2023年第24回春季大会(国際教養大学)開催のお知らせ

The 24th JASID Spring Conference

世代間のつながりとサステイナビリティ:
何を引き継ぎ、何を見直し、次世代に何を手渡していくのか

この度は、多数の発表応募をありがとうございました。深くお礼を申し上げます。応募について2023年4月1日に開催された第24回春季大会実行委員会と大会組織委員会の合同会合にレビューされ、採択結果を応募者の皆様にご案内したところです。

今大会では、産業、教育、移民・難民、環境、文化と開発、国際協力、保健・福祉、などのテーマで19セッション(企画セッション3セッション、ラウンドテーブル5セッション、一般口頭セッション11セッション)、ポスターセッションとブックトークを予定しています。

口頭発表、企画セッション、ラウンドテーブル、ポスターセッションにて発表予定の方は、採択通知の指示に従って参加申込み、及び論文・要旨の提出をお願い致します。

以下、論文提出、参加登録方法、その他についてお知らせします。

今後の流れ

口頭発表者(一般口頭発表、または企画セッション)

  1. 大会ページよりJASID規定論文フォーマットダウンロード
  2. 大会ページ内、参加者登録フォームより参加登録
  3. 参加費支払い(クレジットカード払いのみ)
  4. 論文提出(5月19日まで)
  5. 当日参加

ポスターセッション発表者

  1. 大会ページ内、参加者登録フォームより参加登録
  2. 参加費支払い(クレジットカード払いのみ)
  3. A1サイズで印刷したポスターを持参し、当日会場にて指定の場所に掲示
  4. 発表参加

企画セッション、ラウンドテーブルオーガナイザー

  1. JASID規定要旨フォーマットダウンロード
  2. 大会ページ内、参加者登録フォームより、参加登録
  3. 参加費支払い(クレジットカード払いのみ)
  4. セッション要旨のアップロード提出(5月14日まで)
  5. 当日参加

座長、司会者、コメンテーター、およびその他の参加者について

  1. 大会ページ内、参加者登録フォームより、参加登録
  2. 参加費支払い(クレジットカード支払いのみ)
  3. 当日参加

*オンラインセッションの方にはZoomリンクを大会実行委員会よりお送りします。


<注意事項>

※以下、全セッションの発表予定者に関しては採択通知の際にお知らせしたものと同じです。

*口頭発表者(一般口頭発表、または企画セッション)の方へ

当日大会における発表は、15-20分となります。大会当日までに論文をもとにプレゼンテーション資料を用意して頂き、当日発表して頂きます。発表時間については、座長の指示に従ってください。

*ポスター発表者の方へ

ポスターはA1サイズでご用意頂き、当日会場へご持参ください。会場1階の指定の場所に掲示してください。

*企画セッション・オーガナイザーの方へ

採択結果を受けた企画セッションオーガナイザーは、発表者全員に各発表者自身で参加登録をし、大会参加登録フォームより作成した論文を各々アップロードして提出するよう伝えて下さい。

また、座長、発表者、コメンテーター名を入れ、企画セッション全体の要旨を、JASID規定フォームA4・1ページ以内で作成して、5月14日(土曜)23:59までに大会ホームページの大会参加登録フォームより参加登録をした後、アップロードして提出して下さい。

*ラウンドテーブルセッション・オーガナイザーの方へ

ラウンドテーブルオーガナイザーは、司会、パネリスト名が入った全体の要旨(話題提供者の要旨は別でも、含んでも良い。)をA4・1ページ以内で作成し、5月14日(土曜)23:59までに大会ホームページの大会参加登録フォームより参加登録をした後、参加登録フォームよりアップロードして提出して下さい。

*各セッションの座長、コメンテーターの方々へ

4月中旬より、各セッションにおける座長、コメンテーターの依頼メールを実行委員会からお送りさせて頂いております。ご協力をぜひ宜しくお願い致します。お引き受けくださる方は、必ず大会参加登録フォームを提出し、参加費をお支払い下さい。


参加者登録および参加費について

参加費については、大会ウェブサイトをご確認ください。

クレジットカードでのみ支払いが可能です。領収書は支払い後に発行されます。

参加人数の把握のため、5月14日(日曜)までに、参加申込みと参加費の支払いをお願い致します。


大会プログラム

最新の大会プログラムはこちらからご確認ください。

  • 会場の利用開始時間が繰り上がったことにより、午前の最初のセッションを9:30より開始することとなりました。ご確認下さい。

*オンラインセッションについて

今大会では、パラレルセッションのうちの1つをフルオンラインセッションとして実施致します。大会当日、ビデオオンにできるのは、基本的に座長、コメンテーター、発表者になります。

参加登録フォームにおいて、肖像権、著作権、個人情報保護法について伺っていますので、ご確認下さい。

*各セッションのフォーマット

各セッションは120分で、座長・司会1名、コメンテーター2〜3名、発表者3〜5名で構成されます。基本的には、発表20分、コメンテーター5分、回答3分、残りの時間はディスカッションを考えています。

座長・司会者は、残りの時間でファシリテーションをお願いいたします。ただし、発表者5名のセッションでの時間配分は、座長・司会の指示に従ってください。

*会場について

今回の会場は、秋田市文化創造館()です。国際教養大学キャンパスではありませんので、お気をつけ下さい。

秋田市文化創造館へのアクセスはこちらよりご確認下さい。


*プレナリーセッション

世代間のつながりとサステイナビリティ:
何を引き継ぎ、何を見直し、次世代に何を手渡していくのか

最後に、今大会のプレナリーセッションについてご案内します。大会当日、6月10日(土曜)17:00~19:15は、全体テーマ「世代間のつながりとサステイナビリティ:何を引き継ぎ、何を見直し、次世代に何を手渡していくのか」のもとプレナリーセッションを開催します。

持続可能な開発において重視される世代間のつながりについて、先行世代から将来世代までを含めた通時的な視点から、そもそもどのような物事をサステイナブルにしようとしているのかについて論じていきます。セッションの詳細については、こちらをご覧下さい。

尚、今大会のプレナリーセッションは、英語で行われます。


その他の情報についても、第24回春季大会のウェブサイトをご確認下さい。

会員の多くの皆さまにとって遠方となる秋田での開催となりますが、ぜひ一人でも多くの方にご来秋頂き、大会と共に6月11日(日曜)のエクスカーションにもご参加頂きたいと思っております。

エクスカーションの情報はこちらです。

皆さまを当地にてお迎えできることを、心よりお待ちしております。


国際開発学会・第24回春季大会実行委員会

実行委員長:工藤尚悟(国際教養大学・准教授)

  • プログラム担当:梶英樹(高知大学・講師)
  • 広報担当:山崎瑛莉(上智大学・講師)
  • 会場担当:高橋今日子(東京大学・客員研究員)
  • 会計担当:桝屋彩子(JICA東北・秋田デスク)

お問い合わせ先

  • jasid2023spring [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



社会連携委員会からのお知らせ(2022年5月)

活動予定

社会連携委員会では、連続セミナー「学術研究者によるナレッジ共有プロジェクト」を下記の要領で開催します。

  • テーマ:「援助国としてのロシア ―知られざる現状―」
  • 場所:Zoom(お申込み頂いた方にリンクをお送りします)
  • 日時:2022年5⽉11⽇(⽔曜) 20:00〜21:00
  • 講演者:志賀 裕朗⽒(横浜国⽴⼤学国際社会科学研究院・教授)
  • お申込み:社会連携委員会・真鍋希代嗣あてにメールでお申込みください。
    メールアドレス: [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

社会連携委員会
委員長:川口純(筑波大学)




社会連携委員会からのお知らせ(2022年2月)

1.「学術研究者によるナレッジ共有プロジェクト」

第 3 回は、2021年11月4日(木曜)20:00~21:00 に、狩野剛先生を招き「開発途上国における教育継続への試行錯誤」をテーマに開催されました。

80名程の参加者があり、コロナ禍における教育継続だけでなく、ポストコロナの教育についても闊達な議論が展開されました。本企画は継続企画で、2022 年度も継続的に実施していく予定です。

2.「日本の地域ネットワーク団体による SDGs の取組」

2021年12月12日(日曜)13:00~15:00 に、日本の地域団体が取り組む SDGs 活動について事例報告を頂き、地域が実施する SDGs の意義と今後の課題について議論を深めました。

SDGsの地域での活動は市民・市民社会組織に紹介・解説するセッションの開催から、SDGsローカル・アジェンダの策定、SDGsグローバル指標のローカル化まで、多様な動きが含まれます。そのため、そのようなネットワーク団体の動きの多様性を整理するとともに、その動きに含まれる市民・市民社会組織のエンパワメントや行政・市民間関係の変革といった可能性について検討されました。

社会連携委員会
委員長:川口純(筑波大学)




社会連携委員会からのお知らせ(2021年11月)

今期、本委員会では下記の2点の活動を実施しました。

1.「学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト」

  • 第1回:8月26日(木曜)20:00~21:00 佐柳信男先生「アメとムチとモチベーション」
  • 第2回:9月30日(木曜)20:00~21:00 山形辰史先生「リープフロッグの経済学」
  • 第3回:11月4日(木曜)20:00~21:00 狩野剛先生「開発途上国における教育継続への試行錯誤」

本企画は公開事業として、会員のみならず、多くの非会員にも参加頂きました。各回、120~150名のお申込みを頂き、80~100名程の参加者がございました。講師の先生に基調講演を頂き、質疑応答を実施しました。どちらの回も非常に盛況の内に終了しましたので、今後も継続して開催する予定です。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしています。

2. グローバルフェスタへの参加、企画の実施

10月9日(土曜)にオンライン上で「国際協力キャリア形成セミナー」を開催しました。登壇者は国連機関、NGO、民間企業で勤務経験を豊富に有する4名の会員(木全洋一郎(JICA)、西野桂子(関西学院大学)、小川啓一(神戸大学)、真鍋希代嗣(元マッキンゼー))に依頼しました。

参加者は学生を中心に100名程でした。45分という短い時間の制約があり、質疑応答に十分に応えられなかったという課題は残しましたが、盛会となりました。また後日、学会に関する問い合わせや追加質問等も本委員会に寄せられました。


今後の活動計画は下記の通りです。

1.「日本の地域ネットワーク団体によるSDGsの取組」

日本の地域団体が取り組むSDGs活動について報告頂き、参加者で地域が実施するSDGsの意義と今後の課題について議論を深めます。

日時:12月12日(日曜)13:00~15:00 

  • 北海道:北海道メジャーグループ・プロジェクト
  • 東京都調布市:調布ローカル指標づくりプロジェクト「地域目線のSDGs」
  • 東京都狛江市:狛江市総合基本計画 富山県黒部市 黒部市地域福祉活動計画
  • 静岡県静岡市:静岡のローカル指標づくりプロジェクト「まぁるいしずおか」
  • 関西地区:KANSAI-SDGs市民アジェンダ
  • 富山県:ローカルSDGs課題をあぶり出し周知・共有するための冊子作成
  • 岡山県:令和時代の岡山宣言

2.学会大会時の企画

学会大会の際に、民間企業のブース展示を企画しています。詳細は今後のコロナの状況次第ですが、対面での懇親会の機会などを活用して、各企業(開発コンサルタントやNGO等)の活動紹介ブースなどを設ける予定です。会員のネットワーキングに寄与するとともに、学生会員の皆様を中心に若手のキャリア形成にも貢献出来ればと考えています。

社会連携委員会
委員長・川口純(筑波大学)




社会連携委員会からのお知らせ(2021年8月)

第22回春季大会において、本委員会主催の企画セッションを開催しました。詳細は大会報告に記載していますが、「SDGsを再考する」というテーマの下、闊達な議論が展開されました。本テーマは今後も継続して議論を深めていき、議論の成果は日本評論社から書籍として刊行する予定です。

また、今後「学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト」と題した、本委員会主宰の連続セミナーを開催していく計画です。本セミナーは、学会と民間企業との連携を強めるために企画しました。まず、学会員をゲストスピーカーとして招聘し、研究活動を紹介して頂きます。最新の国際開発の課題について民間の方々と一緒に議論していきます。多くの会員の皆様にご参加頂ければ幸いです。

社会連携委員長・川口純(筑波大学)




援助国としてのロシアー知られざる現状」学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト(会員・一般)

国際開発学会は、学会員の発表を通じて、民間企業をはじめとする非研究者の方々にとって有益な、各種トピックに関する最新の動向や課題解決に資するアイデアなどの知見を提供することを目的に、学術研究の成果にもとづくナレッジ共有セミナーをオンラインにて開催します。

今回は、横浜国立大学国際社会科学研究院の志賀裕朗氏をゲストスピーカーにお招きし、「援助国としてのロシアー知られざる現状」をテーマにお話しいただきます。

ロシアは、ウクライナに対する侵略戦争で世界中の非難を一身に浴びています。その行為の不当性・残虐性が最大限の言葉で非難されるべきことは論を俟ちませんが、今こそ、ロシアという「謎の中の謎」(チャーチル)を正確に理解する必要があると思われます。

このウェビナーでは、ロシアが、欧米や日本などの「西側先進国」とも、中国やインドなどの「南南協力ドナー」とも異なった特異な立ち位置で開発援助を実施していたことに焦点をあて、多面的なロシア理解のための材料を提供したいと考えています。

セミナーの前半でゲストスピーカーからお話頂き、後半で質疑応答および参加者の皆様とのディスカッションを予定しております。

参加資格は問いませんので、上記の内容にご関心のある方はぜひご参加ください。セミナー後にはオンラインでの懇親会を予定しておりますので、ぜひネットワーキングにご活用ください。

開催概要

ゲストスピーカー:志賀裕朗氏

横浜国立大学国際社会科学研究院教授。海外経済協力基金、財務省、国際協力銀行、国際協力機構緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)を経て現職。

  • 日時:2022年5月11日(水曜)20:00-21:00
    ※そのまま21:00-21:30にてオンラインで懇親会を行います(参加任意)
  • 会場:Zoom(申込者にリンクをご案内します)
  • 参加費:無料
  • お申込:K5dskgLRC3Ldecyc6
  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会 社会連携委員会
真鍋希代嗣

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



「EdTech vs COVID-19:開発途上国における教育継続への試行錯誤」学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト

国際開発学会は学会員の発表を通じて、民間企業をはじめとする非研究者の方々にとって有益な各種トピックに関する最新の動向や課題解決に資するアイデアなどの知見を提供することを目的に、学術研究の成果にもとづくナレッジ共有セミナーをオンラインにて開催します。今回は、狩野剛氏(一般社団法人 ICT for Development 代表理事・ミシガン大学研究助手)をゲストスピーカーにお招きし、「EdTech vs COVID-19:開発途上国における教育継続への試行錯誤」をテーマにお話しいただきます。

コロナ禍における教育継続については、日本ではGIGAスクール構想やZoomの活用など、教育 x テクノロジー(EdTech)を活用した対策を取ろうとしてきました。一方、開発途上国ではどのようにEdTechを活用してロックダウン期間中の教育を継続させてきたのでしょうか。日本をリープフロッグして革新的なアプローチが取られたのでしょうか?それとも既存のデジタル・デバイドの罠から抜けられずにもがいているのでしょうか?

今回のセミナーでは、ブータン・ネパール・ルワンダを題材に、教育とテクノロジーの関係や、EdTechのあるべきデザイン・アプローチなどについて議論したいと思っています。セミナーの前半でゲストスピーカーからお話頂き、後半で質疑応答および参加者の皆様とのディスカッションを予定しております。

参加資格は問いませんので、上記の内容にご関心のある方はぜひご参加ください。セミナー後にはオンラインでの懇親会を予定しておりますので、ぜひネットワーキングにご活用ください。

開催概要

ゲストスピーカー:狩野剛 氏

一般社団法人ICT for Development 代表理事。開発途上国のTech x Social Changeをテーマに実務・研究を行う。ミシガン大学研究助手。神戸情報大学院大学・宮崎大学 客員教授。元JICA職員。著書「バングラデシュIT人材がもたらす日本の地方創生」。

  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  • 日時:2021年11月4日(木曜)20:00-21:00 ※その後、懇親会をオンラインで開催します(参加任意)
  • 会場:zoom(申込者にリンクをご案内します)
  • 参加費:無料
  • お申込み方法:こちらのURLよりお申し込みください(K5dskgLRC3Ldecyc6)

本件にかんするお問い合わせ先

社会連携委員・真鍋希代嗣

[at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




【参加募集】「リープフロッグの経済学:イノベーションは嫌われる!?!」学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト

社会連携委員会は、学会と社会、特に民間の方々との連携を促進することを目的に、「学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト」を運営しております。

第2回目のイベントについて以下のとおりご案内いたします。ぜひご関心のある非会員の方へもご案内ください。また、今後、本シリーズにご登壇頂ける会員の方も募集しております。

国際開発学会は、民間企業をはじめとする学会員以外の一般の方々向けにセミナーを開催します。途上国開発の研究から派生した、課題解決の方法など途上国開発以外の事業にも応用可能な知見を提供することを目的としたものです。

今回は立命館アジア太平洋大学の山形辰史教授をゲストスピーカーにお招きし、「リープフロッグの経済学:イノベーションは嫌われる!?!」をテーマにお話いただきます。

リープフロッグ(leapfrog)は、後発の企業が技術革新で先発企業を跳び越える現象として、最近メディアでも取り上げられています。後発のカエルが先発のカエルを跳び越える、というわけです。

例えば電気自動車については後発のテスラが大躍進しています。国と国との比較においても、仮想通貨や携帯電話間送金といった新技術は先進国よりも新興国(仮想通貨はコスタリカ、携帯電話間送金はケニア)で先に採用されるようです。かつてシュンペーターは「技術革新を主導するのは独占資本」と考えて、先発企業(や国)が技術革新のリーダーになると解釈していたのですが、その説は間違っていたのでしょうか?

最近の学説には「先発企業やそれらと結 びついた既得権益享受層は、技術革新を嫌うのが普通だ」という点に着目するものがあります。この学説によれば、先発企業は技術革新をためらっているうちに後発企業に跳び越されてしまうことになります。このセミナーでは、現代社会で誰が技術革新を担うのか、そして継続的な技術革新を推進するためにはどのような経済制度や経営体制であるべきなのかを考えます。

セミナーの前半でゲストスピーカーからお話頂き、後半で質疑応答および参加者の皆様とのディスカッションを予定しております。

参加資格は問いませんので、上記の内容にご関心のある方はぜひご参加ください。セミナー後にはオンラインでの懇親会を予定しておりますので、ぜひネットワーキングにご活用ください。


開催案内

  • ゲストスピーカー:山形辰史 氏(立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 教授)
    米国University of Rochesterより博士号(経済学)取得。日本貿易振興機構アジア経済研究所を経て現職。前・国際開発学会会長。著書に紀谷昌彦・山形辰史『私たちが国際協力する理由:人道と国益の向こう側』日本評論社、2019年;黒崎卓・山形辰史『開発経済学貧困削減へのアプローチ(増補改訂版)』日本評論社、2017年など。
  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  • 日時:2021年9月30日(木曜) 20:00-21:00 ※その後、参加任意の懇親会
  • 会場:Zoom (申込者にリンクをご案内します)
  • 参加費:無料

お申込み

以下のフォームからお申し込みください。
K5dskgLRC3Ldecyc6

お問い合わせ先

社会連携委員 真鍋希代嗣
[at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




「アメとムチとモチベーション:国際開発研究から見えてきた最新知見」学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト

国際開発学会は、学会員の発表を通じて、民間企業をはじめとする非研究者の方々にとって有益な、各種トピックに関する最新の動向や課題解決に資するアイデアなどの知見を提供することを目的に、学術研究の成果にもとづくナレッジ共有セミナーをオンラインにて開催します。

今回は山梨英和大学人間文化学部の佐柳信男教授をゲストスピーカーにお招きし、「アメとムチとモチベーション:国際開発研究から見えてきた最新知見」をテーマにお話いただきます。

最近は、多くのモチベーションについての書籍や記事で「内発的動機づけ」や「アンダーマイニング効果」(ごほうびによって後の取り組みが減る現象)が紹介されるようになり、アメとムチの弊害が以前よりも広く知られるようになりました。しかし一方で、国際開発のプロジェクトの中にはインセンティブや罰金を使って成功を収めているケースも散見されます。この齟齬を、国際開発研究に取り組む心理学研究者であるゲストスピーカーとともに読み解き、日常生活への応用について考えます。

セミナーの前半でゲストスピーカーからお話し頂き、後半で質疑応答および参加者の皆様とのディスカッションを予定しております。

参加資格は問いませんので、上記の内容にご関心のある方はぜひご参加ください。セミナー後にはオンラインでの懇親会を予定しておりますので、ぜひネットワーキングにご活用ください。

ゲストスピーカー:佐柳 信男氏(山梨英和大学 人間文化学部 教授)

国際基督教大学教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。ラジオ番組制作会社勤務、フリーランスの翻訳者・通訳者などを経て、現職。

  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  •  日時:2021年8月26日(木曜日)20:00-21:00(※その後、懇親会。参加は任意)
  •  会場:zoom(申込者にリンクをご案内します)
  •  参加費:無料
  •  申込方法:こちらからお申し込みください()
  •  問い合わせ:社会連携委員 真鍋希代嗣/ (a) (*アットマーク部分を修正してご使用ください)