新刊案内『Empowerment Through Agency Enhancement』

この度、学会員3名(佐藤峰、佐柳信男、柳原透)で執筆した“Empowerment Through Agency Enhancement: An Interdisciplinary Exploration”Palgrave Macmillan社より発刊されました。

本書は、国際協力(住民参加、ジェンダーと開発)、ソーシャルワーク、公共サービスの提供という3つの文脈を主な事例に、主体性の定義、その醸成の阻害・促進の要因やメカニズムを理解することに焦点をあてています。本書の目的は、1)主体性の重要な役割を認識し、2)その定義と位置づけを検討し、3)多層的な条件を理解し、主体性の醸成がどのように起こりうるかについての作業理論を作り、4)主体性の醸成を可視化し評価するためのアイデアを共有することです。

公共サービスや国際協力など様々な社会的なプロジェクトのより効果的な実施と持続可能性のために、働きかけの対象者側の「主体性(エージェンシー、人が自ら「内側から」動くための力)」が果たす重要な役割を認識することから出発し、外部支援者が、そうした能力の発露をどのように後方支援し、活性化できるのかという問いに、人類学、心理学、経済学のアプローチと視点を組み合わせることで、 応答しようとした本になっております。英語ですが、よろしければ、是非ご一読ください。

出版社リンク:

目次

  • Chapter1: Introduction: What moves researchers to take initiatives to this interdisciplinary research project

Part 1:Understanding Agency and its Development

  • Chapter2: Beyond Aloof Cynicism: A Critical Overview of Anthropological Perspectives on Agency and its Development
  • Chapter3: A psychological perspective on agency in the context of behavior change
  • Chapter4: Agency in economics — rationality, human capital, and human capability

Part 2: Enhancing Agency: its Plausible Mechanisms and Influential Factors

  • Chapter5: What is done for facilitating agency development in practice: Documenting and crystallizing an unsung practical knowledge of a Third-Country Expert
  • Chapter6: A psychological framework for breaking the poverty trap
  • Chapter7: User-centered approaches to service transactions and the empowerment of service users

Part3: Visualizing and Measuring Agency

  • Chapter8: Writing, Telling, Expressing Self in Association with Others: Revisiting and Examining Life Record Movement as an Origin of Story-based Methods in Japan
  • Chapter9: The psychological measurement of agency in poverty contexts: Recent developments and challenges
  • Chapter10: Visualization of the stages of agency formation/development – – The design and performance of the program for the poorest in Chile
  • Chapter 11: Concluding Remarks

本件にかんするお問い合わせ先

横浜国立大学都市イノベーション研究院
佐藤峰

    • sato-mine-bn@ynu.(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



「評価入門ープロジェクト評価の基本的プロセスを学ぶ」5月31日開催(会員・一般)

国際協力と地域づくりの融合を推進している「グローカルな仲間たち」では、国際協力の定番ツールPCMの研修を国内事例で実施したり、また国内の地域おこし事例を国際協力の視点から読み解いたりするイベントをしてきました。

今回のテーマは「評価」です。国内でも「評価」が脚光を浴びています。しかし、「評価」が十分いきわたっていない現場では何が評価なのかわからず、やみくもに「評価は難しい」という印象を持たれています。基本的な評価は実はそれほど難しくありません。まずは基本的な評価を知り、簡単な事例で評価を実践できることが大切です。

ということで、一日で、実務者の視点で評価のプロセスをさらっと、広く、実用的なところのみに焦点をあてて実践するプログラムをつくりました。

グローカルな仲間たちらしく、参加型で交流も目的として実施しますので、実務者から学生の方まで参加歓迎です。

開催概要

  • タイトル:評価入門ープロジェクト評価の基本的プロセスを学ぶー(1日間)
  • 日時:2022年5月31日(火曜)9:30~17:30(懇親会18:00~20:00)
  • 場所:リアル会場(都内・茗荷谷駅)*参加者に具体的な場所をお知らせします
    オンライン:Zoomを使用
  • 募集人数:最少人数:5名(最大人数:12名)
  • 参加費:6,000円(フルタイム学生 500円)*テキスト代込み
  • 応募方法や講師略歴などはwebにて()

主な内容:

1 評価の設計
2 質的データの収集と分析
3 量的データの収集と分析
4 考察と結論
懇親会:みんなで居酒屋で懇親

進め方

あるプロジェクトの評価を事例として、理論と演習を通じて、評価のプロセス(評価の企画から報告書までの流れ)を紹介します。一日ですので、広く浅く、プロセス=流れの全体を把握することに主眼を置きます。一部、グループになってみんなで実際に手や体を動かして実践します。ポストイットやパソコンを活用します。グループ(2~3名)に分かれて参加型で学んでいきます。


本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち
三好崇弘

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



参加型・質的評価手法MSC中級研修Ⅱ『カスタマイズ編』6月4日開催(会員・一般)

MSC実施の留意点の一つである、プロジェクトにあわせてMSCを基本設計する技術の習得を目的とした、中級Ⅱ:カスタマイズ編を開催いたします。現場でMSC実施を前提とした実践的な内容です。

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレームのような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」を集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。人間の意識・行動変容など、想定外・質的変化の把握や分析ができ、学習や改善を促進する特徴があります。手法の詳細はこちら(参加型評価とは/most-significant-change/)をご覧ください。

開催概要

  1. 日時:2022年6月4日(土曜)14:00-16:00(日本時間:要望に応え、時間延長しました!)
  2. 場所:Zoomを活用して、オンラインで行います。マイクとカメラのついたPCと安定したインターネット環境が必要です。配布資料は事前にEメールでPDFファイルをお送りします。
  3. こんな方にお勧めします:
    実際にMSC評価を計画している方。対象は入門研修を受講した方(対面、オンラインどちらでも)が望ましいですが、受講がなくても参加できます。中級編Ⅰ(インタビュー編)に関しては、参加していてもいなくても結構です。
  4. セミナーのねらい:
    MSC実施に必要な、評価対象のプロジェクトに合わせて、MSCの基本設計を適切にカスタマイズする(評価目的の設定、参加する関係者の選択、設問の設定など)能力の習得を目指します。これによってMSC評価を効果的・効率的に実施できるようになります。前回研修の報告はこちら()。
  5. プログラム(予定)
    ・講義:MSC手法のおさらい
    ・演習:事例に従って対象プロジェクトの把握、評価目的・設問の設定
    ・演習:データ収集の方法、対象、実施者の選択
    ・演習 :データ分析の主体、フィードバック方法の議論
    ・まとめと振り返り
  6. 講師:田中 博
    一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。
  7. 受講料:¥7,000-(税込み)
  8. 申し込み:こくちーずプロでお申し込みください。送られてくるメール記載の口座に期日までに受講料をお振込ください。

    ・しめ切り:5月28日(土曜)
    ・定員:12名(最少催行人数:4名)

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人参加型評価センター 

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

・個人情報は本講座と参加型評価の情報提供以外に使用しません

<参考:MSCができるようになる!研修のラインアップ3本柱>
・MSC入門:初心者向け(120分)
・MSC中級Ⅰ:質的インタビュー編(120分)
・MSC中級Ⅱ:カスタマイズ編(120分)→今回はコレ!




「地域再生マネージャーが直接伝授! 地域を元気にする特産品開発講座」5月21日開催(会員・一般)

国際協力と地域づくりの融合を推進している「グローカルな仲間たち」では、国際協力の定番ツールPCMの研修を国内事例で実施したり、また国内の地域おこし事例を国際協力の視点から読み解いたりするイベントをしてきました。

最近、国際協力における農村開発は「生産」だけでなく、販売を意識した生産を進めるたけでなく、バリューチェーン(生産-加工-販売)そのものに焦点が広がってきています。その中で重要な牽引力となるのが地域の特産品。地域資源を生かし、かつ地域の格差是正や地域おこしにつながるような特産品をつくるノウハウについて、実践者から学ぶ勉強会です。

開催概要

  • タイトル:地域再生マネージャーが伝授! 地域を元気にする特産品開発講座ーー地域活性化バリューチェーンをつくるーー
  • 日時:2022年5月21日(土曜)9:45- 17:45
  • 場所:リアル会場「電気通信大学」(調布駅から徒歩10分)、オンライン会場(Zoom)
    *参加者はどちらでも選べます。
  • 講師:塚田佳満(ふるさと財団地域再生マネージャー、総務省地域力創造アドバイザー)
  • 参加費:5000円(1日間、計7時間)フルタイム学生の方は、学生割引500円。

特徴

1) 地域づくり・特産品開発の専門家である地域再生マネージャーの方から、特産品販売ビジネス・商品開発マーケティングの基礎と実際のノウハウを直接学べます。
2) 地域再生マネージャーの思考「地域ビジネスと組織づくりの2軸4象限」の思考法を活用して、理論的にかつ実践的に地域特産品開発の進め方を学びます。
3) 海外発展国におけるバリューチェーン強化や地域特産品ビジネスの導入研修にも使われた実績があるカリキュラムです。
4) 会場はリアルな参加と、オンラインを通じた参加が選べます。リアルとオンラインのファシリテーションの実例に触れられます。
5) 修了者は中之条町(群馬県)公認の中之条アカデミー*より「地域プロジェクトマネージャー実践講座」修了書が授与され、希望者は中之条町による地域づくり人財データベース(ロスター制)に登録されます。

参加資格

国際協力や日本の地域おこし・地方創生・地域再生にかかわっていきたい方。新たに地方でビジネスを立ち上げたいと考えている方、今のビジネスをより強い持続性のあるビジネスにブラッシュアップしたい方。地域再生マネージャー、地域プロジェクトマネージャーなど、地域づくりのプロになりたい方。業界を超えた新しい人脈を形成したい方。学生歓迎。オンライン参加の方は、パソコン技術(ワードの描画で簡単な図を描ける程度)と、当日はパソコン(カメラとマイク付き)とWifi接続(自己負担)が必要です。

応募方法、その他、詳しいことは、Webでご確認ください。


本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち
三好崇弘

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



オンライン「参加型・質的評価手法MSC入門研修」5月14日(会員・一般)

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレーム(PDM)のような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」のエピソードを集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。人間の意識・行動変容など、想定外・質的変化の把握や分析ができ、学習や改善を促進する特徴があります。また、評価に参加するスタッフや受益者へのエンパワーメント効果があります。手法の詳細はこちらをご覧ください。
.com/参加型評価とは/most-significant-change/

開催概要

(1) 日時
2022年5月14日(土曜)14:00-16:00(日本時間)

(2)場所
Zoomを活用して、オンラインで行います。マイクとカメラのついたPCと安定したインターネット環境が必要です。配布資料は事前にEメールでPDFファイルをお送りします。

(3)こんな方にお勧めします
NGO/NPO、コンサルタント、教育・福祉、学術関係者など非営利活動に従事している、またモニタリング・評価や研究に携わっている方。今後予定している方。「説明責任」だけでなく「学習」目的の評価に興味のある方。国際協力だけでなく国内活動にも有効です。

(4)セミナーのねらい
・MSC手法の概略・目的・特徴などの知識を学ぶ。
・手法の中核3ステップのロールプレイによる体験。
・変化のエピソードの比較から、教訓を学ぶ練習。
前回の入門研修(2022/1/8)の報告はこちらを、ご覧ください。
sankagatahyouka/archives/

(5)プログラム
・講義:MSCの概略・目的・特徴・事例紹介
・演習:「重大な変化を集める」ステップの体験
・演習:「最も重大な変化を選ぶ」ステップの体験
・発表、まとめと振り返り

(6)講師:田中 博
一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。

(7)受講料
¥7,000-(税込み)

(8)申し込み
下記こくちーずプロでお申し込みください。申込後に届くメールに記載されている銀行口座に、期日までに受講料をお振込みいただくようお願いいたします。
fa04ddbfcb8434215a43d6089339c811/
個人情報は本講座と参加型評価の情報提供以外に使用しません。

  • 締切日:2022年5月7日(土曜)
  • 定員:16名(最少催行人数:3名)

本件にかんするお問い合わせ先

(主催)一般社団法人参加型評価センター

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

※三位一体のMSC研修:MSCができるようになるのが目標
・入門:初心者向きにMSCの基本を体験→今回はコレ!
・中級Ⅰ:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習
・中級Ⅱ:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計
→3研修すべて受講した方に、修了証を発行することにしました!




JICEライターズワークショップ5月10日開催(会員・一般)

広島大学教育開発国際協力研究センター(CICE)は、このたびエメラルド社とともに、5月10日にJournal of International Cooperation in Education(JICE)誌25号(2022年11月)、26号(2023年前期)投稿希望者向けに、ライターズワークショップを開催することとなりました。

本ワークショップでは、約15分の研究発表に対してエディター陣がコメント、さらに次回以降、原稿作成を進めるような取り組みをしていきます。

ご自身の教育開発に関する知見の国際流通、これから研究室に英文による論文生成ユニットを作りたい、などの関心がある場合、本ワークショップは最適な研究環境整備に貢献いたします。

また参加者(要旨審査あり)には、英文校閲支援、Emerald社 教育系論文のInter Library Licenseに基づく閲覧、日本人掲載経験者による助言などの掲載に至るまでの支援があります。

登録締め切りは4月14日です。奮ってご応募ください。

開催概要

第1回ライターズ・ワークショップ

  • 日時:2022年5月10日(火曜)17:00–20:00
    ・英文ジャーナルへの論文投稿に関する講演
    ・参加者による論文発表(15分/人)
    ・エディターからのコメント
  • 詳細・登録:

本件にかんするお問い合わせ先

広島大学 教育開発国際協力研究センター(CICE)

  • cice [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



途上国開発の活動の有効性と効率性を向上し、インパクトを拡大する実証実験手法の普及プログラム(会員・一般)

途上国での社会課題の解決に取り組んでいるNGO / NPO の皆様及び教育機関関係者の皆様対象

一般社団法人コペルニク・ジャパンは「途上国開発の活動の有効性と効率性を向上し、インパクトを拡大する実証実験手法の普及プログラム」を開催します。全5回のワークショップを開催する、こちらのプログラムへの参加者を募集開始いたしましたのでご案内させていただきます。参加費は無料です。

ご応募は4月29日まで受け付けておりますが、定員になった場合は、早く締め切る場合もございますので、是非ご検討ください。尚、応募者多数の場合は、選定がある場合がございます。

第2回と第3回以外は対面での実施を予定していますが、オンラインでの参加も可能です。ご興味がある方でも、全5回のワークショップの全てに参加できるかわからない、知識が無いので不安がある、ウェブページに記載が無い事項に関して懸念があるので応募を迷っている等ございましたらお問合せください。多くの皆様のご応募をお待ちしております。

応募フォームはこちらです>>https://docs.

プログラムの日程及びそれぞれのワークショップの内容に関しては以下の通りです。

第1回ワークショップ:2022年5月25日(水曜)

【基本コンセプトの理解】
  • マクロレベルでの課題、それに対する解決策やドナーの意識変化についての説明
  • コペルニクの実証実験のコンセプト及び事例の紹介について
  • 課題説明

第2回ワークショップ:2022年6月14日(火曜)

【実証実験の技術的側面理解と実験案のデザイン】
  • 第1回目ワークショップの課題ディスカッション
  • 実証実験の計画立案演習(アイデア出し、データ収集やアウトプットイメージの作成)
  • 定量データ分析の手法の講義

第3回ワークショップ:2022年7月4日(月曜)〜15日(金曜)

【実証実験デザインの進捗及びコンサルテーション】
  • 実証実験の計画立案の個別フォローアップ

第4回ワークショップ:2022年8月31日(水曜)

【実証実験デザイン発表及び外部講師・前年度参加者による講義】
  • 各自の策定した実証実験の計画の発表及び、意見交換
  • 外部講師よる事例共有

第5回ワークショップ:2022年11月4日(金曜)

【ネットワーキング】
  • 各団体のプロジェクト進捗報告及び成果発表を実施する。

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人 コペルニク・ジャパン
担当:近藤

  • japan [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

また、3月9日(水曜)に開催いたしました、本プログラムのオンライン説明会の詳細はコペルニクのウェブサイトでご覧いただけます。NGO/NPOの職員の皆様及び大学等の教育機関の皆様で実証実験を行ってみたい、という方で説明会にご参加いただけなかった方もこちらのページから実施した内容をご紹介しておりますのでご覧ください>>https://

※本事業は独立行政法人国際協力機構(JICA)のNGO提案型支援事業からの助成を受けて開催いたします。




座談会『途上国の社会課題解決に役立つ実証実験手法を学んでみませんか?』4月13日開催(会員・一般)

コペルニク・ジャパンは昨年に引き続き、途上国での社会課題の解決に取り組んでいるNPO/NGO、教育機関の皆様を対象としたワークショップシリーズ(「途上国開発の活動の有効性と効率性を向上し、インパクトを拡大する実証実験手法の普及プログラム」)を開催いたします。

途上国の社会課題解決を行う中で、自団体の活動はどれくらい効果的なのか、もっと課題解決に有効な手立てはないか、といった疑問が浮かんだことはありませんか?実証実験は、これらの疑問解決に活用できるだけでなく、よりインパクトのある活動を作っていくことにも役立ちます。

このワークショップシリーズでは、コペルニクが培ってきた実証実験に関するノウハウをお伝えします。それに先立ち、4月13日(水曜)18:00〜19:00に座談会を開催いたします。この座談会では、過去にワークショップに参加された方たちからのご感想、ご意見やその後の活動などについてお話いただきます。疑問点、ご意見含め、途上国での社会課題解決における実証実験のお悩みや気づきをお話しする場として、お気軽にご参加ください。

ワークショップへの参加をご検討、実証実験手法にご関心をお持ちのNGO/NPOの皆様及び教育機関の皆様、奮ってご参加ください(本事業は独立行政法人国際協力機構(JICA)のNGO提案型支援事業からの助成を受けて開催いたします)。

開催概要

  • 日時:2022年4月13日(水曜)18:00~19:00
  • 場所:オンライン(お申し込み後Zoomリンクが届きます。)
  • 対象者:本プログラムの参加を検討しているNGO/NPOの職員及び大学等の教育機関関係者
  • 参加費:無料
  • 主催:一般社団法人コペルニク・ジャパン

お申込み

以下のURLよりお申込みください。
371Nvjv

座談会詳細

18:00~18:10
コペルニクの紹介     コペルニク 中村俊裕
本プログラムの概要説明  コペルニク 天花寺宏美

18:10~18:40 座談会
ホープインターナショナル開発機構 木下香奈子様
聖心女子大学 神田和可子様

18:40~18:50 質疑応答
18:50~18:55 有識者コメント(仮)
18:55~19:00 閉会


本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人 コペルニク・ジャパン
担当:近藤

  • japan [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



PCMオンライン研修「国際開発のツールを国内事例で学ぶ」4月9日開催(会員・一般)

国際協力と地域づくりの融合を推進している「グローカルな仲間たち」では、これまで国際協力の定番ツールPCMの研修を国内事例で実施してきました。

国内の身近な例で開発問題を読み解くことで、海外経験のあるなしに関係なくツールをみにつけることができ、また日本の開発問題を解決する思考を身に着けることで、世界に通じる応用力を磨くことができます。

今回は、群馬県中之条町が主催する講座として、地域プロジェクトマネージャーの登用制度として4月に開講されることになりました。

  1. 地方フィールドで働くためのスキルとして、中之条町で実際に利用されるPCMをベースとした研修です。今回は、中之条町の「林業」における架空の事例にて、研修を進めます。
  2. 国際的に活用されている「PCM:プロジェクトサイクルマネジメント」を基盤に、地域再生マネージャーの思考「地域ビジネスと組織づくりの2軸4象限」の思考法をとりいれてます。
  3. PCMの強みである世界で通用する論理性(ロジック)や「みんなを巻き込む力=ファシリテーション」を体験し、地域再生マネージャーの思考法を身に着けることで、国内外における地域や組織、また個人的なプロジェクトにも当てはめる実践力を磨きます。
  4. 会場は、オンラインです。(Zoom、Hubs by Mozilla メタバース、Miro)といった、オンラインツールのすべてを活用できる人材を育成します。
  5. 修了者は中之条町公認の中之条アカデミーより修了書が授与され、「中之条ロスター制度」に登録されます。また、中之条町が公募する地域おこし協力隊や地域プロジェクトマネージャーの選考や事業受託時の加点項目となります。他の自治体での同様のポストに応募する際にも修了証明を提供します。

開催概要

  • 日時:2022年4月9日(土曜)10:00~17:00(6時間)
    2022年4月12・19日(火曜)19:00~22:00(3時間×2日間)
  • 会場:オンライン Zoom パソコン画面内 参加者はどちらでも選べます。
  • 講師:塚田佳満(ふるさと財団地域再生マネージャー、総務省地域力創造アドバイザー)、三好崇弘(グローカルな仲間たち主催)
    上記のダブル講師に加えて、当日はファシリテーター(グループワークの進行役)も配置予定です。
  • 参加資格:地方で働くためのスキルを身につけたい方。国際協力や日本の地域おこし・地方創生・地域再生にかかわっていきたい方。地域おこし協力隊や地域プロジェクトマネージャー、地域づくりのプロになりたい方。国際協力で使われているマネジメント方法を学びたい方。業界を超えた新しい人脈を形成したい方。学生歓迎。オンライン参加の方は、パソコン技術(ワードの描画で簡単な図を描ける程度) と、当日にパソコン(カメラとマイク付き)とWifi接続(自己負担)が必要です。
  • 参加費: 5,000円(計6時間)、フルタイム学生の方は、1,000円(料金は資料代pdf、参加費を含みます)

本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち
三好崇弘

参加方法、その他、詳しいことは、Webでご確認ください。

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



MSC中級研修 1『質的インタビュー編』4月9日開催(会員・一般)

MSC実施の留意点である、質的インタビュー技術(半構造化インタビュー)の習得を目的とした、中級・インタビュー編を開催いたします。奮ってご参加ください。

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレームのような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」を集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。人間の意識・行動変容など、想定外・質的変化の把握や分析ができ、学習や改善を促進する特徴があります。手法の詳細はこちらをご覧ください。

開催概要

  1. 日時:2022年4月9日(土曜)14:00-16:00(日本時間)
  2. 場所:Zoomを活用して、オンラインで行います。マイクとカメラのついたPCと安定したインターネット環境が必要です。配布資料は事前にEメールでPDFファイルをお送りします。
  3. こんな方にお勧めします:MSC入門研修を受講した方が対象ですが、入門を受講していなくても、NGO/NPOなど非営利活動に関わっていて、質的(定性的)インタビュー(半構造化インタビュー)技術を習得したい方も受講できます。すぐに活用できる実践的な研修です。MSC手法そのものに関心のある方は「入門」からの受講をお勧めします。
  4. セミナーのねらい
    ・質的調査に必要な、半構造化インタビューや、MSCに必要なアウトカム(変化)を聞くインタビュー技術を習得する。
  5. プログラム
    ・講義:質的調査(評価)に必要なインタビューとは
    ・演習:グループワーク:①良いインタビュアーとは、②適切なインタビューの進め方
    ・演習:グループに分かれて半構造化インタビューのロールプレイ
    ・まとめと振り返り
    前回の同内容の研修の報告はこちらです。
    sankagatahyouka/archives/
  6. 講師:田中 博
    一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。
  7. 受講料:¥7,000-(税込み)
  8. 申し込み:下記こくちーずプロでお申し込みください。送られてくるメールに記されている口座に期日までに受講料をお振込下さい。しめ切り:4/2(土曜)・定員:9名 最少催行人数:3名
    9833fc7d05a6f557e94a305a213be328/

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人参加型評価センター

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

・個人情報は本講座と参加型評価の情報提供以外に使用しません。
※三位一体のMSC研修シリーズ:MSCができるようになるのが目標
入門:初心者向きにMSCの基本を体験
中級Ⅰ:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習→今回はコレ!
中級Ⅱ:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計
※次回の入門編は、5月に開催の予定です。




緊急セミナー「ウクライナ情勢を考える:教育学に何ができるか?」3月24日開催(会員・一般)

「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」(ユネスコ憲章・前文、1945年)

現在、ロシアによるウクライナへの侵攻が続き、多くの人命が失われています。国外に脱出できない人も多く、また、国外に逃れることができた人々にも難民としての厳しい現実が待っています。こうした状況に対して、教育学に携わる者として何ができるのでしょうか。教育学が、直接的に戦争を止めることはできないかもしれません。しかし、少なくとも、教育と平和の問題について、いま私たちはより深く考えるべきではないでしょうか。冒頭に引用したユネスコ憲章の前文は、平和な世界を実現するうえで、人の心に働きかける営みとしての教育の重要性を訴えています。

こうした問題意識にもとづき、日本教育学会・国際交流委員会として緊急セミナーを開催することに致しました。このセミナーでは、これまで国連機関の教育担当官や国際協力機構(JICA)の専門家としてボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボ、アフガニスタンなどの紛争経験地域において教育協力事業に携わってこられた、上智大学教授の小松太郎先生にご登壇いただきます。小松先生は、紛争の影響を受けた国や社会における教育復興に関する豊富な実務経験を有すると共に、Comparative Education ReviewやComparative Educationといった比較教育学の国際的なトップ・ジャーナルに精力的に研究成果を 発表されるなど、教育と平和に関わる学術領域で国際的に活躍されています。

今回は緊急セミナーということもあり、オンラインによる対談形式で開催します。基本的に、主催者側から小松先生に質問を投げかけるという形で、紛争中・紛争後における教育のあり方や紛争防止としての教育の役割などについて議論していきます。また、可能な範囲とはなりますが、セミナーをご視聴の方々からも質問やコメントを提起していただければと思っています。

なお、本セミナーは、日本教育学会・国際交流委員会の主催、日本比較教育学会・国際交流委員会ならびに国際開発学会・グローバル連携委員会の共催によって、開催致します。

開催概要

  • 日時:022年3月24日(木曜)15:00~16:30
  • 形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)
  • 主催:日本教育学会・国際交流委員会
  • 共催:国際開発学会・グローバル連携委員会、日本比較教育学会・国際交流委員会

お申込み方法

事前申し込み制:3月23日(水曜)14時までに、下記のフォームにお申し込みいただいた方へZoomウェビナーの参加方法のメールをお送りいたします。
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プログラム:

  1. 主催者代表の挨拶:小玉重夫(日本教育学会会長/東京大学教授)
  2. 対談:小松太郎(上智大学教授)× 北村友人(東京大学教授)
  3. 質疑応答

講演者のプロフィール:

小松太郎(上智大学総合人間科学部教育学科・教授)

上智大学卒業、ロンドン大学LSE修士、ミネソタ大学博士。JICAパキスタン事務所、ユネスコ・パリ本部教育局、国連コソボミッション教育局、ユネスコ・サラエボ事務所、九州大学大学院准教授を経て、現職。研究分野は、開発途上国や紛争後社会の教育政策・教育行政と平和構築。

  • 専攻:国際教育開発学
  • 著作:『教育で平和をつくる-国際教育協力の仕事』(2006年)岩波ジュニア新書、『途上国世界の教育と開発-公正な世界を求めて』(編著、2016年)上智大学出版社

*対談者の北村は、国際開発学会・グローバル連携委員長、日本教育学会・国際交流委員長、日本比較教育学会・国際交流委員長を務めています。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・グローバル連携委員会

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



CICE-Emerald Publishing Webinarの録画公開

3月3日に開催されましたCICE-Emerald Publishing Webinarでは、予想を大幅に超える登録・参加をしていただき誠にありがとうございました。多数のご要望にお応えし、当日の録画データをYoutube上で視聴可能としております。ぜひご視聴ください。

CICE-Emerald Publishing Webinar

また、サイトオープン直後より、多くの投稿を頂いております。会員の皆様で、研究成果の国際的普及に関心がある方は、下記サイトにてAims & Scope、Editorialなどをご一読ください。ご投稿も下記サイトより受け付けております。皆様のご投稿をお待ちしています。

https://www.


本件にかんするお問い合わせ先

広島大学教育開発国際協力研究センター:CICE

  • cice [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



第2回・国際開発論文コンテスト

FY2022

募集要項

1.目的

国際開発及び国際協力に関心を持つ学生の人材育成という観点から、学部生の研究を奨励し、研究成果の顕彰を目的として、国際開発学会では本コンテストを実施する。

2.応募資格と対象

応募できるのは2022年3月の時点で国内外の大学(学部)に在籍していた者とする。対象となるのは、国際開発及び国際協力にかかわる諸問題に関して学部在籍期間に執筆した研究論文とし、単独研究・共同研究の別を問わない。ただし、共同研究の場合は在籍大学が異なっていても構わないが、執筆者全員が上記時点で学部生であることとする。

3.表彰

応募論文は厳正な審査を行ったうえで、国際開発学会として「最優秀論文賞」と「優秀論文賞」を選び表彰する。

4.公表

「最優秀論文賞」は全文を、「優秀論文賞」は要旨を、国際開発学会の学会誌、ニューズレター、ホームページなどを通して公表する。なお、公表にあたっては若干の修正を求めることがある。

5.論文

募集する論文は、明確な問題意識に基づいて開発や国際協力に関わる課題設定を行い、それをすでに行われてきた議論の中に位置づけたうえで、方法を明示した分析を行って合理的な結論を導いたもの。何らかオリジナリティがみられる、日本語または英語で書かれた研究論文とする。

6.留意点

国際開発学会には多様なディシプリンを背景とする学会員が集っており、個々のディシプリンにおける独自性や意義を示すだけにとどまらず、国際開発や国際協力に対する含意に踏み込んだ論述を意識して欲しい。

7.応募論文のフォーマット

(1)応募論文はMicrosoft WordのA4判で作成し、図表を含め1つのファイルにまとめること。この様式での応募が困難な場合は事務局に問い合わせること。
(2)日本語の論文は本文で20,000字程度(図表、注、参考文献込み)を限度とする。最優秀論文に選出された場合は全文を学会誌に掲載することになるので、論文の字数にはくれぐれも留意すること。
a)第1ページには、表題、執筆者名(和文と英文)、所属(和文と英文)、E-mail、その他の連絡先を明記すること。
b)第2ページには、英文表題、300語程度の英文要旨、英文キーワード3~5語を記すこと。
c)第3ページには、表題を明記し、1,200字程度の和文要旨を記すこと。執筆者名は書かないこと。
d)第4ページ以降が本文である。A4判の用紙に左右マージン30mmをとり、1段組み、10.5または11ポイントのフォントを使用して、1行40字、1ページ40行とする。各ページに番号をふる。
e)図表は本文とは分離し、1ページに1枚記すこと。
(3)英語の論文は本文で7,000語程度(図表、注、参考文献込み)を限度とする。
a)第1ページには、表題、執筆者名、所属、E-mail、その他の連絡先を明記すること。
b)第2ページには、表題を明記し、400語程度の要旨及びキーワードを3~5語記すこと。執筆者名は書かないこと。
c)第3ページ以降が本文である。A4判の用紙に左右マージン30mmをとり、11ポイントのフォントを使用して、1ページ40行のレイアウトとする(1ページ約600語)。各ページに番号をふる。
d)図表は本文とは分離し、1ページに1枚記すこと。
(4)執筆要綱は以下の『国際開発研究』執筆要綱に準拠する。

8.応募用紙・推薦書

「国際開発論文コンテスト」応募用紙・推薦書の項目を確認してチェックを入れたものに、執筆者全員の署名をすること。また、応募にあたっては国際開発学会会員の推薦を受ける必要があるため、同じ様式に推薦者の署名もしくは押印を得て応募論文とともに提出する。

応募用紙・推薦書は以下のリンクから入手して下さい。

9.応募締切

2022年3月24日(木曜)

10.応募方法

応募者は、「応募用紙・推薦書」と「応募論文」を募集期間内に以下の事務局までE-mailに添付して送ること。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・人材育成委員会事務局
法政大学国際文化学部 松本悟研究室気付

  • E-mail: smatsumoto [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



PCMオンライン研修「アフリカ・シエラレオネ編(母子保健)」3月12日開催(会員・一般)

国際協力と地域づくりの融合を推進している「グローカルな仲間たち」では、これまでPCM研修を国内事例やさまざまなモード(オンラインやハイブリッド)で実施してきました。

アフリカや南米で母子健康をテーマに活動をしている「母と子の医療を世界に届ける会」(代表 小平雄一医師)との協力で、シエラレオネの子供の健康問題をテーマに、PCM研修をオンラインで実施することになりました。

PCMを学びたいひとや、特にアフリカの村落医療の実情について知りたい人、オンラインでの参加型ツールであるMIROやMozilla Hubという新しいモードを体験したい方、特に学生の方、歓迎です。

開催概要

PCMオンライン研修「アフリカ・シエラレオネ編(母子保健)」

特徴:
1) 国際的に活用されている「PCM:プロジェクトサイクルマネジメント」を学ぶ実践的な研修です。
2) 国際協力だけでなく、国内の地方創生も融合させた新しいアプローチ。
3) PCMの強みである世界で通用する論理性(ロジック)や「みんなを巻き込む力=ファシリテーション」を体験。個人的なプロジェクトにも当てはめる実践力を磨きます。
4) PCMの研修を「完全なるウェビナー」(Web + Seminar)のスタイルで体験します。ウェブを通じたファシリテーションの実例に触れられます。PCMの研修ではまったく新しいの取り組みです。
5) アフリカ・シエラレオネの村落医療の実情について実践者から直接お話がきけます。リアルな体験を追体験。現場で活躍した医師や看護師との関係づくりができます。

  • 日時:  2022年3月12日(土曜)9:45- 17:30(+ 懇親会)
  • 場所: ウェブ上 ZOOM(パソコン画面内)を活用します。
  • 講師: 三好崇弘(グローカルな仲間たち主催)
  • ファシリテーター: 野垣貴子 & 石橋卓郎
  • 参加費: 一般参加 5,000円(一般)、学生参加 1,000円(フルタイムの学生)、IGPCコミュニティ会員*特別価格(2,000円、学生は500円)

本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち(三好崇弘)

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



募集案内:OECD事務局開発協力局(JPO)求人(会員・一般)

外務省では、若手人材を国際機関に派遣するJPO候補者を2022年3月7日まで募集中です。

今年はSDGs達成のための開発資金の分析やその統計方法論を扱うOECD開発協力局のFinancing for Sustainable Development Divisionのポストがございます。現在、SDGs目標からなる2030アジェンダの達成と更なる民間資金の呼び込みが求められるなか、途上国開発資金のトレンド分析やインサイトの発信、国際スタンダードの構築は重要性を増しており、重要なポストとなります。学会員の皆様、もしくは周辺にご関心のある方がいらっしゃいましたら、是非ご検討頂けますと幸いです。

募集要項

2点目URLの「OECD(経済協力開発機構)」をクリックすると、「6. Junior Policy Analyst/Economist – Junior Professional Officer, Development Cooperation Directorate – Financing for Sustainable Development Division – Policy and Strategy Unit」が当該ポストのジョブディスクリプションとなります。


本件にかんするお問い合わせ先

外務省・国際協力局
研究調査員 福岡杏里紗

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



オンライン「GSID30周年記念シンポジウム」2月10日開催(会員・一般)

この度、1991年に日本国内初の国際開発協力分野の専門大学院として創設された、名古屋大学大学院国際開発研究科(GSID)は30周年を迎えます。

これを記念して、記念国際シンポジウム「ポストコロナ時代の国際開発研究と教育:新たな機会と挑戦」(International Symposium on “Development Research and Teaching in the Post-COVID-19 Era: New Opportunities and Challenges”) を、以下のとおり開催いたします。

皆様のご参加をお待ちしております。

開催概要

  • 日時: 2022年2月10日(木曜)13:00-18:10
  • 開催方法: オンライン(Zoomウェビナー)
  • 言語: 英語

プログラム

13:00-13:10 歓迎のあいさつ
・松尾清一(名古屋大学総長)

13:10-14:10 基調講演1:“Development: Which Way Now?”
・ビシュワプリヤ サンヤル博士(マサチューセッツ工科大学都市研究・地域計画研究科教授)

14:10-14:45 来賓のあいさつ
・柳 孝(文部科学省文部科学審議官)
・岡田恵子(外務省国際協力局審議官)
・北岡伸一(国際協力機構(JICA)理事長)
・遠藤和重(国際連合地域開発センター(UNCRD)所長)

14:45-15:15 大学院国際開発研究科紹介 ビデオプレゼンテーション「大学院国際開発研究科30年の歩み」
・岡田亜弥(名古屋大学大学院国際開発研究科長・教授)

15:15-15:45 GSID修了生からのビデオメッセージ

15:45-16:00 休憩

16:00-17:00 基調講演2:“Post-pandemic Transformations: Re-casting Development in an Uncertain World”
・メリッサ リーチ博士(サセックス大学開発学研究所長)

17:00-18:00 パネルディスカッション:ポスト・コロナ時代の国際開発研究と教育:新たな機会と挑戦
〔パネリスト〕
・メリッサ リーチ博士(サセックス大学開発学研究所長)
・ンブリ チャールス ボリコ博士(国連食糧農業機関(FAO)駐マダガスカル・コモロ・モーリシャス・セーシェル連絡事務所長)
・リザル アファンディ ルクマン博士(インドネシア経済調整担当大臣上級顧問)
・ノルバート パラノビチ博士(駐日ハンガリー特命全権大使)
・伊東早苗博士(大学院国際開発研究科教授)
・岡田勇博士(大学院国際開発研究科准教授)

18:00-18:10 閉会の辞
・杉山直(名古屋大学副総長)

申込み方法

以下URLより申し込みをお願いいたします。


本件にかんするお問い合わせ先

名古屋大学大学院国際開発研究科

  • gsid30 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



開発コンサルティング企業・業界説明セミナー&座談会(1月25日土曜)(会員・一般)

「開発コンサルタント」は世界中の開発途上国で、 ODA(政府開発援助)や民間投資プロジェクトの最前線で、 技術力・専門性を活かしたコンサルティング業務を行っています。

このイベントでは、開発コンサルティング業界へ ご関心をお持ちの方々に、開発コンサルティング企業での仕事について理解を深めていただくためのセミナー及び座談会を 実施します。

実際に開発コンサルティング企業の方 (開発コンサルタントや人事担当者)と直接話ができる 貴重な機会となっていますので、開発援助の仕事に ご興味のある方は、是非この機会にご参加ください。 今回の対象は、開発コンサルティング業界に関心のある方(学生、若手)です。

開催概要

  • 日時:2022年1月25日(火曜)15:00-18:00ごろ(予定)
  • 方法:Zoomを利用したオンラインで開催します(Zoomで参加できるよう各自ご準備ください。テクニカルな質問には対応しかねますので、あらかじめご了承ください)
  • 対象:開発コンサルティング業界に関心のある方(学生、若手)
  • 参加費:無料
  • 言語:日本語(個別相談は英語も可の場合もありますが、就職にはビジネスレベル以上の日本語能力が必要な企業が多いため、詳しくは各社にお問い合わせください)

プログラム(予定)

15:00-16:00 セミナー
国際協力人材全般の補足説明、Q&A(JICA人事部)
参加企業の紹介(参加企業)

16:00頃~ 座談会
各社との座談会(参加企業)

  • 「セミナー」は入退場自由ですが、「座談会」に参加希望の方はできるだけセミナーに参加し、理解を深めた上でご参加ください。
  • 個別相談等希望される方は、各社担当者にご相談ください。
  • 国際協力人材の概要及び開発コンサルティング業界の概要については以下の動画(2021年開催の録画です)を事前にご覧の上、参加ください。

参加企業等

  • (株)アイ・シー・ネット
  • (株)アルメックVPI
  • (株)エックス都市研究所
  • NTCインターナショナル(株)
  • (株)オリエンタルコンサルタンツグローバル
  • (株)かいはつマネジメント・コンサルティング
  • (株)建設技研インターナショナル
  • (株)三祐コンサルタンツ
  • (株)日水コン
  • (株)日本テクノ
  • (株)パデコ
  • 八千代エンジニヤリング(株)
  • JICA PARTNER

詳細はこちらをご確認ください。

  • JICAPARTNERの座談会では国際協力人材全般の質問に対応します。
  • ECFAは開発コンサルティング業界全般の質問に対応します。

お申込み

参加には事前申し込みが必要です。以下のフォームよりお申込みください(締切:2022年1月25日正午)

お申込みいただいた方には、開催までに参加URLを送付します。

※定員を超えた場合はyoutube配信でご覧ください。 国際協力人材全般についてはJICA PARTNERの座談会で、 開発コンサルタントの業界全般についてはECFAの座談会で相談できます。 みなさまのご参加お待ちしています。


本件にかんするお問い合わせ先

(一社)海外コンサルタンツ協会
(担当:河野)

  • E-mail: kono [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



オンライントーク:国連職員とNGO職員が語る「地域研究」と国際協力(10月13日)

『地域研究へのアプローチ――グローバル・サウスから読み解く世界情勢』(2021年3月発行、ミネルヴァ書房)は、地域研究の教科書として作られました。この本の刊行記念イベントとして、本の魅力と地域研究という学問分野の面白さをお伝えするべく、毎月1回程度、オンライントークを開催しています。

第3回目の今回は、コラム「地域研究と私のキャリア」として、「開発援助に関わる実施者の視点」、「現場でグローバル・サウスの視点を取り入れる努力と葛藤」を執筆されたお二人が登壇します。

現在、WFP のローマ本部に勤務されている村上敏生氏は、修士課程で地域研究を専攻した後に、開発協力の実務に進まれました。その後南アフリカなどの国際協力支援などの業務を経由しながら、2021年1月よりJPO(Junior Professional Officer)として国連の仕事をされております。

一方で、ギタウ明香氏は、地域研究の分野で博士課程まで修了し、博士号を取得後に、出版社、講師などの仕事を経て、2013年にケニアに移住。国際NGOのピースウィンズ・ジャパンのナイロビ事務所の駐在員として、現在、難民支援の業務を含む、ケニアでの国際協力活動を行っておられます。

今回は、それぞれ国連とNGOの職員という立場で、海外で活動されているお二人から、地域研究と国際協力の関係について、インタビュー形式にてお話を伺います。

開催概要

  • 日時:2021 年 10月 13 日(水曜)19:00-20:30
  • 開催方法::オンライン(zoom)*お申し込み後に、接続先のURL等をご連絡いたします。
  • 参加費:無料

プログラム

  • 19:00-19:05 主催者からのご挨拶
  • 19:05-19:15 開発援助の現場について:コラムの執筆者二人の経験から
    森口 岳(東京農業大学他)
  • 19:15-20:00 国際協力のロジと現場:国連とNGOの二つの立場から
    村上 敏生(WFP世界食糧計画)/ギタウ 明香(ピースウインズ・ジャパン)
  • 20:00-20:30 コメント・質疑応答

お申込み方法

10/12 までに以下のフォームからお申込みください。


本件にかんするお問い合わせ先

主催『地域研究へのアプローチ』広報チーム

[at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




グローバルフェスタ「国際協力キャリアセミナー」開催(社会連携委員会)

「グローバルフェスタJAPAN」が10月9日(土曜)、10日(日曜)の2日間にわたり開催されます。「グローバルフェスタJAPAN」は国際協力活動、社会貢献活動、SDGsなどに取り組む官民のさまざまな団体が一堂に会する国内最大級の国際協力イベントです。

国際開発学会・社会連携委員会も下記の要領で「国際協力キャリア形成セミナー」を開催します。

開催概要

  • 日時:10月9日(土曜)13:15-14:00
  • 場所:オンライン(Zoom)*URLは「グローバルフェスタJAPAN」ウェブサイト内に表示されます。
  • 参加費・登録:いずれも無料
  • 登壇者:木全洋一郎(JICA)、西野桂子(関西学院大学)、小川啓一(神戸大学)、真鍋希代嗣(元マッキンゼー)

プログラム

  1. 13:15-13:16 国際開発学会会長挨拶(佐藤仁会長)
  2. 13:16-13:36 登壇者のキャリア紹介(1人:5分)
  3. 13:36-14:00 Q and A セッション

本件にかんするお問い合わせ先

社会連携委員会・川口純

kawaguchi[at] .jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

 




【参加募集】「リープフロッグの経済学:イノベーションは嫌われる!?!」学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト

社会連携委員会は、学会と社会、特に民間の方々との連携を促進することを目的に、「学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト」を運営しております。

第2回目のイベントについて以下のとおりご案内いたします。ぜひご関心のある非会員の方へもご案内ください。また、今後、本シリーズにご登壇頂ける会員の方も募集しております。

国際開発学会は、民間企業をはじめとする学会員以外の一般の方々向けにセミナーを開催します。途上国開発の研究から派生した、課題解決の方法など途上国開発以外の事業にも応用可能な知見を提供することを目的としたものです。

今回は立命館アジア太平洋大学の山形辰史教授をゲストスピーカーにお招きし、「リープフロッグの経済学:イノベーションは嫌われる!?!」をテーマにお話いただきます。

リープフロッグ(leapfrog)は、後発の企業が技術革新で先発企業を跳び越える現象として、最近メディアでも取り上げられています。後発のカエルが先発のカエルを跳び越える、というわけです。

例えば電気自動車については後発のテスラが大躍進しています。国と国との比較においても、仮想通貨や携帯電話間送金といった新技術は先進国よりも新興国(仮想通貨はコスタリカ、携帯電話間送金はケニア)で先に採用されるようです。かつてシュンペーターは「技術革新を主導するのは独占資本」と考えて、先発企業(や国)が技術革新のリーダーになると解釈していたのですが、その説は間違っていたのでしょうか?

最近の学説には「先発企業やそれらと結 びついた既得権益享受層は、技術革新を嫌うのが普通だ」という点に着目するものがあります。この学説によれば、先発企業は技術革新をためらっているうちに後発企業に跳び越されてしまうことになります。このセミナーでは、現代社会で誰が技術革新を担うのか、そして継続的な技術革新を推進するためにはどのような経済制度や経営体制であるべきなのかを考えます。

セミナーの前半でゲストスピーカーからお話頂き、後半で質疑応答および参加者の皆様とのディスカッションを予定しております。

参加資格は問いませんので、上記の内容にご関心のある方はぜひご参加ください。セミナー後にはオンラインでの懇親会を予定しておりますので、ぜひネットワーキングにご活用ください。


開催案内

  • ゲストスピーカー:山形辰史 氏(立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 教授)
    米国University of Rochesterより博士号(経済学)取得。日本貿易振興機構アジア経済研究所を経て現職。前・国際開発学会会長。著書に紀谷昌彦・山形辰史『私たちが国際協力する理由:人道と国益の向こう側』日本評論社、2019年;黒崎卓・山形辰史『開発経済学貧困削減へのアプローチ(増補改訂版)』日本評論社、2017年など。
  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  • 日時:2021年9月30日(木曜) 20:00-21:00 ※その後、参加任意の懇親会
  • 会場:Zoom (申込者にリンクをご案内します)
  • 参加費:無料

お申込み

以下のフォームからお申し込みください。
K5dskgLRC3Ldecyc6

お問い合わせ先

社会連携委員 真鍋希代嗣
[at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




EDU-Portニッポン主催セミナー「学校保健・公衆衛生教育」

文部科学省事業「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)」では、来る 9月15日に、トピックセミナー「学校保健・公衆衛生教育」を開催いたします。

世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大は、世界の教育分野に大きな影響を及ぼしました。EDU-Portニッポンでは、教育機関や民間企業・NPO等による海外展開の事例紹介、質疑を通じて、新たな海外展開の機会や日本型教育の強みについて考えるトピックセミナーを開催しています。

今回はコロナ禍で特に注目されるようになった「学校保健・公衆衛生教育」をテーマにオンラインセミナーを開催します。
教育分野の人にも、保健分野の人にも、意外と知られているようで知られていない本分野を3名の講師の方からそれぞれの視点でご講演いただきます。奮ってご参加ください。同分野に関連する企業や学術関係の方、NGO/NPO、学生の皆様、ご参加お待ちしています。

開催案内

日時

2021年9月15日(水曜)16時00分~17時15分(予定)

場所

オンライン ※Zoomを使用。当日使用するZoomのURLは、参加登録いただいた方に事前にお知らせいたします。

参加費

無料

内容

日本の学校保健の特徴と途上国への展開の可能性

-学校保健に関するJICA協力のこれまでとこれから-

(JICA人間開発部保健第二グループ 国際協力専門員(栄養・保健)野村 真利香氏)

●日本企業の学校保健分野の海外展開事例

-衛生環境改善への取組みやコロナ禍における新たな取り組み-

(株式会社LIXIL SATO事業部 小林 裕生氏)

●海外における学校保健・公衆衛生教育の課題・ニーズ

-これまでの低中所得国への学校保健普及と関連研究活動から-

(琉球大学大学院保健学研究科長 医学部保健学科長・教授 小林 潤 氏)

お申込み

参加希望の方は以下の申込フォームより必要事項をご登録ください。

https://survey.

参考

EDU-PortニッポンHP
.jp/

トピックセミナー(学校保健・公衆衛生教育)
.jp/topic-topic20210915/

過去のイベントはこちら
.jp/event/


本件にかんするお問い合わせ先

文部科学省・日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)事務局

株式会社コーエイリサーチ&コンサルティング(担当:鈴木、安藤、杉野、尾形、大庭)

  • 〒102-0083 東京都千代田区麹町4-2-7 麹町4丁目共同ビル9階
  • E-mail: ml-eduport [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • .jp/(英語版:.jp/en/)
  • Facebook 日本型教育の海外展開推進事業-EDU-Portニッポン-316505705576540/



第3回SRID懇談会「3D(Diplomacy, Development, and Defense)による国際協力の可能性」

今年度第3回目のSRID懇談会(Zoom開催・無料)には、JICAガバナンス・平和構築部平和構築副室長として、開発(Development)の現場で活躍されている山下望氏をお迎えします。

山下氏は、外務省(Diplomacy)と防衛省(Defense)に出向経験を持たれており、日本ではまだあまり馴染みの無い3Dについて、その実務経験者としての生の声をお聞きします。 政治経済学者のフランシス・フクヤマが冷戦の終結をもって「歴史が終焉した」と論じてから30年になりますが、世界は、複数の対テロ局地戦争を経験するものの、自由民主主義体制を中心とした秩序が続きました。

しかし、2017年、米政府が中国・ロシアを「戦略的競争者」と位置づけ、「国際社会は大国間競争に回帰している」との認識を示しており、再び「歴史」が動き始めたようです。この大国間競争下では、(コロナ禍も相まって)これまで日本が立脚してきた自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった価値観が挑戦を受けています。

そして、東シナ海、南シナ海、台湾海峡などの情勢は風雲急を告げており、日本の安全保障を取り巻く不確実性が高まっています。 日本の国益を実現するための国際協力の両輪は、非軍事のODAと、PKOや災害派遣等の自衛隊の海外展開能力と言われています。

しかし、世界に目を向けると、感染症対策を含む大規模災害対応、法執行等の法の支配の貫徹に向けた取組、テロ対策、サイバーセキュリティ対策、平和構築を含む国づくり支援などの国際協力の現場では、民生アクターと軍の役割分担の境界線がなくなってきています。つまり、3D(Diplomacy, Development, and Defense)の連携に向けた取組が進んできています。

本懇談会では、山下氏に、3Dそれぞれの実務に携わったことで見えてきた、外交と開発と防衛の一層の連携の可能性について、JICAでの現職を一旦離れた個人の立場で、考察頂きます。そして、大国間競争時代に日本の安全保障と国際協力を両立させる方策について、参加者と共に議論を進めていきます。

参加希望の方は下記URL申込書フォームにてお申し込みください。参加申込はSRID会員(有料会員)優先で受け付け、残る定員の枠内で先着順に非会員の申込を受け付けます。同一人からの複数回申込はお控え下さい。

  • 「申込書フォーム」

概要

  • 日時:2021年9月21日(火曜)19:00~21:00 (10分前より入室可能) 19:00-20:10: 登壇者によるプレゼン 20:10-21:00: 質疑応答
  • 会場:Zoom (参加者にはZoomのURLをメールします)
  • 定員:100名
  • 参加費:無料
  • テーマ:3D(Diplomacy, Development, and Defense)による国際協力の可能性
  • 講師:山下望 氏
  • 講師略歴:独立行政法人国際協力機構(JICA)ガバナンス・平和構築部平和構築室副室長。神戸大学国際文化学部卒、タフツ大学フレッチャー法律外交大学院修了。2001年にJICA入構。これまで緊急援助、防災、PPP、鉄道、海上保安に関する技術協力及び円借款業務を担当。また、2009年から国際連合日本政府代表部一等書記官(出向)、2017年から防衛省防衛政策局国際政策課能力構築支援室先任部員(出向)をそれぞれ3年間務め、2020年10月から現職。

お問い合わせ先

  • SRID代表幹事:小林文彦(fkobayashi167 [a] )※アットマーク部分を変更してご使用ください。

国際開発研究者協会(SRID: Society of Researchers for International Development)は、国際開発問題にたずさわり、あるいは研究において情熱を傾けている人が、相互の親睦をはかり、たがいに開発研究者として創造力あふれた活動をするために、励まし、協力し、啓発しあうことを目的として、1974年に設立された任意団体です。ホームページは です。

SRIDでは新規会員を募集しています。興味のある方は「入会のお誘い」を チェックしてください。

  • 「入会のお誘い」



【締切延長】2021年国際開発論文コンテスト(8/31)

1.目的

国際開発及び国際協力に関心を持つ学生の人材育成という観点から、学部生の研究を奨励し、研究成果の顕彰を目的として、国際開発学会では本コンテストを実施する。

2.応募資格と対象

応募できるのは 2021 年 3 月の時点で国内外の大学(学部)に在籍していた者とする。対象となるのは、国際開発及び国際協力にかかわる諸問題に関して学部在籍期間に執筆した研究論文とし、単独研究・共同研究の別を問わない。ただし、共同研究の場合は在籍大学が異なっていても構わないが、執筆者全員が上記時点で学部生であることとする。

3.表彰

応募論文は人材育成委員会の責任において審査を行ったうえで、国際開発学会として「最優秀論文賞」と「優秀論文賞」を選び表彰する。

4.公表

「最優秀論文賞」は全文を、「優秀論文賞」は要旨を、国際開発学会の学会誌、ニューズレター、ホームページなどを通して公表する。

5.論文

募集する論文は、明確な問題意識に基づいて開発や国際協力に関わる課題設定を行い、それをすでに行われてきた議論の中に位置づけたうえで、方法を明示した分析を行って合理的な結論を導いたもの。何らかオリジナリティがみられる、日本語または英語で書かれた研究とする。

6.応募論文のフォーマット

(1)応募論文は Microsoft Word の A4 判で作成し、図表を含め 1 つのファイルにまとめること。この様式での応募が困難な場合は事務局に問い合わせること。

(2)日本語の論文は本文で 20,000 字程度(図表、注、参考文献込み)を限度とする。
a)第 1 ページには、表題、執筆者名(和文と英文)、所属(和文と英文)、E-mail、その他の連絡先を明記すること。
b)第 2 ページには、英文表題、300 ワード程度の英文要旨、英文キーワード 3~5 語を記すこと。
c)第 3 ページには、表題を明記し、1,200 字程度の和文要旨を記すこと。執筆者名は書かないこと。
d)第 4 ページ以降が本文である。A4 判の用紙に左右マージン 30mm をとり、1 段組み、10.5 または 11 ポイントのフォントを使用して、1 行 40 字、1 ページ 40 行とする。各ページに番号をふる。
e)図表は本文とは分離し、1 ページに 1 枚記すこと。

(3)英語の論文は本文で 7,000 字程度(図表、注、参考文献込み)を限度とする。
a)第 1 ページには、表題、執筆者名、所属、E-mail、その他の連絡先を明記すること。
b)第 2 ページには、表題を明記し、400 ワード程度の要旨及びキーワードを 3~5 語記すこと。執筆者名は書かないこと。
d)第 3 ページ以降が本文である。A4 判の用紙に左右マージン 30mm をとり、11 ポイントのフォントを使用して、1 ページ 40 行のレイアウトとする(1 ページ約 600 ワード)。各ページに番号をふる。
e)図表は本文とは分離し、1 ページに 1 枚記すこと。

(4)執筆要綱は『国際開発研究』執筆要綱に準拠する。

7.応募用紙・推薦書

「国際開発論文コンテスト」応募用紙・推薦書の項目を確認してチェックを入れたものに、執筆者全員の署名をすること。また、応募にあたっては国際開発学会会員の推薦を受ける必要があるため、同じ様式に推薦者の署名もしくは押印を得て応募論文とともに提出する。

応募用紙・推薦書は以下のリンクから入手して下さい。
d/1cqY-Xrf_8EogP6CY2QgL8-EOLtcffYn2/view?usp=sharing

8.募集期間

2021 年 4 月 1 日~2021 年 8 月 31 日

9.応募方法

応募者は、「応募用紙・推薦書」と「応募論文」を募集期間内に以下の事務局まで E-mailに添付して送ること。


本件に関する連絡先

国際開発学会人材育成委員会事務局

法政大学国際文化学部 松本悟研究室気付

E-mail: smatsumoto[アットマーク]