出版記念シンポジウム『未来へ繋ぐ災害対策:科学と政治と社会の協働のために』(会員・一般)
有斐閣『未来へ繋ぐ災害対策:科学と政治と社会の協働のために』出版記念シンポジウムを開催しますので、ご案内します。
書籍の概要は、以下の有斐閣Webサイトをご覧ください。
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641174801
本書は、地震・津波災害(兵庫県立大学・阪本先生)、原子力災害(東京電機大学・寿楽先生)、新型コロナ感染症という生物災害(寿楽先生)、気候変動災害(松岡)などの幅広い「災害」を対象とし、こうした災害対策が持続可能な社会の創造となり、未来へ繋ぐものとなるには、科学(専門家)と政治(行政担当者)と社会(市民)の協働による「対話の場」=「学びの場」の形成が不可欠であることを論じています。
また、災害対策と倫理(中央大学・寺本先生)、新型コロナ対策と科学リテラシー(東京大学・秋光先生)、コラムとして地震動評価(防災科学技術研究所・藤原先生)、災害の記憶の継承(人と防災未来センター・高原先生)、広島市の水害対策(広島市危機管理室・森課長補佐)もあります。
最終章(8章)「科学と政治と社会の協働:『対話の場』=『学びの場』の形成」(松岡)では、福島の復興と廃炉、ふくしま学(楽)会、1F廃炉の先研究会と1F地域塾の取組みについて論じています。
プログラムは以下です。参加申込み方法も以下をご覧ください。
有斐閣『未来へ繋ぐ災害対策:科学と政治と社会の協働のために』出版記念シンポジウム
- 主催:早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)
- 後援:早稲田大学アジア太平洋研究センター(WIAPS)
- 日時:2022年12月26日(月)15:00-17:30
- 会場:オンライン(Zoom)
参加申込み
お名前と所属を書いて事務局・朱さんへメールをお送りください。Zoomアドレスをお知らせします。
- 事務局・朱さん: zhuyu624 [at] fuji.waseda.jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
プログラム
司会:渡部一樹(有斐閣編集部)
15:00-15:10:本書の編集にあたって考えたこと
松岡俊二(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・教授)
15:10-16:00:書評コメント:各10分
工藤尚悟(国際教養大学・准教授)
三上直之(北海道大学高等教育推進機構・准教授)(イギリスから参加)
武藤香織(東京大学医科学研究所・教授)
矢守克也(京都大学防災研究所・教授)
宇野朗子(U.Lab Japan)
16:00-16:20:執筆者からのリプライ(各5分)
藤原広行(防災科学技術研究所マルチハザードリスク評価研究部門・部門長)
高原耕平(人と防災未来センター・主任研究員)
寺本 剛(中央大学理工学部・教授)
寿楽浩太(東京電機大学工学部・教授)
(休憩10分)
16:30-17:30:総合討論
本件にかんするお問い合わせ先
早稲田大学レジリエンス研究所
事務局・朱
- zhuyu624 [at] fuji.waseda.jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)