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「環インド洋地域研究 第一回国際シンポジウム」1月21~23日開催(会員・一般)

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“Discovering the Indian Ocean World: “Gyres”, Indian Ocean and beyond”

環インド洋地域研究(INDOWS)プロジェクトは、人間文化研究機構「グローバル地域研究推進事業」のもとで展開される地域研究プロジェクトのひとつとして今年度より開始されました。

INDOWSプロジェクト第一回目の国際シンポジウムを、国立民族学博物館にて来年1月に開催いたします。

東南アジアからアフリカ地域に渡るまで、人類学、歴史学、建築学、物質文化研究などの多様な専門を交えたセッションを予定しております。同時通訳もあり、研究者以外の皆様にも広くご参加いただけます。対面もしくはオンラインにて、皆様のご参加をお待ちしております。

開催の詳細は、下記のページをご参照ください。
https://www.r.minpaku.ac.jp/indows/activities.html#20230121

開催概要

  • 日時:2023年 1月21日(土曜)・22日(日曜)・23日(月曜)
    1/21-22:国際シンポジウム、1/23:若手研究者による国際会議
  • 使用言語:英語(同時通訳あり)
  • 会場:国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2階) + Zoomオンライン

お申込み

– 2023年1月11日(水曜)締切
– お申込みいただいた方全員に、1月20日までにZoom URLをお送りいたします。
– 対面でのご参加は、先着40名までとさせていただきます。


本件にかんするお問い合わせ先

環インド洋地域研究 国立民族学博物館拠点

環インド洋地域研究プロジェクト(INDOWS)について

人間文化研究機構「グローバル地域研究プログラム」のもとで展開する地域研究プロジェクトのひとつです。

「グローバル地域研究プログラム」
政治、経済、社会、文化などあらゆる面でグローバル化が進む現代世界にあって、既存の地域枠組みにのみ注目してその基本的性格や構造を解明する研究は成り立たなくなっています。一方、新たな形でのナショナリズムの高揚や地域の固有性の再発見や再創造といった動きも活発化し、これがグローバル化のあり方にも大きな影響を与えています。また、このような動態の下で、コロニアル/ポストコロニアル時代とは異なる空間連関が生じ、従来とは異なる地域性も生じてきています。

このような状況を踏まえ、人間文化研究機構は、これまで主にポストコロニアルな世界認識の下で想像(創造)された地域それぞれの固有性を内在的・本質的に明らかにすることに注力していた地域研究を刷新し、グローバル秩序の構築と変容のメカニズムを、諸地域の比較と関連性という視点から明らかにする「グローバル地域研究プログラム」を実施することとなりました。このプログラムの下では、4つの拠点ネットワーク型地域研究プロジェクトが展開しており、「環インド洋地域研究プロジェクト」もそのひとつです。

「環インド洋地域研究プロジェクト」
本研究プロジェクトは、地理的なインド洋とこれに接する陸域に焦点を合わせ、そこを行き交うヒトやモノ、情報、カネ、文化、信仰の移動の拡がりが、この世界内外での様々な関係性の生成・発展・蓄積あるいは消滅に関わってきた動態を解明することをめざしています。これを通じ、環インド洋世界という新たな地域設定とその研究に資する分析手法を確立し、地域研究に新たな展望を開くことも大きな目的です。より具体的には、(1)移動の連関性と連続性、(2)文学と思想の混交性と創造性、(3)開発と環境、医療の持続性、(4)平和的共生の可能性の4つのテーマを設け、それぞれを担当する4つの拠点が研究を実施しています。

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