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『若手による開発研究』研究部会(2023年11月)

活動報告

活動最終年度である本年度は、第33回全国大会におけるラウンドテーブル発表に加えて、1回のオンラインイベントと、4回のオンライン研究会を開催しました。

それに加えて、開発学会京滋支部が主催する大学院生向けの研究会にて若手部会のメンバー複数人が研究発表を行いました。  

全国大会でのラウンドテーブルでは、それぞれ異なる研究分野を持つ若手研究者が集まる本研究部会の特徴を生かし、個別事例とその一般化のバランスをどのようにとるかという問題意識を持って発表を行いました。

オンライン研究会では、昨年度から行ってきた学会発表セッションの内容についての議論などに加えて、メンバーの単著の出版経験をシェアする会も行いました。

さらに、昨年度に引き続き、研究部会メンバーだけでなく開発学会の会員全体に開かれた研究会も開催し、活動の幅を広げてきていました。  

研究部会の活動最終年度に初めて対面での活動ができたことで、若手メンバー同士の交流を促進するという研究会の目標もある程度達成することができました。

さらに、来年度以降も引き続き若手メンバーによる研究部会活動を行うために、来年度以降の若手メンバーを中心とした新規研究部会立ち上げのためのノウハウの伝達も行いました。

『若手による開発研究』研究部会
代表:宮川慎司(上智大学)




『若手による開発研究』研究部会(2023年2月)

活動3年目を迎えた本研究部会の、昨年度の活動内容と今年度の活動計画を報告させていただきます。

昨年度は、当研究部会のメンバーを中心に第32回全国大会にてラウンドテーブルを開催しました。これに加えて、会員全体に開かれたオンラインイベント1回と、研究部会メンバーによるオンライン研究会7回を開催しました。全国大会におけるラウンドテーブルの開催という目標を達成し、また定期的な研究会の開催も継続することができました。また本年度については、既に2022年12月の第33回全国大会にてラウンドテーブルを開催しております。

本研究部会の活動も3年目に入り、メンバーの中にも博士課程を終えた人も複数出てきました。今年度は、新たに修士課程や博士課程に入った会員を中心に、より多くのメンバーを巻き込んだ活動をしていくことを目標とします。そのために、開発学会全体に開かれたイベントの開催などを積極的に実施していきます。

『若手による開発研究』研究部会
代表:宮川慎司(上智大学)




2022年度・活動報告『若手による開発研究』研究部会(2022年11月)

活動2年目を迎えた、本研究部会の本年度の活動計画を報告させていただきます。  

昨年度は、当研究部会のメンバーを中心に第31回全国大会、第22回春季大会にてラウンドテーブルを開催しました。

これに加えて、8回のオンライン研究会を開催しました。  

活動初年度であった昨年度は、全国大会、春季大会におけるラウンドテーブルでの発表という目標を達成し、また原則月に一度研究会を開催するという本研究部会の活動の基本的体制が整えられました。

今年度はこうした活動を継続しつつも、対面での研究会の開催、若手部会メンバー以外にも開かれたオープンな形式での研究会の開催など、新たな取り組みにも挑戦していこうと考えております。

『若手による開発研究』研究部会
代表:宮川慎司(東京大学・院)




「2022 若手研究者報告会」3月26日開催(会員限定)

国際開発学会(JASID)東海支部では、以下のとおり「若手研究者報告会」を開催します。ご関心のある皆さまは、奮ってご参加ください。

開催概要

  • 日時:2022年3月26日(土曜) 13:00-16:00
  • 会場: 以下のZoomミーティングで開催されます。
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プログラム

以下のURLをご参照ください。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・東海支部
染矢将和(JASID東海、名古屋大学国際開発研究科)




活動報告『若手による開発研究』研究部会(2022年2月)

活動2年目を迎えた、本研究部会の本年度の活動計画を報告させていただきます。  

昨年度は、当研究部会のメンバーを中心に第31回全国大会、第22回春季大会にてラウンドテーブルを開催しました。

これに加えて、8回のオンライン研究会を開催しました。  

活動初年度であった昨年度は、全国大会、春季大会におけるラウンドテーブルでの発表という目標を達成し、また原則月に一度研究会を開催するという本研究部会の活動の基本的体制が整えられました。

今年度はこうした活動を継続しつつも、対面での研究会の開催、若手部会メンバー以外にも開かれたオープンな形式での研究会の開催など、新たな取り組みにも挑戦していこうと考えております。

『若手による開発研究』研究部会
代表:宮川慎司(東京大学・院)




活動報告『若手による開発研究』研究部会(2021年11月)

活動初年度である本年度は、おもに活動体制の整備に力を入れました。部会メンバーの若手会員は、それぞれが互いに面識がないばあいも多く、また、研究分野、研究手法、研究環境もそれぞれ異なっていました。

そのため、部会においてどのような活動を行なうことが適切かを探ることから始めました。

具体的な活動内容として、まず、本研究部会の目標どおり、春季大会と全国大会において研究部会メンバーでラウンドテーブルを開催しました。それに加えて、オンラインでの研究会を原則月に一度開く体制を整え、今年度は8回開催しました。

研究会では、大学院生活で考えるべきことや奨学金の獲得方法といった研究環境に関するトピックから、メンバーによる研究発表まで幅広いテーマを扱いました。さらに、ホームページ()を開設し、活動の広報や新規メンバーの募集を行ないました。  

以上のように、今年度は活動の方向性を模索し、活動体制の整備に注力しました。2年目からは、研究会メンバーだけでなく、広く開発学会会員も対象としたオープンな研究会や、対面での研究会を開催するなど、活動の範囲を広げていく予定です。

『若手による開発研究』研究部会
代表:宮川慎司(東京大学大学院・博士課程)




[RG21-5] 若手による開発研究

Development Studies by Youth

主査:宮川慎司(東京大学・院)

本研究部会は、開発にかかわる若手の研究活動とコミュニケーションの振興を目的とする。日本で開発の研究活動に関心をもつ若手は少なくないが、全国に散らばっているため、相互に交流を持つ機会がこれまで十分ではなく、互いの研究や活動に関する知見を共有することが難しい状況にある。

さらに、近年の開発に関する研究は、扱うトピックや用いる手法に関して多様化しつつあるため、若手が開発についての共通した知的基盤を持つことはますます難しくなっている。若手を中心とした研究部会を設立することで、若手同士のネットワークを構築し、互いの知見の共有を促進することは重要であると考えられる。

本研究部会は、国際開発学会の大会において研究部会参加メンバーによる企画セッションを開催することを主な活動内容とする。研究部会メンバーがある共通したテーマに関して発表を準備し、行なう過程で、メンバーのあいだで議論が活発に交わされる。その結果、これまでそれぞれの若手が分散して持っていた知見が共有され、開発という共通項で結ばれた若手のネットワークが構築される見込みである。

さらに、大会での企画セッションの開催だけでなくオンラインで月に一度研究会を開催し、なるべく多くの若手を巻き込んでいくことに向けた取り組みも行っている。大会での研究発表を通じて若手の持つ新鮮な視点を提示することは、研究部会メンバー以外の開発学会会員にも刺激を与える点で有益であると信じる。

本研究部会の活動については、以下のホームページに詳しい。

関連情報
研究部会ウェブサイト
ニューズレター:活動報告