企画運営委員会からのおしらせ(2025年7月)

企画運営委員会 NL報告
企画運営委員会では、個別の活動が割り当てられている委員会とは別に、少し俯瞰したところから、学会活動を活性化し、よりよい研究交流を行うための方針や仕組みを企画立案したり、そのために必要な情報や知恵を集めたりするところです。
2025年2~7月の期間には、まず、企画運営委員会と学会本部事務局を中心に、日本学術会議が2025年4月15日に発表した声明「次世代につなぐ日本学術会議の継続と発展に向けて~政府による日本学術会議法案の国会提出にあたって」に対し、賛意を示す声明を作成し、常任理事会名義で公表いたしました。常任理事会では、1600名を超える会員の多様なご意見があることを踏まえつつも、多くの会員が本法案に対して懸念を抱いていた状況を受け、政治的な表現は避けつつも、一定の主張を込めた内容となりました(https://jasid.org/news/20250528-jasid-statement/)。
また、企画運営委員会では、毎年、研究部会・支部の申請を受け付けています。関心を共有する会員が主体的に提案するグループでの活動を支援するのが研究部会・支部への助成制度です。2026年度に向けた申請を本年5月6日を締め切りとして募集し、5支部(すべて継続申請)、12研究部会(3件の新規申請、9件の継続申請)から申請がありました。そのうち、申請額の一部修正がありましたが、全申請が採択されました。
本企画運営委員会内に組織している「合理的配慮ワーキンググループ」や「人材推薦ワーキンググループ」の活動の詳細は、ワーキンググループの代表の報告書をご覧ください。
企画運営委員会
委員長:山田肖子(名古屋大学)