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途上国プロジェクトにおける最適解への挑戦-開発現場からの報告(会員限定)

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今年度第4回目のSRID懇談会(Zoom開催・無料)には、途上国開発のマネジメント分野で活躍するコンサルティング企業である有限会社アイエムジー(IMG)代表で、公共機関の業務効率性改善、及び、中小企業開発・中小企業金融を専門とする森 真一氏をお迎えします。

同氏は、JICA、外務省、世界銀行を経てIMGを設立されており、さまざまな立場からの途上国開発業務経験をもとにした、政策立案サイドから(草の根に至る)フィールドでの実施サイドまでの複合的視点が特徴的な開発コンサルタントです。また、IMGは途上国への直接投資も自ら行っており、実体験に基づいたコンサルティングを売りとしています。

途上国のプロジェクトは「生き物」です。プロジェクト実施中に相手国の事情で状況が変わってしまうことや、プロジェクト準備段階に想定されていた現場のニーズが実際とは異なることが実施段階で判明することも、少なからず発生します。

このような変化を感じとって臨機応変に対応できなければ、税金によって賄われているODA案件の無駄や非効率が生まれてしまいます。この点について、妥協も忖度もせずに正論を貫こうとすることが現場を知る開発コンサルタントの存在意義であり醍醐味であるというのが、森氏の持論です。

本懇談会では、森氏が携わってきた、途上国公共機関の業務改善や中小企業育成プロジェクト(ナミビア国産業政策アドバイザー業務、アフリカ連合委員会改善能力強化、タジキスタン国ビジネス・インキュベーション・プロジェクトなど)を取り上げ、現場のニーズの変化にどのように対応し、さまざまな選択肢の中からいかに最適解を求めようとしてきたかについて、具体的に紹介していただきます。そして、コロナ下におけるプロジェクトの運営方法やポストコロナで開発業界がどのように変わるべきかについて、参加者と議論を進めたいと思います。

参加希望の方は申込書フォーム(下記URL)にてお申し込みください。参加申込はSRID会員(有料会員)優先で受け付け、残る定員の枠内で先着順に非会員の申込を受け付けます。同一人からの複数回申込はお控え下さい。

懇談会概要

• 日時:2022年1月18日(火曜)19:00~21:00 (10分前より入室可能)
19:00-20:10: 登壇者によるプレゼン
20:10-21:00: 質疑応答
• 会場:Zoom (参加者にはZoomのURLをメールします)
• 定員:100名
• 参加費:無料
• テーマ: 「途上国プロジェクトにおける最適解への挑戦ー開発現場からの報告」
• 講師:森真一氏(略歴:東京大学教養学部教養学科(人文地理学)卒業、イェール大学経営大学院修了。国際協力事業団(現国際協力機構)職員、外務省職員、世界銀行職員を経て1996年に有限会社アイエムジーを設立、現在に至る)

申込書フォーム

https://forms.gle/njJCWfKAicRUM4cZA


本件にかんするお問い合わせ先

SRID代表幹事・小林文彦

  • fkobayashi167 [at] gmail.com(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

国際開発研究者協会(SRID: Society of Researchers for International Development)は、国際開発問題にたずさわり、あるいは研究において情熱を傾けている人が、相互の親睦をはかり、たがいに開発研究者として創造力あふれた活動をするために、励まし、協力し、啓発しあうことを目的として、1974年に設立された任意団体です。ホームページのアクセス先は http://www.sridonline.org です。
SRIDでは新規会員を募集しています。興味のある方は「入会のお誘い」を https://www.sridonline.org/SRID_Flyer.pdf でチェックください。

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