参加者募集:ゼミナール第Ⅻ期「開発と社会学」6月18日締切(会員・一般)
下記の要領でゼミナール「開発と社会学」(第Ⅻ期)の参加者を募集します。ご関心のある方はご応募下さい。
ただし本ゼミナールは全11回完結のコースであり原則として全回出席が条件です。数回だけの参加は固くお断りします。
開催概要
ゼミナールの名称
ゼミナール「開発と社会学(第Ⅻ期)」
主宰者
佐藤寛(開発社会学舎)、佐藤仁(東京大学)
ゼミナールの目的
他者および自分自身の「よりよい生活」を目指して繰り広げられる『開発/開発援助』という社会現象を、この分野の古典を拠り所にしながら多角的に考えていきます。
今期は「開発学の根っこを掘り下げる」をメインテーマに佐藤仁さんとの共同企画となります。
どんなハーモニーが生まれるかお楽しみに。
開催日程
2024年7月~2025年1月の土曜日、2時から6時半まで。
全11回(原則として2週間に一回(例外あり)8月は夏休み)
- 第1回:7月6日(土曜)進化と発展
- 第2回:7月27日(土曜)「遅れた者たち」への眼差し
- 第3回:9月7日(土曜)脱国家のイマジネーション
- 第4回:9月21日(土曜)貧困と社会構造:貧しい人と貧しくない人の関係
- 第5回:10月5日(土曜)ジェンダーと近代
- 第6回:10月19日(土曜)近代化と欲望
- 第7回:11月2日(土曜)ロマンとしての開発:上からと下から
- 第8回:11月16日(土曜)資本主義と開発の恣意性
(開発学会の日程に応じ11月30日に変更可能性あり) - 第9回:12月7日(土曜)気候変動と危険の分配
- 第10回:12月21日(土曜)生き物としての開発プロジェクト
- 第11回:1月11日(土曜)フィールドワークと代弁
開催場所
東京大学東洋文化研究所会議室(本郷キャンパス)
募集定員
対面参加25名程度まで
応募資格
a)上記日程のうち、最低8回以上出席出来ること
b)以下のどれかに当てはまること
- 開発問題の「そもそも論」に関心のある人
- 援助実務を経験し開発問題を学問的な視点から掘り下げる必要性を感じている人
- 開発問題、開発援助問題を理解するための基礎的素養を深めたいと考えている人
(開発学会の会員であることは必要条件ではありませんが、応募多数の場合は開発学会会員を優先することがあります)
ゼミナールの運営方法
各回のテーマに応じて課題図書を指定します。これを事前に読み、各自がテーマについて考察してきた結果を報告し、全員で議論する演習形式を取ります。
課題図書のレジメは輪番制により全員が担当します。毎回全員が課題図書を読んでくることが前提で、単に話を聞きに来るだけのセミナーではありませんので、強い熱意のある方だけを募集します。
なお、課題図書は各自調達が原則ですが、入手しにくいものについては適宜PDFで共有する場合もあります。
課題図書を英文で読んでも構いませんが、レジメは日本語で作成していただきます。
応募方法
参加希望者は以下の1~7を明記のうえ、下記のグーグルフォームよりお申し込みください。
- 氏名
- 所属
- 年齢
- 連絡先(住所あるいは携帯電話番号)
- メールアドレス
- 志望動機(50字程度)
- 関心のあるテーマ
【申し込みフォームURL】
https://forms.gle/9xzjSd2nsUMBorFT8
応募締め切り
2024年6月18日(火曜)午後5時(必着)とします。
【参加合否】
応募者多数の場合は、志望動機等を勘案の上参加者を決定します。
合否については、6月21日(金曜)までに電子メールで応募者に通知します。
【参加費】
3000円(資料コピー代等に使います。最初の参加時に徴収します)
課題図書
第1回と第2回の課題図書は以下の通りです。3回目以降の課題図書は参加者決定後に通知します。
第1回 (7/6) 進化と発展
- ダーウィン『種の起源』※抜粋(上:第3章、4章)
- 今西錦司『進化とはなにか』
- クロポトキン『相互扶助論』
第2回(7/27)「遅れた者たち」への眼差し
- サイード『オリエンタリズム』
- レヴィ・ストロース『レヴィ・ストロース講義』
- 福澤諭吉『文明論之概略』(現代語訳、筑摩書房)※抜粋 第1章 まず、議論の基準を定めよ 第2章 なぜ西洋文明を目指すのか、第3章 文明の本質
- ※参考文献:渡辺京二『逝きし世の面影』
本件にかんするお問い合わせ先
佐藤寛(開発社会学舎)
ご質問等ありましたら下記メールアドレスまでお問い合わせください。
ただし、参加回数(8回以上)の制限についてのご相談はできません。
- satokan999 [at] gmail.com(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)