オスロ大学『正義の声:イランの学者と環境保全活動家の支援のために』(会員・一般)
オスロ大学人権修士課程では、2023年3月28日に同課程の『学問と自由』”Free Niloufar Bayani”プロジェクト主催で『正義の声:イランの学者と環境保護論者の支援のために』と題するセミナーを実施しますのでご案内いたします。
本セミナーはイランの現在の政治情勢や人権状況、また、そこで生活し働く環境保全活動家が直面する課題について洞察を深めたい方に最適です。
本セミナーでは、2018年にイラン政府に違法逮捕・拘束され、現在も投獄されている野生動物保護活動家ニロウファル・バヤニ氏とその7人の同僚に焦点を当て、イランにおける自然保護、環境保護、グリーン犯罪学、人権問題の第一人者による講演が行われます。
このセミナーは、変化と説明責任を擁護する取り組みについて学ぶユニークな機会を提供します。学生や研究者、またこれらの問題に関心をお持ちの方ならどなたでもご参加いただけます。ただし、オンライン中継は行わず、オスロ大学での対面形式での実施となります。
オスロ在住の方は、この示唆に富む有益な機会をお見逃しなく。なお、ご家族やご友人にもオスロ在住の方がいらっしゃいましたら、ぜひご共有いただけますようお願い申し上げます。皆様のご参加をお待ちしております。
開催概要
- 日時:2023年3月28日(火曜)18:00~20:00(中央ヨーロッパ時間)
- 方法:対面のみ(オスロ大学ブレンダンキャンパス)
詳細は(https://fb.me/e/2w6p9JZLH)にてご確認ください。 - 言語:英語(日本語通訳なし)
- 参加費:無料
- 主催:オスロ大学法学部人権修士課程『学問と自由』”Free Niloufar Bayani”プロジェクト
- 後援:オスロ大学法学部、ノルウェー人権センター
プログラム(予定)
18:00-18:05
オープニング
18:05-18:15
『ニロウファル・バヤニ氏のケースの紹介』
”Free Niloufar Bayani”プロジェクトチームメンバ―
18:15-18:35
『野生動物保護の重要性と保全活動家が置かれている人権リスク』
タチアナ・ローゼン氏(中央アジア・コーカサスの野生動物保護活動家)
18:35-18:55
『イランの人権課題と実態』
マフムード・レザ・アミリ-・モガッダム氏(オスロ大学医学部教授、Iran Human Rights創設者)
18:55-19:05
休憩
19:05-19:25
『グリーン・クリミノロジストと絶滅危惧種の動物との取り組み』
ダビド・ロドリゲス・ゴイス博士(オスロ大学法学部研究員、犯罪学博士)
19:25-19:45
『バヤ二氏の釈放にむけて~活動のこれまでとこれから』
カレン・スドマイヤー博士(災害リスク軽減対策コンサルタント、元UNEP職員)
19:45-19:55
クロージング
モデレーター: 『学問と自由』”Free Niloufar Bayani”プロジェクトメンバー
本件にかんするお問い合わせ先
『学問の自由』”Free Niloufar Bayani”プロジェクトチーム
田中美世
- https://fb.me/e/2w6p9JZLH
- miyot [at] uio.no(* [at] の部分を@に修正して20230328