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研究部会

[RG26-1] 社会的連帯経済が切り拓く新たな未来

[RG26-1] 社会的連帯経済が切り拓く新たな未来

社会的連帯経済が切り拓く新たな未来

社会的連帯経済が切り拓く新たな未来

Transformative Possibilities of Social and Solidarity Economy

代表:斎藤 文彦(龍谷大学)

副代表:高須 直子(駒沢女子大学)

制御を失った今の資本主義による人類の幸福実現は曲がり角に来ている、との認識が広まりつつある。その中で、注目されている新しい経済が社会的連帯経済(Social and Solidarity Economy, SSE)である。従来の経済が大量生産による効率性を重視するのに対し、SSEは関係者の信頼や互酬性を基本とする。

ヨーロッパやラテンアメリカを中心に、近年のコロナ禍前から広がりつつあったSSEは感染爆発によって一層活発化し、コロナ後もその勢いは続いている。なぜなら、SSEは労働者の主体性回復や社会的正義を実現しうるからである。他方日本では、SSEは未だに少数の専門家によって議論されている域を出ない。

本研究部会は、2021年からの3年間の活動成果をふまえ、SSEが環境面のみならず広い意味での持続可能性やSDGsにいかに貢献しうるのかについて、理論・実践の両面から検討を行う。国内外のSSE事例の比較研究を通じて、SSEが既存の経済システムとどう異なるのかを理論的にも解明する。

国際開発学会におけるSSE研究の意義は決して小さくない。従来の経済成長による貧困削減が限界を露呈しつつあり、SSEは開発観の再構築に貢献しうる。さらに、地球規模の諸課題が深刻化しつつある今日、国際協力をSSEとして捉え直し、プラネタリーな公共性の実現にも寄与しうる。

そのため、研究会や学会大会での企画セッションを通じて、学会員との開かれた議論を推進する。最終成果を学会誌の特集号として編纂し、幅広く情報発信を行う。

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