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NL35巻2号 [2024.08]

グローバル連携委員会からのお知らせ(2024年8月)

グローバル連携委員会

『韓国国際開発学会(KAIDEC)夏季大会への代表派遣について』

国際開発学会(JASID)は、韓国国際開発学会(KAIDEC)との間で、お互いの年次大会に代表者を派遣する交流を続けてきました。

今年度は、2024年6月14~15日にソウル国立大学校で開催されたKAIDEC夏季大会(Summer Conference)に、サムレト ソワンルン会員(埼玉大学)と池田真也会員(茨城大学)がJASIDを代表して参加してきてくださいました。

この大会の様子について、両会員がご寄稿くださった所感を、下記に掲載いたします。

1.サムレト ソワンルン会員(埼玉大学)

「Financial Literacy Among Microfinance Borrowers: Its Importance and Determinants from a Household Survey in Cambodia」について報告を行いました。

広い会場でしたが、フロアはほぼ満席でした。韓国対外経済政策研究院(KIEP)のJeonghwan Yu氏(討論者)をはじめ、フロアの方々と有益な議論ができました。学会後も討論者から連絡を頂き、さらに建設的なコメントを頂戴しました。

学会のランチやディナーでは、他の参加者と交流し、意見交換をすることができました。このような素晴らしい機会を頂き、感謝しております。

2.池田真也会員(茨城大学)

「A Development Pattern of Traditional Channels with Contract Farming: Insights from the Modernization of Vegetable Markets in Indonesia」というタイトルで報告しました。

ほぼ満員の聴衆が当日は集まり、予定されたセッション時間を超過するほど熱心な議論が交わされました。

討論者(Dr. Hyojung Lee, E&S Consulting)が開発実務家だったこともあり、韓国国際協力団による農産物流通開発プロジェクトの経験からのコメントが印象的でした。

また、ディナーなどで他の発表者やKAIDEC関係者と交流でき、大変有意義な時間を過ごすことができました。このような機会をいただき、心より感謝申し上げます。

サムレト会員と池田会員におかれましては、学期中の校務等でご多忙のなかにもかかわらず、韓国での大会にご出席くださり、KAIDECの皆さんと実り多い交流を行っていただき、誠にありがとうございました。

この場を借りて、心よりお礼申し上げます。

グローバル連携委員会
委員長:北村友人(東京大学)

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