登録・発表の呼びかけ「第5回・SAJUフォーラム」7月28・29日開催(会員・一般)

南アフリカと日本の学術交流促進を目的として、SAJU(South Africa – Japan University)フォーラムが7月28・29日の両日オンラインで開催されます。

会員の皆様におかれましては、ぜひ登録の上ご参加ください。特に、南アフリカと研究交流を行っている皆様、また今後交流を考えている会員の皆様には、是非とも、ご研究を発表・紹介していただきたいと思います。

南アフリカの研究者、研究機関と交流し、関係を深めるよい機会です。皆様の積極的なご参加を心からお待ちします。ご不明の点がありましたら、お気軽にご連絡ください。

開催概要

SAJUフォーラムは、2007年以来5回目の開催となります。南アフリカ側と日本側が交互に事務局を務め、前回は2019年にプレトリア大学で開催されました。今回は、新型コロナウイルス感染症の影響を考えて、全面オンラインでの実施となりました。

SAJUフォーラムの企画・運営は、南アフリカ側と日本側が話し合いながら進めてきました。中心となっているのは、南アフリカ側は同国の大学間ネットワーク組織であるUSAf(Universities South Africa)、日本側は筑波大学と東京外国語大学です。これに、両国の関係省庁や機関、また研究資金拠出機関が加わり、企画・運営を行っています。

プログラムは現在関係者で鋭意作成中ですが、おおよそ次のような点で合意しています。

  1. 日本時間15時~20時(南ア時間8時~13時)の時間帯で開催する
  2. 28日は基調講演と研究発表(研究紹介)、29日は①学生、②研究資金提供機関、③企業など非学術団体との関係、④学術ネットワーク組織に焦点を当てたパネルディスカッションを行う。
  3. 研究発表(研究紹介)については、南アとの間で共同研究を実施している、また共同研究の実施に関心がある研究者が研究内容を発表する。オンラインでの交流のしやすさを考えてポスター発表を中心とするが、既に進行中の共同研究紹介などは口頭発表とする。

研究発表(研究紹介)

第5回の総合テーマは“Open Collaboration and Innovation with Trust”で、以下の3つのカテゴリーでの発表を募集いたします。

1.Health and wellness:

想定される分野としてmedical science, public health, sports, arts, culture, education, transportation, city planning, and area studies.

2.Security and social justice:

想定される分野としてfood security, water security, agriculture, environment, clean energy, ecology, citizenship, resource management, poverty reduction, area studies, and politics.

3.Growth, exploration and conservation:

想定される分野としてeconomics, business science, natural sciences, development, art and humanities, sociology, cultural studies, heritage, area studies, and politics.

登録、発表の呼びかけ

登録および研究発表エントリーの方法は、次の通りです。

  1. SAJUフォーラムのホームページにアクセスする。アドレスは次の通り。
    5th-south-africa-japan-university-saju-forum-conference-announcement/
  2. 一番下のRegistrationより登録ページに飛び、必要事項を記入する。
  3. 研究発表をする場合は、そのように登録した上で、Call for Presentationsボタンを押し、AbstractおよびBiographyを記載するためのファイルをダウンロードする。必要事項を記入し、SAJUフォーラム日本事務局(筑波大学チュニスオフィス気付)に添付ファイルで送付する。メールアドレスは、下記を参照のこと。締め切りは2022年6月15日。

本件にかんするお問い合わせ先

筑波大学チュニスオフィス

  • jaan [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター

  • asc [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



「ベトナム中南部の再生可能エネルギーと石炭火力を考える」5月21日開催(会員・一般)

このたび、特定非営利活動法人メコン・ウォッチでは、ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学ベトナム東南アジア研究所および沖縄大学吉井研究室との共催で以下の日越共同調査報告会を開催いたします。

ベトナムでは年々増え続ける電力需要に対応して、電源開発が進んでいます。2016年に原発計画が撤回された南部ニントゥアン省では、太陽光、風力の再生可能エネルギー開発が飛躍的に導入されています。

また今後の新規計画はないとされる石炭火力も、滑り込みの建設工事が南部ビントゥアン省や中部ハティン省等、ベトナム各地で日本の投資により進行中です。

今回の報告会は、2022年2月~3月に3名の研究者が共同で実施したフィールド調査の結果を紹介するものです。先住チャム民族の居住地域に集中する再エネ開発の生活への影響、原発計画撤回への地元住民の評価、そして、2か所の日本資本による石炭火力の問題等を、日本人ベトナム地域研究者、ベトナム人開発経済学者、チャム人民俗学者がそれぞれの視点で報告し、投資や支援を行う日本側への示唆を提供します。

開催概要

  • 日時:2022年5月21日(土曜)15:00~18:00
  • 参加費:無料
  • 参加方法:オンライン(zoom)または、対面(会場:浅草橋ヒューリックホール)
  • 参加人数:会場のみ先着30名(感染対策のため収容人数の半数で受け付けます)
  • 主催:特定非営利活動法人メコン・ウォッチ、ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学ベトナム東南アジア研究所、沖縄大学吉井研究室

プログラム

  • 趣旨説明・進行:木口由香(メコン・ウォッチ)
  • 報告1:ベトナム中南部における電源開発と住民の生活環境への影響(日本語)
    吉井美知子(沖縄大学人文学部教授、ベトナム地域研究)
  • 報告2:ベトナム、ニントゥアンの持続可能な開発とは (“Sustainable Development in Ninh Thuan, Vietnam”)(英語、逐次日本語通訳あり)
    チャンディンラム (Mr. Tran Dinh Lam, Ph.D.)
    (ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学教授、ベトナム東南アジア研究所所長、開発経済学)
  • 報告3:ベトナム、ニントゥアン省・ビントゥアン省のチャム人共同体における農村開発の現状と問題点―先住チャム民族の視点から― (“Realities and problems of the rural development of Cham communities in Ninh Thuan and Binh Thuan provinces, Vietnam – With the view of Indigenous Cham People – ”)(ベトナム語、逐次日本語通訳あり)
    タインファン(Mr. Thanh Phan, Ph.D.)
    (ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学教授、ベトナム東南アジア研究所元副所長、民俗学)
  • 質疑応答・討論

申込方法

参加は対面とオンラインで可能です。(1)または(2)のどちらかにお申し込みください。対面でご参加予定の方は、ご都合がつかなくなった場合、キャンセルのご連絡をお願いします。

(1)会場参加の方

こちらのフォームにご記入ください:

(申込締切日:前日5月20日まで、または定員に達し次第締切)

  • 会場名:浅草橋ヒューリックホール
  • 東京都台東区浅草橋1-22-16ヒューリック浅草橋ビル2階(JR総武線浅草橋駅から徒歩1分)

(2)オンライン(Zoom)参加の方

以下のリンクからお申し込みください:
webinar/register/WN_BPYs9akxT72MEHMHeGiQiw
*お申し込み後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます


本件にかんするお問い合わせ先

メコン・ウォッチ

  • 電話番号:03-3832-5034
  • メールアドレス:event[at](* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



第2回「アフリカ・アジアにおけるものづくり研究部会」(会員・一般)

5月28日(土曜)に「アフリカ・アジアにおけるものづくり研究部会」の第2回研究部会を開催いたします。
プログラム等の詳細は以下の通りです。皆様のご参加をお待ちしております。

開催要領

  • 開催日時:2022年5月28日(土曜)15:00~17:30
  • 実施方法・場所:Zoomとオンサイト(対面)のハイブリッド(COVID-19の感染状況によって変更あり)
    オンサイトの会場は、京都大学稲盛財団記念館3階 中会議室を予定(アクセス:)※当日入口は施錠されています。14:30~15:00まではドアを開閉するスタッフがいますが、その前後に来られた方は、入口に掲示されている電話番号にご連絡ください。

プログラム

  • 15:00-15:05   開会(高橋基樹、京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科教授)
  • 15:05-15:10   自己紹介
  • 15:10-16:10  「ガーナのボルガバスケット産業におけるかご編み技術の共有とその広がり―産地内の地域分化に着目して」牛久晴香(北海学園大学経済学部地域経済学科准教授)
  • 16:10-16:20   休憩
  • 16:20-17:20  「BOPビジネスの実現に向けたField-based approachの実践」黒川基裕(高崎経済大学地域政策学部地域政策学科教授)
  • 17:20-17:30   閉会、次回の予定

お申込み

研究会に関する問い合わせ・申し込みは下記メールアドレスにご連絡いただきますよう、お願い申し上げます。
後日、Zoomの招待URLをお送りします。


本件にかんするお問い合わせ先

アフリカ・アジアにおけるものづくり研究部会

幹事・松井 梓(京都大学アフリカ地域研究資料センター研究員)

  • africaasiamonozukuri [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



採用案内:東京大学「グローバルアジア研究の助教」(会員・一般)

東京大学東洋文化研究所では、下記の要領でグローバルアジア研究に従事する助教を募集しています。開発学会の会員に限らず、広くお声がけいただければ幸いです。多数のご応募をお待ちしております。

(以下、公募案内文の一部抜粋)

東洋文化研究所は新世代アジア研究部門の助教を募集します。具体的には、日本の多言語翻訳文化を継承しながら、世界のアクチュアルな問題に取り組む新たなグローバル・アジア研究を展開し、その成果を多言語で発信していくことに力点を置いた活動を積極的に行っていただきます。

募集要項

  • 募集者名称:国立大学法人東京大学
  • 職名:助教
  • 人数:1名
  • 契約期間:令和4年10月1日(予定)から3年
  • 更新の有無:無
  • 試用期間:採用日から6ヶ月間
  • 所属・就業場所:東京大学東洋文化研究所(東京都文京区本郷7-3-1)

業務内容

(1)自身の関心に照らしたグローバル・アジアに関する研究と成果発信
(2)国内外の研究機関との連携の調査・企画・事業運営
(3)その他、新世代アジア研究部門に関連する業務

応募資格

  1. 博士号取得者及び博士号取得見込みの方
  2. 本学の教員にふさわしい見識と能力を有すると認められた方
  3. アジア研究に関して研究業績を有し、研究仲間と共同して新しいアジア研究を開拓する意欲のある方
  4. 英語の高い運用能力を有する方(それ以外のアジア言語ができる方はなお望ましい)
  5. 地域研究的な視点からの気候変動やアジア域内の相互認識に関する研究、もしくはアジアにおける国際日本学の新展開に関心がある人を歓迎しますが、これらのテーマに限定することはしません。

提出書類

  1. 履歴書:1部※本学様式を about/jobs/ からダウンロードして作成のこと。
  2. 研究業績一覧:1部
  3. 最終学歴にかかわる学位証明書
  4. 既往の研究概要(日本語の場合4,000字以内、英語の場合2000語以内)。また、主要な研究業績(博士論文を含む)を3点まで添付することができる
  5. 応募に当たっての抱負(日本語の場合4,000字以内、英語の場合2,000語以内)
  6. 推薦状(博士学位未取得者のみ必要)

※各応募書類については、特に記載のない場合、任意の様式により、A4判とし、頁数の制限はない。

応募方法

上記1.~6.を別々のPDFファイルとし、下記の応募書類送付先メールアドレスまで、メール添付にて送付のこと。

  • メール件名は「グローバル・アジア助教応募書類」とすること。
  • 2~3日以内に当方から受信確認メールが届かない場合はお問い合わせ下さい。
  • 郵送での応募は受付不可。

応募締切・選考方法

2022年6月15日(水曜)17:00必着(これ以降は受付不可)
書類選考の後、面接による選考とする。面接は状況に応じてオンラインで実施する。


本件にかんするお問い合わせ先

東京大学・東洋文化研究所
総務担当(須山)

e-mail: jinji [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

  • メール以外のお問い合わせにはお答えできません。
  • 応募方法など、その他の詳しい内容については、https://をご覧ください。



第8回・オンライントーク「 『移民問題』『難民問題』の起源 —ドイツ領南西アフリカ/ナミビアを中心に考えるー」4月23日開催(会員・一般)

『地域研究へのアプローチーーグローバル・サウスから読み解く世界情勢ーー』(2021年3月発行、ミネルヴァ書房)は、地域研究の教科書として作られました。この本の刊行記念イベントとして、本の魅力と地域研究という学問分野の面白さをお伝えするべく、毎回ゲストを招いてトークやレクチャーを開催しています。

主に勉強のテーマを探している学生、世界の様々な地域の人びとの暮らしやグローバリゼーションの下で起きている課題などに関心をお持ちの社会人や一般の方に向けて、この本の魅力と地域研究という学問分野の面白さをお伝えするべく、毎回執筆者やゲストがトークやレクチャーを行います。

地域研究に実際に携わっている方、地域研究 に関心をお持ちの研究者の方にも興味を持っていただける内容となるのではないかと思います。

第8回目のオンライントークは、「第7章「移民問題」「難民問題」の起源 ——ドイツ領南西アフリカ/ナミビアを中心に考える」の著者に、現在の欧州などで抱える移民・難民問題に関し、アフリカ、ナミビアまで遡っての歴史のお話をしていただきます。

今回はヨーロッパとアフリカの関係、および「移民」「難民」問題の歴史的側面についてのものとなります。皆さま、ふるってご参加いただければ幸いです。

なお今回のセミナーでは、当日オンラインで参加いただけない方のために、セミナー後、>2週間限定で見逃し配信を行う予定です。視聴できるのは事前にお申し込みいただいた方に限りますので、動画の視聴をご希望の方は、当日参加されない場合でも、必ず申し込みをお願いします。(ただし、主催者の都合により、録画を編集しての配信や配信取り止めの可能性もあります。その点についてはご了承ください。)

開催概要

  • 日時:2022年 4月23日(土曜)15:00〜17:00
  • 開催方法:オンライン(zoom)*オンライントークの前日に接続先のURL等をご連絡いたします。
  • 参加費:無料

プログラム

15:00-15:10 イントロダクション・本の紹介
森口 岳(東京農業大学ほか)

15:10-16:00 トーク
「『移民問題』『難民問題』の起源 —ドイツ領南西アフリカ/ナミビアを中心に考えるー 」
柴田暖子(政策研究大学院大学 政策研究院事務局)

16:00-16:30 質疑応答

16:30-17:00 交流会

お申込み方法

4月22日(金曜) 17:00までに、以下のフォームからお申込みください。
bnViRAPmNLqcmx5t5


本件にかんするお問い合わせ先

『地域研究へのアプローチ』広報チーム

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



採用案内:アジア経済研究所『2022~2023年度採用・研究職員』の募集(会員・一般)

アジア経済研究所では2022~2023年度採用研究職員の募集を行っております。詳しい募集情報は以下のURLをご覧下さい。

【研究職 採用・募集情報】
Japanese/Recruit/

【募集要項 地域研究 [経済] 】
Japanese/Recruit/Researcher/

【募集要項 開発研究 】
Japanese/Recruit/Researcher/


本件にかんするお問い合わせ先

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所
研究企画部 研究人材課
※お問い合わせは下記メールアドレス宛にお願い致します。

  • ide-recruit [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



オンライントーク『地域研究へのアプローチ』第7回「冷戦後モンゴルにおける教育支援と国家再編成——地域研究の視点から」 3月23日開催(会員・一般)

『地域研究へのアプローチーーグローバル・サウスから読み解く世界情勢ーー』(2021 年3月発行、ミネルヴァ書房)は、地域研究の教科書として作られました。この本の刊行記念イベントとして、本の魅力と地域研究という学問分野の面白さをお伝えするべく、毎回ゲストを招いてトークやレクチャーを開催しています。主に勉強のテーマを探している学生、世界の様々な地域の人びとの暮らしやグローバリゼーションの下で起きている課題などに関心をお持ちの社会人や一般の方向けに、この本の魅力と地域研究という学問分野の面白さをお伝えするべく、毎回執筆者やゲストがトークやレクチャーを行います。地域研究に実際に携わっている方、地域研究 に関心をお持ちの研究者の方にも興味を持っていただける内容となるのではないかと思います。

第7回目のオンライントークは、「 第14章 国家再編成における教育政策と国際支援―モンゴルの事例から」の著者が、冷戦後に共産主義圏から資本主義圏に移ったモンゴル国での教育政策と国際支援プロジェクトとの関係についてお話しします。

今回のセミナーでは、当日オンラインで参加いただけない方のために、セミナー後、2週間限定で見逃し配信を行う予定です。視聴できるのは事前にお申し込みいただいた方に限りますので、動画の視聴をご希望の方は、当日参加されない場合でも、必ず申し込みをお願いします。(ただし、主催者の都合により、録画を編集しての配信や配信取り止めの可能性もあります。その点についてはご了承ください。)

開催概要

  • 日時:2022 年 3月23 日(水曜) 19:00〜21:00
  • 開催方法:オンライン(zoom)*オンライントークの前日に接続先のURL等をご連絡いたします。
  • 参加費:無料

お申込方法

以下のフォームからお申込みください(締切日:3月22日(火曜)17:00)

プログラム

19:00-19:10 イントロダクション・本の紹介
森口 岳(東京農業大学ほか)

19:10-20:00 トーク 「冷戦後モンゴルにおける教育支援と国家再編成——地域研究の視点から」
ミャグマル・アリウントヤー(早稲田大学)

20:00-20:30 質疑応答

20:30-21:00 交流会


本件にかんするお問い合わせ先

『地域研究へのアプローチ』広報チーム

  • @ (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



「『厨房で見る夢』出版記念セミナー」3月13日開催(会員・一般)

日本の商店街や駅前で見かけることが増えたインド・ネパール料理店。在日ネパール人10万人のうち約3分の1はコックとその家族。臨床心理士でもあるネパール人元留学生の目から見たコックや家族に関するネパール語書籍の日本語訳出版記念。

『厨房で見る夢―在日ネパール人コックと家族の悲哀と希望』
(ビゼイ・ゲワリ著、田中雅子監訳・編著、上智大学出版、2022年)

開催概要

  • 日時:2022年3月13日(日曜)20:00~21:30
  • 方法:ZOOM Webinar
  • 言語:日本語、一部ネパール語・英語から日本語への逐語通訳あり。
  • 参加費:無料
  • 対象:一般、学生・教職員
  • 共催:上智大学 アジア文化研究所・科研費研究「移動・移民による地域像の再構築:ネパールを越えるネパール地域研究の試み」

お申込み

ZOOM Webinar URLおよびQRコードより各自登録(締切:2022年3月13日午後7時まで)

登壇者

齋藤まどか

元ネパール料理店経営者。1998年、ネパール人の夫とネパール料理店「マナカマナ」開店。2013年、病で亡くなった 夫から経営を引き継ぐ。2021年、ネパール人スタッフに経営を譲り、スパイス料理の企画提案など第二の人生の準備中。

ディーパク・ネパール

首都圏のインド料理店で働く料理人。2008年、ネパ―ルから来日。日本で様々なボランティア活動に関わる他、ネパール の郷里でも先住民の子どもの学校や体育施設の建設を支援している。本書に登場するコックのひとり。

小林真樹

食器・調理器具の輸入卸業を主体とする有限会社アジアハンター代表。1990年頃からインド亜大陸を旅し、日本全国の南アジア料理店を食べ歩く。著書に『日本のインド・ネパール料理店』阿佐ヶ谷書院、2022年ほか。本書にコラムを寄稿。

ビゼイ・ゲワリ

(一社)日本インターナショナル・サポート・プログラム(JISP)職員。臨床心理士。鍼灸師。2007年に日本語学校生として 来日し、医療福祉学で博士号取得。2021年8月に帰国。本書をネパール語で執筆。

ザヌカ・カディワダ

ネパールで大学院を卒業後、ビゼイ・ゲワリとの結婚を機に2014年に来日。医療福祉経営学で博士号取得後、母校、国際医療福祉大学で助教として勤務。2021年8月ネパールに帰国。本書のコラムを寄稿。

進行

田中雅子

上智大学総合グローバル学部教授。上智大学アジア文化研究所所員。本書を編集・監訳。


本件にかんするお問い合わせ先

上智大学アジア文化研究所

  • E-mail: i-asianc [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • TEL:03-3238-3697



社会連携委員会「日本の地域におけるSDGs取組事例紹介」

国際開発学会・社会連携委員会では、以下のとおりイベントを開催します。参加を希望される方は下記のGoogle Formsよりお申し込みください。

地域ネットワーク団体等によるSDGsの取組――多様性と可能性を探る

  • 日時:12月12日(日曜)13:00-15:00
  • 場所:ハイブリッド開催(感染状況によってはZoomのみの開催となります)
    大阪大谷大学ハルカスキャンパス(12:20開場。定員40名)
    Zoom(URLは、12月10日(金曜)にメールでお伝えします。定員100名)
  • 参加費:無料
  • 対象者:学会員,大学生・大学院生,NGO/NPO職員・ボランティア,自治体職員 等
  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  • 共催:関西NGO協議会

趣旨

2015年9月、国連総会で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)。これについては、日本においても政府・自治体や企業、そして市民社会組織による多様な取組が行なわれている。今回のセッションでは、なかでも市民社会組織よって展開されるSDGsに関連する取組に焦点をあてる。具体的には、それらの取組にはSDGsを市民・市民社会組織に紹介・解説するセッションの開催から、SDGsローカル・アジェンダの策定、SDGsグローバル指標のローカル化まで多様な動きが含まれるため、そのようなネットワーク団体の動きの多様性を整理するとともに、その動きに含まれる、市民・市民社会組織のエンパワメントや行政・市民間関係の変革といった可能性を検討する。

スケジュール

12:30 開場
13:00 「開会・趣旨説明」岡島克樹(国際開発学会社会連携委員、大阪大谷大学)
13:15 「SDGsジャパン地域ユニットの取組とその成果」新田英理子(SDGsジャパン)
13:35 事例紹介① 小柴徳明さん(黒部市社会福祉協議会)
13:45 事例紹介② 横山泰治さん(サステナブルコミュニティ共創機構)
13:55 事例紹介③ 小泉雅弘さん(さっぽろ自由学校「遊」)
(10分休憩)
14:15 事例紹介④および登壇者間の応答 高須幸雄さん(国連事務総長特別顧問・「人間の安全保障」フォーラム)、峯陽一さん(同志社大学大学院、「人間の安全保障」フォーラム)
14:40 Q&A
14:55 「閉会挨拶」大橋正明(国際開発学会理事・社会連携委員、聖心女子大学)
15:00 終了

お申込み方法

以下のURL(Google Forms)にアクセスし、必要事項を書いて申し込んでください。
LnR3FChRm4bQHp3T9


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・社会連携委員会
岡島克樹
okajimk [at] osaka-(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




オンライントーク:国連職員とNGO職員が語る「地域研究」と国際協力(10月13日)

『地域研究へのアプローチ――グローバル・サウスから読み解く世界情勢』(2021年3月発行、ミネルヴァ書房)は、地域研究の教科書として作られました。この本の刊行記念イベントとして、本の魅力と地域研究という学問分野の面白さをお伝えするべく、毎月1回程度、オンライントークを開催しています。

第3回目の今回は、コラム「地域研究と私のキャリア」として、「開発援助に関わる実施者の視点」、「現場でグローバル・サウスの視点を取り入れる努力と葛藤」を執筆されたお二人が登壇します。

現在、WFP のローマ本部に勤務されている村上敏生氏は、修士課程で地域研究を専攻した後に、開発協力の実務に進まれました。その後南アフリカなどの国際協力支援などの業務を経由しながら、2021年1月よりJPO(Junior Professional Officer)として国連の仕事をされております。

一方で、ギタウ明香氏は、地域研究の分野で博士課程まで修了し、博士号を取得後に、出版社、講師などの仕事を経て、2013年にケニアに移住。国際NGOのピースウィンズ・ジャパンのナイロビ事務所の駐在員として、現在、難民支援の業務を含む、ケニアでの国際協力活動を行っておられます。

今回は、それぞれ国連とNGOの職員という立場で、海外で活動されているお二人から、地域研究と国際協力の関係について、インタビュー形式にてお話を伺います。

開催概要

  • 日時:2021 年 10月 13 日(水曜)19:00-20:30
  • 開催方法::オンライン(zoom)*お申し込み後に、接続先のURL等をご連絡いたします。
  • 参加費:無料

プログラム

  • 19:00-19:05 主催者からのご挨拶
  • 19:05-19:15 開発援助の現場について:コラムの執筆者二人の経験から
    森口 岳(東京農業大学他)
  • 19:15-20:00 国際協力のロジと現場:国連とNGOの二つの立場から
    村上 敏生(WFP世界食糧計画)/ギタウ 明香(ピースウインズ・ジャパン)
  • 20:00-20:30 コメント・質疑応答

お申込み方法

10/12 までに以下のフォームからお申込みください。


本件にかんするお問い合わせ先

主催『地域研究へのアプローチ』広報チーム

[at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




オンライントーク「グローバル・サウスにおける海外農業投資と小規模農⺠の暮らしの変容」

『地域研究へのアプローチーーグローバル・サウスから読み解く世界情勢ーー』(2021 年 3 月発行、ミネルヴァ書房)は、地域研究の教科書として作られました。この本の刊行記念イベントとして、本の魅力と地域研究という学問分野の面白さをお伝えするべく、毎回ゲストを招いてトークやレクチャーを開催しています。

主に勉強のテーマを探している学生、世界の様々な地域の人びとの暮らしやグローバリゼーションの下で起きている課題などに関心をお持ちの社会人や一般の方向けに、この本の魅力と地域研究という学問分野の面白さをお伝えするべく、毎回執筆者やゲストがトークやレクチャーを行います。地域研究に実際に携わっている方、地域 研究や開発研究に関心をお持ちの研究者の方にも興味を持っていただける内容となるのではないかと思います。

第2回目のオンライントークは、第3章「グローバル・サウスと 『途上国』」と第5章「貧困削減の機会か? 土地 収奪か?――ラオス北部の中国企業のバナナ栽培が 小規模農⺠の暮らしに与える影響」の筆者二人が 登壇します。

「グローバル・サウス」とは何を意味するのでしょうか?人によって定義が異なる概念ですが、グローバル・サウスの概念が生まれた背景には、「グローバリゼーション」の進展が関わっています(第3章より)。今回のトークでは、「途上国」が生み出された歴史を振り返りながら、「グローバル・サウス」とは何か、「途上国」とは何かを考えていきます。

フィールド報告では、東南アジアのラオス北部で急速に拡大した、中国企業の投資によるバナナ栽培事業の事例を取り上げます。第5章は、フィールドワークを通じて見えてきた、様々なアクターの意図や行動を紐解きながら、バナナ栽培事業に拡大の要因を明らかにしようと試みています。今回のトークでは、フィールドワークの魅力を紹介しつつ、外国投資によるバナナ栽培事業がラオスの小規模農民に与える影響について報告します。詳細は、をご確認ください。

■日時

2021年9月13日(月曜)15:00-16:30

■プログラム

15:00-15:05 主催者からのご挨拶
15:05-15:20 「グローバル・サウス」とは?…(嶋田晴行 立命館大学)
15:20-16:00 フィールド報告「ラオス北部のバナナ契約栽培が小規模農⺠の暮らしに与える影響」…(東智美 星槎大学)
16:00-16:30 コメント・質疑応答

■開催方法

オンライン(zoom)(*お申し込み後に、接続先のURL等をご連絡いたします。)

■参加費

無料

■お申込み

9月12日 までに、以下のフォームからお申込みください。
3QKh8mybLeEV2zY37

■主催

『地域研究へのアプローチ』広報チーム

■お問い合わせ先

[at]  (*[at]の部分を@に修正してご使用ください)