社会連携委員会からのお知らせ(2023年11月)

2023年10月1日(日曜)にグローバルフェスタにて「国際開発キャリアセミナー」を開催しました。

本事業は今年で3年目になりますが、毎年、若手の方を対象に本学会の会員が自身のキャリアについて経験をお話し、その後、質疑応答を行う形式で実施しています。今年は佐藤仁会長、本委員会の委員でもある大橋正明会員、上智大学の荻巣崇世会員にご登壇頂きました。

質疑応答では「なぜ開発の世界に入ったのか」、「実務と研究の関係性について」、「ワークライフバランスの取り方」等について質問が出され、お3人に率直なところをお答え頂きました。

オンラインで時間も限られていましたので、1往復のやり取りだけになってしまいましたが、本来はもっとじっくりとお酒でも飲みながら聞きたい内容でした。今後のご参考にして頂けますと幸いです。本事業は3年件で11名の方にご登壇頂きました。改めて全ての登壇者、参加者の皆様に御礼申し上げます。

また、この3年間で本委員会主催のシンポやセミナーに多くの方にご参加頂き、充実した委員会活動をして頂きました。ご尽力頂きました委員を初め、関係各位にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。本当にどうも有難うございました。

 

社会連携委員会
委員長:川口純(筑波大学)




社会連携委員会「国際開発キャリアセミナー」10月1日開催(会員・一般)

社会連携委員会より「国際開発キャリアセミナー」のお報せです。
グローバルフェスタ2023のサブステージで本学会主催の企画を開催致します。

開催概要

  • 日時:2023年10月1日(日曜)15:00~15:45
  • 方法:オンライン
  • 申し込み:不要
  • 参加費:無料

登壇者

  1. 佐藤仁会長(東京大学)
  2. 大橋正明会員(社会連携委員、聖心女子大学)
  3. 荻巣崇世会員(上智大学)

参加方法

オンライン(URLはグローバルフェスタHPに掲載予定)
#stage-program

*何方でもお気軽にご参加頂けますので、是非、ゼミの学生さんなどに参加を勧奨下さいませ。冒頭、3名の登壇者からご自身の国際開発キャリアについてプライベートな部分も含めて面白いお話を頂き、その後、参加者の皆様から質問を頂き、質疑応答を実施致します。


本件にかんするお問い合わせ先

社会連携委員会
川口 純

  • kawaguchi [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



社会連携委員会からのお知らせ(2023年8月)

本委員会では、今年もグローバルフェスタJAPAN2023において、国際協力キャリアセミナーを開催する予定です。

日時は2023年9月30日(土曜)、もしくは10月1日(日曜)です。

オンラインにて国際協力の実務や研究に携わってきた方々からご自身のキャリアについてお話を伺い、質疑応答を実施します。

詳細は決定次第、追ってご連絡します。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

社会連携委員会
委員長:川口純(筑波大学)




社会連携委員会からのお知らせ(2022年11月)

活動報告

昨年度に引き続き、グローバルフェスタにて国際開発のキャリアセミナーを開催しました。10月2日(日曜)にオンラインで開催されました。佐藤仁会長の開会のお言葉に続いて、3名の会員に各自のご経験を基に若手中心の参加者にご助言を頂きました。

  • 弓削昭子会員(国連でのご経験)
  • 志賀裕朗会員(JICAでのご経験)
  • 黒田かをり会員(市民社会でのご経験)

発表の後にはフロアから多数の質問を頂き、盛会の内に終了しました。時間の関係で全ての質問にはお答え出来ませんでしたが、国際開発のキャリアを形成していく上で、「若い内にしておくべきことは何か?」、「一番、大事にしていることは?」といった若手ならではの質問から「仕事上、+αを出していくためには、何が必要なのか?」というような若手に限らない質問も出て闊達な応答が行われました。

社会連携委員会
委員長:川口純(筑波大学)




オンライン・社会連携委員会イベント「開発協力大綱改定」10月23日開催(会員・一般)

開発協力大綱の改定とその主要論点
―市民社会の主張とはどのようなものか?

今年5月の新聞報道につづき,9月には外務省から現在の開発協力大綱(2015年1月に閣議決定)の改定が発表された。今回の改定のために組織された有識者懇談会はすでに第1回目が9月16日,第2回目が9月30日に開催され,今後は11月中旬までに残り2回の会合が開催される予定である。また,公聴会や意見交換会も計画中であると言われている。

前回の改定議論はまさしくSDGsに関する議論の最中に行なわれたが,その後,今年はじめにUNDPから公表された「人新世の時代における人間の安全保障への新たな脅威:より大きな連帯を求めて」にも記されているように,デジタル技術や暴力的紛争,不平等,保健システム上の課題等,新たなチャレンジが注目されるようになっている。外務省の「開発協力大綱の改定について(改定の方向性)」では,新たな「情勢変化」として「普遍的価値に基づく国際秩序」や経済安全保障上の課題,開発協力に関する「官民の役割分担」の変化等も指摘されている。

こうした中にあって,日本の開発協力系NGOは今回の大綱改定についてどのような点に注目し,何を主張しているのか。開発協力は何を目指し,それをどのように達成すべきと考えているのか。本セッションでは,前回の改定時に有識者懇談会メンバーであった大橋さん,今回の有識者懇談会にそのNGO側メンバーとして参加している稲場さん,そのアドバイザリーグループをつとめる方々(の一部)を招き,その見解を学ぶ機会を設ける。

開催概要

  • 日時:2022年10月23日(日曜)13:00~15:20
  • 場所:完全オンライン(Zoom)
  • 対象:国際開発学会会員,国際協力系NGO職員・ボランティア,その他関心のある学部生・院生 等
  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  • 共催:国際協力NGOセンタ(申請中),関西NGO協議会,名古屋NGOセンター
  • 参加費:無料

スケジュール

13:00「開会の挨拶」
名古屋NGOセンター 政策提言委員会
委員 佐伯奈津子さん(名古屋学院大学)

趣旨・スケジュール説明
国際開発学会 社会連携委員会
委員 岡島克樹(大阪大谷大学)

13:10「開発協力大綱 前回改定時の主要論点とは何であったか」
国際開発学会 理事 大橋正明さん
(前回改定時の有識者懇談会委員)

13:30「開発協力大綱 今回改定時の主要論点とは何か」
NGO・外務省定期協議会 開発協力大綱改定NGO代表委員 稲場雅紀さん
(今回改定時の有識者懇談会委員)

<休憩10分>

14:10「各論1・非軍事原則について」(仮)
日本国際ボランティアセンター(JVC)代表 今井高樹さん

14:25「各論2・開発協力における人間の安全保障と人権の実現」(仮)
(公社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー部 部長 堀江由美子さん

14:40「各論3・現地NGO主導の開発・人道支援の実現に向けて」
開発・人道支援コンサルタント 塩畑真里子さん

14:55 フロアとの質疑応答

15:15 閉会の挨拶
(国際開発学会)

15:20 終了

お申込

Google Forms()にてお申込ください。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・社会連携委員会
岡島克樹(大阪大谷大学)

  • okajimk [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



参加募集:グローバルフェスタ2022『国際協力キャリア―セミナー』 10月2日開催(会員・一般)

このたび社会連携委員会は、グローバルフェスタJAPAN2022内で「国際開発キャリアセミナー」を開催します。若手の方向けですので、ご担当の学生さんなどに参加をご推奨頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

開催概要

  • 日時:2022年10月2日(日曜)10:30~11:30
  • 会場:オンライン(URLは当日、下記のH.P内で公表されます。)    
  • 申し込み:不要

プログラム

  • 開会挨拶:佐藤仁会長
  • 先輩の声を聞こう!
    1.弓削昭子会員(国連でのご経験)
    2.志賀裕朗会員(JICAでのご経験)
    3.黒田かをり会員(市民社会でのご経験)
  • 質疑応答

本件にかんす20221002

国際開発学会・社会連携委員会
担当:川口

  • kawaguchi [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



社会連携委員会からのお知らせ(2022年8月)

活動予定

 社会連携委員会では下記の3つの活動が現在、進行中です。

1.「学術研究者による一般の方へのナレッジ共有プロジェクト」

これまで会員、非会員を問わず、広く参加者を募り、計4回の連続セミナーを実施してきました。いずれもオンライン上ではございますが、100名程の参加者を得て活発な議論が展開されてきました。今後とも継続してオンラインでセミナーを不定期開催していく計画です。会員の中で話題提供者を希望する方は委員会までご連絡下さいませ。

2. グローバルフェスタへの参加、企画の実施

2022年10月1日(土曜)、2日(日曜)に開催されますグローバルフェスタに出展する計画です。昨年に引き続きオンライン上で「国際協力キャリア形成セミナー」を開催する予定です。若手会員、非会員を中心に参加者を広く募ります。会員の方々も所属院生等にどうぞ宜しくご周知下さいませ。

3. 書籍刊行の企画:SDGsを問い直す

大会開催時における委員会の特別セッション「SDGsの再考」での議論を基に書籍の刊行を計画しています。会員に限らず、一般の実務者にもご寄稿頂き、SDGsの取り組みを振り返り、今後の実践、議論に示唆を導出したいと計画しています。

社会連携委員会
委員長:川口純(筑波大学)




社会連携委員会からのお知らせ(2022年5月)

活動予定

社会連携委員会では、連続セミナー「学術研究者によるナレッジ共有プロジェクト」を下記の要領で開催します。

  • テーマ:「援助国としてのロシア ―知られざる現状―」
  • 場所:Zoom(お申込み頂いた方にリンクをお送りします)
  • 日時:2022年5⽉11⽇(⽔曜) 20:00〜21:00
  • 講演者:志賀 裕朗⽒(横浜国⽴⼤学国際社会科学研究院・教授)
  • お申込み:社会連携委員会・真鍋希代嗣あてにメールでお申込みください。
    メールアドレス: [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

社会連携委員会
委員長:川口純(筑波大学)




援助国としてのロシアー知られざる現状」学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト(会員・一般)

国際開発学会は、学会員の発表を通じて、民間企業をはじめとする非研究者の方々にとって有益な、各種トピックに関する最新の動向や課題解決に資するアイデアなどの知見を提供することを目的に、学術研究の成果にもとづくナレッジ共有セミナーをオンラインにて開催します。

今回は、横浜国立大学国際社会科学研究院の志賀裕朗氏をゲストスピーカーにお招きし、「援助国としてのロシアー知られざる現状」をテーマにお話しいただきます。

ロシアは、ウクライナに対する侵略戦争で世界中の非難を一身に浴びています。その行為の不当性・残虐性が最大限の言葉で非難されるべきことは論を俟ちませんが、今こそ、ロシアという「謎の中の謎」(チャーチル)を正確に理解する必要があると思われます。

このウェビナーでは、ロシアが、欧米や日本などの「西側先進国」とも、中国やインドなどの「南南協力ドナー」とも異なった特異な立ち位置で開発援助を実施していたことに焦点をあて、多面的なロシア理解のための材料を提供したいと考えています。

セミナーの前半でゲストスピーカーからお話頂き、後半で質疑応答および参加者の皆様とのディスカッションを予定しております。

参加資格は問いませんので、上記の内容にご関心のある方はぜひご参加ください。セミナー後にはオンラインでの懇親会を予定しておりますので、ぜひネットワーキングにご活用ください。

開催概要

ゲストスピーカー:志賀裕朗氏

横浜国立大学国際社会科学研究院教授。海外経済協力基金、財務省、国際協力銀行、国際協力機構緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)を経て現職。

  • 日時:2022年5月11日(水曜)20:00-21:00
    ※そのまま21:00-21:30にてオンラインで懇親会を行います(参加任意)
  • 会場:Zoom(申込者にリンクをご案内します)
  • 参加費:無料
  • お申込:K5dskgLRC3Ldecyc6
  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会 社会連携委員会
真鍋希代嗣

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



社会連携委員会からのお知らせ(2022年2月)

1.「学術研究者によるナレッジ共有プロジェクト」

第 3 回は、2021年11月4日(木曜)20:00~21:00 に、狩野剛先生を招き「開発途上国における教育継続への試行錯誤」をテーマに開催されました。

80名程の参加者があり、コロナ禍における教育継続だけでなく、ポストコロナの教育についても闊達な議論が展開されました。本企画は継続企画で、2022 年度も継続的に実施していく予定です。

2.「日本の地域ネットワーク団体による SDGs の取組」

2021年12月12日(日曜)13:00~15:00 に、日本の地域団体が取り組む SDGs 活動について事例報告を頂き、地域が実施する SDGs の意義と今後の課題について議論を深めました。

SDGsの地域での活動は市民・市民社会組織に紹介・解説するセッションの開催から、SDGsローカル・アジェンダの策定、SDGsグローバル指標のローカル化まで、多様な動きが含まれます。そのため、そのようなネットワーク団体の動きの多様性を整理するとともに、その動きに含まれる市民・市民社会組織のエンパワメントや行政・市民間関係の変革といった可能性について検討されました。

社会連携委員会
委員長:川口純(筑波大学)




社会連携委員会からのお知らせ(2021年11月)

今期、本委員会では下記の2点の活動を実施しました。

1.「学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト」

  • 第1回:8月26日(木曜)20:00~21:00 佐柳信男先生「アメとムチとモチベーション」
  • 第2回:9月30日(木曜)20:00~21:00 山形辰史先生「リープフロッグの経済学」
  • 第3回:11月4日(木曜)20:00~21:00 狩野剛先生「開発途上国における教育継続への試行錯誤」

本企画は公開事業として、会員のみならず、多くの非会員にも参加頂きました。各回、120~150名のお申込みを頂き、80~100名程の参加者がございました。講師の先生に基調講演を頂き、質疑応答を実施しました。どちらの回も非常に盛況の内に終了しましたので、今後も継続して開催する予定です。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしています。

2. グローバルフェスタへの参加、企画の実施

10月9日(土曜)にオンライン上で「国際協力キャリア形成セミナー」を開催しました。登壇者は国連機関、NGO、民間企業で勤務経験を豊富に有する4名の会員(木全洋一郎(JICA)、西野桂子(関西学院大学)、小川啓一(神戸大学)、真鍋希代嗣(元マッキンゼー))に依頼しました。

参加者は学生を中心に100名程でした。45分という短い時間の制約があり、質疑応答に十分に応えられなかったという課題は残しましたが、盛会となりました。また後日、学会に関する問い合わせや追加質問等も本委員会に寄せられました。


今後の活動計画は下記の通りです。

1.「日本の地域ネットワーク団体によるSDGsの取組」

日本の地域団体が取り組むSDGs活動について報告頂き、参加者で地域が実施するSDGsの意義と今後の課題について議論を深めます。

日時:12月12日(日曜)13:00~15:00 

  • 北海道:北海道メジャーグループ・プロジェクト
  • 東京都調布市:調布ローカル指標づくりプロジェクト「地域目線のSDGs」
  • 東京都狛江市:狛江市総合基本計画 富山県黒部市 黒部市地域福祉活動計画
  • 静岡県静岡市:静岡のローカル指標づくりプロジェクト「まぁるいしずおか」
  • 関西地区:KANSAI-SDGs市民アジェンダ
  • 富山県:ローカルSDGs課題をあぶり出し周知・共有するための冊子作成
  • 岡山県:令和時代の岡山宣言

2.学会大会時の企画

学会大会の際に、民間企業のブース展示を企画しています。詳細は今後のコロナの状況次第ですが、対面での懇親会の機会などを活用して、各企業(開発コンサルタントやNGO等)の活動紹介ブースなどを設ける予定です。会員のネットワーキングに寄与するとともに、学生会員の皆様を中心に若手のキャリア形成にも貢献出来ればと考えています。

社会連携委員会
委員長・川口純(筑波大学)




社会連携委員会「日本の地域におけるSDGs取組事例紹介」

国際開発学会・社会連携委員会では、以下のとおりイベントを開催します。参加を希望される方は下記のGoogle Formsよりお申し込みください。

地域ネットワーク団体等によるSDGsの取組――多様性と可能性を探る

  • 日時:12月12日(日曜)13:00-15:00
  • 場所:ハイブリッド開催(感染状況によってはZoomのみの開催となります)
    大阪大谷大学ハルカスキャンパス(12:20開場。定員40名)
    Zoom(URLは、12月10日(金曜)にメールでお伝えします。定員100名)
  • 参加費:無料
  • 対象者:学会員,大学生・大学院生,NGO/NPO職員・ボランティア,自治体職員 等
  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  • 共催:関西NGO協議会

趣旨

2015年9月、国連総会で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)。これについては、日本においても政府・自治体や企業、そして市民社会組織による多様な取組が行なわれている。今回のセッションでは、なかでも市民社会組織よって展開されるSDGsに関連する取組に焦点をあてる。具体的には、それらの取組にはSDGsを市民・市民社会組織に紹介・解説するセッションの開催から、SDGsローカル・アジェンダの策定、SDGsグローバル指標のローカル化まで多様な動きが含まれるため、そのようなネットワーク団体の動きの多様性を整理するとともに、その動きに含まれる、市民・市民社会組織のエンパワメントや行政・市民間関係の変革といった可能性を検討する。

スケジュール

12:30 開場
13:00 「開会・趣旨説明」岡島克樹(国際開発学会社会連携委員、大阪大谷大学)
13:15 「SDGsジャパン地域ユニットの取組とその成果」新田英理子(SDGsジャパン)
13:35 事例紹介① 小柴徳明さん(黒部市社会福祉協議会)
13:45 事例紹介② 横山泰治さん(サステナブルコミュニティ共創機構)
13:55 事例紹介③ 小泉雅弘さん(さっぽろ自由学校「遊」)
(10分休憩)
14:15 事例紹介④および登壇者間の応答 高須幸雄さん(国連事務総長特別顧問・「人間の安全保障」フォーラム)、峯陽一さん(同志社大学大学院、「人間の安全保障」フォーラム)
14:40 Q&A
14:55 「閉会挨拶」大橋正明(国際開発学会理事・社会連携委員、聖心女子大学)
15:00 終了

お申込み方法

以下のURL(Google Forms)にアクセスし、必要事項を書いて申し込んでください。
LnR3FChRm4bQHp3T9


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・社会連携委員会
岡島克樹
okajimk [at] osaka-(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




「EdTech vs COVID-19:開発途上国における教育継続への試行錯誤」学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト

国際開発学会は学会員の発表を通じて、民間企業をはじめとする非研究者の方々にとって有益な各種トピックに関する最新の動向や課題解決に資するアイデアなどの知見を提供することを目的に、学術研究の成果にもとづくナレッジ共有セミナーをオンラインにて開催します。今回は、狩野剛氏(一般社団法人 ICT for Development 代表理事・ミシガン大学研究助手)をゲストスピーカーにお招きし、「EdTech vs COVID-19:開発途上国における教育継続への試行錯誤」をテーマにお話しいただきます。

コロナ禍における教育継続については、日本ではGIGAスクール構想やZoomの活用など、教育 x テクノロジー(EdTech)を活用した対策を取ろうとしてきました。一方、開発途上国ではどのようにEdTechを活用してロックダウン期間中の教育を継続させてきたのでしょうか。日本をリープフロッグして革新的なアプローチが取られたのでしょうか?それとも既存のデジタル・デバイドの罠から抜けられずにもがいているのでしょうか?

今回のセミナーでは、ブータン・ネパール・ルワンダを題材に、教育とテクノロジーの関係や、EdTechのあるべきデザイン・アプローチなどについて議論したいと思っています。セミナーの前半でゲストスピーカーからお話頂き、後半で質疑応答および参加者の皆様とのディスカッションを予定しております。

参加資格は問いませんので、上記の内容にご関心のある方はぜひご参加ください。セミナー後にはオンラインでの懇親会を予定しておりますので、ぜひネットワーキングにご活用ください。

開催概要

ゲストスピーカー:狩野剛 氏

一般社団法人ICT for Development 代表理事。開発途上国のTech x Social Changeをテーマに実務・研究を行う。ミシガン大学研究助手。神戸情報大学院大学・宮崎大学 客員教授。元JICA職員。著書「バングラデシュIT人材がもたらす日本の地方創生」。

  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  • 日時:2021年11月4日(木曜)20:00-21:00 ※その後、懇親会をオンラインで開催します(参加任意)
  • 会場:zoom(申込者にリンクをご案内します)
  • 参加費:無料
  • お申込み方法:こちらのURLよりお申し込みください(K5dskgLRC3Ldecyc6)

本件にかんするお問い合わせ先

社会連携委員・真鍋希代嗣

[at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




グローバルフェスタ「国際協力キャリアセミナー」開催(社会連携委員会)

「グローバルフェスタJAPAN」が10月9日(土曜)、10日(日曜)の2日間にわたり開催されます。「グローバルフェスタJAPAN」は国際協力活動、社会貢献活動、SDGsなどに取り組む官民のさまざまな団体が一堂に会する国内最大級の国際協力イベントです。

国際開発学会・社会連携委員会も下記の要領で「国際協力キャリア形成セミナー」を開催します。

開催概要

  • 日時:10月9日(土曜)13:15-14:00
  • 場所:オンライン(Zoom)*URLは「グローバルフェスタJAPAN」ウェブサイト内に表示されます。
  • 参加費・登録:いずれも無料
  • 登壇者:木全洋一郎(JICA)、西野桂子(関西学院大学)、小川啓一(神戸大学)、真鍋希代嗣(元マッキンゼー)

プログラム

  1. 13:15-13:16 国際開発学会会長挨拶(佐藤仁会長)
  2. 13:16-13:36 登壇者のキャリア紹介(1人:5分)
  3. 13:36-14:00 Q and A セッション

本件にかんするお問い合わせ先

社会連携委員会・川口純

kawaguchi[at] .jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

 




【参加募集】「リープフロッグの経済学:イノベーションは嫌われる!?!」学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト

社会連携委員会は、学会と社会、特に民間の方々との連携を促進することを目的に、「学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト」を運営しております。

第2回目のイベントについて以下のとおりご案内いたします。ぜひご関心のある非会員の方へもご案内ください。また、今後、本シリーズにご登壇頂ける会員の方も募集しております。

国際開発学会は、民間企業をはじめとする学会員以外の一般の方々向けにセミナーを開催します。途上国開発の研究から派生した、課題解決の方法など途上国開発以外の事業にも応用可能な知見を提供することを目的としたものです。

今回は立命館アジア太平洋大学の山形辰史教授をゲストスピーカーにお招きし、「リープフロッグの経済学:イノベーションは嫌われる!?!」をテーマにお話いただきます。

リープフロッグ(leapfrog)は、後発の企業が技術革新で先発企業を跳び越える現象として、最近メディアでも取り上げられています。後発のカエルが先発のカエルを跳び越える、というわけです。

例えば電気自動車については後発のテスラが大躍進しています。国と国との比較においても、仮想通貨や携帯電話間送金といった新技術は先進国よりも新興国(仮想通貨はコスタリカ、携帯電話間送金はケニア)で先に採用されるようです。かつてシュンペーターは「技術革新を主導するのは独占資本」と考えて、先発企業(や国)が技術革新のリーダーになると解釈していたのですが、その説は間違っていたのでしょうか?

最近の学説には「先発企業やそれらと結 びついた既得権益享受層は、技術革新を嫌うのが普通だ」という点に着目するものがあります。この学説によれば、先発企業は技術革新をためらっているうちに後発企業に跳び越されてしまうことになります。このセミナーでは、現代社会で誰が技術革新を担うのか、そして継続的な技術革新を推進するためにはどのような経済制度や経営体制であるべきなのかを考えます。

セミナーの前半でゲストスピーカーからお話頂き、後半で質疑応答および参加者の皆様とのディスカッションを予定しております。

参加資格は問いませんので、上記の内容にご関心のある方はぜひご参加ください。セミナー後にはオンラインでの懇親会を予定しておりますので、ぜひネットワーキングにご活用ください。


開催案内

  • ゲストスピーカー:山形辰史 氏(立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 教授)
    米国University of Rochesterより博士号(経済学)取得。日本貿易振興機構アジア経済研究所を経て現職。前・国際開発学会会長。著書に紀谷昌彦・山形辰史『私たちが国際協力する理由:人道と国益の向こう側』日本評論社、2019年;黒崎卓・山形辰史『開発経済学貧困削減へのアプローチ(増補改訂版)』日本評論社、2017年など。
  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  • 日時:2021年9月30日(木曜) 20:00-21:00 ※その後、参加任意の懇親会
  • 会場:Zoom (申込者にリンクをご案内します)
  • 参加費:無料

お申込み

以下のフォームからお申し込みください。
K5dskgLRC3Ldecyc6

お問い合わせ先

社会連携委員 真鍋希代嗣
[at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




社会連携委員会からのお知らせ(2021年8月)

第22回春季大会において、本委員会主催の企画セッションを開催しました。詳細は大会報告に記載していますが、「SDGsを再考する」というテーマの下、闊達な議論が展開されました。本テーマは今後も継続して議論を深めていき、議論の成果は日本評論社から書籍として刊行する予定です。

また、今後「学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト」と題した、本委員会主宰の連続セミナーを開催していく計画です。本セミナーは、学会と民間企業との連携を強めるために企画しました。まず、学会員をゲストスピーカーとして招聘し、研究活動を紹介して頂きます。最新の国際開発の課題について民間の方々と一緒に議論していきます。多くの会員の皆様にご参加頂ければ幸いです。

社会連携委員長・川口純(筑波大学)




「アメとムチとモチベーション:国際開発研究から見えてきた最新知見」学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト

国際開発学会は、学会員の発表を通じて、民間企業をはじめとする非研究者の方々にとって有益な、各種トピックに関する最新の動向や課題解決に資するアイデアなどの知見を提供することを目的に、学術研究の成果にもとづくナレッジ共有セミナーをオンラインにて開催します。

今回は山梨英和大学人間文化学部の佐柳信男教授をゲストスピーカーにお招きし、「アメとムチとモチベーション:国際開発研究から見えてきた最新知見」をテーマにお話いただきます。

最近は、多くのモチベーションについての書籍や記事で「内発的動機づけ」や「アンダーマイニング効果」(ごほうびによって後の取り組みが減る現象)が紹介されるようになり、アメとムチの弊害が以前よりも広く知られるようになりました。しかし一方で、国際開発のプロジェクトの中にはインセンティブや罰金を使って成功を収めているケースも散見されます。この齟齬を、国際開発研究に取り組む心理学研究者であるゲストスピーカーとともに読み解き、日常生活への応用について考えます。

セミナーの前半でゲストスピーカーからお話し頂き、後半で質疑応答および参加者の皆様とのディスカッションを予定しております。

参加資格は問いませんので、上記の内容にご関心のある方はぜひご参加ください。セミナー後にはオンラインでの懇親会を予定しておりますので、ぜひネットワーキングにご活用ください。

ゲストスピーカー:佐柳 信男氏(山梨英和大学 人間文化学部 教授)

国際基督教大学教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。ラジオ番組制作会社勤務、フリーランスの翻訳者・通訳者などを経て、現職。

  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  •  日時:2021年8月26日(木曜日)20:00-21:00(※その後、懇親会。参加は任意)
  •  会場:zoom(申込者にリンクをご案内します)
  •  参加費:無料
  •  申込方法:こちらからお申し込みください()
  •  問い合わせ:社会連携委員 真鍋希代嗣/ (a) (*アットマーク部分を修正してご使用ください)



社会連携委員会

Social Affairs

開発関係機関、民間企業、NGO等との連携

  • 委員長:川口純(筑波大学)
  • 委員:大橋正明(恵泉女学園大学名誉教授)、岡島克樹(大阪大谷大学)、小川啓一(神戸大学)、佐藤寛(ジェトロ・アジア経済研究所)、道中真紀(株式会社日本評論社)
  • 幹事:黒田かをり(CSOネットワーク)、真鍋希代嗣(マッキンゼーアンドカンパニー)

関連情報

 

YouTube・社会連携委員会委員長インタビュー