1. HOME
  2. NEWS
  3. 新刊案内:『インパクト評価のシンセシス事例集』の公表
NEWS

会員発情報

新刊案内:『インパクト評価のシンセシス事例集』の公表

NEWSアイキャッチ

この度、『インパクト評価のシンセシス事例集』が公開されました。これは、複数のインパクト評価の結果を統合した「まとめ論文」を紹介して解説したレポートです。「まとめ論文」を、英語ではシンセシス(Synthesis)と呼びます。近年、インパクト評価が普及してきましたが、それらをまとめて、より一般的な知識を生み出すことが求められています。そのシンセシスの4つの事例を紹介しております。

とくに4番目は、「『アフリカ大陸のSDGの達成:セクター横断的なエビデンスギャップマップ』(3ie, 2022)を分かりやすく論じる」という解説となっております。無料でダウンロードできますので、ぜひお手に取ってご覧ください。

『インパクト評価のシンセシス事例集』 (2022)

佐々木亮(国際開発センター)

(ダウンロード先)
https://www.idcj.jp/wp-content/uploads/2022/07/syntheses_report.pdf

内容

  1. 複数セクターを超えた費用対効果分析:限られた政府予算はどのセクターに優先的に配分すべきか?
    『政府政策の統一的な厚生分析』(ヘルデン&スプリング-カイザー、2020)をわかりやすく論じる
  2. 世の中の保護者の疑問に答える:テレビゲームは子供の性差別や暴力行動を誘発しているのか?
    『ビデオゲームにおける性的描写はプレイヤーに悪影響を及ぼすか?メタ分析による検証』(ファーガソン他、2022)を分かりやすく論じる
  3. エビデンスに基づく政策立案(EBPM)を妨げるもの:73件の自治体RCTの活用度合はどの程度か?
    『エビデンスの適用を妨げている要因』(デベラビギナ、キム&リノス、2022)を分かりやすく論じる
  4. エビデンスギャップマップの事例:伝統的なメタアナリシスに代わる「可視化地図」
    『アフリカ大陸のSDGの達成:セクター横断的なエビデンスギャップマップ』(3ie, 2022)を分かりやすく論じる

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター(IDCJ) 評価部
主任研究員:佐々木亮

国際開発センター(IDCJ)のウェブサイト「評価手法を学ぶ ・インパクト評価事例集」 https://www.idcj.jp/library/evaluation

  • URL : https://www.idcj.jp/
  • Email : sasaki.ryo [at] idcj.or.jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-6718-5932
  • FAX番号:03-6718-0910
  • 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川12階

最新記事

月別アーカイブ