横浜支部(2022年5月)
活動報告
国際開発学会横浜支部は「若手による開発研究部会」の協力を受け、3つの修士論文を対象にした「修了記念領域横断ゼミ」を実施した。
これは、来年度や将来的に博士課程に進む予定がある論文の発表を対象に、学問領域が異なる研究者が討論者となることで専門領域に閉じこもりがちな言葉をひらき、「若手部会」の有志よりアクティブに質問やコメントをすることで、発表者および質問者が、今後の開発研究の糧としていくことを目的としたものである。
修了記念領域横断ゼミ
日時:3月31日(木曜)18時から20時まで(オンライン開催)、参加は最大20名でした。
(1)18:00-19:00 修論研究発表(日本語による発表)
Sou Yaly(横浜国立大学・大学院国際社会科学府・M2)
「カンボジアにおける所有権と特別占有権の併存状態に対する法的解釈:現状分析と問題整理」
菅野智子(横浜国立大学・大学院都市イノベーション学府・M2)
「人々の社会文化的な特性に則した「Suka(糖尿病)対策」を探る―トンガ王国エウア島の事例より―」
牛夢婷(横浜国立大学・大学院都市イノベーション学府・M2)
「中国における変容する家族主義下での若年層性的マイノリティの「出櫃」戦略」
(2)19:00-20:00 討論及びQ&Aセッション
討論者:
- 小池 治(横浜国立大学名誉教授)
- 小林 誉明(横浜国立大学・大学院国際社会科学研究院准教授)
- 佐藤 峰(横浜国立大学・大学院都市イノベーション研究院准教授)
Q&Aセッション:「若手による開発研究部会」の有志及び参加者の皆様
横浜支部
支部長:林薫(文教大学)