オンライン講座 「SDGsから考える脱石炭:いま筑豊炭田から何が学べるか」6月17日開催(会員・一般)

気候変動問題が深刻化するなか、温室効果ガス排出削減のため多くの国が石炭依存から抜け出す道筋を積極的に探り始めています。一方で、脱石炭の動きは、炭鉱の閉山や石炭火力発電所の廃止を招き、そこで働いてきた人びとの雇用や立地地域の経済、地域コミュニティなどへ大きな影響をもたらします。

気候変動問題は国際社会が実現を目指すSDGs(持続可能な開発目標)の重要課題のひとつですが、環境やエネルギーの問題にとどまりません。私たちの暮らす地域や生活、仕事の持続可能性も、SDGsの課題なのです。

脱石炭に向けた社会への移行を進めるには、影響を受ける地域や人々を考慮し、公正で包摂的な形で実施することが重要ですが、その道のりは簡単ではありません。世界中でその実現を模索するなかで、筑豊炭田をはじめ日本の旧産炭地がかつて直面したエネルギー革命と炭鉱閉山の経験から、私たちがいま学ぶべき教訓があるのではないか。

本セミナーはこうした問いを中心に、SDGsの文脈から「誰一人取り残さない」脱炭素化社会に向けた示唆を得ることを目的に開催いたします。皆様のご参加をお待ちしています。

開催概要

  • 日時:2022年6月17日(金曜)15時00分~16時30分*ディスカッションの状況によっては終了時間を超えて延長する可能性があります。
  • 会場:オンライン(Zoom ビデオウェビナー)*本講座はWEB会議ツール「ZOOM」を用いて行われます。事前にご利用のPC・スマートフォン等で、ZOOMが利用可能かご確認ください。
    〔ウェビナーご利用条件・免責事項〕
    お申込みの前に以下のURLより、「ウェビナーご利用条件・免責事項」をご覧ください。
  • 使用言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 主催:ジェトロ・アジア経済研究所
  • 共催:地球環境戦略研究機関(IGES)
  • 後援:田川市、田川市教育委員会

プログラム

※変更の可能性があります。
15:00~15:05
趣旨説明
佐藤 寛(ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 上席主任調査研究員)

15:05~15:15 
「国際社会の石炭脱却に向けた動き(仮)」
大田 純子(地球環境戦略研究機関(IGES)北九州アーバンセンター 研究員)

15:15~15:25
「脱石炭:旧産炭地から学ぶ教訓(仮)」
佐々木 晶子(ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 開発・新領域研究推進課 研究マネージメント職)

15:25~15:35 
「炭鉱閉山と田川市:地域再生からSDGs実現に向けた道のり(仮)」
中村 太郎(田川市 経営企画課 企画政策係 係長)

15:35~15:45
「旧産炭地の博物館の取組み(仮)」
福本 寛(田川市石炭・歴史博物館 文化生涯学習課文化係 事務主査)

15:45~16:30 
ディスカッション
モデレータ:佐藤 寛(ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 上席主任調査研究員)

お申込み方法

以下のURLにアクセスしてお申込みください。

ただし、次の期間はシステム改修のためサービスを休止しております。作業進捗により予定終了時刻が前後する場合がございます。何卒ご了承ください。

  • お申込み休止期間:
    2022年5月20日(金曜)18時00分~5月23日(月曜)13時00分(日本時間)
  • お申込み締め切り:2022年6月15日(水曜)13時00分
    *ただし、配信可能人数に達した場合、事前に締め切らせて頂きます。

本件にかんするお問い合わせ先

ジェトロ・アジア経済研究所
研究推進部 研究イベント課

  • E-mail: seminar [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:043-299-9536
  • Fax番号:043-299-9726