新刊案内:政策論文集「新型コロナ後の都市の成長とレジリエンスを再考する」アジア開発銀行研究所(ADBI)
アジア開発銀行研究所(ADBI)から政策論文集「新型コロナ後の都市の成長とレジリエンスを再考する」出版のお知らせ
Policy Papers Book “Rethinking Cities for Resilience and Growth in the Post-COVID-19 World” has been published by Asian Development Bank Institute (ADBI)
8月21日にアジア開発銀行研究所(ADBI)より、「新型コロナ後の都市の成長とレジリエンスを再考する」政策論文集を出版いたしました。
都市のレジリエンスについて考える際、これまでは地震・津波・台風・豪雨などといった自然災害をはじめとする一時的な大きなショックに対し、レジリエンスはいかにあるべきかという議論が既存研究では多くなされています。しかし、新型コロナのパンデミックを契機にして、長期的で終わりがみえないショックに対し、都市はどうレジリエントであるべきか考察することが求められました。
また、都市のレジリエンスについては先進国を対象とした研究が多い中で、本書は今後都市化が最も顕著なアジアを対象にし、新型コロナをきっかけに再考すべきアジアの都市の課題や長期的なショックに対する対策を提起し、既存の都市のレジリエンスに対して、地域的な文脈も踏まえながら、より複合的な視点を提示したいと考え出版しています。
本書の編集は、インド・カラグプル工科大学准教授のDr. Shreyas Bharule、国際教養大学准教授の工藤尚悟先生、 ADBIシニアコンサルタント及び東京大学客員教授のDr. KE Seetha Ramとチームを編成し、出版いたしました。
オープンアクセスのため、下記HPより無料でダウンロードできます。
是非、ご意見・ご感想などお寄せ頂けますと幸いです。
ダウンロード先
本件にかんするお問い合わせ先
東京大学 新領域創成科学研究科 特別研究員(RPD)
高橋今日子(編集責任者)
- takahashikyoko [at] s.k.u-tokyo.ac.jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
国際教養大学 国際教養学部グローバルスタディズ領域 准教授
工藤尚悟
- skudo [at] aiu.ac.jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)