オンライン「気候変動下におけるインクルーシブ・ファイナンス促進の重要性:金融包摂シンクタンクCGAPの知見とJICAプロジェクトの経験共有セミナー」1月23日開催(会員・一般)
このたび、世界銀行グループの金融包摂シンクタンクCGAP(Consultative Group to Assist the Poor)のCEO Sophie Sirtaine氏の来日に際し、気候変動対策における金融包摂の重要性について考えるJICA公開セミナーを開催いたします。
本セミナーは、貧困層、女性、小規模農家等のラストマイル層にも便益のある気候変動対策を推進するために金融包摂の重要性につき問題提起するものです。
セミナーでは、CGAPの最新の知見や、CGAPの知見を活かしてバングラデシュの農村の女性向けにマイクロ保険他の開発に取り組んできたJICA支援バングラデシュ金融包摂強化プロジェクト(略称 Inclusive Risk Mitigation Project、以下IRMP)成果や教訓を共有し、グリーンかつインクルーシブな気候変動対策とはどうあるべきかを皆さんと一緒に考える機会としたいと思っております。
CGAPとは:
CGAPは世界銀行グループの信託基金で運営される金融包摂のシンクタンク兼ドナーと民間のナレッジプラットフォームであり、途上国における貧困層、女性、小規模農、MSME、難民・移民などラストマイル層の金融包摂の推進に取り組んでいます。
こうしたラストマイル層の金融アクセスを改善する革新的な金融商品の開発支援やその普及、それを後押しする政策・制度環境整備に向けた提言等を通じて金融包摂を推進しており、JICAの金融包摂関連案件の多くが同シンクタンクの知見を活用しています。
近年は気候変動のラストマイル層へのインパクトの大きさに鑑み、CGAPはグリーン部分も重視ており、グリーンでインクルーシブな金融システム構築に向けた取り組みを強化しています。
開催概要
- 日時:2025年1月23日(木曜)15:30-16:30
- 方法:オンライン(後ほど開催リンクをご登録いただきましたメールアドレスへお送りいたします)
- 言語:英語
- 参加費:無料
プログラム
1. CGAPによる知見共有(25分)
「気候変動下におけるインクルーシブファイナンスの重要性」
講師:Sophie Sirtaine氏(CGAP CEO)
2. JICAの経験共有(20分)
「バングラデシュ金融包摂強化プロジェクト:農村の低所得層の女性向け対サイクロン・インデックス型マイクロ保険サービスの開発・提供の経験から」
講師:徳岡 泰輔副総括(パデコ社)
3. 質疑応答(15分)
(プログラムは多少変更の可能性あり)
申し込み方法
事前に申込フォームをご入力いただきますようお願い致します。
- 申込フォーム:https://forms.office.com/r/eDR12exRT5?origin=lprLink
- 入力〆切:1月22日(水曜)15:00
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
本件にかんするお問い合わせ先
JICA ガバナンス・平和構築部
ジェンダー平等・貧困削減推進室
- gpgge [at] jica.go.jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)