開催案内(会員・一般):参加型・質的評価手法MSC入門研修(7/26@オンライン)のご案内

国際開発学会の皆さん、こんにちは。会員で参加型評価センターの田中です。以下の研修を開催しますので、関心のある方は奮ってお申し込みください。
参加型・質的評価手法MSC入門研修(7/26@オンライン)のご案内
〜生き生きと変化をとらえ、活動を改善し皆が元気になる評価〜
MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的評価手法です。現場から「重大な変化」のエピソードを集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。ロジックモデルでは難しいといわれる人間の意識や行動変容など、想定外・数値化できない質的変化の把握や分析ができ、組織学習や活動を改善する特徴があります。また、評価に参加するスタッフや受益者へのエンパワーメント効果があります。手法の詳細はこちらをご覧ください。
https://pecenter.jimdofree.com/参加型評価とは/most-significant-change/
「量的な評価では測れない変化があるのではないか」「説明責任のための評価だけで良いのだろうか」「評価を通じて関係者が元気になることはできないのか」などを考えている方にピッタリです!これまでに400人以上が受講した、人気の研修です。
※ロジックモデルの研修ではなく、ロジックモデルを補完し価値を創出する評価手法です。
(1)日時:2025年7月26日(土)14:00-16:00
(2)場所:Zoomによるオンライン開催。マイクとカメラのついたPCもしくはタブレット、安定したインターネット環境が必要です。 スマホでの受講はお勧めしません。
(3)こんな方にお勧めします: 休眠預金活用事業資金分配団体、実行団体など国内NPO、国際協力NGOや開発コンサルタント、教育・福祉、学術関係者など非営利活動に従事している、質的モニタリング・評価や研究に携わっている方。今後予定している方。「説明責任」だけでなく「学習」目的の評価に興味のある方。国際協力だけでなく国内活動にも有効です。
(4)プログラム
- 講義:MSCの概略・目的・特徴・事例紹介を学ぶ。
- 演習:「重大な変化を集める」体験→中核ステップのロールプレイによる体験。
- 演習:「最も重大な変化を選ぶ」体験→エピソードの比較から、教訓を学ぶ練習。
- 発表、まとめと振り返り→自分達の活動評価にどう活かしていくか。
(5)これまでの受講者の声
前回(24/6/7)の報告
http://blog.livedoor.jp/sankagatahyouka/archives/10893787.html
(6)講師:田中 博
一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。愛媛大学非常勤講師。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会、(公財)日本劇団協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著 (2016)『参加型評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。
(7)受講料:¥10,000 -(税込)
(8)申し込み・問い合わせ
- 主催:一般社団法人参加型評価センター https://pecenter.jimdofree.com
- こくちーずプロでお申し込みください。申込後に届くメールに記載されている銀行口座に、期日までに受講料をお振込みいただくようお願いいたします。緊急連絡のため電話番号は必ずご記入下さい。
https://kokc.jp/e/632351f576f364f6f2d33b41c3506e3f/ - しめ切り:7/20(日)・定員:16名 最少催行人数:4名
- 問い合わせ先Eメール:tanaka.pecenter[at]gmail.com(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
- 取得した個人情報は本講座と参加型評価センターの情報提供以外に使用しません。
※三位一体のMSC研修:MSC評価が自分で、できるようになるのが目標。
- 入門:初心者向きにMSCの基本を体験→今回はコレ!
- 中級Ⅰ:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習
- 中級Ⅱ:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計
→3研修すべて受講した方に、修了証を発行することにしました!