貧困と開発(シリーズ国際開発・第1巻)
絵所秀紀・穂坂光彦・野上裕生編
- 発刊日:2004年11月
- ISBN:978-4-535-55373-6
- 判型:A5判
- ページ数:232ページ
内容紹介
巨大な生産力と豊かさのただなかに埋め込まれた「貧しさ」からどう脱却するか。近年の開発経済学で最も注目されるテーマである貧困問題に焦点をあて、理論と現実の両側面から、最新の研究動向をわかりやすく紹介。
目次
- 序章 貧困と開発:主要論点の整理/絵所秀紀
- 1章 経済成長と貧困・雇用:Pro-Poor Growth論の系譜/山形辰史
- 2章 開発援助と貧困削減の経済学/澤田康幸
- 3章 農村の貧困と開発の課題/藤田幸一
- 4章 都市貧困と居住福祉/穂坂光彦
- 5章 貧困と教育/岡田亜弥
- 6章 ジェンダーと貧困/上山美香・黒崎 卓
- 7章 マイクロ・ファイナンスの金融メカニズム/三重野文晴
- 8章 ソーシャル・キャピタル/坂田正三
- 9章 アフリカの貧困/平野克己
- 10章 「貧困と開発」から見た日本の経験/野上裕生