[RG26-4] グローバルサウスとパブリックガバナンス
グローバルサウスとパブリックガバナンス
Global South and Public Governance Research Group
代表:加藤 敏恭(アイ・シー・ネット)
副代表:佐藤 敦郎(広島市立大学)
近年、グローバルサウスと称される開発途上国や新興国の国際的な影響力が高まりつつある。米国の政策転換で国際政治経済秩序の再編が急速に進む現在、我が国は、グローバルサウス諸国と密接に協力・連携し、ともに豊かで共生できる世界を築く必要がある。
グローバルサウス諸国との密接な協力と連携を推進するにはパブリックガバナンス、すなわち、これら諸国がどのような制度やプロセス、構造を通じて公共の意思決定を行ない実行しているかを深く理解する必要がある。その際に、市民、民間セクター、大学等とのネットワークをどのように活用し連携して住民ニーズに沿った公共サービスを提供するかが重要になる。しかしながら、グローバルサウス諸国は、国家形成の歴史的経緯や社会文化的要因などが複雑に絡み合い、欧米や日本のパブリックガバナンスと大きく異なることが多い。このため、国際開発学に加えて地域・国研究、行政学、財政学、経済学、政治学、社会学などの学際的な研究を通じて各国固有のパブリックガバナンスを深く理解し、日本のパブリックガバナンスの経験や強みを活かして、より実効性のある協力や連携を実現することが期待される。
以上の背景を踏まえ、本研究会の目的は、グローバルサウス諸国のパブリックガバナンスに係る学際的な研究の場を提供し、学術研究者、政府や国際機関の職員、国際開発実務者の協働を促進することとする。
本研究会で期待される成果は、①グローバルサウス諸国のパブリックガバナンスに関する研究論文や書籍の出版、②グローバルサウス諸国のパブリックガバナンス分野での協力と連携に向けた施策の提案、および施策実施への積極的関与、を想定している。
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