[BO-2] 東海支部
支部長:梅村哲夫(名古屋大学)
本支部は東海地区(愛知、岐阜、三重等)における国際開発学会会員をはじめとする国際開発・協力分野の人材や関係機関(大学・研究機関、政府・自治体、国際機関、企業、NGO・NPO等)の相互交流・ネットワーキングを推進し、地域をベースとした分野横断的な国際開発・協力研究の発展と普及を図ることを目的とする。
背景として、当地域には国際開発のコースを有する研究機関(名古屋大学、日本福祉大学、鈴鹿大学、中京大学等)があり、研究者や学生の交流を通じてのレベルアップが重要である。また、JICA中部センター、国連地域開発センター、名古屋NGOセンター等の国際開発関係機関も活躍している。
また、地域の特徴として、名古屋を中心とする東海県は首都圏等にくらべると、「開発コミュニティ」はいい意味で小さく、「顔の見える」親密な関係を築くのには適正規模である。
このような背景・特徴を持つ地域において、当支部が中心となって、大学を始めとするこの地域の開発に関するステークホルダが連携することで地域全体としての振興を図っていくことは、本学会全体の発展、ひいてはわが国全体の国際開発・協力の振興につながると考えられる。
なお2007年度より東海支部の活動の一環として「北陸分科会」を設立し、2007年度より本格的に活動を始めた。これにより、従来国際開発学会の活動拠点がなかった北陸地区(石川、富山、福井)の会員に対するネットワーキングが可能となっている。