開催案内(会員・一般):アジアの循環型経済推進に向けた都市廃棄物問題への対応策 ― ASCC 2025開催TDLCセッション
いつもお世話になっております。世界銀行・東京開発ラーニングセンターの久保田利恵子です。
横浜みなとみらいで11月25日~27日に開催されるアジアスマートシティ会議で世界銀行東京開発ラーニングセンターがアジア都市における廃棄物抑制に関するセッションのご案内をさせてください。
また、世界銀行が発行している報告書の中でも最もダウンロード・引用されている報告書の一つであるWhat a Wasteの3.0で発表予定の最新データのプレビューも行います。
What a Waste 3.0自体は来年初旬に発表されます(日本でもお披露目イベントを行いますので関係者の皆さん、ご期待ください)。これは約5年に一度発表されている世界の都市廃棄物に関する最大のデータレポジトリであり、2050年までの廃棄物管理の変化をとらえ、各国や各都市においてとられるべき対応策の議論も含む報告書となっています。
この報告書、実は日本政府が相当部分の資金援助をしており、日本からの事例・教訓も紹介させていただいています(私が責任を持って事例・教訓の選定・執筆をさせていただきました)。
ぜひこの機会にWhat a Waste 3.0の最新データに触れていただき、世界銀行の廃棄物管理プロジェクトを実施するウズベキスタン、パキスタン、フィリピンからの活動のインパクト報告を聞いていただきたいと思います。
アジアにおける循環型経済の推進に向けた都市廃棄物問題への対応策
ASCC 2025におけるTDLCセッション
世界銀行のレポート『What a Waste 3.0』を公開に先立ち特別にご紹介
日時: 2025年11月25日(火)13:45 – 15:15
場所: 横浜・パシフィコ横浜ノース コンファレンスセンター G2
アジア・スマートシティ会議(ASCC)2025で開催される、世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)主催セッション「循環型社会に向けた廃棄物管理(Waste Management for a Circular Society)」へのご登録はお済みでしょうか?
本セッションでは、世界銀行の代表的な報告書『What a Waste 3.0』の先行プレビューを実施します。
正式発表前に、最新のグローバル動向をいち早く知る貴重な機会です。
ご紹介予定の主なポイント:
- 『What a Waste 2.0』以降、世界全体の廃棄物管理に大きな改善は見られず、依然として約30%の都市ごみが収集・処理されていない状況。
- 廃棄物管理コストはすでに2,500億米ドルを超え、現状のままでは2050年に4,260億米ドルに達する見込み。
- 廃棄物収集料金は、低所得国では年間10米ドル/世帯を下回り、高所得国では年間500米ドル/世帯超と大きな差。
都市が抱える課題を循環型の視点からどう解決できるのか。世界各地の実践的なソリューションを探求するこの機会をお見逃しなく。
セッションの詳細は以下URLからご確認いただけます。
※ASCCへの参加ご登録も別途必要となります。参加は無料です。
https://www.worldbank.org/ja/programs/tokyo-development-learning-center/brief/waste_management_for_circular_society_tdlc_session_at_ascc?fbclid=IwY2xjawNxGnRleHRuA2FlbQIxMABicmlkETE5M2xRdmJuZ3lhTDVqYzhuAR7VGe27uACKOlhB4DK-ao_gAAhZqheuslVR4xIQ9s1XUWl4HVX9hoMYo2yTww_aem_G9LyW4S7iSaasILJUzbAgQ
問い合わせ先:久保田利恵子 rkubota[at]worldbank.org
(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
