オンラインセミナー「アフリカ熱帯林の住民参加型マネジメントの模索:実践研究プロジェクトの試みから」12月10日開催(会員・一般)
アフリカ熱帯林の住民参加型マネジメントの模索:実践研究プロジェクトの試みから
第66回環境社会学会大会 研究活動委員会企画セッション
森林資源(野生動植物)の利用と保全に関する研究テーマは、環境社会学をはじめとした多様な学術分野において展開されてきました。本セッションは、森林資源の新しい管理手法を開発しているコメカ・プロジェクト(*1)のみなさんをお招きして発表してもらい、多様な学術分野の方々と議論し、このテーマの研究を活性化することを目的に実施します。
プロジェクトの活動地であるカメルーン熱帯雨林地域では、外部との交通や取引が盛んになった影響で、野生動物を含む森林資源のオーバーユースが懸念されています。ここで生活している人びとの狩猟・採集といった生業を、科学的な資源管理と接続するために、本プロジェクトでは、住民が参加・活用で きる管理手法の開発を試みています。
その報告をもとに、環境社会学、生態人類学、生態学、野生生物管理学、国際開発学といった分野との交流を促進し、活発な議論をしたいと考えています。
(*1)地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム (JST/JICA, SATREPS)「「在来知と生態学的手法の統合による革新的な森林資源マネジメントの共創」(略称:コメカ・プロジェクト) 研究代表者:安岡宏和・京都大学
https://www.africa.kyoto-u.ac.jp/archives/info/series2020
開催概要
- 日時:2022年12月10日(土曜)15:00~17:30
- 方法:オンライン(Zoom)
報告者
- 安岡宏和(京都大学)
「カメルーンにおけるSATREPSコメカ・プロジェクトの内容と課題」 - 本郷 峻(京都大学)
「住民の狩猟活動を基にした野生動物資源モニタリング―生態学的研究と地域実践との関連付けと実装への見通し―」 - 戸田美佳子(上智大学)・四方篝(京都大学)・平井將公(京都大学)・Ndo Eunice (IRAD Cameroon)
「カメルーンの保全政策におけるNTFPsの利用促進とその制限要因」 - 平井將公(京都大学)
「カメルーン東部州における森林資源管理手法の社会実装―ガバナンス再編の契機をもとめて―」
コメンテーター
- 梶光一(兵庫県森林動物研究センター、「野生生物と社会」学会)
「野生動物管理の観点から」 - 笹岡正俊(北海道大学、環境社会学会)
「東南アジアの住民による森林資源利用の観点から」
企画委員
- 趣旨説明:岩井雪乃(早稲田大学、「野生生物と社会」学会、環境社会学会研究活動委員)
- 司会:寺内大左(筑波大学、環境社会学会研究活動委員)
申込
本セッションへの参加には、環境社会学会大会への参加が必要となります。
第66回環境社会学会大会参加申込みサイト
https://app.payvent.net/embedded_forms/show/63590b255b085270567ac6e0
参加費
- 環境社会学会・正会員:2000円
- 環境社会学会・学生会員:0円
- 非学会員:3000円
*連携学会(「野生生物と社会」学会、林業経済学会)の会員の方は、正会員(学生の場合は学生会員)でお申し込み下さい。
申込締切
2022年12月7日(水曜)23:59
申込注意事項
- 参加費の徴収はクレジットカード決済となります。クレジットカード決済ができない方は、大会参加受付メールアドレスまでご連絡ください。
大会参加受付メールアドレス:jaesweb21[at]gmail.com([at]を@に変更してください) - 決済後に参加をキャンセルしたい方は、12月7日(水曜)までに大会参加受付までご連絡ください。なお、キャンセル料がかかりますので、ご容赦ください。
(キャンセル料は、決済プラットフォームの価格改定があり、12月1日PM0:00以降は6%、それ以前は5%で適用されます)
本件にかんするお問い合わせ先
【主催】環境社会学会研究活動委員会
SATREPS「在来知と生態学的手法の統合による革新的な森林資源マネジメントの共創」「野生生物と社会」学会
- 寺内大左:aa087095 [at] gmail.com
- 岩井雪乃:iwaiyukino [at] gmail.com
(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)