大阪大 X 国連 未来社会フォーラム「誰一人取り残されない社会を構築する」9月13日開催(会員・一般)
大阪大 X 国連 未来社会フォーラム
第6回 大阪大学サイバースポーツコンプレックスシンポジウム
「誰一人取り残されない社会を構築する」
車椅子ヨガ・インストラクターからのメッセージ
ロドリゴ・ソウザ アダプティブ/アクセシブルヨガ・インストラクター(Allihopa Yoga代表)
2023年は、2015年9月に国連総会にて全会一致採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成年限である2030年までの折り返しの年で、私たちはいま、「誰一人取り残されない世界の実現」というSDGsの基本理念を改めて想起し、具体的な行動を加速化することが強く求められています。
大阪大学大学院国際公共政策研究科ESGインテグレーション研究教育センター(ESG-IREC)では、学内の関係部局を横断し、国連機関とも連携して、SDGsの目指す持続可能で公正な社会の構築につながる知的刺激に富んだ企画を進めています。
今回の企画は、企業がよりよい世界の構築に向けて主体的に取り組むESG(環境・社会・企業統治)を推進していく際、特にすべてのステークホルダーの人権を重視し、包摂的な社会を形成していくうえで大きな気づきをもたらすものであり、同時に、私たち誰もが当事者となり、心と体を調え、互いの多様性を力に変え、自らの潜在力を最大限に生かした活動を実践していくことを促すことにもつながります。
また、本企画は、「いのち輝く未来社会のデザイン」という2025年大阪関西万博のテーマに通じる事業としても有益であると確信しております。
今回は、山岳転落事故で車椅子生活になりながらもヨガ・インストラクターとして自立をし、アダプティブ/アクセシブル・ヨガ指導者として世界でご活躍のロドリゴ・ソウザ氏をお招きし、障がいがあってもヨガも呼吸法も実践できる、そして、インストラクターとして他者の力にもなれるという力強いメッセージが込められた特別レクチャーと、実際に車椅子のインストラクターのお導きによって一緒に心と体に響き渡るヨガを体験した後、私たちが産官学民で連携し、いかなる意識変革や行動変容につなげていくか、ラウンドテーブル・ディスカションを行います。
本企画は、本年9月18-19日に国連本部で開催されるSDGsサミットのテーマにも連動しています。
車椅子の方々も含め、皆様お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
- 日時:2023年9月13日(水曜)14:00-17:00(13:30開場)
- 場所:大阪大学中之島センター 佐治敬三メモリアルホール
- 参加費:無料
参加方法
事前登録制
https://eventregist.com/e/esg-irec
オンライン同時配信(事前登録制)
プログラム
[全体司会・進行]
星野 俊也 国連システム監査官・大阪大学名誉教授(元国連日本政府代表部大使)
大阪大学大学院国際公共政策研究科ESG-IREC創設ディレクター
[開会あいさつ]
山本 べバリー・アン 大阪大学理事・副学長
[特別ビデオメッセージ]
- ルイス・ガジェゴ(国連調査訓練研究所(UNITAR)評議会議長、元エクアドル外務大臣・元障害者権利条約特別委員会議長)
- ジヴァナ・ヘイマン(アクセシブル・ヨガ・アソシエーション代表)
- 垣内 俊哉(株式会社ミライロ代表取締役社長)
[特別レクチャー&デモンストレーション]
ロドリゴ・ソウザ アダプティブ/アクセシブル・ヨガ・インストラクター
[ラウンドテーブル・ディスカション]
モデレーター :星野 俊也・中田 研
- 伊東 亜紀子(ESG-IREC招へい教授、国連経済社会局国連障害者権利条約事務局チーフ)
- 星野 千華子(アクセシブル・ヨガ・アンバサダー、国連SRCヨガクラブ公認インストラクター・RYT500)
- 中野 陽子(アクセシブル・ヨガ・アンバサダー、アートラウンジクリニック院長)
- 山中 浩司(大阪大学大学院人間科学研究科教授、大阪大学ユネスコチェア副代表)
- 谷野 雅紀(J-Workout株式会社COO)
[閉会あいさつ]
中田 研(大阪大学大学院医学系研究科教授)
本件にかんするお問い合わせ先
大阪大学大学院国際公共政策研究科
ESGインテグレーション研究教育センター
- info.esg-irec [at] osipp.osaka-u.ac.jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)