オンライン「第12回原子力政策・福島復興シンポジウム」3月1日開催(会員・一般)

本シンポジウムは、2011年3月の福島原発事故を契機とし、福島原発事故の教訓を多角的に考え、今後の原子力政策や福島復興について、多様な立場から議論をする「対話の場」=「学びの場」として開催しています。

2012年3月8日に第1回シンポジウムを開催し、その後、毎年「」の周辺でシンポジウムを開催し、今回の3月1日のシンポジウムで第12回となります。

早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)
第12回原子力政策・福島復興シンポジウム

東日本大震災と福島原発事故から12年
~ 原発回帰政策と福島原発事故の教訓~

早稲田大学は、早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)主催「第12回原子力政策・福島復興シンポジウム:東日本大震災と福島原発事故から12年~原発回帰政策と福島原発事故の教訓~」を、2023年 3月 1日(水曜)13:00-17:00、オンライン開催します。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

本シンポジウムの目的

2022年8月末に日本政府の打ち出した原発回帰政策や次世代革新炉(革新軽水炉、出力30万キロワット以下の小型軽水炉、高速炉、高温ガス炉、核融合炉)の開発政策については、気候変動問題と原子力利用、原子力規制委員会の独立性、次世代革新炉の革新性と経済性や安全性など、広く社会的に議論すべき論点が多くあります。

何よりも、原発回帰政策が福島における原発事故や原子力災害の教訓をしっかりと踏まえたものとなっているのかどうかは、日本社会としても福島の地域社会としても真剣に考える必要があります。

本シンポジウムは、次世代革新炉の革新性・経済性・安全性をどのように考えるのか、バックエンド問題における「対話の場」と 社会的納得性の醸成の関係、原子力政策と福島復興における科学と政治と社会との協働のあり方などの幅広い観点から、原発回帰政策と福島原発事故の教訓との関係を深く考え、広く議論したいと思います。

開催概要

  • 日時:2023年 3月 1日(水曜)13:00~17:00
  • 方法:オンライン(Zoom)
  • 主催:早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)
  • 後援:早稲田大学アジア太平洋研究センター(WIAPS)、早稲田大学環境総合研究センター(WERI)

参加申込み

ご所属・お名前を書いたメールを事務局の朱さん or 任さんへお送りください。Zoomアドレスなどをご案内します。

申込先メールアドレス

  • zhuyu624 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

プログラム

司会:朱 鈺(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・博士課程)

13:00-13:05:開会挨拶
中嶋聖雄(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・研究科長)

13:05-14:20:報告(各25分)
1. 次世代革新炉をめぐって
長﨑晋也(マクマスター大学工学部・教授、原子力工学)

2. バックエンド問題をめぐって:北海道寿都町・神恵内村における文献調査
竹内真司(日本大学文理学部・教授、地球科学)、松本礼史(日本大学生物資源科学部・教授、環境経済・政策学)

3. 歴史の教訓を学ぶことの難しさと原発回帰政策
松岡俊二(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・教授、環境経済・政策学)

(休憩 10分)

14:30-15:40:コメント(各10分)

  • 井出大雅(株式会社ふたば、1F地域塾・運営委員、福島県富岡町)
  • 宇野朗子(U. Lab Japan、1F地域塾・運営委員、福島市からの避難者)
  • 村松直樹(高レベル放射性廃棄物の管理・処分に関する市民会議・参加市民)
  • 寺本 剛(中央大学理工学部・教授、哲学・倫理学)
  • 藤原広行(防災科学技術研究所マルチハザードリスク評価研究部門・部門長、応用地震学)
  • 寿楽浩太(東京電機大学工学部・教授、科学技術社会学)
  • 黒川哲志(早稲田大学社会科学総合学術院・教授、行政法・環境法)

15:40-16:50:総合討論

16:50-17:00:閉会挨拶
松岡俊二(早稲田大学レジリエンス研究所・所長、早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター・センター長)


本件にかんするお問い合わせ先

早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)

  • zhuyu624 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



募集案内:CanDoマラウイ・準スタッフ(2023年4月上旬派遣)

マラウイで初等学校における学校保健の活動に参加する準スタッフを募集します

アフリカ地域開発市民の会(CanDo)は、ケニア共和国において20年間、住民が主体となった社会開発の協力活動を行ない、教育や健康、安全の問題がより深刻なマラウイ共和国で2018年4月から準備を進めて、活動を展開しています。

2020年2月に開始した初等学校保護者の参加による教室建設が今春3月に終了の予定で、その後、学校保健の活動の形成に取り組みます。

日本人・マラウイ人のスタッフと共にこの活動の調査の段階から業務に参加する準スタッフを公募します。

県の行政官、伝統首長などの地域のリーダー、初等学校保護者をはじめとする地域住民、とさまざまな関係者と話し合い、活動ができます。ご応募を待っています。

  • 募集期間:2023年2月2日~28日
  • 業務開始:2023年4月上旬
  • 業務期間:6か月 *期間を通して専従
  • 募集人数:若干名
  • 勤務地:マラウイ共和国ブランタイヤ事務所およびパロンベ県

業務内容

調整員(日本人・マラウイ人)の業務補佐

村での社会開発事業の調整、行政・地域住民・他機関との折衝、物品調達、活動や会議等の記録、公的支援金等の申請書・報告書のための資料作成、ブランタイヤ事務所の総務、会計事務など

応募条件

  • 年齢:20歳以上
  • 必要な語学力:英語
    *英語で業務を実施し、話し合いに参加することが必須です。
  • 類似業務経験:不問

その他必要な経験・能力

  1. 当会の活動原則や事業実施の姿勢について、会報、ホームページ、報告会等を通じて理解・賛同し、業務に反映させる意欲のあること―会員(会員でない方には、採用決定後に入会していただきます)
  2. どんな業務(雑務を含む)にも真剣に、積極的に取り組み、そこから多くを学べること
  3. 将来にわたり、国際協力に携わっていく意志のあること
  4. 他のスタッフとの共同生活、途上国の村落地域での生活に適応できること
  5. 基本的なパソコン操作(Word、Excel)ができること

待遇

  • 準スタッフ手当の支給(滞在中の通常の食費を賄える金額)
  • 宿舎の提供
  • 海外旅行傷害保険への加入
  • マラウイ国内での業務に関わる交通・通信・宿泊費

負担していただくもの

  • マラウイまでの旅費、ビザ代、予防接種代
  • マラウイ国内での食費、業務外の交通・通信費など

持参していただくもの

  • スマートフォンとパソコン

応募方法

以下の書類を作成の上、Eメールにて送付してください。

  • 履歴書(書式自由。志望動機と英語力に関する自己評価を明記のこと)
    *勤務開始可能時期を記載してください。
  • 課題作文「アフリカの将来と私」(A4サイズ1枚)
  • 送付先アドレス:tokyo [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

選考方法

書類審査および面接審査(東京事務所において実施。海外在住などの理由で難しい場合はズームを利用したオンライン)


本件にかんするお問い合わせ先

アフリカ地域開発市民の会(CanDo)
担当:佐久間

  • E-mail: tokyo [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-3822-1041



「第5回・STATAによるデータ分析の演習」2月21日開催(会員・一般)

STATAは社会科学分野で統計分析の標準的なソフトとして認識されています。そのSTATAで、テキスト入力ゼロで、メニューバーから選択&クリックのみの操作方法と出力結果の読み方を演習します。STATAの販売元のLightStone社の協力を得て実施致します。

好評をいただいている統計分析ソフトのSTATA研修のご案内です。この機会にSTATAが使えるようになりませんか。多数のお申し込みをお待ちしております。

開催概要

  • 日時:2023年2月21日(火)15:00-17:00(その後、1時間程度、STATAによる構造方程式モデリング(SEM)の演習を実施しますので希望者はご参加いただけます)
  • 場所:Zoomで実施
  • 募集人数:30名(最小開催人数:10名)
  • 参加料:5,000円
  • 使用言語:日本語
  • 講師:佐々木亮・ウェスタンミシガン大学評価学博士(国際開発センター評価部主任研究員)
  • 主催:国際開発センター(IDCJ)評価部

参加条件

「プロフェッショナル統計分析ワークショップ」を修了された方。もしくは同等の知識を有する方。同ワークショップのプログラムはこちらをご覧ください。

申込先

以下のGoogle formより必要事項をご記載ください。確認後にPeatixの振込サイトをお知らせ致します。

*申込期日:2023年1月27日(金曜)17時(定員になり次第締め切りとさせていただきます)

参加方法

WindowsあるいはMacどちらのパソコンでも結構です。STATA17ショートコース版を事前にインストールしていただきます。これはSTATA17そのものですが、30日間の期間限定版です。申込受付完了後に、事前にダウンロード先とパスワードをお送り致します。

テキスト

PDF(パスワード付き)をメールでお送りしますので、印刷してお手元にご準備ください。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター(IDCJ) 評価部
主任研究員・佐々木亮

  • TEL:03-6718-5932
  • FAX:03-6718-0910
  • 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川12階



「IDCJ第36回プロフェッショナル統計分析ワークショップ」2月15~17日開催(会員・一般)

IDCJ第36回プロフェッショナル統計分析ワークショップ
~基礎的技法からインパクト評価の技法までじっくり学ぶ統計分析テクニック~

国際開発センター(IDCJ)では以下のワークショップを開催することになりました。今回の使用言語は日本語です。この機会に統計分析ができるようになってみませんか。多数のご参加をお待ちしております。

最近話題の「インパクト評価」やNPOによる「社会的インパクト評価」に活用できる統計分析技術を参加者に身につけていただくことを目的として、標記のワークショップを開催致します。2日間で、平均値の計算から始めて重回帰分析までじっくり演習します。

エクセルの操作だけではなく、エクセル/電卓を叩いて手計算をしてその結果を確かめることにより、確実に技術を身に着けていただきます。またエクセルによる演習問題、論文の読み方の練習、最新のトピックスの解説も実施いたします。

※タイトルの「プロフェッショナル」は、アメリカの大学院のAcademic School/Professional Schoolにおけるプロフェッショナルの意味です。

※時間割はこちら

※過去の受講生アンケート結果(PDFファイル)
2022年5月(第33回 Zoom実施)

開催概要

  • 日時:2023年2月16日(木曜)・17日(金曜)
    2023年2月15日(水曜)14:00-17:30
    [自由参加] 事前研修:インパクト評価の基本デザインと実例
  • 会場:Zoomで開催します。講義はビデオ録画してサイトで公開しますので、見逃したコマや復習にご利用いただけます(受講生のみ、講義後1週間限定)
  • 参加費:2日間:29,000円(税込)事前研修(自由参加)にもご参加いただけます。開催決定後にご連絡するPeatixのサイトでお支払いください(カード可、コンビニ払可)
  • 定員:最大30名(最少開催人数10名)
  • 主催:IDCJ評価部

参加条件

  • 足し算・引き算・掛け算・割り算ができること
  • エクセルを日常的に使用していること(数字の入力がスムーズにできること)
  • Windows用あるいはMac用のMicrosoft Excelが搭載されたPCを用意できること
  • モニター(12インチ以上)を用意できること

申込方法

サイトのGoogleフォームよりお申し込み下さい。

*申込締切:2023年1月27日(金曜)17時(定員になり次第締切)

プログラム・テキスト

日本在住の方には印刷して宅急便でお送りします。また事前にデータでお送りします。

講師

  • 佐々木亮(ウェスタンミシガン大学評価学博士、国際開発センター)
  • 高木桂一(スタンフォード大学社会学博士、株式会社分析屋)

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター(IDCJ)評価部
主任研究員・佐々木亮

  • @(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川12階
  • 電話番号:03-6718-5932
  • FAX:03-6718-0910



ウェビナー「気付きと対話による評価MSCフォーラム 〜こども、若者の居場所における変化のエピソードから学ぶ」1月14日開催(会員・一般)

気付きと対話による評価MSCフォーラム〜こども、若者の居場所における変化のエピソードから学ぶ

貧困や生き辛さを抱えるこどもや若者に、居場所を提供する活動が注目されています。全国に約7,300あるこども食堂は単に食事の提供だけではなく、こどもたちへの居場所の提供の側面があります。また生きづらさを抱える若者に演劇など文化・芸術活動を通じて居場所を提供している活動もあります。

それら居場所に集まるこどもや若者に、活動によってどのような変化が起こっているのでしょうか。自己肯定感やコミュニケーション能力の向上など、数値では測れない変化をエピソードでとらえる評価手法であるMSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)を通じて見えてきた、こどもや若者、支援するスタッフなどに起こった変化を知り、そこから何を学べるかを参加者と一緒に考えていきます。

<こんな方におすすめ>
・貧困や生きづらさを抱えるこども・若者に「居場所」を提供する活動を行っている方
・活動によって人に起こる変化は、なかなか数値で測ることが難しいと考えている方
・「評価」を通じて、成果や課題をわかちあい、学びを深めたいと希望している方
MSC手法については、こちらをご覧ください。
.com/参加型評価とは/most-significant-change/

開催概要

  • 日時:2023年1月14日(土曜)14:00〜16:00(日本時間)
  • 場所:Zoom(お申し込みいただいた方に参加URLを前日までにお知らせします)
  • 定員:50名
  • 対象者:どなたでも歓迎
  • 参加費:¥1,000-(税込)
  • 主催・事務局:一般社団法人参加型評価センター

申込方法

以下STORESサイトよりお申込み(ご購入)ください。お支払いいただいた参加費は返却できかねますので、ご了承ください。

お申込締切:2021年1月12日(木曜)23:59

プログラム

  1. はじめに:エピソードで変化を知る評価手法MSCとは:田中博(参加型評価センター)
  2. 対談「こども食堂の現場でどんな価値が生まれているか」:千葉直紀(ブルー・マーブル・ジャパン三島理恵(全国こども食堂支援センター・むすびえ)
  3. 報告「若者への演劇プログラムの効果をエピソードで理解する」:板倉哲(青年劇場)
  4. 質疑応答

登壇者

(敬称略)

  • 千葉直紀(株式会社ブルー・マーブル・ジャパン):
    発展的評価、社会的インパクト・マネジメント、組織診断等を通した社会的事業の開発・改善、組織のマネジメント支援が専門。NPO/NGO、民間企業、資金提供組織、自治体等の評価・マネジメント支援や人材育成、キャパシティビルディング、同分野に関する国内外の調査を広く行ってきている。日本評価学会、アメリカ評価学会メンバー。認定ファンドレイザー(日本ファンドレイジング協会)、中小企業診断士(経済産業大臣登録)
  • 三島理恵(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ):
    大学卒業後、国際協力機構に勤務。2009年、設立スタッフとして日本ファンドレイジング協会に入職し、事業の立ち上げ、広報全般を担うコミュニケーション・ディレクターとして従事。また、企業、NPO、行政、国際機関などと協働で行っている寄付キャンペーン「寄付月間-Giving December-」の立ち上げにも尽力。現在は、企業やNPOのコンサルタントとして、動物殺処分ゼロ、こども食堂、途上国の女性支援、スポーツ選手による社会貢献活動などの事業に携わっている。認定ファンドレイザー。広島県尾道市在住。
  • 板倉哲(秋田雨雀・土方与志記念青年劇場):
    俳優・演出者・ワークショップ講師。1958年愛知県生まれ。立命館大卒業後青年劇場付属養成所に学び、1982年同劇団入団。演劇ワークショップはさいたま市若者自立支援ルーム等の定例プログラムで講師を務める他、中学校・定時制高校の特別講師として授業を担当。都内中学校や高校の演劇部の指導や大会審査員でも活躍。「人間らしい人間が人間らしくそこにいる」演劇を理想とする。
  • 司会・田中博(一般社団法人参加型評価センター):
    一般社団法人参加型評価センター代表理事、日本評価学会認定資格評価士。ヒマラヤ保全協会事務局長としてネパール農村での参加型開発に関わる。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人参加型評価センター

  • [at] gmail.com(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



出版記念シンポジウム『未来へ繋ぐ災害対策:科学と政治と社会の協働のために』(会員・一般)

有斐閣『未来へ繋ぐ災害対策:科学と政治と社会の協働のために』出版記念シンポジウムを開催しますので、ご案内します。

書籍の概要は、以下の有斐閣Webサイトをご覧ください。

本書は、地震・津波災害(兵庫県立大学・阪本先生)、原子力災害(東京電機大学・寿楽先生)、新型コロナ感染症という生物災害(寿楽先生)、気候変動災害(松岡)などの幅広い「災害」を対象とし、こうした災害対策が持続可能な社会の創造となり、未来へ繋ぐものとなるには、科学(専門家)と政治(行政担当者)と社会(市民)の協働による「対話の場」=「学びの場」の形成が不可欠であることを論じています。

また、災害対策と倫理(中央大学・寺本先生)、新型コロナ対策と科学リテラシー(東京大学・秋光先生)、コラムとして地震動評価(防災科学技術研究所・藤原先生)、災害の記憶の継承(人と防災未来センター・高原先生)、広島市の水害対策(広島市危機管理室・森課長補佐)もあります。

最終章(8章)「科学と政治と社会の協働:『対話の場』=『学びの場』の形成」(松岡)では、福島の復興と廃炉、ふくしま学(楽)会、1F廃炉の先研究会と1F地域塾の取組みについて論じています。

プログラムは以下です。参加申込み方法も以下をご覧ください。

有斐閣『未来へ繋ぐ災害対策:科学と政治と社会の協働のために』出版記念シンポジウム

  • 主催:早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)
  • 後援:早稲田大学アジア太平洋研究センター(WIAPS)
  • 日時:2022年12月26日(月)15:00-17:30
  • 会場:オンライン(Zoom)

参加申込み

お名前と所属を書いて事務局・朱さんへメールをお送りください。Zoomアドレスをお知らせします。

  • 事務局・朱さん: zhuyu624 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

プログラム

司会:渡部一樹(有斐閣編集部)

15:00-15:10:本書の編集にあたって考えたこと
松岡俊二(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・教授)

15:10-16:00:書評コメント:各10分
工藤尚悟(国際教養大学・准教授)
三上直之(北海道大学高等教育推進機構・准教授)(イギリスから参加)
武藤香織(東京大学医科学研究所・教授)
矢守克也(京都大学防災研究所・教授)
宇野朗子( Japan)

16:00-16:20:執筆者からのリプライ(各5分)
藤原広行(防災科学技術研究所マルチハザードリスク評価研究部門・部門長)
高原耕平(人と防災未来センター・主任研究員)
寺本 剛(中央大学理工学部・教授)
寿楽浩太(東京電機大学工学部・教授)

(休憩10分)

16:30-17:30:総合討論


本件にかんするお問い合わせ先

早稲田大学レジリエンス研究所
事務局・朱

  • zhuyu624 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

 




出版記念シンポジウム『気候変動は社会を不安定化させるか』12月14日開催(会員・一般)

書籍『気候変動は社会を不安定化させるか』の出版を記念してシンポジウムを開催します。ぜひご参加ください。

シンポジウム概要

  • 日時:2022年12月14日(水曜)16:30-18:10(日本時間)
  • 場所:Zoomウェビナーでのオンライン開催
  • 言語:日・英(同時通訳あり)
  • 詳細:

プログラム

  • 開会挨拶・司会:藤原帰一(東京大学名誉教授/未来ビジョン研究センター客員教授)
  • 書籍レビュー:亀山康子(東京大学新領域創成科学研究科教授)
  • 書籍レビュー:向山直佑(東京大学未来ビジョン研究センター准教授)
  • 執筆者によるコメント
  • 質疑応答

書籍紹介

藤原帰一、竹中千春、ナジア・フサイン・華井和代編著
『気候変動は社会を不安定化させるか』日本評論社、2022年。

序章:気候変動とその政治
藤原帰一、ナジア・フサイン

第1章:21世紀のパンデミック政治と気候変動政治のネクサス
竹中千春

第2章:気候変動対応をめぐる多国間主義のレジリエンス 
城山英明

第3章:エコロジー的近代化とその限界
ロベルト・オルシ

第4章:気候変動と紛争のネクサスおよび英国とシンガポールのリスク評価体系
イー・クアン・ヘン

第5章:気候変動および太陽放射改変の紛争リスク
杉山昌広

第6章:水をめぐる紛争はどこで起きているのか:各種データベースの比較検討を通じて
和田毅

第7章:技術発展および気候変動がもたらす影響:イスラエル・パレスチナの水紛争 
錦田愛子

第8章:気候変動から紛争への経路:アフリカ・サヘルを事例に 
華井和代

第9章:豊かな時代の「欠乏」:マニラ首都圏における水、統治、日々の政治 
ナジア・フサイン

第10章:紛争地域における気候リスクと政治変動:インド、ジャンムー・カシミール州の事例から 
永野和茂

第 11章:気候変動がもたらす中印水紛争への影響:ヤルンツァンポ -ブラマプトラ川の事例から
ヴィンドゥ・マイ・チョータニ

第12章:気候変動 と民主主義:インド・ビハール州における洪水とその政治的含意 
中溝和弥

第13章:干ばつと戦禍のアフガニスタンから国際政治を見る:中村哲・「命の水」灌漑プロジェクトの希望 
清水展


本件にかんするお問い合わせ先

東京大学未来ビジョン研究センターSDGs協創ユニット

  • sdgs [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



参加型評価手法MSC中級研修Ⅰ:質的インタビュー編(会員・一般)

MSC実施の留意点である、質的インタビュー技術の習得を目的とした、中級・インタビュー編を開催いたします。奮ってご参加ください。

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレームのような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」を集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。人間の意識・行動変容など、想定外・質的変化の把握や分析ができ、学習や改善を促進する特徴があります。手法の詳細はこちらをご覧ください。

参加型評価とは/most-significant-change/

開催概要

  1. 日時:2022年12月3日(土曜)14:00-16:00(日本時間)
  2. 場所:Zoomを活用して、オンラインで行います。マイクとカメラのついたPCと安定したインターネット環境が必要です。配布資料は事前にEメールでPDFファイルをお送りします。
  3. こんな方にお勧めします:
    MSC入門研修を受講した方が対象ですが、入門を受講していなくても、NGO/NPOなど非営利活動に関わっていて、質的(定性的)インタビュー(半構造化インタビュー)技術を習得したい方にもお勧めですので、受講できます。すぐに活用できる実践的な研修です。MSC手法そのものに関心のある方は「入門」からの受講をお勧めします。次回の入門編は、2月に開催の予定です。
  4. セミナーのねらい:
    質的調査に必要な、半構造化インタビューや、MSCに必要なアウトカム(変化)を聞くインタビュー技術を習得する。前回の同内容研修の報告はこちらです。
    sankagatahyouka/archives/
  5. プログラム
    ・講義:質的調査(評価)に必要なインタビューとは?
    ・演習:グループワーク:
    1.良いインタビュアーとは
    2.適切なインタビューの進め方
    ・演習:グループに分かれて半構造化インタビューのロールプレイ
    ・まとめと振り返り
  6. 講師:田中 博
    一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。
  7. 受講料:¥7,000-(税込み)
  8. 申し込み:こくちーずプロでお申し込みください。送られてくるメール記載の口座に期日までに受講料をお振込ください。

    ・しめ切り:11月26日(土曜)
    ・定員:9名(最少催行人数:3名)


本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人参加型評価センター 

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

・個人情報は本講座と参加型評価の情報提供以外に使用しません

※三位一体のMSC研修シリーズ:MSCができるようになるのが目標
・入門:初心者向きにMSCの基本を体験
・中級Ⅰ:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習→今回はコレ!
・中級Ⅱ:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計




参加募集「社会貢献する人のためのNFT講座」9月30日開催(会員・一般)

社会貢献する人のためのNFT講座

–新しい価値を生み出す技術で国際協力&地域おこし–

グローカルな仲間たちは国際協力と地域おこしの融合をする様々な勉強会を開催しています。
国際協力や地域おこしの社会貢献を志す方々の悩みで「資金をどうしよう!?」という悩みは共通ではないでしょぅか?

最近、「NFT」などの新しい価値づけのシステムがでてきており、新しい資金調達方法として注目されています。

NFTを活用したアフリカでの支援をしているメンバーの方を講師にお招きして、NFTやブロックチェーンなどの新しい技術がどう社会貢献に使えるのか、ウガンダでの事例などを紹介しながらざっくばらんに交流する勉強会を企画しました。

開催概要

  • 日時: 2022年9月30日(金曜)18:00- 20:00 (懇親会~22:00)
  • 場所: オンライン x リアル
    リアル会場は、NPO法人ミライテ(電機通信大学内)調布駅から徒歩10分
  • 参加費:リアル・オンラインともに無料
  • 主催:グローカルな仲間たち x NPO法人ミライテ

特徴

  • 社会貢献するための資金調達として、クラウドファンディングを超える新しい資金調達(お金の集め方)としてNFTについて学びます
  • 具体的事例として「Open Town」というウガンダの村落開発などにNFTを活用している事例を紹介してもらいます
  • ワークショップ形式で、参加者が自分のなかでNFTをどう生かしていくか、アイデアを出していきます
  • 講師を含めて、グローカルな仲間たちの参加者たちとの交流を通じて、今後、一緒に社会貢献するプロジェクトをしていく人脈を広げます

講師

今井梨紗子(株)KiHeiTai

大学で開発・環境学を学ぶ。その後大使館勤務を経て、植民地起源都市の住宅政策について深めるため、イギリスで都市計画を修了。開発コンサルタント約18年。地下水開発の社会調査、都市環境分野・保健分野のほか、インフラ案件のプロジェクト評価に従事。


本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち・三好崇弘

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

*注意: 社会貢献するひとのためのと銘打ってますので、もうけ話ではありませんのでその点はご注意を。よろしくお願いいたします。




公開シンポジウム「若手研究者をとりまく評価-調査結果報告と論点整理-」

今年6~7月に実施いたしました「若手研究者をとりまく評価に関する意識調査(webアンケート)」にご協力いただきまして、重ねて御礼申し上げます。おかげさまで、多くの方々からご回答をいただくことができました。

このたび、日本学術会議若手アカデミーでは、公開シンポジウム「若手研究者をとりまく評価-調査結果報告と論点整理-」をオンライン開催いたします。「若手研究者をとりまく評価に関する意識調査」(webアンケート)の結果をご報告し、若手研究者をめぐる評価のあり方について議論します。

公開シンポジウム「若手研究者をとりまく評価-調査結果報告と論点整理-」

1.趣旨

世界的な競争、評価をめぐる問題、キャリアパスに関する課題など、若手研究者をめぐる研究・知識生産の環境は多くの課題を抱えています。安定的な活動基盤の獲得のために、時にチャレンジングな研究の回避、あるいは評価指標を過度に気にした活動などの弊害が指摘され、知識生産の可能性を損ねていくことが危惧されています。

日本学術会議若手アカデミーでは、2022年6月から7月にかけて「若手研究者をとりまく評価に関する意識調査」を実施し、全国の多くの若手研究者から回答を得ました。本シンポジウムでは意識調査の結果を報告するとともに、若手研究者をめぐる評価のあり方について幅広い視点から議論し、知識生産をめぐるより良いエコシステムの形成に向けた論点整理を行います。

2.日時

2022年(令和4年)10月6日(木曜)13:00~15:30

3.場所

オンライン開催

4.プログラム

5.申込み

要・事前申込み。以下のURLからお申し込みください。


本件にかんするお問い合わせ先

日本学術会議若手アカデミー
小野悠

  • E-mail: [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



IDCJプロフェッショナル統計分析ワークショップ応用編『STATAによるデータ分析の演習』10月7日開催(会員・一般)

この度、国際開発センター(IDCJ)では以下のワークショップを開催致しますので、ご関心がございましたらご参加をご検討ください。

好評をいただいでている「STATAによるデータ分析」の3回目です。STATAは国際協力の分野で標準になりつつある統計分析ソフトです。ご関心がございましたらご参加をご検討ください。この日本総代理店のLightstone社の協力を得て実施するショートコースです。ちなみに、STATAのアメリカ本社のサイトにもこのIDCJのコースの告知が掲載されております。

プロフェッショナル統計分析ワークショップ(応用編):STATAによるデータ分析の演習

  • 告知サイト 
  • アメリカ本社の告知サイト #japan

テキスト入力ゼロで、メニューバーから選択&クリックのみで実施します
STATA Data Analysis: No text command but point & click from the Menu bar.

開催概要

  • 日時:2022年10月7日(金曜)16:00-18:00
    *その後、1時間程度、STATAによる構造方程式モデリング(SEM)の演習を実施しますので希望者はご参加いただけます。
  • 場所:Zoomで実施
  • 使用言語:日本語
  • 募集人数:30名(最小開催人数:10名)
  • 参加料:5,000円
  • 主催:国際開発センター(IDCJ)評価部

参加条件

「プロフェッショナル統計分析ワークショップ」を修了された方。もしくは同等の知識を有する方。

申込先

ウェブサイトの「お申し込み」をクリックして、Google formに移動して必要事項をご記載ください(お名前、ご所属、電話番号、emailアドレス)。確認後にPeatixの振込サイトをお知らせ致します。
*申込期日:9月30日(金曜)17:00

受講方法

STATA17ショートコース版を事前にインストールしていただきます。これはSTATA17そのものですが、30日間の期間限定版です。申込受付完了後に、事前にダウンロード先とパスワードをお送り致します。

  • テキスト:PDF(パスワード付き)をメールでお送りしますので、印刷してお手元にご準備ください。
  • 使用するOS:WindowsあるいはMacどちらのパソコンでも結構です。

研修内容

  • 第0セッション:STATAの立ち上げとLog記録の開始&終了
  • 第1セッション:ヒストグラム、平均、分散、標準偏差
  • 第2セッション:対応のあるt検定(事前-事後の平均値差検定)
  • 第3セッション:独立のt検定(介入群・比較群の平均値差検定)
  • 第4セッション:回帰分析
  • 第5セッション:構造方程式モデリング(潜在変数の導入)(希望者のみ)

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター(IDCJ) 評価部
主任研究員・佐々木亮(Ryo SASAKI)

  • Email : [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • URL : 
  • 電話番号:03-6718-5932
  • FAX番号:03-6718-0910
  • 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川12階

★広報ビデオ『Tips1 統計分析のかんどころ』(7分)
★広報ビデオ『Tips2 インパクト評価の5つのデザイン』(14分)




IDCJプロフェッショナル統計分析ワークショップ「-応用コース-第1回合同視聴会」10月5・6日開催(会員・一般)

この度、国際開発センター(IDCJ)では以下のワークショップを開催致します。ご関心がございましたらご参加をご検討ください。

なお、IDCJ評価ではユーチューブで「統計分析Tipsシリーズ」の公開を開始しました。このワークショップの紹介も行う数分のビデオですので統計分析にご興味のある方は是非ご覧ください。

  • Tips1 統計分析のかんどころ(7分) 
  • Tips2インパクト評価の5つのデザイン(14分) 

プロフェッショナル統計分析ワークショップ-応用コース-

第1回合同視聴会の開催決定!!

  • 開催日:2022年10月5・6日(水曜、木曜)9:30-17:00
  • サイト 
  • 時間割 

コースの説明

講師とともに各コマの講義ビデオを見て、その後に補足説明と質疑応答を行います。講師および他の受講生と一緒に見ることでモチベーションアップが期待できます。

各コース(それぞれ2~3コマで構成)の修了者にはミニ修了証(Certificate)が授与されます。また合同視聴会に参加する以外にオンデマンドで好きな時間に受講することもできます。

サイトでは「過去にいただいた質問と回答」、使用するフリーソフトのインストールの方法を公開しております。

以下のビデオを見た後にインストラクターの補足説明&質疑応答の時間を設定しています。1コマから受講できます。

  • 応用コース1:「インパクト評価の最新テクニック(DID, PSM, IV*)」(ビデオ約1時間x3コマ)
    *差の差(DID)、傾向スコアマッチング(PSM)、操作変数法(IV)
  • 応用コース2:構造方程式モデリング(SEM)(ビデオ約1時間x3コマ)
  • 応用コース3:サンプルサイズの計算(ビデオ約1時間x2コマ)
  • 応用コース4:メタ分析(システマティックレビュー)(ビデオ約1時間x2コマ)

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター(IDCJ) 評価部
主任研究員・佐々木亮(Ryo SASAKI)

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-6718-5932
  • FAX番号:03-6718-0910
  • 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川12階

また、プロフェッショナル統計分析ワークショップ(基礎コース)も引き続き参加者を募集中です。12/14~16の開催で、今回は英語での開催です。受講者の事後サーベイの結果も掲載しております(和文、英文双方)。




ウェビナー:第35回・プロフェッショナル統計分析ワークショップ(英語)

この度、国際開発センター(IDCJ)では、誰でも必ずわかる!と好評をいただいている『プロフェッショナル統計分析ワークショップ』を12月に開催することになりました。

使用言語は英語です。修了者には、Certificate(英文の修了証)が発行されます。参加条件は、たし算、ひき算、かけ算、わり算ができることと、エクセルでスムーズに数字の入力ができることです。それではご参加のご検討をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

35th Professional Statistical Analysis Workshop: Basic and Advanced techniques for Impact Evaluation

“Anyone can understand without fail and you can be a professional !!”

  • Date & Time: December 14 (Wed), 15 (Thu) , 16 (Fri), 2022
  • Venue: Zoom
  • Language: English
  • Certificate: A certificate in English will be awarded to the one who complete the whole program.

Instructor

  • Ryo SASAKI,
    Ph.D. in Evaluation, Western Michigan University (USA) (Senior Researcher, IDCJ Inc.)
  • Keiichi TAKAKI,
    Ph.D. in Sociology, Stanford University (USA) (Bunsekiya .)

Website and application

Program(Schedule)

Ex-post Survey Result

  • (English):
  • (Japanese):

本件にかんするお問い合わせ先

International Development Center of Japan (IDCJ).
佐々木亮/Ryo SASAKI

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • Phone:+81-3-6718-5932
  • Fax:+81-3-6718-0910
  • Shibaura Crystal Shinagawa 12th Floor. 1-6-41 Konan,Minato-ku, Tokyo 108-0075,Japan



参加者募集『第10回・緊急時の教育支援の最低基準(INEEミニマム・スタンダード)研修』9月13~15日開催(会員・一般)

下記のとおり緊急時の教育支援の最低基準(INEEミニマム・スタンダード)オンライン研修を開催しますので、ぜひご参加いただければ幸いです。

<INEE ミニマム・スタンダードとは>
紛争や災害などの緊急時、被災者は平時のような教育を受けることができなくなります。しかし、教育を受けることは権利であるとともに、教育や適切な保護、ケアを通して、子どもたちの生命や権利、尊厳を守ることが可能になります。

子どもたちが更なるリスクに晒されことを防ぐためにも、紛争や災害が起こった場合も速やかに教育分野における支援を行うことが大切です。

そこで、約130の組織、機関から、政策立案者、教育関係者、研究者、NGOスタッフ、国連スタッフが参加するネットワーク機関INEE(Inter-Agency Network for Education in Emergency)が設立され、危機的な状況に置かれた人々を含むすべての人々が安全で質の高い教育にアクセスできる環境を確保するための最低基準が開発されました。

その最低基準をINEE ミニマムスタンダードといいます。緊急人道支援の基準であるスフィアスタンダード、Core Humanitarian Standardの教育セクターのコンパニオンと位置づけられています。

※ INEE : Inter-Agency Network for Education in Emergencies 
※ INEEミニマム・スタンダード・ハンドブック日本語版(参考)

開催概要

  • 日程:2022年9月13日(火曜)、14日(水曜)、15日(木曜)の3日間(14:00~18:00)
  • 会場:Zoomで実施しますので海外の方も参加できます。
  • 定員:16名
  • 参加費/資料代:5000円(※事前にご送金いただきます。方法は後日ご連絡します)
  • 主催:教育協力NGOネットワーク(JNNE)
  • 助成:Education Cannot Wait (ECW)

目的

この研修の目的は、研修終了時に参加者が、①緊急時における教育支援の重要性を理解し、緊急時の教育のミニマム・スタンダードを理解し、緊急時の教育支援事業の事前調査、計画立案に適用できるようになることです。

参加資格

以下5つの条件をすべて満たす方

  1. 国際人道支援・開発協力・国内災害支援の職員(NGO、NPO、政府、自治体、JICA、国連等の職員、企業の社会貢献担当職員、元職員も可)、将来国際人道支援に従事する予定の学生等の方。
  2. 研修の成果を業務に活かせる(予定の)方
  3. 過去にJNNE主催の2日間のINEEMS研修を受けたことの<ない>方
  4. INEEMSハンドブック内容()など基礎的な英語が理解できる方
  5. 3日間の全てのセッションに参加できる方

言語

研修は日本語で行いますが、INEEMSハンドブックおよび教材の一部は英語です。参加者には日本国内の方にはハンドブックを郵送しますが、海外の方は、PDF版をDLしてください。ハンドブック以外の研修資料は事前にメールでお送りします。

プログラム内容

一部変更の可能性があります。

1日目

  • 人道支援における質の保証と説明責任(人道原則、人道支援の国際基準)
  • 緊急時の教育はなぜ重要なのか
  • INEEミニマム・スタンダードの枠組み(講義)

2日目

  • INEEミニマム・スタンダードの枠組み(演習)
  • INEEミニマム・スタンダードをどう使うか-事前調査―

3日目

  • INEEミニマム・スタンダードをどう使うか-事業形成―
  • 質疑応答、行動計画づくり、閉会

*すべてのセッションに参加された方に修了書を授与します。

申し込み方法

以下のリンクからオンラインでお申し込みください。参加資格を満たしている方から先着順で参加を確認し、定員に達したら締め切ります。

トレーナー

トレーナーはJNNE主催によるトレーナー研修を受講済です。

  • 岡野谷純(日本ファーストエイドソサェティ代表理事)
  • 萩原宏子(シャンティ国際ボランティア会、ネパール事務所長)
  • 松本直美(ジャパン・プラットフォーム事業評価部・M&E専門家)

留意事項

お申込み後5日以内に参加の可否について当方からのご連絡を受け取られていない場合、お手数ですが、問い合わせ先にメールでご連絡願います。申し込み後キャンセルされる場合、なるべく早くメールでご連絡願います。また参加費は返却できません。ただし、その後の回に参加される場合、研修資料は受領済なので、2500円でご参加いただけます。


本件にかんするお問い合わせ先

教育協力NGOネットワーク(JNNE)
事務局長 三宅

  • jnne [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



ウェビナー『日本の戦後開発協力の展開と今後の展望』8月30日開催(会員・一般)

今回は、40年近くにわたり開発コンサルタントとして、多数のODAプロジェクトに従事してきた(株)レックス・インターナショナル会長、橋本強司氏をゲストに迎え、オンラインセミナーを開催します。

特に今後、開発コンサルティング業界を目指す学生の方、若手の方だけでなく、既に開発コンサルティング業界で働いている若手社員におすすめのセミナーです。

今回はこんな話が聞けそうです。

 #戦後の開発協力とは?
 #これからの開発コンサルタントに必要なことは?
 #開発コンサルタントの将来は?

皆さまのご参加お待ちしています。

開催概要

  • 日時:2022年8月30日(火曜)16:00-17:30頃予定
  • 方法:Zoomを利用したオンライン
  • 対象:このテーマに関心がある方
    ※特に開発コンサルティング業界を目指す学生・若手の方、既に開発コンサルティング業界で働く若手の方におすすめです。
  • 詳細 

お申込み

8月28日までに以下のフォームよりお申込みいただければ、参加URLをご案内します。

プログラム

1.「日本の戦後開発協力の展開と今後の展望 」
2.質疑応答

講師

(株)レックス・インターナショナル会長
橋本強司(はしもと つよし)さん

略歴

1949年 東京生まれ
1972年 東京大学工学部建築学科卒
その後、米国南カリフォルニア大学で修士(環境工学)、コーネル大学でPh.D.(水資源計画、経済、オペレーションズ・リサーチ)取得。国際応用システム分析研究所(IIASA;在オーストリア・ウィーン、研究員)、(財)国際開発センター(研究員)、日本工営(株)(企画部副参事、経済部次長、都市・地域開発部次長)を経て、1995年(株)レックス・インターナショナルを設立、代表取締役。2001年より2016年まで学習院大学経済学部非常勤講師。2010年より一般社団法人海外コンサルタンツ協会理事。2014年より2021年まで「国際開発ジャーナル」論説委員。37年間にわたり国際協力事業団及び独立行政法人国際協力機構(JICA)による多数の技術協力案件で、総括責任者を歴任。
専門分野 都市・地域開発、環境、組織・制度、水資源管理、プロジェクト経済他。

著書

『これからの開発コンサルティング』(勁草書房) 1992年
『日本を変える 日本人が変わる』(山手書房新社) 1995年
『21世紀のアジア国際河川開発』(勁草書房、共編著) 1999年
『地域開発プランニング―その考え方・手法・海外事例』(古今書院)2000年
『匿名性とブラックボックスの時代』(文芸社) 2006年
『開発調査というしかけ-途上国と開発コンサルタント』(創成社)2008年
『開発援助と正義』(幻冬舎ルネッサンス)2013年
『日本の進む道』(国際開発ジャーナル社) 2018年 他

■プロジェクト計画・評価関連の論文(英文)多数
「水資源計画における評価手法」
「費用分担とプロジェクト評価」
「複数インフラプロジェクトの評価手法」
「多目的計画法による水資源配分」 他

注意事項

  • 実施報告(匿名で質疑応答などをまとめる予定)は公開予定です。あらかじめご了承ください。
  • プレゼンテーション部分は後日配信する可能性があります。
  • 録音・録画・チャットの保存はご遠慮ください。

本件にかんするお問い合わせ先

(一社)海外コンサルタンツ協会
(担当:河野)

  • E-mail:kono [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

(株)レックス・インターナショナル




新刊案内:『インパクト評価のシンセシス事例集』の公表

この度、『インパクト評価のシンセシス事例集』が公開されました。これは、複数のインパクト評価の結果を統合した「まとめ論文」を紹介して解説したレポートです。「まとめ論文」を、英語ではシンセシス(Synthesis)と呼びます。近年、インパクト評価が普及してきましたが、それらをまとめて、より一般的な知識を生み出すことが求められています。そのシンセシスの4つの事例を紹介しております。

とくに4番目は、「『アフリカ大陸のSDGの達成:セクター横断的なエビデンスギャップマップ』(3ie, 2022)を分かりやすく論じる」という解説となっております。無料でダウンロードできますので、ぜひお手に取ってご覧ください。

『インパクト評価のシンセシス事例集』 (2022)

佐々木亮(国際開発センター)

(ダウンロード先)

内容

  1. 複数セクターを超えた費用対効果分析:限られた政府予算はどのセクターに優先的に配分すべきか?
    『政府政策の統一的な厚生分析』(ヘルデン&スプリング-カイザー、2020)をわかりやすく論じる
  2. 世の中の保護者の疑問に答える:テレビゲームは子供の性差別や暴力行動を誘発しているのか?
    『ビデオゲームにおける性的描写はプレイヤーに悪影響を及ぼすか?メタ分析による検証』(ファーガソン他、2022)を分かりやすく論じる
  3. エビデンスに基づく政策立案(EBPM)を妨げるもの:73件の自治体RCTの活用度合はどの程度か?
    『エビデンスの適用を妨げている要因』(デベラビギナ、キム&リノス、2022)を分かりやすく論じる
  4. エビデンスギャップマップの事例:伝統的なメタアナリシスに代わる「可視化地図」
    『アフリカ大陸のSDGの達成:セクター横断的なエビデンスギャップマップ』(3ie, 2022)を分かりやすく論じる

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター(IDCJ) 評価部
主任研究員:佐々木亮

国際開発センター(IDCJ)のウェブサイト「評価手法を学ぶ ・インパクト評価事例集」

  • URL :
  • Email : [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-6718-5932
  • FAX番号:03-6718-0910
  • 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川12階



「気候変動適応策・途上国支援ファイナンスセミナー」9月2日開催(会員・一般)

「COP27(適応のCOP)に向けた気候変動枠組条約第56回補助機関会合(SB56)結果と適応施策・ファイナンスの最新動向~誰一人取り残さない適応策構築を目指して~」を9月2日に開催します。

1.背景・目標

2022年11月6日~18日に開催されるCOP27(国連気候変動枠組条約第27回締約国会議)は、「適応のCOP」ともいわれる。その背景には、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第6次評価報告書でも示された気候変動による悪影響・被害の顕在化がある。気候変動の原因となる温室効果ガス削減(緩和策)を進めるだけでなく、気候変動による悪影響・被害を防ぐ適応策の実践が世界的に一刻を争う課題となっている。

COP27は、エジプトで開催される。これまでも、温室効果ガス排出量が比較的少ないにもかかわらず、干ばつ・飢餓等の気候変動による悪影響・被害を受けてきたアフリカ諸国をはじめとする途上国は、先進国による適応支援を強く求めており、昨年のCOP26で多くの先進国は途上国への適応支援強化を打ち出した。日本も、途上国への適応支援倍増を表明し、脆弱国・貧困国の適応策を支援するアジア開発銀行(ADB)・国際開発協会(IDA、世界銀行グループ)・CTCN・GCF・適応基金等への資金拠出も行っている。そうした国際機関の多くが、途上国の脆弱層・貧困層への支援を拡大しつつある。

COP26では、その開催都市グラスゴー(英国)とCOP27の開催都市シャルム・エル・シェイク(エジプト)の名が冠された、「適応に関する世界全体の目標(GGA:Global Goal on Adaptation)に関するグラスゴー・シャルム・エル・シェイク作業計画」の設立が合意された。COP27では、グラスゴー・シャルム・エル・シェイク作業計画も含め適応に大きな焦点が当てられる。6月6日から16日に開催される国連気候変動枠組条約第56回補助機関会合(SB56)でも、適応関連の議題が設定されている。

気候変動適応は日本にとっても喫緊の課題であり、日本政府は、国内の地域・市民・企業等の気候変動適応策を推進している。昨年、気候変動適応計画を改定し、気候変動適応に関する施策の基本的方向性・分野別施策・基盤的施策・進捗管理の実施等について記載した。また、日本政府は、企業・自治体等が自らの気候変動による悪影響・被害のリスクを回避するとともに、企業等が拡大する適応ニーズをビジネスに結び付けていくための、適応ファイナンス支援の取組も進めている。

そこで、以下の目的のために、本セミナーを開催する。

  • SB56結果・COP27に向けた課題・日本の適応関連施策/ファイナンス・国際機関の取組等を共有し、今後の適応取組・施策・ファイナンス等に関する様々なステークホルダーの理解を促進する。
  • 特に、脆弱な人々/コミュニティの悪影響・被害を防ぐ適応策推進のために何が必要かを検討し、日本政府・国際機関・企業・NGO・市民等の取組を後押しする。

2.日時

2022年9月2日(金曜)15:00~17:30

3.場所

Web開催(英日通訳あり)

4.対象

気候変動政策・適応策・ファイナンス・ESG・環境ビジネス・国際協力・SDGs等に関心を寄せる/取り組むメディア・企業・NGO・市民・学生・研究者・自治体・省庁・国会議員・国際機関等

5.主催

主催:特定非営利活動法人「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
助成:環境再生保全機構地球環境基金

6.セミナープログラム<以下、敬称略>

「開催趣旨説明」
足立治郎(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)事務局長)

(1)報告・提起
・「SB56結果とCOP27への展望、日本の途上国気候変動対策(特に適応分野)支援(仮題)」
外務省御担当者

・「アジア開発銀行(ADB)による気候変動 (特に適応面)への途上国支援(仮題)」
Arghya Sinha Roy(アジア開発銀行(ADB)持続的開発・気候変動局気候変動・災害リスク
管理課首席気候変動専門官)

・「SB56参加報告と適応関連施策/途上国支援策に関する提案(仮題)」
遠藤理紗(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)気候変動プログラムリーダー)

(2)質疑応答・意見交換

○パネリスト:講演者
○論点(案):
・今後必要となる適応に関する国内取組・途上国支援策・ファイナンスのあり方とは?
・企業・自治体・NGO・市民等の役割とは?
・日本がCOP27等で世界に打ち出すべきことは?    等

7.参加費

無料

8.定員

500名(定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承ください。)

9.お申し込み

下記よりお申し込みください。

お申し込みいただいた登録メールアドレスに、参加のための情報(ZOOMリンク先等)を開催前日(9月1日)にお送りします。
※参加申込において記載された内容(個人情報)は、本セミナーに関する目的に限り利用させていただきます。

10.事前準備

  • 開始時間の1時間前(予定)までにJACSESのウェブサイト()に資料を掲載いたしますので、掲載された資料をお持ちのノートパソコン・タブレット等に保存の上、当日ご活用ください。
  • 本セミナーはZOOMにて開催いたしますので、セミナー開催日までにZOOMのダウンロードをお済ませくださいますようお願い申し上げます。下記のリンクを押しますとZOOMのダウンロードページに移動します。

本件にかんするお問い合わせ先

特活)「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
足立治郎・遠藤理紗

  • Eメール:jacses [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-3505-5552



オンライン「参加型・質的評価手法MSC入門研修」8月27日開催(会員・一般)

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレームのような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」のエピソードを集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。

人間の意識や行動変容など、想定外・質的な変化の把握や分析ができ、組織学習や活動を改善する特徴があります。また、評価に参加するスタッフや受益者へのエンパワーメント効果があります。手法の詳細はこちらをご覧ください。

参加型評価とは/most-significant-change/

「量的な評価では測れないものがあるのではないか」「説明責任のための評価だけで良いのだろうか」「評価を通じて関係者が元気になることはできないのか」などを考えている方にピッタリです!

これまでに300人以上が受講した、人気の研修です。

開催概要

(1)日時

2022年8月27日(土曜)14:00-16:00(日本時間)

(2)場所

Zoomによるオンライン開催。マイクとカメラのついたPCもしくはタブレット、安定したインターネット環境が必要です。

(3)こんな方にお勧めします

NGO/NPO、コンサルタント、教育・福祉、学術関係者など非営利活動に従事している、またモニタリング・評価や研究に携わっている方。今後予定している方。「説明責任」だけでなく「学習」目的の評価に興味のある方。国際協力だけでなく国内活動にも有効です。

(4)研修のねらい

  • MSC手法の概略・目的・特徴などの知識を学ぶ
  • 手法の中核3ステップのロールプレイによる体験
  • 変化のエピソードの比較から、教訓を学ぶ練習

オンライン入門研修(2022/5/14)の報告はこちらを、ご覧ください。

(5)プログラム

  • 講義:MSCの概略・目的・特徴・事例紹介
  • 演習:「重大な変化を集める」ステップの体験
  • 演習:「最も重大な変化を選ぶ」ステップの体験
  • 発表、まとめと振り返り

(6)講師

田中博

一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。

JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会、(公財)日本劇団協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型 評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。

(7)受講料

¥7,000-(税込)

(8)申し込み

下記こくちーずプロでお申し込みください。申込後に届くメールに記載されている銀行口座に、期日までに受講料をお振込みいただくようお願いいたします。緊急連絡のため電話番号は必ずお知らせ下さい。

  • 締切日:8月20日(土曜)
  • 定員:16名(最少催行人数:4名)

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人参加型評価センター 

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

個人情報は本講座と参加型評価センターの情報提供以外に使用しません。

※三位一体のMSC研修:MSCができるようになるのが目標
・入門:初心者向きにMSCの基本を体験→今回はコレ!
・中級Ⅰ:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習
・中級Ⅱ:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計
→3研修すべて受講した方に、修了証を発行することにしました!




オンラインイベント「アフガニスタンの子どもたち・人々の暮らしと支援活動の今~政変から一年を迎えて~」8月15日開催(会員・一般)

2021年夏にタリバンがアフガニスタンを実効支配してから、8月15日で一年が過ぎようとしています。この間、アフガニスタンの人々の日常生活、女性・女子の権利や教育状況などに大きな変化や深刻な影響がみられます。

現在、アフガニスタンでは、人口の半数以上である約2400万人の人たちが緊急人道支援を必要としています。

この4年間で2度の干ばつに見舞われ、食糧価格は高騰し、食糧危機はかつてないほど深刻な状況になっています。緊急に対応しなければ、5歳未満の2人に1人の子どもが栄養失調により命を落とすだろうといわれています。

女子の教育や女性の就労などを含む権利についても著しく制限があります。女子の中等教育(中学校・高校)は正式に認可されておらず、あらゆるレベルでの教育の再開が急務の課題です。

このオンラインイベントでは、NGOの現地職員や現地の方々の声をお伝えするとともに、支援に携わる団体や報道関係者よりご報告いただき、アフガニスタンの人々・子どもたちが置かれている状況を理解するとともに、支援活動の在り方を、参加者の皆様とともに考えます。ぜひご参加いただければ幸いです。

開催概要

  • 日時:8月15日(月曜)17:30-19:00(プログラムの変更や時間が若干前後する場合がございます)
  • 開催方法:オンライン(zoom) 遅刻・早退参加可能
  • 参加費:無料
  • 定員:100名(先着順)
  • 対象:アフガニスタン支援や現状に関心ある方
  • 主催:アフガニスタンワーキング・グループ(JANIC)

お申込方法

以下のフォームよりお申込みください(※8/14〆切)
 

内容

1. 足元の経済情勢と人道・開発のネクサス
2. アフガニスタンの子どもたち・人々の生活の変化とNGOの支援活動
(1)子どもの生活の変化
(2)女性の権利・女子教育の変化
(3)食糧危機の深刻化
3. パネルディスカッション

登壇者

  1. 米山泰揚  世界銀行 駐日特別代表
  2. (1)Behishta(セーブ・ザ・チルドレン アフガニスタン事務所 副代表)*ビデオによる参加
    (2)山本英里(公社シャンティ国際ボランティア会 事務局長 兼 アフガニスタン事務所長)
    (3)乗京真知(朝日新聞国際報道部 次長)
  3. 上記スピーカーならびに、モデレーター: 松本直美 (特活ジャパン・プラットフォーム事業評価部M&E専門家「教育・子どもの保護」)

本件にかんするお問い合わせ先

アフガニスタンワーキング・グループ(JANIC)
山田・芳賀・SVA喜納

  • jwg [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
*ワーキング・グループとは?

国際協力分野等に関して、新しい価値や課題解決、情報共有等をテーマ毎に行っているコミュニティです。




「参加型事業構想手法『プロジェクトサイクルマネジメント: PCM』を学ぼう!」8月20日(会員・一般)

国際開発の分野で事業計画から評価まで活用されているPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)。国際開発と国内の地域おこしをテーマに勉強会などのイベントをしていますグローカルな仲間たちが、PCMの勉強会を開催します。国内の開発事例をつかって、ユニークな場所(六本木一丁目駅直結ビル)で開催します。はじめてプロジェクト作りについて学ぶ方や学生の方歓迎です。

  1. 国際的に活用されている「PCM:プロジェクトサイクルマネジメント」を学ぶ実践的な研修です。
  2. 国際協力だけでなく、国内の地方創生も融合させた新しいアプローチ。
  3. PCMの強みである世界で通用する論理性(ロジック)や「みんなを巻き込む力=ファシリテーション」を体験。個人的なプロジェクトにも当てはめる実践力を磨きます。
  4. PCMの研修を「オンラインとリアルのハイブリッド」のスタイルで体験します。ウェブとリアル空間をつなぐファシリテーションの実例に触れられます。PCMの研修ではまったく新しいの取り組みです。
  5. 六本木にあるリアルなオフィスビルでリアル研修もできます。素敵なオフィスビルの新しい使い方を体験。現場でさまざまな人たちとの関係づくりができます。

開催概要

参加型事業構想手法プロジェクト・サイクル・マネジメントPCM勉強会
「空きビル・空き屋の問題を解決しよう!」

  • 日時:2022年8月20日(土曜)9:45-17:30(+ 懇親会:1時間)
  • 会場:ZOOM(パソコン画面内)を活用します。
    または、リアル(六本木一丁目駅直結のビル: 現在調整中)
    * 場所は「エクシア合同会社」のオフィスを使わせていただく予定です。参加者したことで、エクシアからの営業などは全くしません。また参加者同士のマルチビジネスなどの紹介や勧誘などは、通常のグローカルな仲間たちのルールを適用し、一切禁止しておりますので、ご安心ください。
  • 講師:
    三好崇弘(みよしたかひろ)インストラクター/ MC
    塚田佳満(つかだよしみつ)ファシリテーター/ リソースパーソン
    大山沙代美(おおやまさよみ)ファシリテーターアシスタント/ コーディネーター
  • 参加資格:国際協力や日本の地域おこしなど、興味がある方。国際協力で使われているマネジメント方法を学びたい方。空きビルの新しい使い方を体験したい方。業界を超えた新しい人脈を形成したい方。高校生も可。オンラインの場合は、ある程度のパソコン技術(ワードの描画で簡単な図を描ける程度)と、当日はパソコン(カメラとマイク付き)とWifi接続(自己負担)が必要です。
  • 募集人数:18名 (リアル・オンライン含めて)
  • 参加費
    一般:6,000円、学生:1,000円 (フルタイムの学生)
    *上記料金は、事前プログラム参加費、pdf資料代・教材代を含みます

本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち
三好崇弘

  • html
  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



気候変動セミナー「温室効果ガス“ネットゼロ”」7月28日開催(会員・一般)

今回は、見過ごされがちな大きな温室効果をもち、排出の大幅増加も予測されるフロン・メタン等の削減に向けて、動き出した世界・日本の今とこれからをテーマに開催します。

開催概要

プログラム

開催趣旨説明

遠藤理紗(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)気候変動プログラムリーダー)

1.報告・提起

  • 「フロン類・短寿命気候強制因子による気候変動・環境影響と緩和策に関して(仮題)」
    花岡達也(国立環境研究所社会システム領域地球持続性統合評価研究室室長)
  • 「国内のフロン類排出抑制施策の現状とフルオロカーボン・イニシアティブの国際展開(仮題)」
    豊住朝子(環境省地球環境局地球温暖化対策課フロン対策室長)
  • 「グローバル・メタン・プレッジを含むメタン対応の国際的潮流と日本の課題(仮題)」
    巣山廣美(サステナビリティ戦略コンサルタント、フロン等温室効果ガスグローバル削減推進協議会(FGRA)監事)
  • 「フロン等の温室効果ガスを削減するための提案~COP26・G7を受けて(仮題)」
    足立治郎(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)事務局長)

2.質疑応答・意見交換 パネリスト:講演者を交えて

○論点(案)
  • フロン・メタンなどの温室効果ガス削減(緩和策)をさらに進めるための国内施策・途上国支援策のあり方とは?
  • 事業者/企業・市民・NGO・自治体・研究機関・メディア等の役割とは? 等

参加費

無料

定員

500名(定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承ください)

お申し込み

下記よりお申し込みください。

登録が完了すると「登録完了ページ」に移動します。当日は、記載されているURL をクリックしてご参加ください。また、ご登録いただいたメールアドレス宛に「登録完了メール」が届きます。
そのメール内の「ここをクリックして参加」をクリックしてもご参加できます。(メールを紛失しないようご注意ください。)

※参加申込において記載された内容(個人情報)は、本セミナーに関する目的に限り利用させていただきます。

事前準備につきまして

  • 開始時間の1時間前(予定)までにJACSESのウェブサイト()に資料を掲載いたしますので、掲載された資料をお持ちのノートパソコン・タブレット等に保存の上、当日ご活用ください。
  • 本セミナーはZOOMにて開催いたしますので、セミナー開催日までにZOOMのダウンロードをお済ませくださいますようお願い申し上げます。下記のリンクを押しますとZOOMのダウンロードページに移動します。

本件にかんするお問い合わせ先

特活)「環境・持続社会」研究センター(JACSES
足立治郎・遠藤理紗

  • jacses [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-3505-5552



『STATAによるデータ分析の演習』8月3日開催(会員・一般)

国際協力分野におけるインパクト評価において、統計分析ソフトとしてStataが使用されることが多くなっております。そのStataの研修コースを開催致します。日本のStata代理店のLightStone社の全面協力を得て実施致します。

この研修では、なぜその計算結果になるのかの理論の説明は省略して、ひたすらメニュー選択&クリックによる操作法とアウトプットの読み方を演習します。(理論の説明にご興味のある方は2か月に一回実施している「プロフェッショナル統計分析ワークショップ(基礎編)」の受講をご検討ください。わかりやすく懇切丁寧にご説明いたします。)

プロフェッショナル統計分析ワークショップ(応用編):STATAによるデータ分析の演習

開催概要

  • 日時:2022年8月3日(水曜)16:00-18:00(若干の延長の可能性あり).
  • 会場:オンライン(Zoom)
  • 使用言語:日本語
  • 参加料:5,000円
  • 主催:国際開発センター(IDCJ)評価部

お申込み

以下のウェブサイトよりお申込みください。

方法

STATA17ショートコース版を事前にインストールしていただきます(30日間の期間限定版)。

テキスト

PDF(パスワード付)をお送りしますので、印刷してお手元にご準備ください。

参加条件

「プロフェッショナル統計分析ワークショップ」を修了された方。もしくは同等の知識を有する方。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター(IDCJ) 評価部
主任研究員・佐々木亮

  • Email : [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • URL : 
  • 電話番号:03-6718-5932
  • FAX番号:03-6718-0910
  • 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川12階



IDCJ・第34回『プロフェッショナル統計分析ワークショップ』7月28日開催(会員・一般)

第34回プロフェッショナル統計分析ワークショップ:インパクト評価の基礎から応用までじっくり学ぶ統計分析テクニック~

“誰でもかならず分かる!と大好評”
受講者の声1:本当にたし算、ひき算、かけ算、わり算だけで説明しきった。感心した。
受講者の声2:学術論文が読めるようになったのがうれしくて今は毎日読みまくりです。

開催概要

開催日程

  • 2022年7月28日(木曜)29日(金曜)の二日間
  • 2022年7月27日(水曜)14:00-17:30「事前研修:インパクト評価の基本デザインと実例」(自由参加)

会場

Zoomで開催します。なお、講義はビデオ録画しますので、見逃したコマや復習にご利用いただけます。
(受講生のみ、講義後1週間限定)

使用言語

今回の使用言語は日本語です。

主催

IDCJ評価部

定員

最大30名(最少開催人数:10名)

参加条件

-足し算・引き算・掛け算・割り算ができること
-エクセルを日常的に使用していること(数字の入力がスムーズにできること)
-Windows用のエクセルが搭載されたPCを用意できること(エクセルのバージョンは2010以上)(Macユーザーの方もエクセル2016以降でしたら大丈夫です。)
-モニター(12インチ以上)を用意できること.

申込方法

上記サイトからGoogleフォームにより必要事項を明記の上、お申込み下さい。

参加費

29,000円(税込)
*事前研修(自由参加)にもご参加いただけます

開催決定後にご連絡するPeatixのサイトでお支払いください(カード可、コンビニ払い可)

申込締切

2022年7月15日(金曜)17時
*定員になり次第締め切りとさせていただきます。

プログラム

テキスト

事前にデータでお送りします。また、日本在住の方には印刷して宅急便でお送りします。

前回の受講生アンケート結果

講師

●佐々木亮・ウェスタンミシガン大学評価学博士(国際開発センター)
●高木桂一・スタンフォード大学社会学博士(株式会社分析屋)


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター(IDCJ) 評価部
主任研究員・佐々木亮

  • Email : [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • URL :
  • 電話番号:03-6718-5932
  • FAX番号:03-6718-0910
  • 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川12階



「参加型・質的評価手法MSC入門研修」8月6日開催@仙台(会員・一般)

個人向けMSC入門研修を、2022年8月6日(土曜)に仙台にて対面で行います。奮ってお申し込み下さい!

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレームのような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」のエピソードを集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。

人間の意識や行動変容など、想定外・質的な変化の把握や分析ができ、組織学習や活動を改善する特徴があります。また、評価に参加するスタッフや受益者へのエンパワーメント効果があります。手法の詳細はこちらをご覧ください。

.com/参加型評価とは/most-significant-change/

「量的な評価では測れないものがあるのではないか」「説明責任のための評価だけで良いのだろうか」「評価を通じて関係者が元気になることはできないのか」などを考えている方にピッタリです! これまでに300人以上が受講した、人気の研修です。

開催概要

  1. 日時:2022年8月6日(土曜)13:30-16:30(たっぷり3時間!)
  2. 場所:仙台市市民活動サポートセンター研修室5(仙台市青葉区一番町四丁目1-3)
  3. こんな方にお勧めします:
    復興支援・被災者支援団体、NGO/NPO、コンサルタント、教育・福祉、学術関係者など非営利活動に従事している、またモニタリング・評価や研究に携わっている方。今後予定している方。「説明責任」だけでなく「学習」目的の評価に興味のある方。国際協力だけでなく国内活動にも有効です。
  4. セミナーのねらい:
    ・MSC手法の概略・目的・特徴などの知識を学ぶ。
    ・手法の中核3ステップのロールプレイによる体験。
    ・変化のエピソードの比較から、教訓を学ぶ練習。
    オンライン入門研修(2022/5/14)の報告はこちらを、ご覧ください。
    sankagatahyouka/archives/
  5. プログラム(予定)
    ・講義:MSCの概略・目的・特徴・事例紹介
    ・演習:「重大な変化を集める」ステップの体験
    ・演習:「最も重大な変化を選ぶ」ステップの体験
    ・発表、まとめと振り返り
  6. 講師:田中博
    一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会、(公財)日本劇団協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型 評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。
  7. 受講料:¥10,000-(税込み)
  8. 申し込み:下記こくちーずプロでお申し込みください。申込後に届くメールに記載されている銀行口座に、期日までに受講料をお振込みいただくようお願いいたします。緊急連絡のため電話番号は必ずお知らせ下さい。
    d83bb23ac840eaa2d8e58f3636555043/
    ・締切日:7月22日(金曜)
    ・定員:20名(最少催行人数:5名)

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人参加型評価センター 

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

・個人情報は本講座と参加型評価センター、地星社の情報提供以外に使用しません。

※三位一体のMSC研修:MSCができるようになるのが目標
・入門:初心者向きにMSCの基本を体験 →今回はコレ!
・中級Ⅰ:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習
・中級Ⅱ:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計
→3研修すべて受講した方に、修了証を発行することにしました!




募集案内:PhD scholarship to work on SDGs and the Leaving No One Behind (LNOB) framework at the Ramon Llull University in Barcelona

The “Enric Julià Danés Doctoral Grant” sponsors a three‐year scholarship to pursue a PhD at the IQS School of Management (Universitat Ramon Llull) in Barcelona, Spain under the “Business and Territorial Competitiveness, Innovation and Sustainability” doctoral programme.

詳細は、以下のページをご覧ください。




OECC第4回橋本道夫記念シンポジウム「今後の気候変動対応とウクライナ危機」6月10日開催(会員・一般)

近年世界は、カーボンニュートラルやSDGsの達成に向け、大きな変貌を遂げている中、先般IPCC第6次評価報告書が取りまとめられ発表され、気候変動対策が引き続き喫緊の課題であることを再認識させられました。

海外環境開発協力分野に長く取り組んできた我々として、この報告書からのメッセージをどのように受け止め、今後の活動にどのように反映させていくべきか、とりわけSDGs達成、「環境インフラ海外展開プラットフォーム」(Japan Platform for Redesign: Sustainable Infrastructure: JPRSI)への更なる取組、自然との共生等の観点から、どのような行動が求められているかについて議論します。

また、昨今のウクライナ危機やコロナ禍への対応等、国際社会・経済が激変・複雑化する中で、海外環境開発協力分野において、どのような対応をしていくべきかについて考える糸口を探ります。

開催概要

  • 日時:2022年6月10日(金曜)14:30~17:00
  • 場所:オンライン(Zoom) ※Zoom URLは、参加登録の受付完了メールにてご案内いたします。
  • 参加費:無料

申込方法

以下URL(申込フォーム)よりお申込みください。

プログラム

<開会挨拶>
竹本 和彦(一般社団法人海外環境協力センター(OECC) 理事長)

<来賓挨拶>
中井 徳太郎(環境省 環境事務次官)

<基調講演>
「今後の気候変動対応とウクライナ危機」
三村 信男(OECC会長、茨城大学 地球・地域環境共創機構 特命教授、IPCC/AR6 WG2レビューエディター)

<パネル・ディスカッション>
○パネリスト:
・水谷 好洋(環境省 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官)
・岩崎 英二(国際協力機構(JICA)地球環境部 部長)
・三村 信男(OECC会長)

○コメンテーター:
・亀山 康子(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授/国立環境研究所 社会システム領域 上級主席研究員)
・森田 香菜子(森林総合研究所 生物多様性・気候変動研究拠点 主任研究員/慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任講師)
・西川 絢子(環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室 インフラ推進官)
・加藤 真(OECC 理事、業務部門長)

○ファシリテーター:
竹本 和彦(OECC 理事長)


本件にかんするお問い合わせ先

(一社)海外環境協力センター(OECC)

  • oecc_symposium@



新刊案内『Empowerment Through Agency Enhancement』

この度、学会員3名(佐藤峰、佐柳信男、柳原透)で執筆した“Empowerment Through Agency Enhancement: An Interdisciplinary Exploration”Palgrave Macmillan社より発刊されました。

本書は、国際協力(住民参加、ジェンダーと開発)、ソーシャルワーク、公共サービスの提供という3つの文脈を主な事例に、主体性の定義、その醸成の阻害・促進の要因やメカニズムを理解することに焦点をあてています。本書の目的は、1)主体性の重要な役割を認識し、2)その定義と位置づけを検討し、3)多層的な条件を理解し、主体性の醸成がどのように起こりうるかについての作業理論を作り、4)主体性の醸成を可視化し評価するためのアイデアを共有することです。

公共サービスや国際協力など様々な社会的なプロジェクトのより効果的な実施と持続可能性のために、働きかけの対象者側の「主体性(エージェンシー、人が自ら「内側から」動くための力)」が果たす重要な役割を認識することから出発し、外部支援者が、そうした能力の発露をどのように後方支援し、活性化できるのかという問いに、人類学、心理学、経済学のアプローチと視点を組み合わせることで、 応答しようとした本になっております。英語ですが、よろしければ、是非ご一読ください。

出版社リンク:

目次

  • Chapter1: Introduction: What moves researchers to take initiatives to this interdisciplinary research project

Part 1:Understanding Agency and its Development

  • Chapter2: Beyond Aloof Cynicism: A Critical Overview of Anthropological Perspectives on Agency and its Development
  • Chapter3: A psychological perspective on agency in the context of behavior change
  • Chapter4: Agency in economics — rationality, human capital, and human capability

Part 2: Enhancing Agency: its Plausible Mechanisms and Influential Factors

  • Chapter5: What is done for facilitating agency development in practice: Documenting and crystallizing an unsung practical knowledge of a Third-Country Expert
  • Chapter6: A psychological framework for breaking the poverty trap
  • Chapter7: User-centered approaches to service transactions and the empowerment of service users

Part3: Visualizing and Measuring Agency

  • Chapter8: Writing, Telling, Expressing Self in Association with Others: Revisiting and Examining Life Record Movement as an Origin of Story-based Methods in Japan
  • Chapter9: The psychological measurement of agency in poverty contexts: Recent developments and challenges
  • Chapter10: Visualization of the stages of agency formation/development – – The design and performance of the program for the poorest in Chile
  • Chapter 11: Concluding Remarks

本件にかんするお問い合わせ先

横浜国立大学都市イノベーション研究院
佐藤峰

    • sato-mine-bn@ynu.(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



「評価入門ープロジェクト評価の基本的プロセスを学ぶ」5月31日開催(会員・一般)

国際協力と地域づくりの融合を推進している「グローカルな仲間たち」では、国際協力の定番ツールPCMの研修を国内事例で実施したり、また国内の地域おこし事例を国際協力の視点から読み解いたりするイベントをしてきました。

今回のテーマは「評価」です。国内でも「評価」が脚光を浴びています。しかし、「評価」が十分いきわたっていない現場では何が評価なのかわからず、やみくもに「評価は難しい」という印象を持たれています。基本的な評価は実はそれほど難しくありません。まずは基本的な評価を知り、簡単な事例で評価を実践できることが大切です。

ということで、一日で、実務者の視点で評価のプロセスをさらっと、広く、実用的なところのみに焦点をあてて実践するプログラムをつくりました。

グローカルな仲間たちらしく、参加型で交流も目的として実施しますので、実務者から学生の方まで参加歓迎です。

開催概要

  • タイトル:評価入門ープロジェクト評価の基本的プロセスを学ぶー(1日間)
  • 日時:2022年5月31日(火曜)9:30~17:30(懇親会18:00~20:00)
  • 場所:リアル会場(都内・茗荷谷駅)*参加者に具体的な場所をお知らせします
    オンライン:Zoomを使用
  • 募集人数:最少人数:5名(最大人数:12名)
  • 参加費:6,000円(フルタイム学生 500円)*テキスト代込み
  • 応募方法や講師略歴などはwebにて()

主な内容:

1 評価の設計
2 質的データの収集と分析
3 量的データの収集と分析
4 考察と結論
懇親会:みんなで居酒屋で懇親

進め方

あるプロジェクトの評価を事例として、理論と演習を通じて、評価のプロセス(評価の企画から報告書までの流れ)を紹介します。一日ですので、広く浅く、プロセス=流れの全体を把握することに主眼を置きます。一部、グループになってみんなで実際に手や体を動かして実践します。ポストイットやパソコンを活用します。グループ(2~3名)に分かれて参加型で学んでいきます。


本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち
三好崇弘

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



参加型・質的評価手法MSC中級研修Ⅱ『カスタマイズ編』6月4日開催(会員・一般)

MSC実施の留意点の一つである、プロジェクトにあわせてMSCを基本設計する技術の習得を目的とした、中級Ⅱ:カスタマイズ編を開催いたします。現場でMSC実施を前提とした実践的な内容です。

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレームのような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」を集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。人間の意識・行動変容など、想定外・質的変化の把握や分析ができ、学習や改善を促進する特徴があります。手法の詳細はこちら(参加型評価とは/most-significant-change/)をご覧ください。

開催概要

  1. 日時:2022年6月4日(土曜)14:00-16:00(日本時間:要望に応え、時間延長しました!)
  2. 場所:Zoomを活用して、オンラインで行います。マイクとカメラのついたPCと安定したインターネット環境が必要です。配布資料は事前にEメールでPDFファイルをお送りします。
  3. こんな方にお勧めします:
    実際にMSC評価を計画している方。対象は入門研修を受講した方(対面、オンラインどちらでも)が望ましいですが、受講がなくても参加できます。中級編Ⅰ(インタビュー編)に関しては、参加していてもいなくても結構です。
  4. セミナーのねらい:
    MSC実施に必要な、評価対象のプロジェクトに合わせて、MSCの基本設計を適切にカスタマイズする(評価目的の設定、参加する関係者の選択、設問の設定など)能力の習得を目指します。これによってMSC評価を効果的・効率的に実施できるようになります。前回研修の報告はこちら()。
  5. プログラム(予定)
    ・講義:MSC手法のおさらい
    ・演習:事例に従って対象プロジェクトの把握、評価目的・設問の設定
    ・演習:データ収集の方法、対象、実施者の選択
    ・演習 :データ分析の主体、フィードバック方法の議論
    ・まとめと振り返り
  6. 講師:田中 博
    一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。
  7. 受講料:¥7,000-(税込み)
  8. 申し込み:こくちーずプロでお申し込みください。送られてくるメール記載の口座に期日までに受講料をお振込ください。

    ・しめ切り:5月28日(土曜)
    ・定員:12名(最少催行人数:4名)

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人参加型評価センター 

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

・個人情報は本講座と参加型評価の情報提供以外に使用しません

<参考:MSCができるようになる!研修のラインアップ3本柱>
・MSC入門:初心者向け(120分)
・MSC中級Ⅰ:質的インタビュー編(120分)
・MSC中級Ⅱ:カスタマイズ編(120分)→今回はコレ!




「ベトナム中南部の再生可能エネルギーと石炭火力を考える」5月21日開催(会員・一般)

このたび、特定非営利活動法人メコン・ウォッチでは、ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学ベトナム東南アジア研究所および沖縄大学吉井研究室との共催で以下の日越共同調査報告会を開催いたします。

ベトナムでは年々増え続ける電力需要に対応して、電源開発が進んでいます。2016年に原発計画が撤回された南部ニントゥアン省では、太陽光、風力の再生可能エネルギー開発が飛躍的に導入されています。

また今後の新規計画はないとされる石炭火力も、滑り込みの建設工事が南部ビントゥアン省や中部ハティン省等、ベトナム各地で日本の投資により進行中です。

今回の報告会は、2022年2月~3月に3名の研究者が共同で実施したフィールド調査の結果を紹介するものです。先住チャム民族の居住地域に集中する再エネ開発の生活への影響、原発計画撤回への地元住民の評価、そして、2か所の日本資本による石炭火力の問題等を、日本人ベトナム地域研究者、ベトナム人開発経済学者、チャム人民俗学者がそれぞれの視点で報告し、投資や支援を行う日本側への示唆を提供します。

開催概要

  • 日時:2022年5月21日(土曜)15:00~18:00
  • 参加費:無料
  • 参加方法:オンライン(zoom)または、対面(会場:浅草橋ヒューリックホール)
  • 参加人数:会場のみ先着30名(感染対策のため収容人数の半数で受け付けます)
  • 主催:特定非営利活動法人メコン・ウォッチ、ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学ベトナム東南アジア研究所、沖縄大学吉井研究室

プログラム

  • 趣旨説明・進行:木口由香(メコン・ウォッチ)
  • 報告1:ベトナム中南部における電源開発と住民の生活環境への影響(日本語)
    吉井美知子(沖縄大学人文学部教授、ベトナム地域研究)
  • 報告2:ベトナム、ニントゥアンの持続可能な開発とは (“Sustainable Development in Ninh Thuan, Vietnam”)(英語、逐次日本語通訳あり)
    チャンディンラム (Mr. Tran Dinh Lam, Ph.D.)
    (ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学教授、ベトナム東南アジア研究所所長、開発経済学)
  • 報告3:ベトナム、ニントゥアン省・ビントゥアン省のチャム人共同体における農村開発の現状と問題点―先住チャム民族の視点から― (“Realities and problems of the rural development of Cham communities in Ninh Thuan and Binh Thuan provinces, Vietnam – With the view of Indigenous Cham People – ”)(ベトナム語、逐次日本語通訳あり)
    タインファン(Mr. Thanh Phan, Ph.D.)
    (ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学教授、ベトナム東南アジア研究所元副所長、民俗学)
  • 質疑応答・討論

申込方法

参加は対面とオンラインで可能です。(1)または(2)のどちらかにお申し込みください。対面でご参加予定の方は、ご都合がつかなくなった場合、キャンセルのご連絡をお願いします。

(1)会場参加の方

こちらのフォームにご記入ください:

(申込締切日:前日5月20日まで、または定員に達し次第締切)

  • 会場名:浅草橋ヒューリックホール
  • 東京都台東区浅草橋1-22-16ヒューリック浅草橋ビル2階(JR総武線浅草橋駅から徒歩1分)

(2)オンライン(Zoom)参加の方

以下のリンクからお申し込みください:
webinar/register/WN_BPYs9akxT72MEHMHeGiQiw
*お申し込み後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます


本件にかんするお問い合わせ先

メコン・ウォッチ

  • 電話番号:03-3832-5034
  • メールアドレス:event[at](* [at] の部分を@に修正してご使用ください)