活動報告『若手による開発研究』研究部会(2021年11月)
活動初年度である本年度は、おもに活動体制の整備に力を入れました。部会メンバーの若手会員は、それぞれが互いに面識がないばあいも多く、また、研究分野、研究手法、研究環境もそれぞれ異なっていました。
そのため、部会においてどのような活動を行なうことが適切かを探ることから始めました。
具体的な活動内容として、まず、本研究部会の目標どおり、春季大会と全国大会において研究部会メンバーでラウンドテーブルを開催しました。それに加えて、オンラインでの研究会を原則月に一度開く体制を整え、今年度は8回開催しました。
研究会では、大学院生活で考えるべきことや奨学金の獲得方法といった研究環境に関するトピックから、メンバーによる研究発表まで幅広いテーマを扱いました。さらに、ホームページ(https://www.wakate-kaihatsu.com/)を開設し、活動の広報や新規メンバーの募集を行ないました。
以上のように、今年度は活動の方向性を模索し、活動体制の整備に注力しました。2年目からは、研究会メンバーだけでなく、広く開発学会会員も対象としたオープンな研究会や、対面での研究会を開催するなど、活動の範囲を広げていく予定です。
『若手による開発研究』研究部会
代表:宮川慎司(東京大学大学院・博士課程)