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開催案内「第13回ふくしま学(楽)会・第9回1F地域塾」1月28日開催(会員・一般)

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第13回ふくしま学(楽)会・第9回1F地域塾

趣旨・目的:

2011 年 3 月の東日本大震災・福島原発事故から 13年が経過しようとしています。2023 年4月には、福島復興の基本理念・創造的復興の「知の拠点」として構想された福島国際研究教育機構(F-REI)が浪江町に開所し、8月には1F(福島第一原子力発電所)からの ALPS 処理水の海洋放出が開始され、年度内を目標とする2 号機からの燃料デブリの試験的取出しの準備が進められています。

2017 年 5 月に正式開所した早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター(当初名称は、ふくしま広野未来創造リサーチセンター)は、長期的・広域的な観点から、福島の復興と廃炉について、地域社会とともに調査研究を行なってきました。

2019 年 1 月には、2050 年の持続可能な福島浜通り地域の構築に向けた「ふくしま浜通り社会イノベーション・イニシアティブ構想(SI 構想)」を提案し、(1)1F廃炉の先研究会:1F 廃炉の将来像と 1F 廃炉プロセスの地域資源化の調査研究や1F 地域塾の開催、(2)創造的復興研究会:社会イノベーションを核とした創造的復興による持続可能な浜通り地域の将来像の調査研究という 2 つの研究会活動を展開しています。

こうした研究会活動と並行し、世代を超えて、地域を超えて、分野を超えて、福島の復興と廃炉について共に考える「対話の場」として「ふくしま学(楽)会」を開催しています。また、2022 年 7 月には、ふたば未来学園と協力協定を締結し、中学生・高校生や地域社会、NPO・地域組織、国や地方行政、大学・研究機関などの多様な人々による「対話の場」=「学びの場」として 1F 地域塾を設置し、1F 廃炉の将来像を議論しています。さらに、科学と政治と社会が協働して福島復興を共に考える福島再生塾を、2024年春の設立を目指して準備を進めています。

第 13 回ふくしま学(楽)会では「創造的復興に向けたさらなる協働」をテーマに、上記の多様な活動相互の繋がりを確認し、福島における創造的復興に向けたビジョンの共有について大いに議論したいと思います。

開催概要

  • 日時: 2024 年 1 月 28 日(日曜)11:00 – 18:00
    (11:00-12:45の寒ヒラメの昼食会、15:30-18:00の第9回1F地域塾との協働開催)
  • 方法:ハイブリッド(Zoom)
  • 会場:ふたば未来学園中学校・高等学校(福島県広野町)+オンライン(Zoom)
  • 主催:早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター・ 早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)
  • 共催:福島県広野町(予)・ふたば未来学園中学校・高等学校

プログラム

開会にあたって
松岡俊二(早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター・センター長、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・教授)

11:00-12:45
第1部 処理水の海洋放出と福島の漁業を語る会
寒ビラメを食べる会 
モデレータ:崎田裕子(1F地域塾・副塾頭)、新妻竹彦(1F地域塾)

13:00-15:15
第2部 第13回ふくしま学(楽)会

総合司会: 森口祐一(国立環境研究所・研究担当理事、1F地域塾・副塾頭)

13:00–13:10
開会挨拶:
遠藤 智(福島県広野町・町長)
郡司 完(福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校・校長)

13:10-14:00
ふくしま浜通り未来創造リサーチセンターの諸活動の系譜

13:10-13:20
ふくしま学(楽)会の歩み

13:20-13:35
1F 廃炉の先研究会と1F地域塾の歩み
井上 正(電力中央研究所・名誉研究アドバイザー)

13:35-13:50
創造的復興研究会の歩みと福島再生塾の設立に向けて
辻 岳史(国立環境研究所福島協働研究拠点・主任研究員)+遠藤秀文(株式会社ふたば・社長)

13:50-14:05
次世代との協働:1F学生会議の報告
大野千夏(早稲田大学アジア太平洋研究科・修士)

14:05-14:20
質疑応答

14:20-15:10
創造的復興に向けた取り組みと協働

14:20-14:35
震災・原発事故被災地の復興デザイン
窪田亜矢(東北大学大学院都市・建築学専攻・教授)

14:35-14:50
国立環境研究所福島協働研究拠点における取組み
林 誠二(国立環境研究所福島協働研究拠点・研究グループ長)

14:50-15:10
総合討論

15:10–15:15
閉会挨拶
森口祐一(国立環境研究所・研究担当理事、1F地域塾・副塾頭)

15:30-18:00
第3部 第9回1F地域塾 

1号機のオペフロの外周鉄骨から考える1F事故遺構保存の可能性
司会:小磯匡大(1F地域塾・副塾頭、ふたば未来学園・教諭)

15:30-15:40
第9回1F地域塾の「対話の場」=「学びの場」の目的
松岡俊二(1F地域塾・塾頭)

15:40-15:50
高校生の報告

15:50-16:00
東京電力の報告

16:00-17:10
グループの「対話の場」

17:10-18:00
総合討論

申し込み方法

参加申込みは以下の Web サイトから行ってください。
https://forms.gle/4tCTmZFqjbBRodTA6


本件にかんするお問い合わせ先

早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)

  • http://www.waseda.jp/prj-matsuoka311/
  • e-mail jyuten-fukkou@list.waseda.jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:
    0240-27-2111(福島県広野町総務課 担当:大和田 徹)
    03-5292-3526 (早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター事務局)

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