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開催案内 リプロダクティブ・ライツ映画上映&トーク@上智 6月28日開催(会員・一般)

リプロダクティブ・ライツの視点で見た日本の課題

―ネパールにおける「安全な中絶」を求める運動と、「わたしたちの中絶」

日時:2025年6月28日(土)13:00-16:30
場所:上智大学四谷キャンパス2号館309教室
形式:対面とZOOM Webinar併用
申込:対面の場合は不要
Webinarの場合はURLから要登録
https://qr.paps.jp/r9mrD
録画の後日配信なし
主催:上智大学アジア文化研究所
共催:科研費基盤研究B「移民女性のReproductive Justice:法と制度の活用による妊娠と出産の制限からの解放」
協力:株式会社明石書店
問合せ:上智大学アジア文化研究所
i-asianc[at]sophia.ac.jp 03-3238-3697
(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

詳細
https://dept.sophia.ac.jp/is/iac/news/docs/news20250509_603125613.html

プログラム
映画上映 13:00‐14:30
「Saha Yatra—A Tireless Journey for Ensuring the Right to Safe Abortion(邦訳:私たちの旅—安全な中絶の権利を保障するための長い闘い)」(24分、制作Forum for Women, Law and Development:FWLD、ネパール語音声、日本語字幕)上映。
解説   田中雅子(上智大学総合グローバル学部教員/アジア文化研究所 所員)
コメント 山口暁(千葉県船橋市 医療法人成和会 山口病院 院長)

リレートーク 14:30-16:30
中絶の多様性をめぐって―『わたしたちの中絶』第Ⅲ部執筆者リレートーク
司会進行:石原燃(劇作家、小説家)
加地紗弥香(神奈川新聞記者)
篠原芙由(助産師)
中島かおり(認定NPO法人ピッコラーレ代表理事)
岩崎眞美子(フリーライター)
吉野靫(立命館大学生存学研究所客員研究員)
加藤雅枝(Women on Web研究員 *オンライン)
大橋由香子(フリーライター・編集者)

1984年にオランダのアムステルダムで開催された第4回女性と健康国際会議において、リプロダクティブ・フリーダム/ライツという概念が議論されて以来、この40年間に、中絶へのアクセスは、国家目線での人口家族計画としてではなく、いかに女性の自己決定権の保障するか、つまり女性の人権保障へと焦点が移っている。しかし、安全な中絶にアクセスできない人は未だに多く、医療、宗教、文化による障壁だけでなく、法制度上の課題もある。

本シンポジウムは、2002年に中絶が合法化された後も妊産婦死亡率がなかなか低下しなかったネパールが、公立医療機関における中絶を無料化するまでのアクティビストによる政策提言と法制度整備との軌跡を手がかりに、日本の課題を検討することを目的とする。

パート1では、ネパールのNGOが制作した映画を上映し、ネパールの社会運動と関わりの深い田中雅子がその背景を解説する。さらに、ネパール人をはじめとする移民女性から見た日本の問題点を指摘する。また、移民女性の受診が多い産婦人科の医師から、サービス提供者の立場から見た課題を述べる。

パート2は、2024年12月に出版された『わたしたちの中絶―38の異なる経験』(石原燃・大橋由香子編、明石書店)第三部「様々な経験に接して」の著者らによるリレートークである。

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