活動報告『子どもの安全保障への開発アプローチ』 研究部会(2021年11月)

「子どもの安全保障への開発アプローチ」研究部会では、「人間の安全保障」について、子どもに焦点を絞った「子どもの安全保障」の概念について議論し、研究部会メンバーのそれぞれの研究領域における事例研究を発表し、政策提言にもつながるような理論的枠組みを構築することを目指して研究活動を進めようとしている。

2021年10月17日(日曜)14:00-15:30、「子どもの安全保障〜日本において社会的に周縁化されやすい子どもたち」と題して研究会を(オンライン)開催した。

まず、研究部会代表者である勝間 靖会員(早稲田大学、国立国際医療研究センター)が、企画者として、事例研究を発表するうえでの共通の枠組みを提示した。そして、高柳 妙子会員(早稲田大学)が「沖縄に住むムスリムの子どもたち」と題して、中村 安秀会員(日本WHO協会)「生まれてくる子どもの安全保障〜日本における母子手帳の経験から」と題して発表した。質疑応答と議論が活発におこなわれた。

『子どもの安全保障への開発アプローチ』 研究部会
代表:勝間 靖(早稲田大学)