活動報告『開発のレジリエンスとSDGs』研究部会(2021年11月)
「開発のレジリエンスとSDGs」研究部会の活動としては、来る11月20・21日に開催予定の国際開発学会第32回全国大会において実施する、ラウンドテーブルに向け準備を進めてきた。
11月20日の午前のセッションで行なわれる予定のラウンドテーブル「開発レジリエンスとSDGsの今後―新型コロナウイルスパンデミック以後の課題―」は、「開発のレジリエンスとSDGs」研究部会による、第2回目のラウンドテーブルとなる。
今年の春季大会のラウンドテーブルの議論をふまえ、全国大会ではパンデミック以後の時代に焦点をあて、開発レジリエンスとSDGsの課題について、大門毅会員(早稲田大学)、大谷順子会員(大阪大学)、乙部尚子会員(ジェンダ-、労働、開発コンサルタント)そして、関谷雄一(東京大学)から話題提供をし、討論者に野田真里会員(茨城大学)を迎え、フロアも交えて双方向的な討論を展開する。
話題提供者の発題は下記のとおりである。
- 関谷雄一「ハイブリッド調査の模索:レジリエントな研究調査を目指して」
- 乙部尚子「新型コロナウイルス禍に於けるジェンダーと労働問題」
- 大谷順子「中国を見て考える」
- 大門毅「レジリエンスの多元的把握と比較制度分析」
主要な論点としては、下記のような点が挙げられるだろう。
- パンデミック以後の開発レジリエンス
- パンデミック以後のSDGsの課題
- 貧困、格差、インフォ―マリティーのなか、取り残された人々の今後
- その他の課題
皆さんのご参加をお待ちしております。
『開発のレジリエンスとSDGs』研究部会
代表:関谷雄一(東京大学)