[RG21-3] ODAの歴史と未来
[RG21-3] ODAの歴史と未来(FY2021-2022)
ODA History x Future Study Group
主査:佐藤 仁(東京大学)
日本の政府開発援助(ODA)は生誕から60年以上が経過し、国際状況の劇的な変化に応じてその役割を大きく変えてきた。開発援助に関心をもつ私たちは日本のODAの歴史から何を学ぶべきなのか。また、その学びは未来のODAにどのように生かす可能性があるのか。この研究部会では、JICA緒方研究所で実施された「日本の開発協力史の再検討」の成果(東京大学出版会から全7巻で2020年秋から2021年度にかけて順次刊行予定)を一つの踏み台にしながら、ODAの未来の在り方について多様な角度から議論し、あわせて研究の方法や今後の課題についても探求していく。
- 実務家と研究者が相まみえて、60 年以上によるODA史の急所と、未来への教訓をざっくばらんに議論できる場を提供する。
- 議論が散漫にならないように、東京大学出版会のテキストをベースに、執筆者を講師として招き、議論を深める努力をする。
- 運営についてはコロナの状況を鑑みつつ、オンラインとオンサイトで研究会を開催し、できるだけ多様な世代、分野の会員の参加を求めていく。
- オンサイトの研究会については、関西と関東で交互に開催できるように工夫する。
- HPをつくり、できる範囲で議論の要点を公開する。
成果としては、本研究会のスピンオフとしての出版や新たな研究グループの立ち上げを期待している。
部会での議論は、随時、HP(https://www.oda-research.com/)にアップしておりますので、そちらをご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。ご関心ある方は、上記HPの「問い合わせ」の欄からご連絡ください。