「西サハラ東京講演」7月29日開催(会員・一般)
7月29日に西サハラを語りながら自転車で世界を回り(日本は16か国目)、現在日本縦断ツアーをしているスウェーデン人2人が東京で講演会を行います。
西サハラとは?
<アフリカ最後の植民地>と呼ばれる西サハラは1975年、スペインからの独立過程でモロッコに侵略され、以来その80%が占領下にあります。国連は1991年に自決権行使のための住民投票の実施を決めましたが、モロッコのサボタージュと大国の思惑によって実現していません。
アルジェリアの難民キャンプに拠点を置くサハラーウィ(西サハラの人びと)は「サハラ・アラブ民主共和国」の樹立を宣言し、モロッコの占領下に暮らすサハラーウィは非暴力の抵抗運動を続けています。
モロッコは独立運動を厳しく弾圧し、モロッコ人を移住させてサハラーウィを周縁化しています。そして、西サハラで不法に採掘するリン鉱石や西サハラの海でとれるタコを日本を含む世界に輸出しているのです。
国際社会は住民投票実施の約束を果たさなければなりません。そのためには、市民による国際的な世論の喚起が必要です。
開催概要
- 日時:2023年7月29日(土曜)18:00-20:00(17:40 開場)
- 場所:文京シビックホール会議室 1・2
- 参加費:無料
- 言語:日本語逐次通訳付
- 主催:西サハラ友の会
- 後援:特定非営利活動法人アフリカ日本協議会(AJF)
お申込み方法
以下のフォームからお申し込み下さい。
https://forms.gle/Xn1th6RDDCGzCpGz8
プログラム
18:00 開会挨拶
箱山富美子(元藤女子大教授、元UNICEF職員)
18:15 サナ&ベンジャミンさん講演
19:20 質疑応答
19:50 閉会挨拶
勝俣誠(明治学院大名誉教授)
- 司会:箱山富美子
- 通訳:松野明久(大阪大名誉教授)
本件にかんするお問い合わせ先
西サハラ友の会事務局
- info [at] fwsjp.org(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)