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ウェビナー「土壌の健全性から考えるアブラヤシ栽培」12月7日開催(会員・一般)

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国連は、12月5日を「世界土壌デー」と定めて、土壌資源に対する理解、土壌の健全性の重要性の認識とその持続的な管理を提唱しています。土は私たちの暮らしを支える重要な資源ですが、簡単には再生できない有限の資源であることはあまり知られていないのではないでしょうか。

国連食糧農業機関(FAO)によれば世界の土壌の1/3が既に劣化しています。土壌劣化がさらに進めば食料生産に大きな影響を与えると危惧されており、土壌の適切な管理は喫緊の課題となっています。

パーム油の原料となるアブラヤシの栽培も例外ではありません。不適切な施肥による土壌の酸性化などの土壌劣化が問題となっており、適切な土壌管理がなければ、アブラヤシ栽培そのものができなくなり、新たな土壌を求めてさらなる森林伐採へとつながりかねません。

世界土壌デーに合わせて開催する本セミナーでは、『大地の五億年』の著者であり、土壌の専門家の藤井一至氏をお招きして、土壌とは何か、アブラヤシ栽培など農業における土壌の重要性、土壌の持続的な利用方法などについてお聞きします。

ソリダリダードでは、アブラヤシ栽培の小規模農家に対して、健全な土壌の維持、回復を目指すリジェネラティブ農業の普及を図っていますが、ウェビナーでは、インドネシア、マレーシアでの現場での取り組みについてもご紹介します

野生動物の保護や森林破壊等に焦点があてられることが多いパーム油の持続可能性ですが、土壌の観点から持続可能なパーム油について学ぶ絶好の機会かと存じ上げます。ぜひご参加ください。

開催概要

  • 日時:2023年12月7日(木曜)14:00~16:00
  • 参加費:無料(要・参加申込)
  • 言語:日英の同時通訳付き
  • 参加方法:オンライン視聴(ZOOMウェビナー)
  • 主催:ソリダリダード・ジャパン

申込リンク:

https://solidaridadjp-palm2.peatix.com/view

 プログラム(案)

14:00  開会挨拶

14:03  講演
「土壌の特質と持続可能な土壌管理のあり方:アブラヤシ栽培地を事例に」
藤井一至氏(国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所 主任研究員)

15:00  講演
「ソリダリダードのリジェネラティブ農法指導:現場からの報告」
Law Chu Chien(ソリダリダード・マレーシア 事務局長)
Yeni Fitriyanti(ソリダリダード・インドネシア 事務局長)

15:30  ディスカッション/Q&A

16:00  閉会


本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人 ソリダリダード・ジャパン 事務局

  • japan-info [at] solidaridadnetwork.org(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

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