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新刊案内 : 『主権国家体系・民族自決論を超えて- ポスト・ソブリン主義の国際政治学』

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会員の森彰夫(大和大学)と申します。今般、『主権国家体系・民族自決論を超えて-ポスト・ソブリン主義の国際政治学』を刊行しました。

ウクライナ戦争、パレスチナ・イスラエル戦争、台湾問題、スコットランドのUKからの分離独立・EUへの再加盟問題、移民や難民の増加などの難題によって、ウェストファリア以来の主権国家体系の弊害や民族自決権の矛盾によってもたらされてきているのではないかという仮説が、いよいよ頭をもたげてきました。

ヨーロッパなどの学者たちは、ヨーロッパの統合の経験をウェストファリア以来の主権国家体系の弊害や民族自決権の矛盾を克服しうるポスト・ソブリン主義として論じてきていています。

本書は、その合理性について、考察しています。

ご関心のある方がいましたら、是非、手に取っていただければ幸いです。

書誌情報

  • 著者: 森 彰夫
  • 出版社 ‏ : ‎彩流社
  • 価格: 2,860円(税込)
  • 発売日 ‏ : ‎2024/10/04
  • 版型‏ : ‎A5
  • ページ数:240ページ
  • ISBN-13 ‏: ‎9784779130045

もくじ

第1章  主権国家体系・民族自決論を超えて

第2章  人民主権論の模索

第3章  格差拡大、資本蓄積の限界、計画経済

第4章  デモクラティック・ピース論

第5章  ウクライナ戦争の経緯

第6章  ウクライナ戦争の原因と停戦の必要性

第7章  パレスチナ・イスラエル戦争

第8章  「台湾有事論」

第9章  台湾の高度な自治権

第10章 重武装化を図る日本への教訓

第11章 軍事小国フィリピンの模索

第12章 スコットランドのポスト・ソブリン主義

第13章 スコットランドのUKからの独立とEUへの再加盟の課題

第14章 南米における移民・難民社会


本件にかんするお問い合わせ先

大和大学政治経済学部
教授 森彰夫

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