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出版物

新刊案内:新刊『開発人類学とは何か-つなぐ・共生・アドボカシー-』(古今書院)ご案内

国際開発学会員の皆様

会員の関根久雄(筑波大学)です。

このたび、『開発人類学とは何か-つなぐ・共生・アドボカシー-』(古今書院)を刊行しましたので、ご案内いたします。https://www.kokon.co.jp/book/b672233.html

本書は開発人類学を再考する試みです。「開発=資本を投下して経済成長を促すこと」から「現地の人々が幸福を追求するために主体的に関与しうる開発」へ。この新しい開発観を実践する中で人類学者(あるいは人類学)が果たすべき役割とは。援助機関と現地の社会・人々をつなぎ、現地の声を代弁し(アドボカシー)、地域の主体性や多元的価値に基づく共生的社会をめざす「開発人類学」の再構築に向けて、実践的人類学や開発人類学に関するこれまでの論点を整理するとともに、パラグアイやソロモン諸島、ラオス、インドネシア、日本などにおける実践例を紹介します。

はじめに
第Ⅰ部 開発人類学を再考する
第1章 共生社会づくりの開発論-「内外」をつなぎ直す多元的価値の視点-
第2章 開発人類学の源流-実用的・応用人類学とは何だったのか
第3章 開発人類学の逡巡
第4章 創発的協働としての開発人類学

第Ⅱ部 開発における人類学的思考
第5章 遊牧民に学んで開発を転換し、世界を繋ぎ直す-不確実性学派の挑戦-
第6章 異文化に寄り添うための思考法-海外ボランティアを志す人へ-
第7章「利用者」から見た開発人類学再考-成果重視の時代における開発協力と人類学-

第Ⅲ部 開発人類学の実際
第8章 開発現場における「支援とわたし」の相対化-他者への想像力が切望される時代に-
第9章 パラグアイ「農村女性」と夢を紡ぐ-理論と実践の往還を通して-
第10章 開発プロジェクト評価と人類学-「文化的要素」の適用可能性-
第11章 生産と消費の利害を「つなぐ」-ラオスにおけるコーヒー農協再建プロジェクトを例に-
第12章 日常世界の開発人類学 -暮らしの試行錯誤に寄り添う技法-
第13章 日本の地域づくりにおける開発人類学の企て-「つなぐ」を具現化する3つの様態-
おわりに

[執筆者]
関根久雄:はじめに、第2章、3章、4章、10章、おわりに
真崎克彦:第1章
湖中真哉:第5章
関谷雄一:第6章
花谷厚:第7章
小國和子:第8章
藤掛洋子:第9章
箕曲在弘:第11章
寺内大左:第12章
早川公:第13章


お問い合わせ:
関根久雄(筑波大学人文社会系):sekine.hisao.gm[at]u.tsukuba.ac.jp
(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

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