『社会的連帯経済』研究部会(2024年2月)
社会的連帯経済
メンバー
代表
古沢広祐(國學院大學)
副代表
楊殿閣(ソリダリダード・ジャパン)
活動開始から活動終了までの予定
1年目(2021年10月から2022年年9月)
準備・実行体制をととのえて、2022年3月より活動開始、3月9日スタート記念イベント後、6回の公開研究会を行った。
- 第1回4月23日(土曜)連帯経済は地方経済活性化を後押しできるのか
- 第2回5月28日(土曜)地域通貨によるコミュニティづくり
- 第3回6月25日(土曜)信用金庫と地域経済
- 第4回7月23日(土曜)ワーカーズコープと活力ある地域社会の実現
- 第5回 8月27日(土曜)農福連携による地域の活性化
- 第6回 9月24日(土曜)「よそ者」と社会的企業
詳細は以下に掲載:
2年目(2022年10月から 2023年9月)
第7回 10月22日(土曜)生産者と消費者の連帯
全国大会プレイベント 「社会的連帯経済(SSE)と国連・ILOの最新の動き」12月2日開催(会員・一般)
日時:2022年12月2日(金曜)18:00〜19:30
会場:御茶ノ水・連合会館(72名収容教室)+ZOOMオンライン
対象:国際開発学会会員および一般参加(公開)
学会大会、企画セッション:12月4日(日曜)12:45〜14:45(学会NLにて報告概要を掲載)
ラウンドテーブル「社会的連帯経済(SSE)の国際動向と日本の動き」
(プログラム)
1)社会的連帯経済とILOの動き(12/2動画記録:シメル・エシム/ ILO協同組合ユニット長)
コメント・質疑応答(高﨑真一/ ILO駐日代表)
2)社会的連帯経済の国内動向(伊丹謙太郎/ 法政大学)
3)研究部会の研究会取り組みー中間総括(古沢広祐/ 國學院大學)
4)コメント(池上甲一/ 近畿大学)
第8回、オンライン公開研究会:テーマ・社会的連帯経済(SSE)の現状と可能性
~最近の国際動向とヘルスセクターにおける主流化の視点から
開催日時:2023年5月19日(金曜)16:00~18:00、zoomオンライン開催
第9回公開研究会、GSEF社会的連帯経済大会(セネガル・ダカール開催)の参加報告など~インフォーマル経済から持続可能な助け合いの地域経済への移行~
2023年6月24日(土曜)13:30~15:30、
開催方法:Zoomとハイブリッド方式で試み、RC研究会との共催にて開催
開催場所:國學院大學渋谷キャンパス 若木タワー5F 509教室
3年目(2023年10月から2024年9月)←今年度
- 引き続き、公開研究会を開催していく。
- 関連する取り組みを行っている内外の他団体、他組織との連携や交流を深めていく。
- 研究成果を学会大会にて企画セッションとして計画したい。
成果の公表予定
<学会での発表、学会誌での特集企画など>
1年目<終了>
公開研究会として開催した。
2年目<終了>
2022年12月研究大会にて、プレ企画として国際会合(ILO、連合の協力)を連合会館にて開催するとともに、研究大会では企画セッション(ラウンドテーブル)を開催した。
3年目<今年度>
関連する取り組みを行っている内外の他団体、他組織との連携や交流によって、社会的連帯経済の新潮流を学会内とともに学会外へも発信していく予定。
できれば研究成果を、書籍等として刊行をめざしたい。
女性会員、外国人会員、若手研究者(若手正会員)の活動奨励策
これまで開催してきた公開研究会では、女性会員や若手研究者の参加が増えてきており、引き続き関心を持ってもらえるようにテーマや内容について配慮していく。
外国人会員については、賛同者の協力などによって働きかけをしていきたい。
社会的連帯経済(SSE)は、国際的な関心の高まりを受けて国内でも動きが活発化してきている。本研究部会では、内外の関係団体との連携や協力を重視して活動してきた積み上げによって、女性会員、外国人会員、若手研究者の関心や奨励に寄与していくことが期待できると考える。
連携・協力としては、当初からソリダリダード・ジャパンや法政大学大学院・連帯社会インスティテュートなど関係団体との関係を強化してきた。国内では、ほかに協同総合研究所、生協総合研究所、協同組合連携機構、日本協同組合学会などとの交流があり、国際的には国連の動きとりわけILOやUNRISDなどとの協力などによる展開もできつつあるので、今後に期待して頂きたい。
『社会的連帯経済』研究部会
代表:古沢広佑(JACSES代表理事、國學院大學客員教授)
副代表:楊殿閣(ソリダリダード・ジャパン)