グローバル連携委員会からのお知らせ(2021年8月)

グローバル連携委員会では、海外の関連学会との連携を進めていますが、そうした活動の一つが韓国国際開発協力学会(Korea Association of International Development and Cooperation:KAIDEC)との交流事業です。毎年、韓国で開催される国際シンポジウム「済州フォーラム(Jeju Forum)」におけるKAIDEC主催イベントに、本会からの講演者を派遣しています。

今年は、オンラインでの開催となった同フォーラムに、昨年度まで「持続可能な開発とSDGs」研究部会を率いてこられた野田真里会員(茨城大学)に講演をお願いし、ご快諾いただきました。以下に、野田会員による報告を掲載いたします。とても充実したご講演をしてくださった野田会員に、グローバル連携委員会として心よりお礼申し上げます。


Jeju Forum 2021にて、招待講演「新型コロナ世界のSDGsと人間の安全保障」

野田真里(茨城大学)

去る6月25日、Jeju Forum 2021 for Peace and Prosperityにて、本学会を代表して招待講演SDGs and Human Security for ‘Leave No One Behind’ in the With/Post COVID-19 Worldを行わせていただいた。これは、本学会と長年のパートナーシップ関係にある、韓国国際開発協力学会(KAIDEC)の招待によるものであり、KAIDECと韓国国際協力機構(KOICA)による企画セッション、Promoting a More Inclusive Development Cooperation for the Post COVID-19 Eraの第一講演を務めさせていただいた。

セッションの冒頭Dr. Sookhee BAEK(KOICA副総裁)より開会の辞と本学会からの登壇への感謝の意が表され、Professor Sung Gyu KIM(KAIDEC会長)の座長の下、3本の講演と指定討論者によるディスカッションが行われた。セッションの模様はインターネットでも発信された。同フォーラムは2001年、韓国外務省の全面的な支援により「平和の島」済州島にてスタート。アビジット・バナジー(MIT教授、2019年ノーベル経済学賞受賞)、潘基文(元国連事務総長)等、各界の著名人も登壇している。

今回、大変貴重な機会をいただいた、佐藤仁会長、北村友人常任理事・グローバル連携委員長に心より感謝申し上げる。また、本講演は昨年度まで代表を務めた「持続可能な開発とSDGs」研究部会および、現在副代表をつとめている「開発のレジリエンスとSDGs」研究部会での研究によるところが大きく、両研究部会でお世話になった会員各位に改めて御礼申し上げたい。


グローバル連携委員長・北村友人(東京大学)




参加募集『若者×政治÷PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント): 国際協力のツールを身近な事例で学ぼう』3月21日開催(会員・一般)

世界でつかわれる事業構想手法-PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)を 「若者の政治参加」をテーマに参加型で学ぼうぜぃ!

国際協力と地域づくりの融合を推進している「グローカルな仲間たち」では、これまで国際協力の定番ツールPCMの研修を国内事例で実施してきました。

国内の身近な例で開発問題を読み解くことで、海外経験のあるなしに関係なくツールをみにつけることができ、また日本の開発問題を解決する思考を身に着けることで、世界に通じる応用力を磨くことができます。

今回は若手研究者と大学生とともに「若者と政治」をテーマに国際協力のプロジェクトマネジメントツール、PCMを学ぶユニークな会を開催します。

学生だけでなく大人も参加できますので、ぜひ、国際開発のツールの新しい使い方や人脈を広げたい方はご参加をご検討いただけたら幸いです。

開催概要

  • 日時: 2023年3月21日(火曜日・祝日)10:00-17:00
  • 場所: 都内(東京大学本郷キャンパス内のラウンジ)及びオンラインのハイブリッド
    *オンライン参加の方は全国どこからでも自宅などからPCでつないで参加できます。
  • 参加費: 学生500円、一般6,000円 教材費込(懇親会はもちよりで開催)

内容

1) 国際協力で50年以上にわたりつかわれて、現在では様々な分野で活用されている「PCM:プロジェクトサイクルマネジメント」を学びます

2) PCMの強みである世界で通用する論理性(ロジック)や「みんなを巻き込む力=ファシリテーション」を体験し、国内外における地域や組織、また個人的なプロジェクトにも当てはめる実践力を磨きます。

3) 誰でも参加でき、かつ若いひとが楽しんで参加でるように「若者の政治参加」というユニークなテーマで学びます。(特定の政党や思想とは無関係です。)

4) 会場は、リアルとオンラインのハイブリッドです。(Zoom、MIRO、メタバース )といった、オンラインツールのすべてを活用できる人材を育成します。オンラインとリアルとの融合をする技術力を磨きます。


本件にかんするお問い合わせ先

主催: グローカルな仲間たち
三好崇弘(宮城大学客員教授/ グローカルな仲間たち主宰)
松原直輝(東京大学公共政策学教育部 博士課程)
竹内聡汰(明治学院大学政治学科 4月から一年生)

詳しくは、ウェブをご覧ください。

ご質問は、グローカルな仲間たち・三好崇弘まで

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

どうぞよろしくお願いいたします。




『SDGsと地域社会』出版記念シンポジウム「SDGsを地域社会で実現しよう!」

SDGs の究極の目標は「誰も取り残されない社会」 。そのためには、地域社会で直面している課題を可視化し、住民参加で問題を解決していく必要があります。そこで私たちは、人間の安全保障指標〈宮城モデル〉をつくり、35 市町村ごとに、「命・生活・尊厳」に関わる問題をあぶりだしました 。その成果が、赤石書店より『 SDGs と地域社会』として刊行されました。このシンポジウムでは、指標の概要をわかりやすく説明するとともに、どのようにSDGs の実践を進めることができるか、地域の事例を交え議論します。

開催概要

  • 日時:2023年3月18日(土曜)午後1時30分〜3時30分(開場:午後1時)
  • 場所:エルパーク仙台6階 スタジオホール(仙台市青葉区1番町4-11-1)
  • 参加費:無料
  • 方式:会場およびオンライン参加(zoom)のハイブリッド
  • 共催:「人間の安全保障」フォーラム/SDGs市民社会ネットワーク
  • 協力・後援:米日財団/宮城県ユニセフ協会/みやぎ生活協同組合/公益社団法人日本青年会議所東北地区宮城ブロック協議会/JICA東北/宮城学院女子大学/宮城大学事業構想学群地域創生学類/人間の安全保障学会/国際開発学会/NPO法人ウィメンズアイ

申込方法

*申込締切日:3月17日

当日の流れ

  • 開会挨拶
  • 基調講演:「SDGsを地域で実現するために」高須幸雄
  • シンポジウム「SDGsを地域社会で実現しよう!」
    『SDGsと日本』に寄稿した宮城県の関係者が中心になり、指標を応用しながら、 「誰も取り残されない地域社会」をどうやって実現させるか、語り合います。子ども、女性、災害など、人間の尊厳にかかわるテーマをとりあげ、気仙沼の実践を紹介し、市民社会と企業のパートナーシップについて、そして宮城県と全国の取り組みがどうつながるかについて、意見を交換しながら議論を深めていきます。宮城県の内部、そして宮城県の内外の実践をつなげ、地域社会でSDGsを効果的に進めていくためのヒントを共有します。
  • 質疑応答
  • 閉会挨拶

登壇者等

  • 基調講演:高須幸雄(「人間の安全保障」フォーラム理事長、国際連合事務総長特別顧問(人間の安全保障担当)
  • モデレーター:峯陽一(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授、JICA(国際協力機構)緒方貞子平和開発研究所客員研究員)
  • コメンテーター:新田英理子(SDGs市民社会ネットワーク理事・事務局長)
  • 司会:五十嵐光(ウィメンズアイ事務局長)

シンポジウム・スピーカー

  • 猪股純子(富谷市保健福祉部子育て支援課、とみや子育て支援センター所長)
  • 天童睦子(宮城学院女子大学一般教育部教授)
  • 三浦友幸(プロジェクトリアス代表理事、気仙沼市議会議員)
  • 尾形長治(公益社団法人日本青年会議所東北地区宮城ブロック協議会 2023年度直前会長)
  • 石本めぐみ(「人間の安全保障」フォーラム理事、ウィメンズアイ代表理事)

本件にかんするお問い合わせ先

「人間の安全保障」フォーラム

  • hsfkesennuma [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 090-5287-9106

同志社大学グローバル・スタディーズ研究科
峯陽一

  • ymine [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



新刊案内: [漫画版] バングラデシュIT人材育成と地方創生

国際開発学会員の皆さま

金沢工業大学の狩野剛です。

JICAプロジェクト・ヒストリーシリーズとして2021年に出版させていただいた拙著「バングラデシュIT人材がもたらす日本の地方創生 —協力隊から産官学連携へとつながった新しい国際協力の形」が日本語と英語で漫画化され、無料公開されましたのでご紹介させていただきます。

ぜひ研究やゼミ・授業で国際協力の入門教材としてご活用いただけたらと思います。本書のあらすじとしては、以下のとおりです。

バングラデシュは「Smart Bangladesh」を政策目標の一つとして掲げ、IT産業開発・IT人材育成に力を入れている。一方、IT人材不足と高付加価値産業の育成に悩む日本の地方都市(宮崎市)。本書は、バングラデシュ・日本を舞台にして、青年海外協力隊が始めたムーブメントから受け継がれてきた、バングラデシュのIT国家資格導入、IT人材・産業育成と、日本のIT人材不足の解消という「地方創生」に同時に貢献する、産官学を巻き込んだ現在進行形のバトンリレー。その物語を当時の関係者と共に振り返る。

活字版は160ページ程度でまとめたものですが、漫画版はそれを30ページ程度に要約したものになります。

[漫画版(日本語・英語ともにページ内から無料でダウンロード可能です)]

[活字版]

また、漫画の印刷版については、私の手元にJICAさんからいただいた在庫が一定数ございますので、ゼミ生への共有など、教育や研究にご活用いただける方には最大で各数部ずつ寄贈させていただくことも可能です。ご希望の方は以下の連絡先まで送付先情報など、ご連絡いただけたらと思います。


本件にかんするお問い合わせ先

狩野 剛(金沢工業大学)

  • kanot [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



【募集協力】探究学習&マイプロに取り組む、⾼校⽣・⼤学⽣のための 「ロジックモデル」研修 in/with 福島!

国際協力と地域づくりの融合を推進している「グローカルな仲間たち」では、これまで国際協力の定番ツールPCMの研修を国内事例で実施してきました。

国内の身近な例で開発問題を読み解くことで、海外経験のあるなしに関係なくツールをみにつけることができ、また日本の開発問題を解決する思考を身に着けることで、世界に通じる応用力を磨くことができます。

今回は、福島で震災復興を丁寧にかつ先鋭的に継続しているNPO「Bridge for Fukushima」が主催する講座として、PCM研修を無料で、福島県に関係のある学生(大学生・高校生)に開講されることになりました。

開催概要

探究学習&マイプロに取り組む、⾼校⽣・⼤学⽣のための 「ロジックモデル」研修 in/with 福島!

日時

2023年3月3・4日(金・土曜)9:30- 17:30

場所

  • リアル会場 福島県内で調整。*
  • オンライン会場 Zoom パソコン画面内
    参加者はどちらでも選べます。リアル会場については、Bridge for Fukushima事務所(福島市)、スペース⽩⻁町(会津若松市)を予定。希望状況に応じて他エリアにも開設予定。

特徴

1) 探求学習&マイプロに直接使える、実際にプロが使っているPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)をベースとした研修です。座学ではなく、ゲームのような感覚で手や口を動かしながら進める参加型研修です。

2) 国際的に活用されている「PCM:プロジェクトサイクルマネジメント」を基盤に、国内の地域課題を考えるための地域再生マネージャーの思考「地域ビジネスと組織づくりの2軸4象限」の思考法をとりいれてます。

3) PCMの強みである世界で通用する論理性(ロジック)や「みんなを巻き込む力=ファシリテーション」を体験し、プロの思考法を身に着けることで、学習のみならず、将来的な様々なプロジェクトにも当てはめる実践力を磨きます。

4) 会場は、リアルとオンラインのハイブリッドです。(Zoom、 メタバース、Miro)といった、オンラインツールのすべてを活用できる人材を育成します。また、リアルとの融合をする実践力を磨きます。

5) 修了者はBridge For Fukushima及びグローカルな仲間たち公認の修了書が授与されます。今後、就職や進学でも加点項目となる可能性もあります。必要であれば、日本語及び英語の修了証明を提供します。

講師

三好崇弘(グローカルな仲間たち主宰)

プロフィール

国際協力のコンサルタント『グローバル人材に贈るプロジェクトマネジメント』(共著)。プロジェクトマネジメントの世界標準化を推進する米国PMI(Project Management Institute)が認定するPMP (Project Management Professional)保持者。横浜国立大学、東京芸術大学、京都大学、龍谷大学、宮城大学などの教育機関や多くのNPO職員への講師経験。
上記の講師に加えて、当日はファシリテーター(グループワークの進行役)も配置予定です。

参加資格

  1. 福島県内の高校生・大学生
  2. 福島県外の大学で学ぶ、福島県出身の大学生
  3. 福島県とつながりがある大学生
    (例: サークルなどで福島県の地域活動などに参加しているなど)

注: 3.については、要相談。応募動機を確認後、対象者かどうか確定します。前向きに検討しますので、ちょっとでも可能性がある方は奮って応募ください。

参加費

無料


本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち
三好崇弘

参加方法、その他、詳しいことは、Webでご確認ください。

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



採用公募:津田塾大学学芸学部「多文化・国際協力学科」教員 

津田塾大学学芸学部 多文化・国際協力学科では、下記の通り教員(専任講師、准教授または教授)の公募を行います。

担当科目

国際ウェルネスに関わる講義、1~4年セミナー。フィールドワーク、大学院での指導。
なお、一部の科目については英語での授業を担当していただく可能性があります。

勤務地住所

〒187-8577 東京都小平市津田町2-1-1 津田塾大学 小平キャンパス

募集人員

1名

着任時期

2024年4月1日(予定)

応募資格

  1. 国際ウェルネスの視点で、保健・医療、福祉、ケア、子ども、ジェンダーなどに関わる研究をしている方。
  2. 国際ウェルネスに関わる講義、1~4年セミナー、フィールドワークの指導を担当できる方。
  3. フィールドワークにもとづく人文・社会科学的な研究業績がある方。また、将来的に国際ウェルネスの領域で社会的貢献ができる人材の育成に熱意がある方。
  4. 博士号取得、あるいはそれと同程度の研究業績を有する方。
  5. 本学の建学の精神を理解し、教育・研究にくわえて入試など学内外の業務に貢献していただけること。
  6. 英語による授業ができることが望ましい。
  7. 大学院での指導をできる方。
  8. 国籍は問わない。ただし、日本語を母語としない場合には、業務に支障のない日本語運用能力を有すること。

雇用期間

定年68歳

募集期間

2023年04月20日 必着


本件にかんするお問い合わせ先

応募方法等の詳細については下記をご参照ください。

  • 大学HP:
  • JREC:

ご関心ありましたら詳細を確認いただき、ぜひ応募をご検討ください。また、適任の方をご存知でしたら、本件についてご周知いただきたくお願いいたします。




募集案内:CanDoマラウイ・準スタッフ(2023年4月上旬派遣)

マラウイで初等学校における学校保健の活動に参加する準スタッフを募集します

アフリカ地域開発市民の会(CanDo)は、ケニア共和国において20年間、住民が主体となった社会開発の協力活動を行ない、教育や健康、安全の問題がより深刻なマラウイ共和国で2018年4月から準備を進めて、活動を展開しています。

2020年2月に開始した初等学校保護者の参加による教室建設が今春3月に終了の予定で、その後、学校保健の活動の形成に取り組みます。

日本人・マラウイ人のスタッフと共にこの活動の調査の段階から業務に参加する準スタッフを公募します。

県の行政官、伝統首長などの地域のリーダー、初等学校保護者をはじめとする地域住民、とさまざまな関係者と話し合い、活動ができます。ご応募を待っています。

  • 募集期間:2023年2月2日~28日
  • 業務開始:2023年4月上旬
  • 業務期間:6か月 *期間を通して専従
  • 募集人数:若干名
  • 勤務地:マラウイ共和国ブランタイヤ事務所およびパロンベ県

業務内容

調整員(日本人・マラウイ人)の業務補佐

村での社会開発事業の調整、行政・地域住民・他機関との折衝、物品調達、活動や会議等の記録、公的支援金等の申請書・報告書のための資料作成、ブランタイヤ事務所の総務、会計事務など

応募条件

  • 年齢:20歳以上
  • 必要な語学力:英語
    *英語で業務を実施し、話し合いに参加することが必須です。
  • 類似業務経験:不問

その他必要な経験・能力

  1. 当会の活動原則や事業実施の姿勢について、会報、ホームページ、報告会等を通じて理解・賛同し、業務に反映させる意欲のあること―会員(会員でない方には、採用決定後に入会していただきます)
  2. どんな業務(雑務を含む)にも真剣に、積極的に取り組み、そこから多くを学べること
  3. 将来にわたり、国際協力に携わっていく意志のあること
  4. 他のスタッフとの共同生活、途上国の村落地域での生活に適応できること
  5. 基本的なパソコン操作(Word、Excel)ができること

待遇

  • 準スタッフ手当の支給(滞在中の通常の食費を賄える金額)
  • 宿舎の提供
  • 海外旅行傷害保険への加入
  • マラウイ国内での業務に関わる交通・通信・宿泊費

負担していただくもの

  • マラウイまでの旅費、ビザ代、予防接種代
  • マラウイ国内での食費、業務外の交通・通信費など

持参していただくもの

  • スマートフォンとパソコン

応募方法

以下の書類を作成の上、Eメールにて送付してください。

  • 履歴書(書式自由。志望動機と英語力に関する自己評価を明記のこと)
    *勤務開始可能時期を記載してください。
  • 課題作文「アフリカの将来と私」(A4サイズ1枚)
  • 送付先アドレス:tokyo [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

選考方法

書類審査および面接審査(東京事務所において実施。海外在住などの理由で難しい場合はズームを利用したオンライン)


本件にかんするお問い合わせ先

アフリカ地域開発市民の会(CanDo)
担当:佐久間

  • E-mail: tokyo [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-3822-1041



ウェビナー「武力で平和はつくれない〜安保3文書とNGOの役割〜」2月17日開催(会員・一般)

昨年はウクライナ戦争にはじまり、日本では「安保3文書」閣議決定でこれまでの国のあり方を根本から覆すような大転換が決定されました。政府は5年をかけて防衛費をGDPの2%、2022年度の2倍の額にする計画です。そして、年明けにも岸田文雄首相は英米訪問でこの動きをアピールしています。まさに日本の軍事化が進んでいます。

この中で、NGOなど市民社会の手で軍事化に反対し、平和に向かう動きを作ろうと、長く休眠状態にあった「NGO非戦ネット(以下、非戦ネット)」を再度立ち上げることになりました。そして、「非戦ネット」の活動の枠組みは2030年まで続けていくことにしました。

「非戦ネット」() は、2000年代前半のイラク戦争に反対の声をあげるNGOのネットワークとして結成されました。2014年の安保法制反対においても勉強会、集会、意見書提出などを行い、当時は77団体の賛同を得ました。

活動の再起動のこの機会に、「安保3文書」を理解し、NGOに求められる役割を議論するイベントを実施することにしました。世間では防衛費増額のための増税に焦点を当てた報道が目立ち、軍備増強そのものは大きな問題とされていないように見えます。しかし、軍事力の強化がはたして抑止力になるのでしょうか。いま、紛争地など活動現場の経験に基づいて武力では平和はつくれないと訴えることが、NGOとして大切な役割だと考えています。

イベントの前半では、「安保3文書」に対して「平和構想」を提言した「平和構想提言会議」メンバーのおひとり、清末愛砂さんから「安保3文書」の問題点と同会議からの提言についてお話しいただきます。後半では紛争地で活動するNGOのメンバーが加わり、現場の活動と経験から見えること、軍事力による抑止という発想をどう考えるのか、それに対してどう行動するのか、ディスカッションを行います。

NGO非戦ネット・オンラインイベント
「武力で平和はつくれない〜安保3文書とNGOの役割〜」

  • 日時:2023年2月17日(金曜)19:00〜21:00
  • 会場:オンライン(Zoomウェビナーで開催します)
  • 定員:450名
  • 参加費:無料
  • 参加対象:NGO、政府機関、一般、学生などどなたでもご参加ください。
    *メディアの取材の方は事前にお問合せ先にご連絡いただけますと幸いです。
  • 主催:NGO非戦ネット()
  • 協力:認定NPO法人テラ・ルネッサンス

登壇者

  • 清末愛砂 室蘭工業大学大学院教授
  • 鬼丸昌也 認定NPO法人テラ・ルネッサンス理事・創設者
  • 今井高樹 認定NPO法人日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事

ファシリテーター
枝木美香 認定NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク事務局長

お申込み

*締切:2月16日夜

プログラム(予定)

第一部:講演
「戦争ではなく平和の準備を」清末愛砂さん

第二部:NGOの現場から 
「テラ・ルネッサンスの事例」鬼丸昌也さん
「日本国際ボランティアセンターの事例」今井高樹さん

第三部
登壇者ディスカッション・Q&A

■イベント詳細・ご登壇者プロフィールは以下URL参照


本件にかんするお問い合わせ先

NGO非戦ネット事務局
日本国際ボランティアセンター(JVC)内
(今井・伊藤)

  • info [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



SRIDジャーナル第24号発行のご案内

近年、温暖化等の地球環境問題、COVID-19の世界規模の感染拡大、突然のロシアのウクライナへの軍事侵攻、米中覇権争いといった深刻な課題により、政治的・経済的な国際秩序は不安定化しています。そこで今号の特集は「構造的変化が進む世界の危機と国際協力」としました。巻頭エッセイでは特集を念頭に置いた包括的な議論を展開しています。論説では、国際協力の最前線であるアフリカ政治や世界経済に焦点を当てて論じています。また、開発プロジェクトや人材育成での貴重な経験も紹介されています。ブックエッセイ・書評では、経済発展の要因や米国のアフガニスタン政策を論じた書を取り上げました。併せて、バングラデシュの日常生活が 垣間見られるような写真もお楽しみください。

SRIDジャーナル編集委員長 湊直信

SRIDジャーナル第24号目次

SRIDジャーナルとは

巻頭エッセイ

高橋一生:分断と絆:逆流する歴史と進展する歴史

論説・インサイト(特集:構造的変化が進む世界の危機と国際協力)

遠藤貢:国際政治の構造的変化と危機:アフリカに焦点を当てて
湊直信:世界の経済秩序の不安定化と危機

徒然草

福田幸正:一開発コンサルタントのささやかな喜び

開発の現場から

森真一:価値のない「籾殻」を価値のある「燃料」と「飼料」に換えるビジネスの始動

国際開発ゼミ紹介

立命館大学経済学部:黒川清登ゼミ

ブック・エッセイ/書評

浅沼信爾:経済発展の謎に迫る試み Stefan Dercon, Gambling on Development; Why
Some Countries Win and Others Lose, 2022, Hurst & Company
松田教男:ベトナムでの苦い経験は生かされなかった!クレイグ・ウイットロック著『ア
フガニスタン・ペーパーズ -隠蔽された真実、欺かれた勝利』2022、岩波書店 Craig,
Whitlock. (2021). The Afghanistan Papers: A Secret History of the War. New York: Simon & Schuster, Inc.

SRID活動報告

森田宏子:開発分野で活躍する女性のためのフォーラム
藤村建夫:国際開発のプロを育てる

会員紹介

鈴井宣行さん

途上国アルバム

川野亮:バングラデシュ

編集後記
投稿規程

読者登録をご希望の方

以下のメールアドレスまでお申し込みください。

  • registration [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

また、以前読者登録していただいた方でアドレスを変更された方は、お手数ですが、上記メールアドレスまで、新しいアドレスをお知らせいただけますようお願いいたします。


SRIDジャーナル編集委員会
中島千秋

  • journal [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



オンライン「令和4年度NGO研究会『国際協力におけるジェンダー主流化に向けた課題と実践』活動報告会」2月27日開催(会員・一般)

JANICジェンダー平等推進ワーキンググループでは、「国際協力におけるジェンダー主流化に向けた課題と実践」をテーマとした外務省令和4年度NGO研究会受託事業の一環として、アンケートの報告会および勉強会を通じたジェンダー平等に関する課題の整理とニーズの把握を行い、推奨基準を定めたガイドラインの制作を進めてきました。

この度、本NGO研究会の活動のまとめとして、国際協力分野におけるジェンダー主流化の動向、NGOの課題を共有するとともに、ジェンダー主流化ガイドラインの紹介のための活動報告会を開催します。ご関心のある皆様のご参加をお待ちしております。

開催概要

  • 日程: 2023年2月27日(月曜)11:00~12:00
  • 開催方法:オンライン(Zoom)
  • 参加費:無料
  • 主催:JANICジェンダー平等推進ワーキンググループ

内容

  • NGO研究会活動報告
    国際協力分野におけるジェンダー主流化の動向
    NGOの課題、ジェンダー主流化ガイドラインの説明
    今後に向けての提言
  • コメント・質疑応答

参加申し込み

以下のURLからお申し込みください。

参加申込締め切り:2023年2月23日(木曜)24時


本件にかんするお問い合わせ先

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
谷島緑

  • m_yajima [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 080-5079-4724



「開発コンサルティング企業 業界説明セミナー&座談会」1月27日開催(会員・一般)

開発コンサルタントは世界中の開発途上国で、ODA(政府開発援助)や民間投資プロジェクトの最前線で技術力・専門性を活かしたコンサルティング業務を行っています。

このイベントでは、開発コンサルティング業界へご関心をお持ちの方々に、開発コンサルティング企業での仕事について理解を深めていただくためのセミナー及び座談会を実施します。

実際に開発コンサルティング企業の方(開発コンサルタントや人事担当者)と直接話ができる貴重な機会となっていますので、開発援助の仕事にご興味のある方は、是非この機会にご参加ください。みなさまのご参加お待ちしています。

開催概要

日時

2023年1月27日(金曜)14:00-17:00ごろ(予定)

会場

会場&オンラインのハイブリッド開催予定です
JICA緒方研究所2F国際会議場()
※Zoomを利用したオンライン参加も可能です。
※Zoomの利用に関するテクニカルな質問には対応しかねます。
※新型コロナウィルスの感染状況によっては完全オンラインになる可能性もあります。

対象

開発コンサルティング業界に関心のある方(若手歓迎)
※中途・経験者歓迎
※留学・在外経験者、JOCV経験者歓迎
※ご本人が就職希望の方に限ります。
※学生の方もご参加いただけます。

プログラム(予定)

14:00-15:00 セミナー

国際協力人材について(JICA人事部)
開発コンサルティング業界概要(ECFA事務局)
参加企業の紹介(参加企業)

15:00頃~ 座談会

各社との座談会(参加企業)

  • 「セミナー」は入退場自由ですが、「座談会」に参加したい方は、できるだけセミナーに参加し、理解を深めた上でご参加ください。
  • 個別相談等希望される方は、各社担当者にご相談ください。
  • 国際協力人材の概要及び開発コンサルティング業界の概要については、申込後、動画のURLを送付しますので事前に視聴の上参加をお願いします。

参加費

無料

言語

日本語

  • 個別相談は英語も可の場合もあり。就職にはビジネスレベル以上の日本語能力が必要な企業が多いため、詳しくは各社にお問い合わせください。

参加企業等

アイ・シー・ネット(株)
アジア航測(株)
(株)エックス都市研究所
NTCインターナショナル(株)
(株)オリエンタルコンサルタンツグローバル
(株)かいはつマネジメント・コンサルティング
(株)コーエイリサーチ&コンサルティング
(株)国際開発センター
国際航業(株)
(株)三祐コンサルタンツ
(株)日水コン
(株)日本経済研究所
日本テクノ(株)
(株)ニュージェック
(株)パデコ
八千代エンジニヤリング(株)
JICA PARTNER

お申込み

参加には事前申し込みが必要です。

【締切:2023年1月24日】
お申込みいただいた方には、参加方法を開催日までにご案内します。


本件にかんするお問い合わせ先

(一社)海外コンサルタンツ協会
(担当:河野)

  • E-mail:kono [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

▼参考
ECFAの情報発信
【開発コンサルティング企業就職支援情報】

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【Twitter】

【Youtube】

【note】




採用公募:広島大学教育開発国際協力研究センター研究員

現在、広島大学教育開発国際協力研究センターでは、研究員(任期最長3年/月給363,000円)を募集しています。グローバル・サウスの教育研究に興味・関心をお持ちの方は奮ってご応募ください。詳細は以下のサイトをご覧ください。


広島大学IDEC国際連携機構
CICEセンター長・吉田和浩




協力者募集「なぜ日本で「国際開発」を学ぶか」(人材育成委員会)

国際開発学会・人材育成委員会です。本委員会では、「なぜ日本で国際開発を学ぶか」という企画を立てており、日本における国際開発の人材育成の現状・課題を外国人の視点から考えております。そのため、ぜひ日本で留学している、または留学生であった会員の方々、会員のお知り合いの(現・元)留学生の方々に、ご協力いただけると幸いです。

本企画の詳細は以下の通りです。

企画概要

1.問題意識・関心

日本の国際開発・国際協力の規模は縮小しています。そうしたなか、なぜ留学生は欧米や自国ではなく、日本で国際開発について学ぶのでしょうか。日本での勉学・生活において、この分野で学ぶ留学生はどのような悩みを抱えており、どんなことを得られているのかー本委員会は、こうした実態を把握しながら、国際開発学会を通した人材育成の可能性を検討したいと考えています。日本における外国人を含めた知的コミュニティを築き、国際開発・国際協力分野の「人材育成の場としての日本」の価値を見出せたらと思っています。

2.ご協力者の募集

  • 国際開発学会に所属する(元)留学生の皆様
  • 国際開発・国際協力の関連分野に携わる(元)留学生の皆様
  • 国際開発・国際協力の関連分野に関心を持つ(元)留学生の皆様

3.ご協力・共有していただきたい内容

  • 日本に留学した経緯
  • 国際開発・国際協力への問題意識・関心
  • 日本で留学生活を送ることの悩みや楽しみ

4.想定している活動形態(オンラインおよび/もしくは対面)

  • アンケート
  • インタビュー
  • 懇談会・グループディスカッション
  • 議論・研究成果の発表・共有

会員の皆様のなかには、日本以外の国出身の留学生・研究者が多数おられるかと拝察します。少しでもご興味がございましたら、お気軽にご連絡ください。身の周りにご興味のあるご友人がいらっしゃいましたら、ぜひ本企画をご紹介頂ければ幸いです。

協力依頼へのご回答

以下のメールアドレスまで、以下の情報をお送りください。なお本委員会が取得した個人情報は上記目的以外には一切使用致しません。

**********
お名前:
ご所属:
研究分野・テーマ:
連絡先:
**********

  • jasid_jinzaiikusei [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

締め切り:2023年1月31日(火曜)

なお、今回は初めての試みのため日本語のみでご案内させて頂きましたが、今後は日本の大学・大学院の英語学位コース等で国際開発・国際協力を学んでいる/学んだ留学生の方々にも対象を広げていきたいと考えています。ご協力頂ける(現・元)留学生からのご連絡を心よりお待ちしております。何卒宜しくお願い致します。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・人材育成委員会




「第11回ふくしま学(楽)会」1月29日開催(会員・一般)

第11回ふくしま学(楽)会 「創造的復興とは何か?:福島浜通りで働くということ」

2023年1月29日(日曜)13:00-18:00に、第11回ふくしま学(楽)会をオンライン(Zoom)+福島県大熊町会場(登壇者のみ)で開催します。

「ふくしま学(楽)会」は、福島の復興と廃炉について、世代を超えて、地域を超えて、分野を超えて、共に考えるオープンエンドな(結論を求めない)「対話の場」=「学びの場」として、2018年1月28日の第1回以来、半年に一回、開催しています。

早稲田大学が主宰することで、世代を超えて、地域を超えて、分野を超えて、開かれた自由で安全な「対話の場」=「学びの場」を形成することに取り組んできました。福島の地域社会の方々、国・地方行政や東京電力や事業者の方々、大学・研究機関などの研究者や専門家の方々などの多様な立場の皆さんと「対話の場」を形成することで、福島の復興と廃炉の両立に向けた新たな知識と社会イノベーションを創造していきたいと考えています。

2022年は、春に早稲田大学とふたば未来学園中学校・高等学校が協定を結び、7月には1F地域塾という1F廃炉の先を考える「対話の場」=「学びの場」を創る新たな試みをスタートさせました。2011年3月11日から11年かけて取り組んできた、福島の復興と廃炉をめぐる科学と政治と社会の協働の「場」が、ようやく形になってきました。まだまだしっかりとした形にはなっていませんが、11年余をかけてようやく形が見えてきました。ここからバタフライ・エフェクトが始まります。

第11回は、「創造的復興とは何か?:福島浜通りで働くということ」をテーマとします。1F事故から12年を迎える福島復興について、魅力のある働く場として浜通り地域の再生が行われているのか、世界の創造的復興のモデルとなる福島復興モデルは提示できているのか、福島復興にどのような問題があるのか、福島復興の問題を解決する仕組みや人材はどうなっているのか、などを幅広くかつ深く議論したいと考えています。

多くの皆さんの参加をお待ちしています。何卒、よろしくお願いします。

開催概要

  • 日時: 2023年1月29日(日曜)13:00-18:00
  • 会場:オンライン(Zoom)+福島県大熊町 Linkる大熊会場(登壇者のみ)
  • 参加登録:参加申込みは、以下のWebサイトから行ってください。
  • 主催:早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンター、早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)
  • 共催:福島県広野町
  • 後援:福島イノベーション・コースト構想推進機構(予)、福島県双葉地方町村会(予)、早稲田大学アジア太平洋研究センター(WIAPS)、早稲田大学環境総合研究センター(WERI)

プログラム

総合司会:阿部加奈子(福島県広野町役場)

13:00–13:15
開会挨拶
吉田淳(福島県大熊町・町長)
遠藤智(福島県広野町・町長)
中嶋聖雄(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・研究科長、早稲田大学アジア太平洋研究センター・所長)
小野田弘士(早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科・研究科長、早稲田大学環境総合研究センター・所長)

13:20-15:20
パネル
「創造的復興とは何か?:福島浜通りで働くということ」

13:20-13:40
高橋洋充(福島県立福島東高等学校・教諭、浪江町出身)
「創造的復興と福島浜通りで働くということ」

13:40-14:10
遠藤秀文(株式会社ふたば社長、富岡町)
鈴木彩香(株式会社ふたば社員、北海道出身)
細川順一郎(とみおかワインドメーヌ・総括リーダー、山梨県から移住)
「福島で働くということ、事業を行うということ」

14:10-14:30
佐藤志保(ふたば未来学高等学校 2年・未来創造探究ゼミ)
「なぜ海洋放出に反対運動が起こるのか?: 創造的復興を考える」

14:30-14:50
討論者
木村紀夫(大熊未来塾、大熊町)
木全洋一郎(国際協力機構JICA北海道(帯広)・代表)
島田 剛(明治大学・准教授、創造的復興研究会・経済班主査)
辻 岳史(国立環境研究所福島拠点・主任研究員、創造的復興研究会・社会班主査)

14:50-15:20
質疑と議論

(休憩10分)

15:30-16:40
グループ討論
(6グループ)

(休憩10分)

16:50-17:50
統括セッション: グループ報告と総合討論

  • 司会:菅波香織(未来会議事務局長・弁護士、いわき市)
  • 討論者:横山和毅(カタリバ、ふたば未来学園、広野町)
  • 南郷市兵(ふたば未来学園・副校長、広野町)
  • 高橋洋充(福島県立福島東高等学校・教諭、浪江町出身)
  • 遠藤秀文(株式会社ふたば社長、富岡町)
  • 鈴木彩香(株式会社ふたば社員、北海道出身)
  • 細川順一郎(とみおかワインドメーヌ・総括リーダー)
  • 佐藤志保(ふたば未来学園高等学校 2年)
  • 木村紀夫(大熊未来塾、大熊町)
  • 木全洋一郎(国際協力機構JICA北海道(帯広)・代表)
  • 島田 剛(明治大学・准教授)
  • 辻 岳史(国立環境研究所福島拠点・主任研究員)

17:50–18:00
閉会挨拶
松岡俊二(早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンター・センター長、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・教授)


本件にかんするお問い合わせ先

福島県広野町復興企画課
担当:大和田 徹
電話番号:0240-27-1251

早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンター事務局
電話番号:03-5292-3526




参加募集「中南米と日本の若者によるJUNTOS!!学生会議・スタディ・キャンプ型ワークショップ」1月21・22日(会員・一般)

グローカルな仲間たちは国際協力と地域おこしの融合をする様々な勉強会を開催しています。

学生を対象としたスタディツアーの募集です。「中南米と日本の若者によるJUNTOS!!学生会議・スタディ・キャンプ型ワークショップの」が、静岡県掛川市(キウィフルーツカントリー)で開催されます。募集するのは、中南米の若者たちと地方創生について交流しながら考えてみたい学生(大学生以上)です。

参加するのはJUNTOS!という中南米と日本をつなげるプログラムの参加者と同テーマに興味がある方々。JUNTOS!とは日本政府(外務省)が推進する国際交流事業「対日理解促進交流プログラム」のうち中南米地域を対象としたプログラムです。JICEが実施団体の一つとして、プログラムの企画運営を行っています。締め切り、プログラムの詳しい内容、その他はWebページで。

詳しくはこちら

開催概要

「JUNTOS!学生会議スタディ・キャンプ型ワークショップ@静岡県掛川市- 中南米と日本の若者たちが描く地方創生のスタイル-」

中南米の様々な分野において日本との関係強化に貢献することが期待される若者を対象にした「Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」の卒業生、そして同テーマに関心をよせる日本の若者が参加します。世界に共通する開発課題(今回テーマは、地方創生)について、フィールド経験を共有し、話し合い具体的な未来のビジョンと自らのアクションプランを提示し、将来につながるグローバルな人脈づくりを構築します。

  • 期間:2023年1月21・22日(土・日)
  • 場所:静岡県掛川市 (キウィフルーツカントリーJAPAN、掛川城周辺他)
  • 参加対象者:過去にJUNTOS!に参加した 中南米の若者(5名)、JUNTOS!に参加した、またはテーマに関心のある学生(5名程度)
  • 主催:JICE(一般財団法人 日本国際協力センター)
  • 企画広報協力: グローカルな仲間たち
  • 受入・地域調整: 掛川キウィフルーツカントリーJAPAN

応募資格

プログラムテーマに関心のある日本人学生。中南米を含む世界の人たちと人脈を築きたい方。地域おこし、地方創生など社会課題について関心のある方。その他についてウェブでご確認ください。

参加費

2,000円
*参加費には、東京-掛川までのJR新幹線往復(自由席)、掛川での一泊二食、および資料代が含まれます。


本件にかんするお問い合わせ先

三好(グローカルな仲間たち)

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



JICE seminar「クラフト・オブ・アカデミック・ライティング」1月17日~(会員・一般)

広島大学 IDEC国際連携機構 教育開発国際協力研究センター(CICE)では、1月17日より毎週火曜日4回に渡って「クラフト・オブ・アカデミック・ライティング」をオンラインで開催します。

CICEでは国際ジャーナル『Journal of International Cooperation in Education (JICE)』*を刊行し、執筆支援を実施しています。本セミナーは、主に非英語圏の研究者が英語でのアカデミック・ライティング、特に英文ジャーナルに採択される論文を出版するためのスキル習得を目的として開催します。

セミナーの前半では、英文の特徴、英語論文の構造や要素を分析し、後半では、国際共同研究を通した論文執筆の事例を取り上げ、紹介します。主に比較・国際教育学の研究事例を取り上げますが、広く人文社会科学からの参加者を歓迎します。
*

開催概要

  • 講演者:坂田のぞみ(広島大学IDEC国際連携機構 教育開発国際協力研究センター 助教)
  • 日程:1月17・24日・31日、2月7日(いずれも火曜)18:00-19:30(日本時間)
  • 場所: オンライン
  • 言語:英語

参加申込

以下URLからお願いいたします。

*締切:1月14日(土曜)先着順

プログラム

  1. Elements of Good Writing【1月17日(火)】
  2. Writing a Journal Article【1月24日(火)】
  3. Case Study 1: Indicators for the Measurement of Teachers’ Professional Identity across Asia and Africa: A Delphi Study 【1月31日(火)】
  4. Case Study 2: Does Learner-Centred Pedagogy Typify a Dependency Relationship? Stakeholder Interactions and Negotiations during Policy Formation Processes in Ghana【2月7日(火)】

本件にかんするお問い合わせ先

広島大学 IDEC国際連携機構教育開発国際協力研究センター(CICE)

  • jice-au [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



ウェビナー「気付きと対話による評価MSCフォーラム 〜こども、若者の居場所における変化のエピソードから学ぶ」1月14日開催(会員・一般)

気付きと対話による評価MSCフォーラム〜こども、若者の居場所における変化のエピソードから学ぶ

貧困や生き辛さを抱えるこどもや若者に、居場所を提供する活動が注目されています。全国に約7,300あるこども食堂は単に食事の提供だけではなく、こどもたちへの居場所の提供の側面があります。また生きづらさを抱える若者に演劇など文化・芸術活動を通じて居場所を提供している活動もあります。

それら居場所に集まるこどもや若者に、活動によってどのような変化が起こっているのでしょうか。自己肯定感やコミュニケーション能力の向上など、数値では測れない変化をエピソードでとらえる評価手法であるMSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)を通じて見えてきた、こどもや若者、支援するスタッフなどに起こった変化を知り、そこから何を学べるかを参加者と一緒に考えていきます。

<こんな方におすすめ>
・貧困や生きづらさを抱えるこども・若者に「居場所」を提供する活動を行っている方
・活動によって人に起こる変化は、なかなか数値で測ることが難しいと考えている方
・「評価」を通じて、成果や課題をわかちあい、学びを深めたいと希望している方
MSC手法については、こちらをご覧ください。
.com/参加型評価とは/most-significant-change/

開催概要

  • 日時:2023年1月14日(土曜)14:00〜16:00(日本時間)
  • 場所:Zoom(お申し込みいただいた方に参加URLを前日までにお知らせします)
  • 定員:50名
  • 対象者:どなたでも歓迎
  • 参加費:¥1,000-(税込)
  • 主催・事務局:一般社団法人参加型評価センター

申込方法

以下STORESサイトよりお申込み(ご購入)ください。お支払いいただいた参加費は返却できかねますので、ご了承ください。

お申込締切:2021年1月12日(木曜)23:59

プログラム

  1. はじめに:エピソードで変化を知る評価手法MSCとは:田中博(参加型評価センター)
  2. 対談「こども食堂の現場でどんな価値が生まれているか」:千葉直紀(ブルー・マーブル・ジャパン三島理恵(全国こども食堂支援センター・むすびえ)
  3. 報告「若者への演劇プログラムの効果をエピソードで理解する」:板倉哲(青年劇場)
  4. 質疑応答

登壇者

(敬称略)

  • 千葉直紀(株式会社ブルー・マーブル・ジャパン):
    発展的評価、社会的インパクト・マネジメント、組織診断等を通した社会的事業の開発・改善、組織のマネジメント支援が専門。NPO/NGO、民間企業、資金提供組織、自治体等の評価・マネジメント支援や人材育成、キャパシティビルディング、同分野に関する国内外の調査を広く行ってきている。日本評価学会、アメリカ評価学会メンバー。認定ファンドレイザー(日本ファンドレイジング協会)、中小企業診断士(経済産業大臣登録)
  • 三島理恵(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ):
    大学卒業後、国際協力機構に勤務。2009年、設立スタッフとして日本ファンドレイジング協会に入職し、事業の立ち上げ、広報全般を担うコミュニケーション・ディレクターとして従事。また、企業、NPO、行政、国際機関などと協働で行っている寄付キャンペーン「寄付月間-Giving December-」の立ち上げにも尽力。現在は、企業やNPOのコンサルタントとして、動物殺処分ゼロ、こども食堂、途上国の女性支援、スポーツ選手による社会貢献活動などの事業に携わっている。認定ファンドレイザー。広島県尾道市在住。
  • 板倉哲(秋田雨雀・土方与志記念青年劇場):
    俳優・演出者・ワークショップ講師。1958年愛知県生まれ。立命館大卒業後青年劇場付属養成所に学び、1982年同劇団入団。演劇ワークショップはさいたま市若者自立支援ルーム等の定例プログラムで講師を務める他、中学校・定時制高校の特別講師として授業を担当。都内中学校や高校の演劇部の指導や大会審査員でも活躍。「人間らしい人間が人間らしくそこにいる」演劇を理想とする。
  • 司会・田中博(一般社団法人参加型評価センター):
    一般社団法人参加型評価センター代表理事、日本評価学会認定資格評価士。ヒマラヤ保全協会事務局長としてネパール農村での参加型開発に関わる。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人参加型評価センター

  • [at] gmail.com(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



新刊案内:SDGsと地域社会ーあなたのまちで人間の安全保障指標をつくろう!

高須幸雄・峯陽一編『SDGsと地域社会―あなたのまちで人間の安全保障指標をつくろう!』(明石書店、B5判/並製/304頁、定価3,200円+税)が刊行されました。

SDGsも折り返し地点を迎えました。SDGsには17の目標、169のターゲット、247の指標があります。これらの指標は困難を抱える途上国を主として想定して設定されているので、日本はすでに多くの指標を達成しているようです。

では、私たちは何をしたらいいのでしょうか。SDGsのバッジを身につけて、なんとなく「エコ」の雰囲気を出して、「やってる感」を出すだけでいいのでしょうか。

私たちは、基本に立ち返るべきだと思います。SDGsの最上位の目標は「誰も取り残されない社会をつくる」ことです。日本では、そのような社会を実現できているでしょうか。

「誰も取り残されない社会をつくる」という目標は、人間の安全保障の目標でもあります。様々な脅威に直面し、その影響を受けやすい一人ひとりの人間の命、生活、尊厳を守り抜こうとする人間の安全保障の目標は、根っこのところでは、SDGsと同じものです。

私たちは、東日本大震災の甚大な被害を受けた宮城県の皆さんと力をあわせて、人間の安全保障指標<宮城モデル>を作成しました。この本で、その全体像を示します。地域社会が抱える問題を、県の平均値ではなく、市町村に脱集計化(アマルティア・セン)することで、一人ひとりが抱える問題に接近します。震災が残した課題、そしてコロナ禍をふまえ、どこで誰が困っているのか、問題点をあぶりだしていきます。

<宮城モデル>は、客観データと主観データを組み合わせ、NPOの視点をふまえ、ビッグデータをとりいれ、命、生活、尊厳の領域に分けて、合計99個の指標で構成されています(人間開発指数の計算方法を応用)。そして、市町村ごとにレーダーチャートを作成し、課題を示し、具体的な提言を行っています。さらに、被災者、子ども、女性、多文化共生などについて、宮城県在住の皆さんを中心に考察を寄せていただき、問題を深く掘り下げています。

SDGs、そして国際開発学会の活動においては、足元の日本国内の課題と、世界各地の開発課題を水平的に等しく扱い、片方の問題にかかわることで、他の問題にも想像力と応用力を広げていくことが問われています。

この本では、他の地域、地方自治体でも手法を応用していただけるように、<宮城モデルから全国へ>の広がりも意識しました。ぜひ本書を手元に置いて参照していただきながら、皆さんのそれぞれの場所で、SDGsの真の課題に取り組む人間の安全保障指標をつくってみてください。

アマゾンから注文していただけます。

編者

  • 高須幸雄(人間の安全保障に関する国連事務総長特別顧問、NPO法人「人間の安全保障」フォーラム理事長、日本ユニセフ協会副会長、中部大学客員教授)
  • 峯陽一(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授)

本件にかんするお問い合わせ先

峯陽一 

  • ymine [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

なお、全国データを都道府県に脱集計化した『全国データ SDGsと日本』も販売中です。

JICA(国際協力機構)による『全国データ』の英語版もあります。こちらは無料でダウンロードしていただけます。




オンラインセミナー:国際共創塾「開発コンサルタントが語る地域開発と平和構築のリアル」12月22日開催(会員・一般)

ロシアによるウクライナ侵攻をあなたはどのようにみていますか?

いままで内戦や紛争などの国対国あるいは、同じ国内での戦闘行為は、なんとなく旧来の民族や部族による闘争や民主主義の欠如による、いわば先進国である日本国民にとっては、遠くの「貧しい開発途上国」の対岸の火事のようなものだととらえられてきました。もちろん、ウクライナ侵攻以前にも、世界中の紛争や内戦に心を痛めて支援を行ってきた人たちがたくさんいたことは事実です。

しかし、ヨーロッパ、あるいは西側諸国である「ウクライナ」でロシアという世界の大国による戦争による侵略がおこなわれている現状に鑑みるに、もう、どこかわれわれと縁の遠いところで「紛争や戦争」が起きているとは思えなくなってしました。

そう、もう世界のどこで紛争や戦争がおこるのかまったく先が読めない時代になってしまったのです。

ここで、わたしは、果たして今まで日本は、世界の平和構築に対して、具体的にどのような考えで、何をおこなってきたのかを、事実に基づきお話ししようと思います。※国家機密や守秘義務を順守した上での講義です。

【現場でがんばる仲間を応援したい。開発コンサルタントという実務家として携わってきた平和構築業務について語ります】

わたしは、インフラ整備を行う建設コンサルタント会社で働いていた「地域研究者(アラブ・イスラーム研究)」であり、社会開発コンサルタントとして、政府開発援助(ODA)の、ほぼすべてのスキームにかかわってきました。

技術協力である開発調査、無償資金協力、円借款(有償資金協力)の現場で、みずからプロジェクトに入るだけではなく、事務系コンサルタントとして、年間50件近くのODA案件をあつかう開発コンサルタント企業の、業務管理・渉外・営業にかかわってきました。

それらの経験の中から、特に、「地域開発と平和構築」というテーマで、エリトリア、東ティモール、フィリピンのミンダナオの自分が従事した業務からの学びをみなさんとシェアさせていただきたいと思います。

<実際に平和構築、緊急支援、復興援助、開発援助の現場で何が行われているのか?>

わたしは、国際協力機構(JICA)の業務を現場で遂行する開発コンサルタントという実務家の一人です。そもそも、開発コンサルタントという専門職については十分に知られているとは言えませんが、ひとことでいうと、国際協力のプロフェッショナルです。

わたしは、日本でトップクラスの農業土木と地域開発を専門とする開発コンサルタント企業で、事務系コンサルタントのちに社会開発コンサルタントとして、個人としても国家計画(東ティモールの復興支援)やコミュニティ開発の現場に携わってまいりました。そして、「開発」とはすべからく「地域開発」であると考えています。

開発コンサルタントでも技術系の建設コンサルタントは、政府開発援助で、開発途上国において、JICAの指示のもと、調査、計画、設計、実施(調達、製造、建設工事など)の社会基盤整備をおこなっています。

社会基盤とは、インフラ建設などのハードと制度や仕組み、教育普及などソフトの融合体であり、片方だけの供与(支援)はありえません。

このセミナーでは、理念や学術的な分析・提言ではなく、実際に平和構築の現場でなにがおこなわれており、何が問題なのか、緊急援助から復興支援、開発援助への全体の流れを俯瞰しつつ、具体的な課題を対策について解説をいたします。

開催概要

  • 日時:2022年12月22日(木曜)20:00~21:30
  • 開催方式:ズームによるオンライン

アジェンダ

0.チェックイン(自己紹介)
1.開発コンサルタントとしてのしばやんの足跡(自己紹介)
2.平和構築の3つの考え方と立場(理念(理論)ベース、実務ベース、共感(心情)ベース)
3.JICAの平和構築支援の枠組みと時間的推移
4.日常と非日常の観点から見た紛争と平和構築※オリジナル分析
5.平和構築の課題と対策
6.懇親会(自由参加)
21:30の終了後に興味のある人のみ自由に意見交換する場を設けます。

※上記の1~5のセミナー部分のみ、後日、一般公開するためにズームで録画をさせていただきます。よろしくご了承ください。

なお、国際共創塾のフェイスブックグループに参加されますと、割引価格が適用されます。
こちらからご参加ください。参加にあたっては、柴田英知とフェイスブック友達になる必要があります。事前に、参加のルールをご確認ください。

■国際共創塾ーグローバルキャリア支援と地域開発・フェイスブックグループ

申し込み先URL

講師プロフィール

★共創コンサルタントによる地域づくり支援

しばやんこと柴田英知は、大阪外国語大学でアラビア語を学び、開発コンサルタント会社で東京をベースに、JICAなどの政府開発援助(ODA)の仕事を16年、国際協力NGOで1年働いてきました。

業務経験のある国は、エジプト、ドバイ、エリトリア、ブルキナファソ、イラン、フィリピン、東ティモール、スリランカ、南インドなど、フィリピンには、2004年3月から2008年6月までマニラ事務所の駐在員として赴任していました。

経験が長い国は、エジプト、3案件、足掛け5件、東ティモール3案件、足掛け5件、フィリピンはさまざまな仕事で足掛け8年ほどです。国づくり(国家計画の立案)からコミュニティ開発まで政府開発援助と国際協力NGOで幅広い業務経験があります。

開発途上国の相手国政府はもとより、JICAやJETRO、外務省、大使館など日本の援助関係機関、さらには世銀などの国際機関、先進国や開発途上国のNGOに加えて、日本の商社、メーカー、コントラクター(建設業者)なども一緒に仕事をしています。


本件にかんするお問い合わせ先

国際共創塾
塾長・柴田英知

  • bxf00517 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

■国際協力のキャリア相談ならおまかせください

■note 共創コンサルタントによる国際協力キャリア支援 柴田英知

★国際協力キャリア支援の個別面談はこちらから受付中です★




オンライン「国際協力キャリア支援セミナー」12月10日開催(会員・一般)

国際協力を仕事にするためには。まずは国際協力業界について語ります

今現在、国際協力キャリアをめざして就職活動をしている大学生および大学院生のあなた。そして、大学のキャリアセンターなどで、就活生を伴走支援しているキャリア支援をしているあなた向けのセミナーです。

あの時に知っておけばよかった。そんな国際協力キャリア形成のポイントを3つにまとめてみました

わたしは2020年以来、200名以上の国際協力業界で働きたい方の個別面談をしてきました。わたしがうかがったお悩みで多かったのは、次の3つに集約されます。

  • ターゲット(業界の範囲)の不明瞭さ(どこまでを国際協力の仕事と考えるのか)
  • 求められる資質(スペック)の高さ(本当に必要なのか、 その攻略方法)
  • 専門性の考え方(中長期的な視野を持つ)

つまり、面談してきた 就活生のほとんどに共通の悩みとしが業界知識へのアクセスに苦労し、自分には専門 分野がないのではと思い、自分の強みを活かせるのかどうかに悩んでいました。その 状態から飛び立つためには、マインドセットを整え、正しい情報へのアクセス方法を 身につけ、自分の能力と強みに気づくことが必要です。

申し込みはこちらからお願いいたします。

開催概要

  • 2022年12月10日(土曜)20:00~21:30
  • ズームによるオンライン開催

わたしがお話をうかがった 方のお悩みで多かったのは、下記の問題でした。それらの課題の傾向と対策について語ります。

プログラム

1.国際協力キャリアについての情報源(ウェブ、一般書籍など)

まず アクセスすべきは、JICAが運営しているPEARTNER()、
開発コンサルティング企業協会のnote()およびYouTube(@ecfa2804)、書籍では「国際協力キャリアガイド
(各年版)」()などがあげられます。それらのチェック
ポイントと、代表的な国際協力と開発学についての教科書を紹介します。

2.国際協力キャリアを考えるにあたってのマインドセット

国際協力に限らず、海外で働くためには、英語に代表される語学の問題、異文化に対する理解、気候も食べ物も違うなかで生活することへの慣れ、なによりも自分たちとは異なる価値観と生活環境で生きている世界の仲間に対する共感と理解がなければ、コミュニケーションをとることや、よい関係性をつくることができません。そのために留意したほうがよいポイントを解説します。

3.現状の国際協力業界のアクターとその特徴

一般に、国際協力業界は、1)国際機関、2)JICA、3)開発コンサルタント、4)国際協力NGO、5)社会的起業家、6)JICA海外協力隊などといわれていますが、果たしてそれだけでしょうか。

わたしは開発コンサルタントとして、日本の政府開発援助のうち、技術協力、無償資金協力、有償資金協力(円借款)、個別専門家、そして国際協力NGOスタッフとして、日本人がおこなっている国際協力のさまざまな現場で働いてきました。

東ティモールの独立にあたってはJICAがおこなった国家計画の立案に参画し、世界銀行や国際機関との援助協調の現場にいあわせたことがあります。 またフィリピンやアフリカでは、実際に地域開発の灌漑施設や道路、給水施設、橋、学校や保健所などのインフラ整備の工事現場にも立ち会ってきました。そこで気がついたことは、現地の人にとって、外国人の援助関係者はどのように映っているのかということです。ここでは、現地の人を基点にした場合の国際協力のアクターについて解説します。

4.どのような能力(専門知識、業界理解など)が必要とされているのか

おそらく、あなたが一番、知りたいところだと思います。参加者のみなさんの質問やお悩み
に答えながら、あなたが伸ばすべき武器とすべき、専門知識などについてインタラクティブに解説します。 5.その他(必要に応じて補足します) この1~5の部分が、業界研究[模擬]セミナーとなります。大体60分ほどを予定しています。なお、この部分のみ録画をさせていただきます。音声ミュート、顔出しなしにご協力ください。

質疑応答

わたしからのインプットの後、参加者の間で、感想などをシェアしていただきます。それを踏まえて質疑応答をおこないます。

大体、30分ほどを予定しています。みなさんのお悩みやかなり突っ込んだ内容についてもできる限りお答えしたいと思います。なお、この部分につきましては、録画しません。顔出しでお願いいたします。

懇親会

21:30の終了後に興味のある人のみ自由に意見交換する場を設けます(自由参加:10時半ごろまで)

【フェイスブックグループによる継続的なフォロー】
国際共創塾では、国際協力のキャリアを歩みたいみなさんだけではなく、それを側面あるいは後ろから支援するキャリア支援者のみなさんが、ざっくばらんに、いろいろな情報交換ができる場をつくることもめざしています。

なお、フェイスブックグループとして、「国際共創塾-グローバルキャリア支援と地域開発」という公開グループを運営しています。こちらでは関連情報の発信と外部のイベントやセミナーの共有をおこなっています。このメンバーになると割引価格が適用されますので、柴田英知にFBの友達申請の上、お気軽にご参加ください。

フェイスブックグループはこちらから

講師プロフィール

★共創コンサルタントによる就活支援

特に国際協力に特化したグローバルキャリア支援をおこなっている柴田英知です。大阪外国語大学でアラビア語を学び、開発コンサルタント会社で東京をベースに、JICAなどの政府開発援助(ODA)の仕事を16年、国際協力NGOで1年働いてきました。 業務経験のある国は、エジプト、ドバイ、エリトリア、ブルキナファソ、イラン、フィリピン、東ティモール、スリランカ、南インドなど、フィリピンには、2004年3月から2008年6月までマニラ事務所の駐在員として赴任していました。

経験が長い国は、エジプト、3案件、足掛け5件、東ティモール3案件、足掛け5件、フィリピンはさまざまな仕事で足掛け8年ほどです。国づくり(国家計画の立案)からコミュニティ開発まで政府開発援助と国際協力NGOで幅広い業務経験があります。 開発途上国の相手国政府はもとより、JICAや JETRO、外務省、大使館など日本の援助関係機関、さらには世銀などの国際機関、先進国や開発途上国のNGOに加えて、日本の商社、メーカー、コントラクター(建設業者)なども一緒に仕事をしています。 2020年より就活生向けのOB訪問サイトマッチャ―などで、国際協力で働きたい人たちの個別面談を200名以上おこなってきました。

申し込み先URL

 


本件にかんするお問い合わせ先

国際共創塾・柴田英知

  • bxf00517 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



鳴門教育大学「第3回・国際協力トークライブ」12月16日開催(会員・一般)

第3回国際協力トークライブのご案内です。

国際教育協力の実務者及び研究者として豊富なご経験をお持ちの馬場卓也先生をお招きしてお話を伺います。

Role and Possibility of Research in Mathematics Education and International Cooperation

 

  • 講師: 馬場卓也 (広島大学大学院人間社会科学研究科・教授)
  • 日時: 2022年12月16日(金曜)18:30~20:00
  • 場所: オンライン(どなたでも),B102(本学関係者のみ)
  • 言語: 英語

下記URLにアクセスしてお申し込みください。


本件にかんするお問い合わせ先

鳴門教育大学グローバル教育コース
日下智志

  • skusaka [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



ECFA×JICA共同セッション「国際開発学会・第33回全国大会」12月4日開催(会員・一般)

ECFAでは、2018年よりODAプロジェクトの広報を目的として国際開発学会にてJICAと共同セッションを行っています。今回も2つのテーマでラウンドテーブルを開催します。みなさまのご参加お待ちしています。

開催概要

地域の課題解決における国際協力人材の役割~JICAにおける国内外の地域をフィールドとした事例の分析から

  • 日時:2022年12月4日(日曜)9:30 〜 11:30
  • 場所:オンラインと対面のハイブリッド方式
    [対面会場] 明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー8F(1083)

水産協力におけるブルーエコノミーの有効性

  • 日時:2022年12月4日(日曜) 12:45 〜 14:45
  • 場所:オンラインと対面のハイブリッド
    [対面会場] 明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー10F(1105)

参加方法

いずれのラウンドテーブルも、聴講には全国大会の参加登録が必要です。
当日は、オンラインもしくは当日会場でご参加ください。

参加費

  • 国際開発学会・正会員:4000円
  • 国際開発学会・学生会員:2000円
  • 非会員(一般):5000円
  • 非会員(学生):3000円

※ラウンドテーブルへの参加には学会参加費が必要です。参加費を支払うと、このセッションを含めた2日間すべてのセッションに参加できます。

学会全体プログラム


本セッションについてのお問い合わせ先

海外コンサルタンツ協会(ECFA)
河野

  • kono [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



国際フォーラム「鉱物資源と経済発展:課題分析と提言」12月7日開催(会員・一般)

モンゴル国の鉱物資源と経済発展: 課題分析と提言

Economic Dependence of Mongolia on Minerals:
Challenges and Recommendations

JICAはモンゴル国において、国民経済の安定と発展のための政策を立案する機能及び人材の育成を目的としたプロジェクトを2016年から5年間実施した。

鉱業収入の効率的な管理、FDIの役割、契約交渉、商品取引の改善の可能性等に関する調査研究を行い、その結果に基づいて鉱業部門及び国の発展における改善を求める政策提言を取りまとめた。

開催概要

  • 2022年12月7日(水曜)10:00~17:20
    7th December
  • 会場:JICA市ヶ谷ビル国際会議場
    Venue: JICA Ichigaya Building, Tokyo
    このフォーラムはハイブリッド方式で世界とつなぎます。(会場とWebiner)
    This Forum will be served by Hybrid (Tokyo Venue and Webiner)

プログラム

10:10~
基調講演:資源戦略と政策のための研究

10:30~
基調講演:モンゴル国における開発基金の設立

11:00~
第一部:資源経済
・モンゴル経済と鉱産品市場の現状
・資源契約及び税制
・資源歳入管理(感度分析、政府系ファンドを含む)
・モンゴルにおける海外直接投資
・資源下流バリューチェーン(マーケティング・貿易を含む)
・資源事業の社会的ライセンス

15:15~ 
第二部:鉱業戦略及び政策提言
・鉱業の持続的発展のために必要な能力
・鉱業戦略と現在の鉱山開発
・持続可能な鉱山開発(鉱業開発戦略を含む)

16:30~ 
第三部:総括

申し込み方法

【会場参加】 Onsite Participants Registration (Face to Face at Venue)
下記URLより事前申込をお願いいたします。(100 名)
Please Register by using this URL.

【オンライン参加】 On-line Participation Registration (Webiner)
下記URL、もしくは右 QR コードより事前申込をお願いいたします。
Please Register by using this URL.

※本フォーラムは会場参加とオンライン参加のハイブリッド方式となっております。
※来場もオンラインも登録ください。


本件にかんするお問い合わせ先

独立行政法人国際協力機構

  • kizuna [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

JICA 社会基盤部
細井義孝(会員)

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



学生スタディ・ツアー「南アジアの未来人財とつくる地域開発のビジョン@中之条」12月17・18日開催(会員・一般)

学生を対象としたスタディツアーの募集です。「南アジアの未来人財(若者たち)と日本をつなぐツアー型ワークショップ」が、花と温泉の町、群馬県中之条町で開催されます。

募集するのは、南アジアを含む世界の人たちと開発課題(農業とエネルギー)について交流しながら考えてみたい学生(高校生以上)です。

参加するのは南アジア地域協力連合(SAARC:South Asian Association for Regional Cooperation)出身の若者たち。SAARCは、南アジアにおける比較的緩やかな地域協力の枠組みであり、南アジア諸国民の福祉の増進、経済社会開発及び文化面での協力、協調等の促進等を目的としています。加盟国は、南西アジアの8か国(インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブ、アフガニスタン)です。

開催概要

「JENESYS2022(対象国:SAARC諸国)SAARC同窓生との学生会議」
南西アジアと日本の未来を語るスタディツアー型ワークショップ@群馬県中之条

※JENESYSとは日本政府(外務省)が推進する国際交流事業「対日理解促進交流プログラム」のうちアジア大洋州地域を対象としたプログラムです。JICEが実施団体の一つとして、プログラムの企画運営を行っています。

  • 期間:2022年12月17・18日(土・日)
  • 場所:群馬県中之条町
  • 参加対象者:過去にJENESYSに参加した SAARC諸国出身の日本在住の海外人財(6名)、テーマに関心のある日本人学生(6名)
  • 実施言語:英語(英検3級程度以上)
  • 費用: 参加費2,000円
    参加費には、上野-中之条までのJR往復、四万温泉での一泊二食、および資料代が含まれます。
  • 共同主催:JICE(一般財団法人 日本国際協力センター)、NPO法人中之条コネクト

内容

未来のアジア地域の発展を担うSAARCの若者(海外及び日本)が、世界に共通する開発課題(今回のテーマは農業とエネルギー)について、フィールド体験を通じて話し合い、具体的な未来のビジョンと自らのアクションプランを提示し、将来につながるグローバルな人脈づくりを構築し、日本・アジア、そして世界平和の発展の礎を創出します。

世界共通の兆候である、高齢化・農業の衰退、エネルギー危機といった課題をもつ日本の地方(今回は群馬県中之条町)に訪問し、現場の問題や解決の事例を体験を通じて知ることで、参加者の現場感や、交流を通じチーム力を高め、効果的な人脈形成とより現実的なビジョンを作る能力を高めます。

応募資格

プログラムテーマに関心のある日本人学生。南アジアを含む世界の人たちと人脈を築きたい方。地域おこし、農業、エネルギーなど社会課題について関心のある方。簡単な英語でのコミュニケーションが可能な方(英検3級程度を期待しますが、英語以上にコミュニケーションしたいという気持ちや積極的な態度がもっと大切です。)、事前のオンラインでのオリエンテーション1時間程度に参加可能な方(日程は参加者の都合を考慮して決めます)、すべての日程に参加できる方。グローカルな仲間たちのメンバーである方(または、いまはメンバーでなくても入会希望者。会費や会則はありません。)

詳しい内容はwebで。募集人数6名を数名を超えた段階で一度締めきります。


本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち
三好崇弘

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



参加型評価手法MSC中級研修Ⅰ:質的インタビュー編(会員・一般)

MSC実施の留意点である、質的インタビュー技術の習得を目的とした、中級・インタビュー編を開催いたします。奮ってご参加ください。

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレームのような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」を集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。人間の意識・行動変容など、想定外・質的変化の把握や分析ができ、学習や改善を促進する特徴があります。手法の詳細はこちらをご覧ください。

参加型評価とは/most-significant-change/

開催概要

  1. 日時:2022年12月3日(土曜)14:00-16:00(日本時間)
  2. 場所:Zoomを活用して、オンラインで行います。マイクとカメラのついたPCと安定したインターネット環境が必要です。配布資料は事前にEメールでPDFファイルをお送りします。
  3. こんな方にお勧めします:
    MSC入門研修を受講した方が対象ですが、入門を受講していなくても、NGO/NPOなど非営利活動に関わっていて、質的(定性的)インタビュー(半構造化インタビュー)技術を習得したい方にもお勧めですので、受講できます。すぐに活用できる実践的な研修です。MSC手法そのものに関心のある方は「入門」からの受講をお勧めします。次回の入門編は、2月に開催の予定です。
  4. セミナーのねらい:
    質的調査に必要な、半構造化インタビューや、MSCに必要なアウトカム(変化)を聞くインタビュー技術を習得する。前回の同内容研修の報告はこちらです。
    sankagatahyouka/archives/
  5. プログラム
    ・講義:質的調査(評価)に必要なインタビューとは?
    ・演習:グループワーク:
    1.良いインタビュアーとは
    2.適切なインタビューの進め方
    ・演習:グループに分かれて半構造化インタビューのロールプレイ
    ・まとめと振り返り
  6. 講師:田中 博
    一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。
  7. 受講料:¥7,000-(税込み)
  8. 申し込み:こくちーずプロでお申し込みください。送られてくるメール記載の口座に期日までに受講料をお振込ください。

    ・しめ切り:11月26日(土曜)
    ・定員:9名(最少催行人数:3名)


本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人参加型評価センター 

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

・個人情報は本講座と参加型評価の情報提供以外に使用しません

※三位一体のMSC研修シリーズ:MSCができるようになるのが目標
・入門:初心者向きにMSCの基本を体験
・中級Ⅰ:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習→今回はコレ!
・中級Ⅱ:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計




国際会議「グローバル社会における持続可能で強靭なアジアの食と農」2023年3月17~20日開催(会員・一般)

この度アジア農業経済学会は、2023年3月18・19日にテーマ「グローバル社会における持続可能で強靭なアジアの食と農」で国際会議を開催いたします。参加者ならびに発表者を募集しております。

開催概要

  • 日時:2023年3月18日(土曜)・19日(日曜)*希望者は20日にエクスカーション
  • 会場:青山学院大学(東京都渋谷区渋谷)対面開催の予定
    (感染状況によりオンラインの可能性あり)
  • 大会ホームページ:
  • 共催:日本農業経済学会・青山学院大学
  • 後援:農林水産省/(国研)農業・食品産業技術総合研究機構/(国研)国際農林水産業研究センター

内容

グローバル化と同時に不確実性と不安定性が増す昨今の国際情勢を踏まえ、「グローバル社会における持続可能で強靭なアジアの食と農」というテーマで国際学術会議を開催いたします。以下のサブテーマに関する講演や発表が予定されております。

  • 持続可能で環境負荷の少ないアジアの食と農
  • アジア農業の強靭な回復力
  • アジアにおける農業の零細性、人口動態、農村構造変化
  • アジアの農業とジェンダー
  • アジアにおける消費者の食品嗜好変化
  • 技術革新(バイオテクノロジーや遺伝子工学など)とアジアの農業
  • アジアにおけるデジタル革命と包摂的で持続可能な農業
  • アジアの農業と農村の構造変化における制度革新の役割
  • アジアにおける農産物貿易、バリューチェーン、食料市場
  • アジア農業の構造変化と国際協力の役割
  • SDGsの達成におけるアジアの農業の役割

基調講演(同時通訳付き)

  • クリストファー・バレット教授(コーネル大)
    「より健康で、平等、強靭、かつ持続可能なアグリフードシステムへの変革に向けて
  • ルドルフォ・M. ナエガ教授(テキサスA&M大)
    「高齢化社会と農業:農業始業プログラムへの含意」
  • アキム・ドーベルマン博士(国際肥料工業協会研究部長)
    「グローバルな化学肥料産業の革新と展望」
  • 鈴木綾教授(東京大学)
    「アジアにおける魚類の陸上養殖:農家の選択を考察する」

講演者は今後追加予定。


本件にかんするお問い合わせ先

株式会社バイリンガル・グループ

  • e-mail:asae2023 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



ウェビナー「ODAソフトパワー論~国家安全保障の強化のために~」11月1・8日開催(会員・一般)

前回のオンラインセミナー()
の参加者によるフィードバックを基に、ソフトパワーの観点から日本の開発協力を論じ、国家安全保障をいかに強化するか提案するセミナーです。

講師は引き続き橋本強司氏。2回シリーズですので、ぜひ皆さま続けてご参加ください。

開催概要

日時

  • 1回目:2022年11月1日(火曜)16:00-17:30頃予定
  • 2回目:2022年11月8日(火曜)16:00-17:30頃予定

方法

Zoomを利用したオンライン

対象

このテーマに関心がある方
※特に開発コンサルティング業界を目指す学生・若手の方、既に開発コンサルティング業界で働く若手の方におすすめです。

プログラム

第1回:11月1日(火曜)

I. ソフトパワー概論
ソフトパワーとは何か、歴史、実践、効果、評価などについて紹介します。

II. ソフトパワー強化に向けて
技術革新と文明、20世紀開発モデルの限界、仏教経済学の示唆、公共財としての開発協力、日本のソフトパワーの源泉などについて論じます。

第2回:11月8日(火曜)

III. 日本のためのODAソフトパワー論
ODAソフトパワーの役割、強化の条件、代替開発モデル、防衛力と開発協力、ソフトパワーによる戦略的開発協力などについて提案します。

申込み

事前申し込みが必要です。期日までにお申込みください。開催日までに参加に必要なURLを送付します。

  • 第1回目(11/1)締切日:10月28日
  • 第2回目(11/8)締切日:11月4日

講師

(株)レックス・インターナショナル会長
橋本強司(はしもと・つよし)さん

1949年 東京生まれ
1972年 東京大学工学部建築学科卒
その後、米国南カリフォルニア大学で修士(環境工学)、コーネル大学でPh.D.(水資源計画、経済、オペレーションズ・リサーチ)取得。国際応用システム分析研究所(IIASA;在オーストリア・ウィーン、研究員)、(財)国際開発センター(研究員)、日本工営(株)(企画部副参事、経済部次長、都市・地域開発部次長)を経て、1995年(株)レックス・インターナショナルを設立、代表取締役。2001年より2016年まで学習院大学経済学部非常勤講師。2010年より一般社団法人海外コンサルタンツ協会理事。2014年より2021年まで「国際開発ジャーナル」論説委員。42年間にわたり国際協力事業団及び独立行政法人国際協力機構(JICA)による多数の技術協力案件で、総括責任者を歴任。
専門分野:都市・地域開発、環境、組織・制度、水資源管理、プロジェクト経済他

注意事項

  • 実施報告(匿名で質疑応答などをまとめる予定)は公開予定です。あらかじめご了承ください。
  • プレゼンテーション部分は後日配信する可能性があります。
  • 録音・録画・チャットの保存はご遠慮ください。

詳細はこちら

ご参考
(株)レックス・インターナショナル


本件にかんするお問い合わせ先

(一社)海外コンサルタンツ協会(担当:河野)

  • E-mail:kono [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



公募:共立女子大学専任教員・国際協力(平和構築分野)

共立女子大学国際学部では、国際協力(平和構築分野)の専任教員を公募開始しました。会員の皆様のなかには、平和構築分野関係の研究者が多数おられるかと拝察します。ご関心の向きには是非ご検討いただければ幸いです。

公募採用者に求める担当予定科目群は、「平和学」「平和構築論 A」「平和構築論 B」「政治学」「国際協力と NPO」などの講義科目 及び ゼミナール科目等です。

応募締切は、2022年 11月24日(金曜)必着です。

詳しくは、以下のURLから公募内容をご確認ください。

共立女子大学・公募情報

※JREC-INにも近日中に掲載予定です。


本件にかんするお問い合わせ先

なお、お問い合わせは公募案内にお問い合わせ先に直接お問い合わせください。(問い合わせはメールのみにて受付)

  • kokusaisaigakubu [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



学会シンポジウムxフィールドツアーの融合「中之条クロス2022」(中之条異分野知的交流会)10月29・30日開催(会員・一般)

中之条クロス2022(中之条異分野知的交流会)
「コロナ禍を乗り越える未来:日本の第一線の研究を知り!楽しむ2日間!」

開催概要

  • 期間:2022年10月29日・30日(土・日)
  • 場所:群馬県中之条町五反田3527−5
  • 主催:中之条アカデミー

背景と目的

群馬県中之条町は、観光×農業という新たな観光づくり「交流人口の増加」にさまざま取り組んできました。中之条町は、国際協力で長年活用されている事業計画ツールPCMをつかった事業策定や、同研修をオンラインでの地域づくり研修で使い全国から若手人材の発掘をしています。

過去、2年間の活動で、さまざまな若者、教育機関、海外協力機関など、オンライン研修会、現地体験会などを通じて200名を超える若者、今後の日本の担い手候補とのご縁ができました。

この関わりを今後に繋げるべくこれまで地域にかかわっていただいた学識関係者の方々に「皆様の研究をかたっていただく自由な場」をツアー形式で中之条町にて提供したいと考えました。

プログラム内容

10月29日(土曜)

11:57 草津1号(長野原草津口行)中之条駅着
12:10 JR中之条駅 貸切バス発
12:25 中之条ガーデンズ(中之条マルシェ会場)にて
中之条産品の料理・グローバルフードデザインコンペの受賞シェフの特製料理ランチ
13:45 中之条ガーデンズ(中之条マルシェ会場)発
14:00 伊参スタジオ 着 発表会場 参加者研究分野・自己紹介
15:30 伊参スタジオ 発
16:00 四万温泉 中生館(宿泊先)着 発表準備など自由(温泉街散策)
18:00 自由参加型 研究発表・プレゼンテーション(参加者数により時間調整)
<食事と温泉。各自自由に>
21:00 終了・フリータイム

10月30日(日曜)

07:00 おいしい朝食会
09:00 中生館 発
09:30 伊参スタジオ着 発表準備など
10:00 シンポジウム「コロナ禍を乗り越える地域づくり、中之条町モデルに見える未来-」
10:10  基調プレゼンテーション 「中之条町モデルの形成と未来」
10:30〜11:50  講演(各先生15分、質疑応答5分)
11:50 休憩
12:00 パネルディスカッション「(仮)ポスト・コロナで地域づくりの何が変わったか」
12:30 シンポジウムの終了  会場撤収
12:40 伊参スタジオ発
12:50 中之条ガーデンズ 着 昼食
14:00 中之条ガーデンズ 発
14:15 歴史と民俗の博物館 ミュゼ 着 館長ガイドのもと見学
15:45 歴史と民俗の博物館 ミュゼ 発
15:55 中之条駅 着
16:00 草津4号(上野行)中之条駅発

参加者の対象

中之条町民、中之条町地域づくり関係者。中之条町が推進してきたデジタルを駆使した新しい地域おこしに興味がある方。学生や一般の方、研究者。中之条町という魅力あふれる地域を知的に体験型ツアーをしたい方。多様な方々と交流を通じて人脈を広げたい方。

参加費(2日間)

一泊の宿泊費、昼食2食、朝食夕食2食の4食付き、中之条町内の貸切バスでの移動交通費が含まれます。ただし、発表会場の設営など作業協力いただく場合があります。参加者と共に作る参加型イベントです。ご了解ください。
*中之条町までの交通費は自己負担ください。

  • 一般社会人:1万2000円
  • 一般学生:8,000円 (当日支払い。現金 or PayPay)
  • ・シンポジウムのみの参加は無料です。(伊参スタジオ集合)

参加研究者紹介

石川晃士(Ishikawa Koji)

玉川大学農学部環境農学科 准教授
農学国際協力・農業経済・地域活性化

荻野慎諧(Ogino shinkai)

古生物学者。
徳島県勝浦町参与、福井県勝山市ジオパークアドバイザー

谷口陽子(Taniguchi Yoko)

筑波大学人文社会系・保存科学/考古科学

鈴木富之(Suzuki Tomiyuki)

宇都宮大学地域デザイン科学部講師
観光地理学・人文地理学

参加研究者のプロフィールなど詳しくはこちらで。(応募もできます)


本件にかんするお問い合わせ先

中之条アカデミー事務局・枝

  • nakanojotiikiokosi [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



国際オンラインシンポジウム「緊急期及び長期化する危機下の教育をいかに支援できるか」10月18日開催(会員・一般)

緊急期及び長期化する危機下の教育をいかに支援できるか
~教育を後回しにはできない基金 ヤスミン・シェリフ事務局長を招いて~

この度、教育協力NGOネットワーク(JNNE)では、教育変革サミットでの議論を踏まえ、緊急期及び長期化する危機下の教育(Education in Emergencies and Protracted Crises: EiEPC)が直面する現状と重要性、それに対して日本としてできることについて、ユース世代と各分野の専門家とともに議論を行うオンラインシンポジウムを開催いたします。

冒頭に谷合正明参議院議員よりウクライナ難民支援の現場視察の所感を踏まえたEiEPCの重要性についてご発言をいただき、続く第1部では、海外からのゲストスピーカーとして、2016年の世界人道サミットで設立が合意された、世界で最初の緊急時の教育支援に特化した多国間援助機関である「教育を後回しにはできない(Education Cannot Wait)基金」より、ヤスミン・シェリフ事務局長にご登壇いただき、現場の最新の状況を交えつつEiEPCが直面する現状と課題について報告いただきます。

第2部では、「ユースとの対話」と題しEiEPCの重要性と日本政府への期待に関するユースからの意見・質問をもとに、ECW事務局長、ウクライナ難民支援の現場を視察された高橋光男参議院議員、日下部英紀外務省国際協力局審議官・NGO担当大使を交え、議論を行います。

皆様のご参加をお待ちしております。

※ECWについては( )、JNNEについては( )をご覧ください。

開催概要

  • 日時:2022年10月18日(火曜)18:00~19:00(17:55から入場できます)
  • 場所:オンライン(Zoom)

プログラム

開会挨拶
谷合正明 参議院議員

第1部:基調講演
ヤスミン・シェリフ「教育を後回しにはできない(Education Cannot Wait: ECW)基金」事務局長
EiEPCを取り巻く現状(アフガニスタン、ミャンマー等現地視察を踏まえた報告)とECWの活動について

第2部:ユースとの対話
・教育協力分野で活動する日本のユース
・ヤスミン・シェリフ ECW事務局長
・高橋光男 参議院議員
・日下部英紀 外務省国際協力局審議官・NGO担当大使

お申し込み

以下のリンクからお願いします。(申込締切:10月17日(月)15:00まで)

お申込みいただいた皆様に、10月17日(月曜)17時以降に当日のZoomリンクをお送りいたします。


本件にかんするお問い合わせ先

JNNE運営委員/ワールド・ビジョン・ジャパン
担当:柴田・岩間・池之谷

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)