「EdTech vs COVID-19:開発途上国における教育継続への試行錯誤」学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト

国際開発学会は学会員の発表を通じて、民間企業をはじめとする非研究者の方々にとって有益な各種トピックに関する最新の動向や課題解決に資するアイデアなどの知見を提供することを目的に、学術研究の成果にもとづくナレッジ共有セミナーをオンラインにて開催します。今回は、狩野剛氏(一般社団法人 ICT for Development 代表理事・ミシガン大学研究助手)をゲストスピーカーにお招きし、「EdTech vs COVID-19:開発途上国における教育継続への試行錯誤」をテーマにお話しいただきます。

コロナ禍における教育継続については、日本ではGIGAスクール構想やZoomの活用など、教育 x テクノロジー(EdTech)を活用した対策を取ろうとしてきました。一方、開発途上国ではどのようにEdTechを活用してロックダウン期間中の教育を継続させてきたのでしょうか。日本をリープフロッグして革新的なアプローチが取られたのでしょうか?それとも既存のデジタル・デバイドの罠から抜けられずにもがいているのでしょうか?

今回のセミナーでは、ブータン・ネパール・ルワンダを題材に、教育とテクノロジーの関係や、EdTechのあるべきデザイン・アプローチなどについて議論したいと思っています。セミナーの前半でゲストスピーカーからお話頂き、後半で質疑応答および参加者の皆様とのディスカッションを予定しております。

参加資格は問いませんので、上記の内容にご関心のある方はぜひご参加ください。セミナー後にはオンラインでの懇親会を予定しておりますので、ぜひネットワーキングにご活用ください。

開催概要

ゲストスピーカー:狩野剛 氏

一般社団法人ICT for Development 代表理事。開発途上国のTech x Social Changeをテーマに実務・研究を行う。ミシガン大学研究助手。神戸情報大学院大学・宮崎大学 客員教授。元JICA職員。著書「バングラデシュIT人材がもたらす日本の地方創生」。

  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  • 日時:2021年11月4日(木曜)20:00-21:00 ※その後、懇親会をオンラインで開催します(参加任意)
  • 会場:zoom(申込者にリンクをご案内します)
  • 参加費:無料
  • お申込み方法:こちらのURLよりお申し込みください(K5dskgLRC3Ldecyc6)

本件にかんするお問い合わせ先

社会連携委員・真鍋希代嗣

[at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




世界銀行「半期地域経済報告(2021年秋)」オンラインセミナー

世界銀行の各地域総局では、毎年春と秋にそれぞれの地域の経済動向・見通しや主なトピックについてまとめる「半期地域経済報告書」を発表しています。

世界銀行東京事務所では、各報告書の著者が日本の皆様に向けて主なポイントをご説明するオンラインセミナー(YouTube配信、参加登録なし)を開催しています。プレゼン資料は、開催前に各サイトに掲載します。情報収集の機会としてぜひ、ご活用ください。

東アジア・大洋州

  • 2021年10月1日(金曜)開催済
  • スピーカー:エルギス・イスラマジ世界銀行東アジア・太平洋地域担当チーフエコノミスト室上級エコノミスト

アフリカ

  • 2021年10月19日(火曜)午前8時-9時
  • スピーカー:セザール・カルデロン世界銀行アフリカ地域担当チーフエコノミスト室リードエコノミスト

南アジア

  • 2021年10月29日(金曜)8:00-9:00
  • スピーカー:ゾー・レイユ・シェ世界銀行南アジア地域担当チーフエコノミスト室上級エコノミスト、ヴァレリエ・マーサー=ブラックマン同上級エコノミスト、シッダールダ・シャルマ同上級エコノミスト

ヨーロッパ・中央アジア

  • 2021年11月2日(火曜)8:00-9:00
  • スピーカー:ドロテ・シンガー世界銀行ヨーロッパ・中央アジア地域担当チーフエコノミスト室上級エコノミスト

ラテンアメリカ・カリブ海

  • 2021年11月4日(木曜)8:00-9:00
  • スピーカー:ウィリアム・マロニー世界銀行ラテンアメリカ・カリブ海地域担当チーフエコノミスト

中東・北アフリカ

  • 2021年11月16日(火曜)8:00-9:00
  • スピーカー:レイチェル・ユティン・ファン世界銀行中東・北アフリカ地域担当チーフエコノミスト室エコノミスト、ハー・グエン同上級エコノミスト

開催済のセミナー動画はYouTubeチャンネルWorld Bank Group Live Streamをご覧ください。ぜひチャンネル登録をお願いします。

モーニングセミナー開催の最新情報を入手ご希望の方は、以下のメーリングリストにご登録ください。


本件にかんするお問い合わせ先

世界銀行東京事務所・大森 

komori [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




第3回バーチャル・シンポジウム:「リアルとバーチャルを超えてパラグアイ農村女性たちと夢を紡ぐ」

横浜国立大学×パラグアイ3大学と展開するJICA草の根技術協力プロジェクト

横浜国立大学第一号として採択されたJICA草の根技術協力事業「パラグアイ農村女性生活改善プロジェクト」は、2016年9月に開始しました。これまでに2回の本邦研修を実施し、2021年12月で5年4ヶ月間の活動を終了いたします。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大以降、プロジェクトの実施はオンラインを多面的に活用してきました。

第3回バーチャル・シンポジウムでは、COVID-19以降、本プロジェクトがオンラインツールを活用して取り組んできた事例を紹介するとともに、プロジェクトを通して農村女性たちが獲得してきたマーケティングやブランディング能力、それらを活かした起業の事例をお話しします。

また、カウンターパート大学関係者のエンパワーメントの事例として、CP関係者が生み出してきた持続可能性を担保する副産物的的な活動も報告いたします。コメンテーターには、黒田一雄早稲田大学大学院アジア太平洋研究科長・教授と田中由美子城西国際大学招聘教授をお招きしています。

バーチャル・シンポジウムでは、Zoomチャットでの質問を受け付けます。時間の制約によりバーチャル・シンポジウム内でお答えできないご質問については、HP等を通じ後日お答えさせて頂く予定です。終了後にアンケートを行いますのでご協力を頂ければ幸いです。みなさまにオンラインにてお目にかかれますことを心より楽しみにしております。

開催概要

  • 日時:10月22日(金曜) 21:00-22:30(日本時間)、8:00~9:30(パラグアイ時間)
  • 配信方法:Zoom(録画します。編集後公開予定です。Zoomリンクは、お申し込みを頂いた方に当日の17時頃配信いたします)
  • 言語:スペイン語あるいは日本語(同時通訳あり)*Zoom機能を用い日本語やスペイン語でご視聴下さい。

プログラム

開会のご挨拶:横浜国立大学 梅原出学長
カウンターパート大学からのご挨拶

  • エルメリンダ・オルテガ(パラグアイ上院議員・NihonGakko大学学長補佐)
  • ディオニシオ・オルテガ(NihonGakko大学学長)
  • スリ・ベラ (アスンシオン国立大学 学長)*動画
  • エドガー・サンチェス(アスンシオン国立大学大学院・国際関係局長)
  • アンヘル・ロドリゲス(カアグアス国立大学学長)

講演

  • PM藤掛洋子(横浜国立大学都市科学部長・大学院都市イノベーション研究院教授)
    「リアルとバーチャルを超えてパラグアイ農村女性たちと夢を紡ぐ:サイバースペースの活用を通して」
  • ホセ・シルベロアスンシオン国立大学科学技術研究局教授
    「パラグアイの女性たちともに過ごした日本研修」
  • エルサ・グラフトンアスンシオン国立大学講師・テオフィロ・ブルゴスカアグアス国立大学講師
    「プロジェクト副産物としての成分分析」

農村女性の証言

  • ブランカ・ゴンザレス氏(コロネル・オビエド市)
  • ラモナ・カバニャス氏(ラ・コルメナ市)

コメンテーター

  • 黒田一雄早稲田大学大学院アジア太平洋研究科長・教授
    「教育の男女間格差と世界的取り組み」
  • 田中由美子城西国際大学招聘教授
    「ジェンダーと開発の観点から」

講評:JICAパラグアイ・JICA横浜所長
質疑応答
閉会のご挨拶:フロレンティン・アントラ(駐日パラグアイ大使)

  • 司会進行:福水留美子(横浜国立大学プロジェクト国内調整員)
  • 同時通訳:高橋なるみ(プロジェクト現地調整員)

お申込み方法

参加申し込みは以下のフォームよりお願いいたします。


本件にかんするお問い合わせ先

横浜国立大学 

  • PM・教授藤掛洋子(fujikake-yoko-mp [at])
  • 鈴木泰輔(suzuki-taisuke-wy [at])

(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




EDU-Portニッポン主催セミナー「学校保健・公衆衛生教育」

文部科学省事業「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)」では、来る 9月15日に、トピックセミナー「学校保健・公衆衛生教育」を開催いたします。

世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大は、世界の教育分野に大きな影響を及ぼしました。EDU-Portニッポンでは、教育機関や民間企業・NPO等による海外展開の事例紹介、質疑を通じて、新たな海外展開の機会や日本型教育の強みについて考えるトピックセミナーを開催しています。

今回はコロナ禍で特に注目されるようになった「学校保健・公衆衛生教育」をテーマにオンラインセミナーを開催します。
教育分野の人にも、保健分野の人にも、意外と知られているようで知られていない本分野を3名の講師の方からそれぞれの視点でご講演いただきます。奮ってご参加ください。同分野に関連する企業や学術関係の方、NGO/NPO、学生の皆様、ご参加お待ちしています。

開催案内

日時

2021年9月15日(水曜)16時00分~17時15分(予定)

場所

オンライン ※Zoomを使用。当日使用するZoomのURLは、参加登録いただいた方に事前にお知らせいたします。

参加費

無料

内容

日本の学校保健の特徴と途上国への展開の可能性

-学校保健に関するJICA協力のこれまでとこれから-

(JICA人間開発部保健第二グループ 国際協力専門員(栄養・保健)野村 真利香氏)

●日本企業の学校保健分野の海外展開事例

-衛生環境改善への取組みやコロナ禍における新たな取り組み-

(株式会社LIXIL SATO事業部 小林 裕生氏)

●海外における学校保健・公衆衛生教育の課題・ニーズ

-これまでの低中所得国への学校保健普及と関連研究活動から-

(琉球大学大学院保健学研究科長 医学部保健学科長・教授 小林 潤 氏)

お申込み

参加希望の方は以下の申込フォームより必要事項をご登録ください。

https://survey.

参考

EDU-PortニッポンHP
.jp/

トピックセミナー(学校保健・公衆衛生教育)
.jp/topic-topic20210915/

過去のイベントはこちら
.jp/event/


本件にかんするお問い合わせ先

文部科学省・日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)事務局

株式会社コーエイリサーチ&コンサルティング(担当:鈴木、安藤、杉野、尾形、大庭)

  • 〒102-0083 東京都千代田区麹町4-2-7 麹町4丁目共同ビル9階
  • E-mail: ml-eduport [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • .jp/(英語版:.jp/en/)
  • Facebook 日本型教育の海外展開推進事業-EDU-Portニッポン-316505705576540/



【重要】「国際開発学会・第32回全国大会」完全オンライン開催のお知らせ

昨今の新型コロナウイルスの感染状況に鑑み当初の開催方式を変更し、今秋の全国大会は完全オンラインでの開催といたします。また開催方式の変更に伴い当初の発表申込期限を延長し、9月12日(日曜)までといたします。

国際開発学会第32回全国大会で発表ご希望の皆様は、大会ホームページ(https://www.)から要旨を締め切りまでにご提出下さい。提出時には、「国際開発学会大会(全国大会・春季大会)の運営に関する内規」(会員専用コンテンツ内)を確認し、大会要旨用のWordファイルを使用して提出して下さい。

なお、このWordファイルは、上記ウェブサイト内の「フォーマットのダウンロード」で当該ボタンをクリックして頂くと入手できます。

提出期限は、2021年9月12日(日曜)であることを再度申し上げさせて頂きます。


いくつか質問を頂いておりますので、そちらの回答を共有させて頂きます。

*要旨の字数について

要旨の字数ですが、そちらはJASIDの「国際開発研究」投稿論文規定を参考に決めさせていただいております。大会発表に採択されましたら、A4 4ページの短いバージョン、もしくは16ページ以下のフルペーパーのどちらかをお選びいただき報告論文としてご提出いただきます。よろしくお願いいたします。

*重複投稿について

他の会議やセミナーなどで発表した論文も、ジャーナルに出版されていなければ、こちらの大会で発表できます。

*企画セッションとラウンドテーブルの違い

企画セッションは、従来の一般口頭発表セッションと形式は同じで、3名から4名の発表者、プラス、座長1名、コメンテーター2名から基本的に構成されるセッションでありますが、従来の一般セッションとの違いは、企画されたセッションにつきましては、なるべく座長、すべての発表者、コメンテーターの候補を入れて1つのセッション企画としてご提出頂くこと、また、セッション出席予定者に内諾をとって頂くことです。

また、ラウンドテーブルは、そのような論文発表ではなく、提案されたテーマに沿って、座長1名、話題提供者の発表のもと、参加者と自由に双方向的に議論する形式ですが、今回はオンラインでの開催のため、参加人数がわからないため、4から5名の討論者(パネリスト)をあらかじめ指名して頂き、発表に対して議論をしていただくパネルディスカッション形式や、参加者が多い場合には、小グループに分かれるワークショップ形式をとられてもよいと思います。この場合にも、話題提供者やパネリストをご用意される場合は、パネリストに内諾を取って頂けると幸いです。

どのような形式をとられるにしても、ラウンドテーブルでは、「双方向的な討論を充実させる」という趣旨に即して、議論に時間を十分さけるよう、ご配慮をお願いいたします。1セッション120分になります。

企画採択後は、企画セッションオーガナイザーは、発表者全員の論文をご提出下さい。もしくは、発表者の方々に、ご自分で提出していただくよう依頼して下さい。ラウンドテーブルの場合は、ラウンドテーブルと、話題提供者(発表者)の要旨をご提出下さい。

なお、企画セッション、ラウンドテーブルの場合は、基本的には、プログラム委員会から登壇者の選定はありません。原則として企画者側で手配をお願いいたします。

* 発表の要旨採択後は、いつ、またどの位の長さの論文を提出するのですか

要旨採択後は、ML第1報にありますよう10月下旬までに報告論文を提出頂く予定です。論文は、A4 4ページの短いバージョン、もしくは16ページ以下のフルペーパーのどちらかをお選びいただき報告論文としてご提出いただきます。よろしくお願いいたします。

*海外から入会申込をする場合は、郵送で入会申込書を送らなければならないのでしょうか

居住場所に関係なく、まだ入会手続きをしていない方は、至急国際開発学会の入会申請ページから入会申請をしてください。推薦人がいる場合には記載してください。本部事務局から確認をとります。推薦人がいない場合には空欄でも結構です。入会審査後に登録されているメールに連絡しますので、速やかに年会費をお支払いください(正会員のみ)。ご不明な点がございましたら、本部事務局までご連絡ください。

  • 入会申請サイト:.
  • 本部事務局メールアドレス: [a] gmail.com(*アットマークの部分を修正してご使用ください)

皆様の応募を心よりお待ちしております。

国際開発学会第32回全国大会実行委員会

  • 実行委員長:和田一哉(金沢大学)
  • 事務局長:川澄厚志(金沢大学)
  • お問い合わせ先:jasid2021ku [a] (*アットマークの部分を修正してご使用ください)



Webinar on “Towards Understanding Grassroots Perspectives in Africa under COVID-19”

2021年8月31日(火曜)に日本アフラシア学会(JSAS)と東大IFIの共催によるオンラインセミナー “Towards Understanding Grassroots Perspectives in Africa under COVID-19” を開催します。ぜひご参加ください。

We are pleased to announce that Japan Society for Afrasian Studies (JSAS) and Institute for Future Initiatives (IFI) will co-host a Webinar on “Towards Understanding Grassroots Perspectives in Africa under COVID-19.” We look forward to your participation in our seminar.

◇◆Webinar Details◆◇

  • Date: August 31st (Tue), 2021
  • Time: 19:00 – 21:00 (JST)
  • Venue: Online (Zoom Webinar) *The Zoom link will be sent to the email address you provided by the day before the seminar.
  • Language: English Only
  • Participation Fee: Free
    Please register from this URL: (by August 29th 23:59)
  • Host of the Webinar: Japan Society for Afrasian Studies (JSAS),
  • Co-host: SDGs Collaborative Research Unit, Institute for Future Initiatives (IFI), the University of Tokyo

◇◆Overview◆◇

Japan Society for Afrasian Studies (JSAS) and Institute for Future Initiatives (IFI) of UTokyo have launched an international collaborative research project on “Exploration of Practical Wisdom and Resilience Overcoming Downside Risk – Collecting grassroots voices in Africa under COVID-19.” This research project aims to classify and assess the real and perceived risks associated with both Covid-19 and government responses to the pandemic in six African countries. It also aims to elucidate the people’s resilience in overcoming the risks. We will collect daily grassroots voices from private mobile communication applications, including Twitter and WhatsApp, the most widely used platform in Africa. We shall also collaborate with research institutions in the countries. Through that, this research will contribute to improving aid policy and business strategies. As a kick-off event of the research project, this seminar will illustrate the research subject based on the information sharing with Japanese and African researchers concerning the pandemic situation and impact of COVID-19 containment policies in six targeted countries.

◇◆Program◆◇

  1. Opening Remarks: Vick Ssali (President of JSAS / Aichi Gakuin University)
  2. Introduction: Kazuyo Hanai (The University of Tokyo)
  3. Session 1 – “Societal and policy responses to the COVID-19 pandemic: The case of South Africa” Scarlet Cornelissen (Stellenbosch University) – “Martial law and COVID-19: Evidence from the Democratic Republic of Congo” Christian Otchia (Nagoya University) – “Responding to COVID-19 in Ethiopia: A Triple Heritage Perspective” Seifudein Adem (Doshisha University) – Comments: Masaki Inaba (Africa Japan Forum) – Q&A
  4. Session 2 – “Political interference and the Socio-Economic Impact of Covid-19 on the Masses in Uganda” Vick Ssali (Aichi Gakuin University) – “The Politics of Scapegoating and Fatigue in COVID-19 Pandemic in Kenya” Kinyua Laban Kithinji (Sophia University) – “Farmers perception of COVID-19 (effects, implications and government response policy) on agricultural markets and rural livelihoods in Zimbabwe” Rangarirai Gavin Muchetu (Doshisha University) – Comments Scarlet Cornelissen (Stellenbosch University) – Q&A
  5. Open Discussion

◇◆Inquiry◆◇

hanai [a] (*アットマークの部分を修正してご使用ください)




開発途上国における新型コロナウイルス対策のための協力拡大のアピール

新型コロナウイルスが世界的に蔓延し、感染は開発途上国に広がろうとしています。この未曽有の危機に直面して、多くの国の政府が国境を封鎖し、それぞれの国内の感染対策に専心しています。

一方、3月31日に国連のグテーレス事務総長が述べたように、開発途上国における新型コロナウイルス感染は始まったばかりであり、今後、我々が現在目にしている以上の広がりを見せるのは確実と考えられます。また先進国、開発途上国を問わず、社会の脆弱層に最も大きなしわ寄せが向かっていることも懸念されます。

新型コロナウィルスは、元々医療・保健体制の脆弱な開発途上国の人々を、さらに危機的な状況に陥れています。開発途上国での蔓延に対して十分な対策を施されなければ、世界はいつまでも感染爆発のリスクを負うことになります。

世界の人々が安心して暮らせる社会つくるために、そして持続可能な開発目標(SDGs)達成のために、市民社会、経済界、そして日本を始めとする各国政府や国際機関・団体が、新型コロナウイルスの開発途上国における感染を防止するための協力を拡大することを呼びかけます。

また当学会も、研究や実践、発言などあらゆる側面から、新型コロナウイルス問題に取り組んでいくことを宣言します。

2020年4月5日
国際開発学会・会長
山形辰史




国際開発学会「第22回・春季大会」オフィシャル・サイトの公開

国際開発学会「第22回・春季大会」のウェブサイトを公開いたしました。

第22回春季大会は、2021年6月12日(土)に2021年4月にオープンする新設の文教大学東京あだちキャンパス(東京都足立区)で開催されます。

今回の大会はオンラインおよび対面によるハイブリッドで実施する予定ですが、Covid-19の状況によっては全面オンラインに切り替えることもあり得ます。

例年通り、(1)口頭発表(自由論題)、(2)ポスター発表、(3)企画セッション・ラウンドテーブル(日本語、英語)を募集いたします。

募集要項につきましては2月中旬に発表いたします。

第22回春季大会実行委員長 林 薫(文教大学国際学部 教授)

お問い合わせ先: jasidspring2021 (a) (*アットマーク部分を修正してご使用ください)