東海支部(2021年11月)
2021年度活動報告
2021年度(2020年10月~2021年9月)における東海支部の活動は、つぎのとおりでした。
1 GSIDとJASID東海による公開ウェビナー
- 題目:Schooling is Not Learning: The Impact of Learning-Adjusted Years of Schooling on Economic Growth
- 開催日時:2020年10月1日(木曜)17時30分~18時30分
- 開催場所:Zoomによるオンライン・セミナー(参加料は無料)
- 講演者:Linda Glawe (University of Hagen, Germany)
- 討論者:Carlos Mendez (Associate Professors, Nagoya University)
2 GSIDとJASID東海による連続公開ウェビナー
(1) 2020年10月29日(木曜)12時00分~13時30分
- 題目:Regional Inequality and Convergence in Large Emerging Economies: A Distribution Dynamics Approach.
- 講演者:Kiril Tochkov (Texas Christian University, USA)
- モデレーター:Carlos Mendez (Nagoya University)
(2) 2020年11月26日(木曜)20時00分 ~21時30分
- 題目:Beyond GDP: An analysis of the socio-economic diversity of European regions.
- 講演者:Adres Vallone (Catholic University of the North, Chile)
- モデレーター:Carlos Mendez (Nagoya University)
(3) 2020年12月3日(木曜)18時00分 ~19時30分
- 題目:Social progress around the world: Measurement, evolution and convergence.
- 講演者:Jesús Peiró-Palomino (University of Valencia, Spain)
- モデレーター:Carlos Mendez (Nagoya University)
3 南山大学アジア・太平洋研究センター主催講演(共催:JASID東海)
- 日時:2020年11月29日(日曜)13:30~17:00
- 開催場所:Zoomミーティングにて開催
①13:30~15:00 寺﨑新一郎 (立命館大学准教授)
「カントリー・オブ・オリジン研究とカントリー・バイアス研究:ある国の製品イメージは顧客にどのような影響を及ぼすのか」
②15:10~17:00 北原敬之 (京都産業大学教授)
「日本企業の海外拠点における現地化の進化:人材の現地化・経営の現地化の視点から」
4 国際ビジネス研究学会(JAIBS)中部部会(共催:JASID東海)
(第39回中部部会研究会)
- 日時:令和3年5月15日(土曜)16:05~17:05
- 場所:オンライン(Zoom)にて開催(Zoomには15:55頃より入室可)
事例発表 <一般公開企画>
16:05~17:05 垣谷幸介(豊田汽車技術中心(中国)有限公司)
「中国NEV市場と日系メーカーの対応 トヨタ自動車の事例を中心に」
司会 伊藤 清道(中京大学)
5 JASID東海主催 出版記念オンライン・シンポジウム
『Education and Migration in an Asian Context (2021, Springer Publishers)』
- 日時:2021年6月11日(金曜)16:00~18:00 (日本時間)
- 場所:オンライン
- 報告者: Jing Liu(編著者、東北大学教育学研究科)、Francis Peddie(編著者、名古屋大学大学院国際開発研究科)、その他各章執筆者
- 討論者: Yi-Lin Chiang(台湾国立政治大学)
- 司会: 染矢正和(名古屋大学大学院国際開発研究科、JASID東海副代表)
- 言語: 英語のみ
- 主催: 国際開発学会東海支部
本シンポジウムは、Springer出版,Economics, Law and Institutions in Asia Pacificシリーズ 『Education and Migration in an Asian Context』(https://www.springer.com/gp/book/9789813362871)の発刊を記念して開催されました。
同書では、JASIDメンバーでもあるJing Liu(東北大学教育学研究科)、およびFrancis Peddie(名古屋大学大学院国際開発研究科)が編著に携わり、アジア地域における教育と移住との多面的かつ複雑な関係性に関する諸研究がまとめられています。
各章では、中国・日本・インド・フィリピン・タイ・東ティモールの各事例が取り上げられ、国内移住、国際移住あるいは強制移住といった移住の視点から、学校選択、教育機会の提供、教育と社会的包摂、紛争後国家の生徒の学力など、教育の諸課題が議論されています。
そして本書全体として、アジアにおける教育と移住に関する課題や状況を幅広く包括的に示しつつ、アジア諸国が直面する重層的な移住問題や人間開発に対する懸念や課題を読者に伝えることが意図されています。
シンポジウム当日は、JASID東海の染矢正和先生(名古屋大学大学院国際開発研究科)をモデレーターに、Yi-Lin Chiang先生(台湾国立政治大学)を討論者に迎え、編著者および各章の著者により、アジア地域における教育と移住に関する上記の諸問題について議論が深められました。
6 若手研究者報告会の開催(JASID Tokai 2021 Conference for Young Researchers)
- 日時:2021年8月21日(土曜)13:00~16:50
- 場所:オンライン
プログラム:
- 13:00-13:30 Bangkit A. Wiryawan(名古屋大学)
Productivity Impact of Political dynamics in a Decentralized Indonesia: The case of the 2016 centralization policy of Batam Free Trade Zone - 13:30-14:00 Utumporn Jitsuttthiphakorn(名古屋大学)
Innovation, Firm Productivity, and Export Survival: Firm-Level Evidence from ASEAN Developing Countries - 14:00-14:30 Chantha Hor(名古屋大学)
Effects of Tourism Demand Increase in the Tourism Sector: a Computable General Equilibrium Model to Cambodia - 14:40-15:10 Al Muizzuddin Fazaalloh(名古屋大学)
Regional Distribution of Foreign Direct Investment in Indonesia: An Insight from Provinces and Sectors - 15:10-15:40 Asmao Diallo(同志社大学)
The Role of Agricultural Cooperatives in Women’s Agency for Their Access to Agricultural Resources: Case Study of Baguineda in Mali - 15:40-16:10 Masahiko Jin(名古屋大学)
Determinants of Farm Household’s Vulnerability: A Case Study of Municipality of Dingalan, Aurora Province, Philippines - 16:10-16:40 Truong PHAM(立教大学)
Firm-level efficiency analysis of garment industry in Vietnam
※16:40-16:50 Overall discussion and comments
上記7名から、2名(④、⑥)を第32回・国際開発学会全国大会(金沢大学)の報告者として、JASID東海支部で推薦することとした。
東海支部
代表:梅村哲夫(名古屋大学)
副代表:染矢将和 ( 名古屋大学 )
副代表: 林尚志 (南山大学)