学会誌編集委員会からのお知らせ(2022年5月)
「国際開発研究」は現在,6月の発行(31巻1号)に向けて原稿を準備中です。2月中旬以降に6本の論文が投稿されました。これを受けて多くの会員の方に査読にご協力いただいております。ありがとうございます。日程的に1号への掲載に間に合いそうな原稿もあり,できるだけタイムリーに出版できるよう,発行時期を少し後ろに遅らせることも検討しています。
また,国際開発学会の会員がメインとなって出版された本の書評を充実させたいとも思っております。ただ,学会誌編集委員会の方で本の出版情報を網羅できているわけではありませんので,もし,ご出版になられた際にはご連絡賜れば幸いです。
これとも関連して,次回の春季大会におけるブックトークで取り上げる本が決まりました。
- Mine Sato, Nobuo Sayanagi, Toru Yanagihara. 2022. Empowerment through Agency Enhancement: An Interdisciplinary Explorations. Palgrave Macmillan
- 木山 幸輔(2022)「人権の哲学:基底的価値の探究と現代世界」東京大学出版会
- 加藤丈太郎(2022)「日本の「非正規移民」:『不法性』はいかにつくられ、維持されるか」明石書店
- リチャード・ヒークス著、竹内知成監訳、ICT4D Lab訳(2022)「デジタル技術と国際開発」日本評論社
著者の方々のお話をお伺いできるのを楽しみにしています。ぜひ,多くの方にご参加いただければと考えています。
学会誌編集委員会
委員長:島田剛(明治大学)