員との国際開発・協力に関わる学術的交流を...
研究部会
専門分野や関心が近い会員が集まり、メンバー一人ひとりが部会のテーマに関係する研究を深める一方、部会全体として、革新的な研究の視角を学会内外に発信していくための萌芽的活動を支援するものです。
そのため、部会のメンバー内での交流だけでなく、学会員が広く参加できる研究会や学術大会での企画セッションなどを積極的に実施することが期待されています。
部会の成果に基づいて、学会誌「国際開発研究」で特集を組むことも奨励します。
稼働中の研究部会リスト(2024年度)
2024年度~
2024.02.01
移住と開発
Migration and Development
代表:加藤 丈太郎(武庫川女子大学)
移住と開発が相互に結びつきを強め...
2024.02.01
ICT と国際開発(ICT4D)
ICT for Development(ICT4D)
代表:狩野 剛(金沢工業大学)
昨今、国際開発...
2024.01.17
SDGs を問い直す
Sustainability Development Goals, Re-examined
代表:大門(佐藤)毅(...
2024.02.01
開発論の系譜
The Genealogy of Development Discourses
代表:大山 貴稔(九州工業大学)
国際開...
2024.02.01
Bridging Theory and Practice in Educational Development
代表:荻巣 崇世(上智大学...
2024.02.01
Bridging Theory and Practice in Educational Development
代表:荻巣 崇世(上智大学...
2023年度~
2023.01.01
Gender and Development
代表:甲斐田きよみ(文京学院大学)
目的
現在、国際社会において、ジェンダー平等と女性の...
2022年度~
2022.01.01
Study Group on Manufacturing in Africa and Asia
代表:高橋基樹(京都大学)
この研究では...
2022.01.01
Social and Solidarity Economy
代表:古沢広祐(國學院大学 研究開発推進機構)
SDGsのゴール10が「不平...
2022.01.01
Innovation and Development for Solving Social Problems
代表者:新海尚子(津田塾大学...
2021年度~
2021.01.01
Ethical Agri-food Systems and Rural Development
主査:池上甲一(近畿大学名誉教授)
貧困...
活動終了済
2018.04.03
過去の研究部会
第11期(2020年12月~)
2023年度(2022.12~2023.09)
「ジェンダーと開発」研究部...
支部・研究部会に関するお問い合わせ先
企画運営委員会・本部事務局
2024.05.31
Planning and Management
支部・研究部会活動、特別事業の企画運営および合理的配慮等
委員長
会長:山田肖...
2024.05.10
JASID Secretariat
入会申込窓口・学会運営における事務手続き等
事務局長
星野 晶成(名古屋大学)
次長
...