オンラインセミナー「移民の子どもの母国語教育-国際規範から読み解く」10月29日開催(会員・一般)
移民の子どもの教育は、日本社会への統合のための日本語教育が重視され、母語および出身国の公用語など母国語を学ぶ権利は軽視されがちです。
「子どもの権利条約」は出身国の言語や文化を尊重する教育を受けることを、すべての子どもの権利と定め、締約国にその実施を求めていますが、日本では、政府や自治体がその機会を提供している例は稀です。
本セミナーでは、移民の子どもの母国語教育に言及した国際規範について学び、移民の送り出し国と受け入れ国政府の役割について考えます。
講演「子どもの権利条約など国際規範における母国語教育の保障」
平野裕二さん
1967年、福岡県生まれ。ARC(Action for the Rights of Children) 代表、子どもの人権連代表委員、子どもの権利条約ネットワーク運営委員、子どもの権利条約総合研究所運営委員など。国連・子どもの権利委員会の報告審査を長く傍聴し、子どもの権利をめぐる国際的な動向に詳しい。
- 日時:2022年10月29日(土曜)午後2時~午後5時
- 対象:上智大学学生・教職員、一般
- 言語:日本語・英語(同時通訳あり)
- 参加費:無料
- 申し込み:https://x.gd/GD1Oz
本件にかんするお問い合わせ先
上智大学アジア文化研究所
- E-mail: i-asianc [at] sophia.ac.jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
- 電話番号:03-3238-3697