新刊案内:Impacts of Study Abroad on Higher Education Development
JICA緒方研究所が2018年よりおこなってきました留学インパクト研究の成果がImpacts of Study Abroad on Higher Education Developmentに纏められ、この度Springerよりオープン・アクセス出版されました。
この研究では、マレーシア、インドネシア、ベトナム、カンボジアのトップ大学10校の教員に大規模な質問紙調査やインタビュー調査をおこない、そのデータを用いて、大学教員の留学経験がその後の教員の活動(教育・研究・社会貢献・大学運営)や所属大学の国際化などにおよぼすインパクトを明らかにしています。
さらに、その分析をつうじて、東南アジア地域の多様で変化する留学状況や高等教育の発展・国際化・地域化の姿も浮かび上がりました。
下記のSpringerのリンクよりダウンロードが可能ですので、ご関心のある方がおられましたら、是非ご覧いただけますと幸いです。
書誌情報
- 書名:Impacts of Study Abroad on Higher Education Development―Examining the Experiences of Faculty at Leading Universities in Southeast Asia
- 出版社:Springer
- 編者:萱島信子、杉村美紀、黒田一雄、北村友人
- OAリンク:https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-97-0775-1
11月開催のJASID大会のブック・トークでも本書を取り上げていただく予定です。
皆様のご来訪をお待ちしています。
また、JICA緒方研究所より本研究の成果に基づくポリシー・ノートや対象国の高等教育レポートも発刊されておりますのであわせてご活用ください。よろしくお願いいたします。
留学インパクト・ポリシー・ノート(和文):
留学インパクト・ポリシー・ノート(英文):
マレーシア高等教育レポート:
インドネシア高等教育レポート:
ベトナム高等教育レポート:
カンボジア高等教育レポート:
本件にかんするお問い合わせ先
JICA緒方貞子平和開発研究所
萱島信子
- Kayashima.nobuko2 [at] jica.go.jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)