ハイブリッド「価値を見つめる評価入門研修ープロジェクト評価の基本的プロセスを学ぶ」4月15日開催(会員・一般)
価値を見つめる評価入門研修- プロジェクト評価の基本的プロセスを学ぶ -(1日間)
国際協力と地域づくりの融合を推進している「グローカルな仲間たち」では、これまで国際協力で活用されるツール群を国内事例で紹介する研修をしてきました。
今回は「評価」をテーマに勉強会を開催します。今回は、「評価しにくいもの」をどう評価に落とし込んでいくのかというところにフォーカスを当てた勉強会です。
国際協力では6つの評価項目(妥当性=関連性、有効性、効率性、インパクト、持続性、整合性=協働性)といった項目が設定されていますが、その項目だけではとらえにくい対象物があるでしょう。芸術や文化、まちなみなど、そのような大切だけどなかなか評価をしにくいものをどうやっていくのかという「答えのない」ものを参加者のみなさんで評価をする講座です。
難しい用語はつかわずに学生も大人も参加できるようにしますので、ぜひ、評価の使い方や人脈を広げたい方はご参加をご検討いただけたら幸いです。
開催概要
- 日時:2023年4月15日(土曜)9:30-17:30(懇親会 18:00-20:00)
- 場所:リアル会場(東京大学本郷キャンパス周辺を予定)
*参加者に具体的な場所をお知らせします
オンライン(Zoom)
主な内容(予定)
0. 価値(Value)の設定
- 評価しやすいもの、しにくいもの
- 文化、芸術、歴史遺物、街並みについて
1 評価の設計
- 評価の目的の確認
- 評価の視点
- ロジックモデルによる対象の把握
- 指標の設定
- 評価質問の設定
- 質的データと量的データ
- データ提供者=サンプル
- 演習:自分の事業をロジックモデルで整理
2 質的データの収集と分析
- インタビュー
- グループディスカッション
- ワークショップ(グループアプローチ)
- その他:GPS/GIS/ PRA/
- マトリックス法
- ストーリー分析
- カテゴリー分析
- 統合分析(グランデッドセオリー)
- その他(地図/映像/音楽)
- 演習:自分の事業でインタビュー表作成
3 量的データの収集と分析
- データベース
- アンケート
- モバイルの活用
- テスト
- データの集約(平均と分散)
- データ間の比較(t分析、カイ分析)
- データ間の連関(相関、回帰分析)
- 構造共分散分析(SEM)
- 演習:自分の事業でアンケート作成
4 考察と結論
- 報告書の構成
- 報告書の作成
- 振り返り
懇親会
みんなで持ち寄り(または居酒屋等)で懇親会
進め方
文化・芸術やその他評価しにくいものの評価を事例として、理論と演習を通じて、評価のプロセス(評価の企画から報告書までの流れ)を紹介します。一日ですので、広く浅く、プロセス=流れの全体を把握することに主眼を置きます。一部、グループになってみんなで実際に手や体を動かして実践します。ポストイットやパソコンを活用します。グループ(2-3名)に分かれて参加型で学んでいきます。
募集人数
最少人数:5名(~最大12名)
参加費
5000円(テキスト代込)*フルタイム学生は500円
応募資格
評価の実務について知りたい方、または評価の基礎を再度学びなおしたい方。理論よりも実務が中心です。パソコンのレベルとしては、ExcelやWordを使える方。(ExcelでSumやAverageを使ったことがある、意味がわかるレベル)
講師及びリソースパーソン
三好崇弘
- 有限会社エムエム・サービス 代表取締役
- 「グローカルな仲間たちGLFP」主催
- NPO法人PCM TOKYO監事
小関直人
- 劇団銅鑼 劇作家
評価をテーマにした群像劇『アウトカム~僕らがつかみ取ったもの~』を企画。2023年3月17日(金曜)~22日(水曜)まで東京芸術劇場にて上演。
大澤望
- 株式会社大沢会計&人事コンサルタンツ 取締役
- 一般社団法人インパクト・マネジメント・ラボ 共同代表
- 特定非営利活動法人日本評価学会 理事
本件にかんするお問い合わせ先
グローカルな仲間たち
三好崇弘
- https://glfp.jp/blog-entry-320.html
- miyoshi1970 [at] gmail.com(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)